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カンボジアの小学生に文具

徳山 ロータリークラブ
元ロータリー奨学生も訪問

 周南市の徳山ロータリークラブ(RC=橋野成正会長、48人)は9月19日から23日まで橋野会長(48)ら会員10人がカンボジアを訪れ、小学校の児童620人に文房具を贈った。カンボジアは学校の施設や教員も足りず、訪れた小学校も午前と午後の2部制だが、子どもたちは礼儀正しく、文房具を受け取ると手を合わせて感謝する姿が会員に感銘を与えた。今回は国際ロータリーの元奨学生で現在はカンボジアで活動している石川祐実さんも一緒に訪問した。27日に橋野会長らが市役所を訪れて藤井市長に報告した。

市長へ報告する橋野会長(右)と河野委員長/文房具を渡す会員

 同クラブの東南アジアへの援助活動は今回で5年目。これまでタイやベトナムが対象でカンボジアは初めて。メンバーの河野正幸国際奉仕委員長(62)がカンボジアに不動産関係の合弁会社を設立している縁で、訪問が実現。首都のプノンペンから車で2時間ほどのコンポントム州スタエン・セーン郡のスタエン・セン小学校を訪れた。

受け取って笑顔を見せる児童(現地の写真は徳山RC提供)

 用意した文房具はノートやものさし、ペンなどで通学などにも使用できるバッグに入れ、子どもたち一人々々に会員から手渡した。費用は80万円で、同RCと周南西RCが年に4回開いているチャリティーゴルフコンペで集めた40万円と合弁会社の現地の相手企業のソナトラ・グループ社から40万円を出し合い、文房具は現地で購入した。
 20日に小学校の校庭で贈呈式が開かれたが、子どもたちは雨の中、会員の到着を待ち、会員がバッグを差し出すまでは並んで待ち、手にすると大喜びで早速、バッグを開く子もいた。
 橋野会長は日本に比べて施設面などで劣悪な環境の中で勉強する子どもたちに接し「にこにこしながら頑張っている姿から感銘を受けた。より豊かな、世の中のためになる人になってほしい」と話していた。

WHOカンボジアオフィスのメンバー(右から2人目が石川さん)
カンボジアを訪れた会員

父が熊毛地区出身

 石川さんは父が周南市熊毛地域出身だったことから同クラブの推薦で国際ロータリーグローバル補助金奨学生として英国の大学の修士課程に留学、現在は大阪大学大学院博士課程後期に在学しながらカンボジアの国際保健機構(WHO)の事務所で働いている。
 カンボジアでは保健省との共同事業に参加し、カンボジアの病院、ヘルスセンターが管理している情報を電子化、国全体で管理していく事業のデータ分析全般とこの計画の必要経費の見積もりなどの仕事をしている。市長も周南市ゆかりの女性の活躍を喜んでいた。

【きょうの紙面】
(2)周南市消防団が内閣総理大臣表彰
(3)愛隣幼児学園に日本ペイントが卓球台
(4)下松市が優れた技能などの5人に老匠位
(5)息子かたるうそ電話詐欺で700万円被害

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