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交流アリーナにエアコン

周南市学び・交流プラザ

徳山、新南陽商議所が要望

 周南市の学び・交流プラザの主にスポーツに利用されている交流アリーナにエアコン設備を設置して、夏や冬にも大規模な会議、懇親会などを開けるようにし、災害時の避難所としてもより有効に使用できるようにする提案が新南陽、徳山両商工会議所から要望の形で市に出された。費用についても企業版ふるさと納税の制度を利用して寄付することも可能としている。(延安弘行)

人気高い学び・交流プラザ

 学び・交流プラザは2015年4月にオープンして5年目。交流アリーナは広さ1,272.8平方メートルで、バドミントンなら8面、バスケット、バレーボール、テニスは2面とれる広さがあり、2階には観覧席がある。
 隣には316席で舞台もある多目的ホールがあり、スポーツのほか、11月3、4日の周南ふるさとふれあい物産展では交流アリーナに商店や団体のブースを並べ、多目的ホールは新南陽市民病院の糖尿病週間の行事や講演会に使われた。

交流アリーナ
交流アリーナが会場になった物産展



 17日に開かれた「いきかたフェスタ」でも多目的ホールで講演会があり、交流アリーナには介護・医療関係の団体のブースが並ぶなど、スポーツ以外の利用もある。
 年間の利用者は2016年度の場合で5万5,133人で稼働率は87.6%。ほとんどがスポーツのための利用で、多目的ホールの3万6,322人、稼働率61.6%に比べても高い。18年度はさらに高くなって94.9%。
 市の施設の18年度の稼働率は熊毛体育センターが95.8%、新南陽体育センターが89%、総合スポーツセンターが63%とスポーツ施設は高いが、学び・交流プラザはこれらに続く58.8%で、人気施設といえそうだ。一方、新南陽ふれあいセンターは30.3%にとどまっている。

「費用含め、市から提案を」

 商工会議所の要望はスポーツ以外の行事や避難所としての利用時に使用できる大型エアコンの設置を求めるもの。今回は両商工会議所の合同の要望として10月に市に提案された。
 これまでも新南陽商議所単独で要望が出されていたが、予算の確保やもともとエアコン設置を考えていない構造上の問題から設置する考えはないという回答だった。
 市によると多目的施設ではあるが主にスポーツで利用する施設として造られ、暑いときには天井のファンを回して周囲の冷房スペースの空気を引き込んで熱がこもらないようにはなっている。しかも大型エアコンの設置となると設備的に可能なのか、どんな方法があるのかから検討しなければならないという。
 商議所側はいくらかかるか、費用などを市から提案してもらえれば話し合うとしている。新南陽地区ではほかに新南陽ふれあいセンターにエアコン設備が整備されている多目的ホールがあり、両商議所の新年互例会の会場などになっている。しかし、市全体から見ると西に偏った場所にあり、新しい学び・交流プラザを利用しやすくすることを求めている。
 本当に必要な設備は何なのか、エアコンだけでなく各施設の役割分担なども含め、官民が知恵を出し合うことでよりよい方策が見えてきそうだ。

【きょうの紙面】
(2)周南市がシティネットワーク推進部
(3)卓球レッスン場「KAZUKEN」開設
(4)下松市福祉健康まつりでウオーキング
(5)「台湾と山口のつながり」でシンポジウム

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