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医療、介護、最期どう迎えるか

“いきかた”フェスタに350人

 どこでどういう最期を迎えたいか、元気なうちに「人生会議」で介護、医療の在り方を考えようと呼びかける「自分らしい“いきかた”フェスタ」が17日、周南市学び・交流プラザで開かれた。多目的ホールで僧侶、看護師の玉置妙憂さんの講演があり、メインアリーナには介護、医療団体の体験ブースが並び、350人が健康や生き方について楽しく学び、「わたしの“いきかた”ノート」も配られた。

あいさつする小野委員長

「もしもの時へ準備必要」

 市と「あ・うんネット周南自分らしい“いきかた”フェスタ実行委員会」(小野薫委員長)の主催。講演に先立って大神のおのクリニック院長でもある小野委員長が人生の最期にどのような医療、介護を受けたいのか、専門職と一緒に考える「人生会議」を広めるためにこのフェスタを開いたと説明した。
 あらかじめ医療、介護の在り方を決めておく大切さを訴えるビデオ「もしものとき。“いきかた”ノートを書いていた場合、書いていなかった場合」も上映した。
 玉置さんは「元気なうちから自分らしさを考える~逝き方は生き方」と題し、医学の進歩で延命などについて選択できるようになったが、倒れたあと家族に判断をゆだねることから「意思表示は息子や娘の後悔を少なくできる」と説明、生命観は多様であり、心の面でも「いつか死ぬことを考えて準備をしておこう」と呼びかけた。
 体験ブースは医療介護などの専門職が選んだ本を紹介する「“いきかた”の本棚」▽「もしもの時、大切にしたいもの」をカードゲーム形式で見つける「もしバナゲーム」▽介護用ベッド、車いすなど福祉用具の展示▽薬剤師のお薬の相談、リハビリテーションや介護保険制度など17のブースが並び、スタンプラリーもあって参加者は次々に回って「勉強になった」と笑顔を見せていた。

にぎわうメインアリーナ
講演する玉置さん

出前講座で「“いきかた”ノート」

 参加者に配られた「わたしの“いきかた”ノート」はどんな人生だったかを振り返り、家族、財産、医療・介護や葬儀など、もしもの時の要望・希望を記載できる冊子。
 あ・うんネット周南在宅医療連携会議(小野座長)が作成し、A4判で20ページ。人生の最終段階にありたい姿・大切にしたいことのチェック▽生まれてから現在までの思い出、住んだ場所や職歴▽今の自分の趣味や好きな音楽、宝物・コレクション、これからやりたいこと、健康状態を記入できる。
 「もしもの時は」のページでは、病気の告知、延命治療、終末医療、介護の場所や費用、判断能力が低下した時にどうしてほしいか、葬儀、墓、遺言について、家族や親族へのメッセージ、資産内容を書くこともできる。
 今後は地域福祉課が窓口になっている出前講座に参加、ビデオ「もしものとき。…」を視聴した人に配る。問い合わせは同課(0834-22-8462)へ。

【きょうの紙面】
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(4)ひかりふるさとまつりに2万1千人
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