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77日ぶり全面復旧

JR岩徳線 櫛ケ浜―周防高森間運転再開

 7月の西日本豪雨による災害で運行ができなくなっていたJR岩徳線が22日、77日ぶりに全面復旧した。最後まで不通が続いていた周南市の櫛ケ浜駅と岩国市の周防高森駅の間がこの日から運転を再開したもので、周南市の勝間駅では熊毛自治会連合会(住田宗士会長、147自治会)主催の全線運転再開歓迎イベントが開かれた。
 岩徳線は7月7日未明の雨で土砂が線路に流出したり、線路を支える盛り土が崩れて不通になり、バスによる代行輸送を続けてきた。
 当初は全線開通は10月中と見通していたが、工事が順調に進んでまず8月20日に岩国―周防高森駅間で再開し、残る区間がこの日に完工した。

列車を歓迎する園児や住民ら=勝間駅で

列車を歓迎する園児や住民ら=勝間駅で

 勝間駅では午後0時20分に着く徳山行き下り列車に合わせて歓迎イベントを開き、プラットホームは住民や近くの勝間保育園児16人など約200人でいっぱい。木村市長、小林雄二市議会議長や地元の尾崎隆則副議長も参加。JR西日本広島支社の北野真支社長も訪れた。
 列車がホームに入ると拍手が起こり、園児たちは「周南市」の旗を振って歓迎。発車時には「行ってらっしゃい!」と拍手で送り出した。
 勝間駅は1日平均の乗降客数が2013年以降、170人台で安定している。
 北野支社長は「長らくお待たせして申し訳なかった。復旧工事では路盤の強化など災害の再発防止策も徹底した。皆さんの足として活用してほしい」と話し、住田会長(69)も「通勤や通学、買い物など住民の足がこれでようやく回復した」とほっとした表情だった。
 岩徳線の運転再開で県内のJRは豪雨以降、全線が通常運行に戻った。

【きょうの紙面】
⑵笠戸島ハイツ来年春から2年休館
⑶㈱トクヤマ、創業者のひ孫が来訪
⑶machi-moriに奨励賞
⑸周南愛球会が全日本還暦軟式野球大会へ

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