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あさって投票

終盤戦へ4候補熱い戦い
山口選挙区・投票率の行方に注目

 任期満了に伴う参院選は21日(日)が投開票日。有権者の関心を占う期日前投票は市によってばらつきがあり、投票率が前回の53.35%からどう動くか注目される。終盤戦の動きや情勢を追った。(届け出順=山上達也)

山口選挙区の各候補のポスター

 山口選挙区(改選数1)は報道各社とも自民党現職の林芳正候補(58)=公明推薦=が優勢で、国民民主党新人の大内一也候補(45)=立憲、共産、社民、新社会支持=、幸福実現党新人の河井美和子候補(56)、無所属新人の竹本秀之候補(63)が追う展開と分析している。
 年金、消費増税、働き方改革、憲法改正など参院選の多彩な争点があるものの論戦が盛り上がっているとは言えず、政策論争が低調なまま投票日を迎えそうだ。

林候補 北村比例候補と相乗効果期待

 林候補は合併前の市町単位の党支部がフル回転。選挙カーで主要企業を回って候補自身が短時間の街頭演説で「政治の安定こそ国や地域が発展する基本。引き続き国政で働かせてほしい」と強調。候補が県外の応援で不在中は裕子夫人が「候補者妻」のたすきをかけて遊説している。
 終盤は比例代表の党県連重点候補、現職の北村経夫候補との連携を重視し、相乗効果を狙っている。

竹本候補 政見放送やHPで政策浸透

 竹本候補は周南、下松、光市の市街地や大通り沿いなど一部の掲示板にポスターが張られるようになったが、郊外や山間部、島部はほとんど張られておらず、選挙カーもない。
 政見放送、選挙公報、ホームページで「米国からの自立」「財政出動による経済安定」などの主張がどこまで広がるか注目される。

河井候補 終盤の盛り上がりに期待

 河井候補は参院選だけで4回目の出馬。1回目の2013年4月の補選は1万96票▽同年7月の本選は2万2,986票▽16年7月は3万7,865票と選挙のたびに票を上積み。16年は周南市だけで4465票を得た。
 前回は周南市の福川会館だけだった個人演説会も、今回は同会館のほか山口市や山陽小野田市でも開いて勢いを見せた。陣営は「終盤戦を一気に盛り上げたい」と意気込んでいる。

大内候補 5野党共闘に不協和音なく

 大内候補は国民民主党公認候補と連合山口の推薦、野党5党の統一候補の立場を組み合わせて支持を拡大。12日に周南市のホテル・サンルート徳山で開いた個人演説会は約300人で埋まり、大内候補は「情勢は厳しいがあと8日でひっくり返す」と気勢を上げた。
 大内候補を支持する立憲民主党、日本共産党、社会民主党、新社会党もそれぞれの立場で支持を拡大し、不協和音は感じられない。

期日前投票者光市は前回より減少

 県選管がまとめた14日現在の期日前投票者数は、下松市2,884人(期日前投票率6.09%)▽光市2,314人(5.3%)▽周南市7,099人(5.84%)で、前回同日との比較では、下松市は160人増▽光市は159人減▽周南市は1,574人増とばらつきがある。
 21日は山間部などの一部を除いて午前7時から午後8時まで各投票所で投票を受け付ける。開票は周南市はキリンビバレッジ周南総合スポーツセンターで午後9時15分から▽下松市は市民体育館で9時20分から▽光市は市総合体育館で9時20分から開く。
 山口選挙区、比例代表とも深夜には大勢が判明しそうだが、山口選挙区は報道機関が出口調査に基づいて投票終了と同時に当選確実を出す可能性がある。

【きょうの紙面】
(2)周南市が徳山駅前再開発の説明会
(3)東ソーが周南市にペットボトルふた20万個
(4)光署が県内初の免許返納アドバイザー
(5)ふかみ酒店に小さなお客、園児が福川探検

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