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下松市は22位に!

住みよさランキング
全国812市区「快適度」6位
光市181位、周南市486位

 全国の789市と東京都特別区23区の計812市区の都市力を比較する東洋経済新報社の今年度の「住みよさランキング」が17日に発表され、上位常連の下松市は昨年度より8ランクアップして22位になった。しかし中四国9県の92市では3位で、11年続いた「中四国1位」の座を明け渡した。国井市長は「中四国1位でなくなったのは残念だが、8ランクアップは率直に喜びたい。市民に住みよさを実感してもらえる市政を推進していく」と話している。(山上達也)

「中四国1位」11年ぶり明け渡す

 「住みよさランキング」は今回から集計の基準や方法が若干変わり、病床数や子ども医療費助成などの安心度▽小売販売額、大型店店舗面積などの利便度▽水道料金、都市公園面積、日照時間などの快適度▽財政力指数、持ち家世帯比率などの富裕度をもとに算出した偏差値で集計。
 1位は金沢市のベッドタウンの石川県白山市、2位は東京都文京区、3位はやはり金沢市に隣接した石川県野々市市。以下、4位福井市、5位鳥取県倉吉市、6位福井県敦賀市、7位富山県黒部市、8位石川県能美市、9位富山県魚津市、10位長野県駒ケ根市と続く。中四国の1位は倉吉市、2位は高知県四万十市。

安い水道料金が「快適度」押し上げる

 下松市は2011年度の13位が最高位で、14年度22位、15年度20位、16年度18位、17年度と18年度は30位だった。今年度は下松市の水道料金が全国の市区で2番目に安いことから「快適度」が6位になり、全体の順位を8ランク押し上げた。
 下松市の水道料金は一般家庭の1カ月平均が1,800円で、光市は2,710円、周南市は3,674円。下松市が供給する上水を東洋鋼鈑が大量購入していることや、配水の大半が流下式のためポンプアップの動力費が安いことが大きい。
 快適度の1位は宮城県東松島市で、2位の大阪市、3位の東京都昭島市、4位の北海道苫小牧市、5位の富山県黒部市と続く。
 光市の快適度は278位、周南市は451位。光市が全体の順位を大きく伸ばしたのは今回から気象庁集計の年間日照時間が「快適度」の集計基準に加わったことが大きい。光市の日照時間は17位の2,150時間で、下松市は46位2,100時間、周南市は173位2,008時間。
 財政健全度も下松市は100位で、光市、周南市を引き放した。とくに財政基盤は86位と健全性が際立つ。
 県内13市のうち100位以内は下松市と93位の山陽小野田市のみ。光市は昨年の458位から181位に大きく伸び、周南市は昨年度の414位から486位に後退した。

国井市長「住みよさ実感の市政推進」

 下松市は昨年1月まで22カ月連続で人口が増え続け、以後は増減の繰り返し。しかしマンション建設や宅地開発は依然として盛んで「建てれば売れる」という状態。アパートも同様で、子育て世帯の流入が続いている。
 国井市長は「全国的に安い水道料金など市の強みが集計基準に加わって順位が伸びた。住みよさを実感してもらえるよう行政サービスの充実に努めたい」と決意を話していた。


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