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過去最高の60艇に370人

タイム優勝は米川レディース、デザインは光東
第30回笠戸島マリンイカダレース

 下松市の夏を彩る風物詩、第30回くだまつ笠戸島マリンイカダレース大会(新周南新聞社など後援)が25日、笠戸島はなぐり海水浴場で開かれ、過去最高の60艇が出場し、会場は応援者を含めて約3千人でにぎわった。

一斉にスタートするイカダ

ござレース優勝「店でサービス」と上機嫌

 下松商工会議所青年部などの実行委員会(実行委員長・上村正剛同青年部会長)の主催。この日は朝から曇り空で快適。開会式では上村実行委員長、国井市長のあいさつに続いて兵庫ボルトの「ゼロ災丸」の小方海斗さん(18)が選手宣誓。
 続いて二つのアトラクションがあり、まず海に浮かぶペットボトルを旗に見立てた「ビーチフラッグ大会」では優勝は徳山海上保安部の西田光世さん(24)▽2位は宇部市の中国地方整備局宇部港湾・空港整備事務所の槙坪誉統さん(27)▽3位は徳山海保の小池良和さん(23)。
 海に浮かべた長さ20メートルのござの上を走る海上ござレースは、優勝は周南市の「縁結び食堂おかもと」の河内隆博さん(30)▽2位が同市、けんにい王国海軍の佐伯健太郎さん(38)▽3位が同市、日光の佐藤稔さん(27)。
 河内さんは「うちの食堂で“笠戸島イカダレースに参加しました”と言ってもらったら何かをサービスしたい」と上機嫌だった。

市内外の中国、フィリピンら外国人も

 イカダレースは30艇ずつ2回に分けて出走し、1回目は守田宗治県議、2回目は中村隆征市議会議長が号砲を鳴らした。
 イカダの中には手動のかき氷すり器で作ったかき氷をすれ違う艇に振る舞う光市の「チームみたらい湾」▽「祝令和/祝市制80周年/祝市長就任4年」の文字や国井市長の似顔絵を描いた大和ハウス工業周南支店の「チーム飲み会LOVE♡」などユニークなイカダが多く、下松商工会議所青年部と交流している島根県の江津商工会議所青年部の「やるしかない!江津YEGチーム」の9人は市内のホテルに前泊して調整する念の入れようだった。
 海上をまっすぐに疾走する艇がある一方、直後にイカダが割れるなどして棄権する艇もあった。下松中の女子生徒7人の「真夏の下中号」は下松警察署の7人の「チームふくまるくん」に接近を繰り返した末に“衝突”して、観客から「中学生が警察にぶつかった!」とユニークな掛け声が飛んでいた。
 一方、市内外の事業所で働く中国、フィリピン、ベトナム、カンボジアの人たちも出場して楽しんでいた。

「初出場で優勝」「捕鯨解禁を祝福」

 タイムの優勝はレディースチームのため5分のハンディが与えられて17分23秒になった下松市米川地区の女性6人の「米川ウルトラレディース」。伊藤紗葵(さき)主将(27)は「初出場で優勝できてうれしい」と笑顔。
 デザインの優勝は下松市東海岸通りの光東の「シャイニングイースターズ2号艇」で、大きなクジラのレプリカが目立った。東孝典主将(51)は「商業捕鯨の解禁を祝って作った。来年も話題性のあるイカダを考えたい」と話していた。

タイム優勝の「米川ウルトラレディース」チーム
デザイン優勝の「シャイニングイースターズ2号艇」
光東の「シャイニングイースターズ2号艇」メンバ
下松警察署の艇に接触する「真夏の下中号」(右)
手を振る江津商工会議所青年部チーム

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