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銀南街 大雨で停電

一部住人自主避難
地下の受電設備水没

 22日午後3時前、周南市のJR徳山駅前の銀南街ビルが停電した。18日から降り続いた大雨で雨水が地下2階の駐車場に流入し、受電設備が水没したのが原因。1階は商店街「銀南街」の路面店でほぼ全店が臨時休業に追い込まれた。3~5階は住居部分で一部住人が自主避難を始めた。23日午後現在、停電は続き、本格復旧の見通しは立っていない。

水没した地下駐車場
路上でパンをワゴン売りする店員

 商店街振興組合の話では、雨水の流入は21日夕に始まった。流入経路は特定されていない。組合メンバーが吸水ポンプで吸い出したが、流入量が勝って水位が上がった。水位は最高で2メートルを超えたとみられる。地下駐車場には商店街と住居部分の受電設備があり、水に浸かって働かなくなり、停電を招いた。
 商店街は中国電力から一括受電して各店に配電する契約で、受電設備の機能不全によって全店が一斉に停電した。住居部分は各戸契約で22日午後7時に復旧したが、同電力は受電設備がショートする可能性があるとして4時間後に送電を止めた。
 商店街は約30店あり、23日はほぼ全店が休業した。シャッターが下ろされ、「停電のため臨時休業」と記した紙が貼られている。銀南街ビル地下1階で営業するスーパー銀南は生鮮食品、冷凍食品、乳製品が傷み、廃棄した。パンに限って路上でワゴン販売している。
 住居部分は約50世帯が入居している。エアコンが効かず、熱中症になる可能性があり、市は近くの中央地区市民センターを避難所として開放した。お年寄りを中心に一部住人が自主避難し、身を寄せている。
 地下駐車場は水の流入が続き、商店街の停電は復旧の見通しがついていない。住居部分は中国電力がバイパスで各戸に送電する応急工事を進め、23日中に送電が再開される見込みになっている。
 商店街振興組合は雨水の流入口をふさぎ、大型ポンプに切り替えて吸水力をアップさせて水位を下げる。
 組合の広谷嘉孝理事長(49)は「自然災害に等しい。住人の健康状態が心配されるほか、店の営業損害も膨らむだろう」と話している。
 下関地方気象台によると、周南地区の降り始めからの総雨量は23日正午現在221ミリで21日午後3時に1時間当たりの最大雨量31ミリを記録した。

【きょうの紙面】
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(5)周南市で子ども会チームの綱引き大会
(6)山口バレエアカデミーが第4回発表会

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