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10人勤務でも人の気配ない?

周南市議会 一般質問・旧翔北中の現状説明

 周南市12月定例議会の7日開かれた一般質問で、福田文治議員(六合会)が中山間地域の活性化へ、市が長穂の旧翔北中を民間企業の周南クリエイティブセンターに貸している事業の実態などをただした。
 同センターには校舎を無償で貸したうえに2015年度から18年度まで市が年間、上限1千万円を補助しているが、条件の一つの地元の地域活動には参加していないことなどが明らかになった。
 同センターは16年8月に開業。貸し付け期間は26年3月までの10年間。貸付にあたって開業から3年以内に10人以上を雇用し、従業員か事業の関係者が5世帯以上、中山間地へ移住すること、中山間地域の地域づくりなどに貢献するという条件が付けられている。
 福田議員は従業員の出勤日数や滞在時間、地域への貢献、地元との関係などをただし、同センターを訪れた際、人の気配がなかったとも述べた。
 これに対して木村市長は同社が印刷物やホームページの作成、クリエイターの育成、アプリケーションシステムの開発などに携わり、勤務時間は午前9時から午後5時までで、3人が週5日、7人は週3日勤務していると説明。
 ただ、勤務形態は不規則で、営業活動などのため外出していることも多いと聞いており、勤務時間は出勤簿でチェックしているが、来年1月からはタイムレコーダーを導入すると述べた。
 当初の同センターの目標である漫画塾とデザインのコラボレーションによる全国発信はできているのかという問いには、同センター設立をきっかけに隣の大道理地区に漫画家を目指す若者6人が住むようになって大道理まんが村として活動、NHKがドキュメンタリー番組を制作するなど話題になったと説明した。
 地域への貢献も、まんが村の若者は大道理地区の行事にも積極的に参加していると述べた。一方で、同センターは貢献したい意識は持っているが、直接的な活動が見られず、課題となっているとした。
 このため、福田議員が地域とのつながりを作るため、補助金の一部を使って地元自治会に敷地内の草刈りなど環境整備を依頼することや、全国に発信できる周南漫画祭りの開催などで盛り上げることを提案した。

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