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光市束荷で空き家の活用企画

“地域おこし協力隊員”に川口さん

 光市の地域おこし協力隊員の第1号に2日、東京都瑞穂町出身の川口啓介さん(28)が委嘱された。川口さんは束荷コミュニティセンターに常駐して空き家の活用に向けた企画や実践活動に取り組む。任期1年の市の非常勤嘱託職員で、最長3年まで更新できる。

意欲を見せる川口さん

意欲を見せる川口さん

 地域おこし協力隊は総務省が2009年度から全国の自治体に提唱。東京など都市圏の出身者などに地方に移住して活性化に活躍してもらう制度で、隊員の給与は3年を限度に国が助成する。
 瑞穂町は東京都西部で、在日米軍横田基地があり、人口約3万3千人。川口さんは埼玉県飯能市の駿河台大学法学部を出て自動販売機保守会社の社員や心理カウンセラーを経て一般廃棄物収集運搬会社に勤めていたが、光市のユーチューブのプロモーションビデオにひかれて、地域おこし協力隊の応募を思い立ったという。
 応募は川口さん1人で、面接を経て正式に決まった。独身で、6月28日から束荷野尻の空き家だった木造平屋に住んでいる。空き家対策のほか束荷コミュニティ協議会の活動の情報発信、組織強化などに取り組む。
 川口さんは日本は数年前から人を必要としなくなる社会に向かっている気がして心配だった。このまま何十年も東京で暮らすより、人と自然を感じる暮らしをした方がいいと思った」と話し、市川市長から委任状を受けて決意を述べ、「光市は空気がきれい。楽しみも不安も大きいが、だめな時は地域の皆さんに助けを求めたい」と話ていた。
 市長は「空き家対策は市の大切な課題。早く地域になじんで元気いっぱいに活躍してください」と激励した。

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