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“買い物難民”救う移動販売車

下松・駅南へマックスバリュ

 スーパー閉店で発生した“買い物難民”を救おう―下松市の駅南地区などの西地区自治会連合会(田中豊会長)の要請で、山田のマックスバリュ西日本の山田店(柴田弘司店長)の移動販売が2日から毎週月曜に新川児童遊園(通称・タコ公園)で始まった。この日は近くの高齢者約20人が買い物に訪れた。

品ぞろえが豊富な車内
にぎわう移動販売車


 周辺では5月末に栄町の「スーパーマルエス栄町店」が閉店し、消費税増税を前に9月末には豊井の「豊井ストアおだ」も閉店。一方で市内に林立する大型店は末武や花岡に集中し、駅南や豊井からは遠い。市内の個人経営のスーパーは旗岡の「スーパーマルエス旗岡店」だけになった。
 同公園での移動販売は高齢者の「身近なスーパーがほしい」の声に押された田中会長の要望に、マックスバリュ山田店が応えたもの。同店は軽トラック型2台、2トントラック型1台の移動販売車を持ち、下松、周南、光市や山口市徳地地域、岩国市周東町の計約200カ所で移動販売をしている。
 この日も軽トラックには野菜、果物、魚、肉、牛乳、卵、菓子、日用雑貨、弁当などが並び、店頭と同じ価格で販売。支払いは現金やイオンカード、WAONカードでできる。
 買い物に来た人たちは、おしゃべりを楽しみながら品定めをして明るい雰囲気。同店移動販売担当の泉尾玲子さんは「移動車にない品物も、店頭にある商品なら予約をいただいて次回にはお持ちできる。マイ・スーパーの感覚で利用してほしい」と話し、田中会長も「遠くまで高い交通費を払って買い物に行くのは高齢者に酷。少しでも便利な買い物の方法を提案していきたい」と話していた。 (山上達也)

【きょうの紙面】
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(3)“もちつきぞうさん”が白鳩学園訪問
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(5)周南緑地公園西緑地に小中生が樹木名板

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