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「しゅうニャン市」沈没!

藤井氏が初当選
初の女性市長誕生
災害対策、職員逮捕響く

 任期満了に伴う周南市長選挙は21日の投票、即日開票され、新人で前県議の藤井律子氏(65)が現職で3選を目指した木村健一郎氏(66)を破り、初当選した。女性市長は同市では初めて。新人、現職の一騎打ちとあって最後まで激しい選挙戦が続いた。藤井氏は「しゅうニャン市」プロジェクトや、入札情報漏えい容疑による職員の逮捕、起訴された事件を批判し、木村氏は8年間の実績、事業の継続を訴えたが“逆風”を押し返せなかった。

当選確実となり万歳する藤井氏(右)

当選確実となり万歳する藤井氏(右)

 藤井氏の得票は3万3,395票、木村氏は2万3,803票で前回を約1万3千票下回った。投票率は48.51%で、49.78%を下回り、3回連続して50%に届かなかった。
 藤井候補は1月中旬になって県議選から市長選への鞍替えを決意。強固な後援会組織に支えられて各地区で集会を開き、支持者に決断までの経緯を説明した。対する木村氏も各地で市政報告会を開き、告示前から激しい戦いが始まっていた。
 保守分裂の選挙だったが、藤井氏は「自民党県連副会長」の役職を続けた。木村氏には自民党新南陽支部や、労組の連合も推薦した。公明党は自主投票だった。
 市議では14日の市議補選で無投票当選したばかりの無所属の新人も含めて保守系の9議員が藤井氏を支援して活発に動いた。木村陣営も18日の市文化会館大ホールで開いた決起大会では連合推薦議員を含め13議員が顔をそろえた。
 藤井陣営は16日に櫛浜小、17日に勝間小、19日に文化会館大ホールで決起大会を開き、大ホールでは陣営発表で1,700人が参加。公明党の女性県議からの激励の電報や、柳居俊学県議会議長から「必勝鉢巻」が届けられて盛り上がった。
 木村陣営も18日の決起大会に陣営発表で1,500人を集めた。16日にサンウイング熊毛、17日にコアプラザかの、19日に学び・交流プラザで個人演説会を開いた。
 木村氏の市長選は今回が4回目。前回までの3回はいずれも島津幸男氏との一騎打ちだった。しかし、今回は自民党のベテラン県議だった女性新人が相手。一騎打ちの構図が固まった2月から出遅れ気味で、活発な活動で一時は巻き返したが、告示後、藤井陣営が長年培ってきた選挙戦術も駆使した「死にもの狂い」の運動を展開して勝利をもぎとった。

【きょうの紙面】
(3)西京銀行が周防大島町に500万円追加寄付
(4)徳山動物園で徳山中央保育園がこいのぼり
(5)光市で“きものでぶらり in 室積”
(6)周南水墨画連盟展に多彩な表現、実演も

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