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林氏余裕の圧勝にわく

参院選 山口選挙区・5期目に期待大きく
5野党共闘の大内氏ら及ばず

 任期満了に伴う参院選は21日に投開票され、山口選挙区(改選数1)は自民党現職の林芳正氏(58)=下関市貴船町=が盤石な保守地盤と公明党の組織票に支えられて5回目の当選を決めた。5野党共闘で臨んだ国民民主党新人の大内一也氏(45)=周南市新地町=▽国政選挙出馬7回目の幸福実現党新人、河井美和子氏(56)=周南市西松原=▽無所属の竹本秀之氏(63)=宇部市相生町=は及ばなかった。山口選挙区の投票率は前回の53.35%を6.03ポイント下回る47.32%。山口選挙区では初めて50%を割り込み、過去最低だった。

万歳で当選を喜ぶ林氏夫妻ら

 参院選は消費税増税や働き方改革、憲法改正、年金など争点は少なくなかったが、山口選挙区では林氏と他の3氏の陣営の選挙態勢の違いから序盤から林氏がリードし、終盤戦でも政策論争が盛り上がらなかった。
 林氏の当選確実をテレビ局などが報じたのは投票終了と同時の午後8時。山口市湯田温泉のホテルニュータナカに設けた林陣営の特設開票本部では林氏や自民、公明両党の国会議員や地方議員、陣営幹部らと万歳を繰り返した。周南地域からも市長や県議、市議、企業や団体の幹部ら幅広い顔ぶれがそろった。
 林氏は「政治の安定を一層図って、国民が豊かな暮らしを送るための政策をしっかり推進していく」と5期目の抱負を述べた。しかし得票は6年前の前回を8万860票下回った。
 大内氏は3年前の前回、3野党共闘の無所属の纐纈厚氏の得票より6万5,326票下回った。大差で敗れたとはいえ、最近の国政では自民党の議席独占が続く保守王国の山口県にも野党共闘が芽吹いた象徴と言えそうだ。
 幸福の河井氏は前回より1万3,734票の減。昨年の下松市議選で党公認候補が当選したように、今後も来年5月の周南市議選や秋の光市議選などの候補擁立で党勢拡大を図っていくと見られる。

 山口選挙区の当日有権者数は116万2,683人▽投票者数は55万186人。

【きょうの紙面】
(2)下松駅に念願のエレベーター実現
(3)24日から綿引さんのクリアグラフ展
(4)長田海水浴場オープン、売店、海の家も
(5)下松市カサブランカ1鉢コンクール表彰式

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