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[記者レポート]夏といえば…

泡のように消えゆくビアガーデン…
営業は健康パーク、松原屋、いっぷくの3店!!
平日営業は2店に激減

 夏といえばビアガーデン。心地よい風が吹く夜空の下で仲間や友人、家族と味わう冷たいビールとおいしい料理は、暑い夏の疲れをいやしてくれる風物詩だ。しかし周南地域ではビアガーデンが年々減り続けて今夏は3カ所だけに減り、平日も営業するのは2カ所だけになりそう。どうしてこんなに減ったのだろうか。(山上達也)

高度成長期はビアガーデンラッシュ

乾杯するホテル松原屋のビアガーデンのお客さん(昨年6月)

乾杯するホテル松原屋のビアガーデンのお客さん(昨年6月)

 周南地域で屋外でビールを楽しむビアガーデンが増え始めたのはビールが自由販売になった戦後から。周南市速玉町にあった「月世界」をはじめ、旧近鉄松下百貨店、旧徳山駅ビル、旧ホテル丸福(後のザ・グラマシー)、ホテル・サンルート徳山や、旧新南陽市の旧ホテル一福、下松市の旧ホテル幾久屋などビアガーデンが周南地域のあちこちに出現。
 味や価格などサービス合戦が激化し、高度経済成長期は予約を取るのが大変という人気のビアガーデンがいくつも存在したものだ。
 ところが最近は客足が遠のいたり、ホテルなど経営母体自体の閉鎖や廃業で少しずつ減り、本社の調査では今夏に周南地域で営業するビアガーデンは3店だけになった。

週末に営業集中で料理や飲み物充実

 今夏から金、土、日曜だけの営業に限定する下松市平田のくだまつ健康パーク(松本博明社長)は「平日は客足が少なく、営業を週末に集中させて料理や飲み物を充実させることにした」という。
 例年通り期間中は毎日営業する光市虹ケ浜のホテル松原屋(松原眞喜男社長)も悩みは同じ。光駅から徒歩5分という好立地が広域からの集客を可能にしており、回数券の販売の割引制度も続けて客層の拡大を図る。
 周南市平和通の居酒屋いっぷくは、店が入っているビルの7階で64席のビアガーデンを20日から始めた。2時間の焼き肉の食べ放題、飲み放題で、市街地の目抜き通りという好立地も集客の向上に反映されそうだ。
 最近は「家で飲む」という人が多くなったと言われるが、確かに「外飲み」のように金がかからずリラックスできるかもしれない。しかし、にぎやかな環境でおしゃべりを楽しみながら楽しく飲み食いすることは、自分自身を高めることにもつながらないか。ぜひともこの夏はビアガーデンなど「外飲み」に挑戦し、地域振興に貢献してはどうだろうか。

190529h

【きょうの紙面】
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