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日韓はムクゲの美しさのように…

下松・ほしらんどで韓国国花満開
百済からの歴史的つながりも

 下松市大手町のほしらんどくだまつ(原田雄次館長)にある韓国の国花、ムクゲが満開になって、訪れる人の目を楽しませている。日韓関係は政府間の対立が激化して泥沼化しているが、市民から「さりげなく美しく咲くこの花のように、昔のような友好関係を取り戻してほしい」の声が上がっている。

大きく育つムクゲの木

 ムクゲはアオイ科フヨウ属の落葉樹。樹高は3~4メートルぐらいで、日本では庭や街路、公園などに広く植えられている。夏から秋にかけて白、紫、赤などの美しい花をつけることや、根が横に広がらないため狭い場所でも植えられることが特徴。
 韓国では国花に定められ、国章や大統領の紋章、韓国軍や韓国警察の階級章に意匠化され、国歌の歌詞にもなっている。韓国鉄道公社の在来線の急行列車はムクゲの韓国語読みの「ムグンファ号」と命名されている。
 ほしらんどのムクゲは同館が完成した2012年に北口近くに植えられたもの。今では高さ2.5メートルにまで成長して、枝ぶりのいい木に育っている。下松自体も朝鮮半島のとの縁が深く、下松の地名は百済と交易した港を意味する百済津(くだらつ)を語源とする説や、百済の王子がこの地にやってくるお告げとともに松に星が降って七日七晩輝いたことから「松に星が降った」ことを起源とする説があるほどだ。

満開のムクゲの花

 館内の市立図書館に毎週来るという市内の女性(54)は「きれいな花だと思っていたら韓国の国花と聞いてびっくりした。さりげなく可憐に咲くムクゲからは国同士の対立は全く感じない」と話し、原田館長も「市民や利用者の皆さんに楽しんでいただけるように大切に育てたい」と話している。(山上達也)

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