ヘッドラインニュース

「優和」校訓に4月開校へ学生募集

下松デンタルアカデミー専門学校

県東部唯一の歯科衛生士養成機関に

テープカットをする左から栗原教授、原野会長、国井市長、三宅理事長

 広島県海田町の学校法人三宅学園(三宅雄次郎理事長)が下松市東柳1-6-2に建設していた歯科衛生士養成の「下松デンタルアカデミー専門学校」の校舎が完成し、28日に完工式が開かれた。4月6日(月)に開校式・入学式を開き、1学年40人の3年制で第一歩を踏み出す。
 三宅学園は広島市南区で広島デンタルアカデミー専門学校を経営しており、下松で2校目。校舎はハローワーク下松(下松公共職業安定所)の南側でJR山陽本線に面した908.45平方メートルに建設した。
 鉄骨2階建て、延べ1076.98平方メートルで、教育施設研究所が設計し、りんかい日産建設が施工した。
 歯科衛生士を養成する県内の専門学校は山口市に1校しかなく、県東部に歯科衛生士の養成機関の新設が求められていた。
 完工式には約70人が出席。三宅理事長や校長に就任予定の栗原英見広島大学大学院教授、国井市長、下松歯科医師会の原野有正会長が玄関前でテープカットをして始まった。
 バドミントンコートも兼ねた2階ホールで開いた式典で三宅理事長は「下松の地を選んでよかった。広島にない素晴らしい教育環境をこの学校で実現したい」とあいさつ。国井市長や原野会長が祝辞を述べ、原野会長は同校の下松進出を伝える2018年2月2日の日刊新周南の記事を示しながら「私たち歯科医師会も学校運営に全面的に協力していく」と開校を歓迎した。
 続いて栗原教授が学校の概要を説明。学校の校訓を広島校と同じ「優和」と定め「口腔だけでなく、全身の健康増進を提案する拠点にしたい」と方向性を出し、下松歯科医師会にも「研修の場として開放したい」と連携を深める考えを示した。

日刊新周南を示して祝辞を述べる原野会長
実習室を見学する関係者

 同校によると、この日現在の入学予定者数は定員40人のほぼ半分の19人。すでに3回の入試がすんでおり、第4回を2月22日(土)、第5回を3月22日(日)に開いて定員充足を目指す。
 式典に続いて一般向けの内覧会が開かれ、高校生や保護者らが訪れて、実際の歯科診療所で使うものと同じ機材がそろった実習室など設備の整った校内を見学していた。入学の問い合わせは同校開設準備室(082-264-7000)へ。

【きょうの紙面】
(2)周南市がコロナウイルス対策で庁内会議
(3)下松市の山下工業所の第1西工場完成
(4)横領で日立笠戸協組の元女性職員逮捕
(5)久保小児童が「亥の子つき」体験


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周南市中心市街地活性化計画に同意

中活協が市に意見書

意見書を渡す宮本会頭(右)

 周南市が3月の内閣総理大臣による認定を目指している第2期市中心市街地活性化基本計画の案に対し、計画推進に関わる法定協議会の市中心市街地活性化協議会(会長・宮本治郎德山商工会議所会頭)は28日、市に意見書を提出した。意見書は徳山駅前再開発に対する市の支援、公共空間の利活用について同協議会と連携しながら推進すること、新たに目途が付いた事業の計画への反映の3点を求めている。
 同計画は今年4月から2025年3月まで5年間の計画で、対象地域はフェリーターミナルなど駅南から徳山駅、市役所、徳山動物園、市文化会館などを含めた149ヘクタール。
 目指す都市像に「街の資源を活かした、誰もが主役になれるまち 公園都市(パークタウン)周南」を掲げ、計画案では徳山駅前再開発を含め93の事業が並んでいる。
 同協議会は商議所、民間団体、行政などで構成。意見書はこの日、宮本会長が市役所を訪れて藤井市長に手渡した。「賑わいを波及させ、さらなる民間投資を喚起するための公民共通のロードマップとなるもので、その内容についておおむね同意する」としている。
 宮本会長は「官民一体で盛り上げていきたい。この街は前向きでいろいろやっていこうという人が多い」、市長も「一緒に手をつないで、この街が持つ力を集めて盛り上げ、高めていきたい」と話していた。
 計画の認定後は同協議会の専門部会の「駅と街の連絡会議」やTM(タウンマネージメント)会議で話し合いながら計画の実現を目指す。
 市長はこの日の定例記者会見でも計画について「この街のポテンシャルは高い。集客力などをしっかり生かしながら進めたい。そのためにリーダーシップをとっていきたい」と話した。旧周南市民館の大ホールに代わる中心市街地への中ホール建設にも「場所、建設費、面積など研究段階だが、煮詰まってくれば計画に入れたい」と意欲を見せていた。

【きょうの紙面】
(2)役員改選の徳山商議所、宮本会頭は続投
(3)2月1日、周南きさらぎ文化祭開幕
(4)2月3日、各地で節分行事
(5)2月11日、日本ハンドリーグ周南大会


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「パワフルばあばは元いじめられっ子」

隅 波満子さんが逆転人生を本に

著書を持つ隅さん

 周南市大島の隅波満子 (すみ・はまこ) さん(82)が、背が高いことからいじめられた中学時代から、長身を生かして社交ダンスなどを楽しむようになったこの歳まで、前向きに生きてきた人生をつづった「パワフルばあばは元いじめられっ子」を同市八代の出版社、㈱ロゼッタストーン(弘中百合子代表)から出版した。子どもたちに読んでほしいと出版し、27日、市内の小中学校に1冊ずつ贈った。
 隅さんは錦町(現岩国市錦町)の出身。著書では身長が166センチあったことから、中学時代は「電信棒」と言われるなどいじめを受けた体験を語っている。中学を卒業して親が決めた相手とすぐに結婚。錦町から徳山に出て夫はトラックの運転、自身はクリーニング店に勤めながら3人の娘を育てた。現在は大島で3女の家族と暮らしている。
 50歳ごろから社交ダンスを始めて背が高いことから男役を務めた。70歳で櫛浜の八千代座歌舞伎に役者として参加した。シルバー人材センターの旅行の余興ではどじょうすくい、総会のアトラクションではバナナのたたき売りを演じるようになった。
 人前に立つようになったことについて「中学時代のあのいじめからの逆転人生だったのかもしれない」とつづっている。50年連れ添った夫の死、畑仕事、猫をはじめ飼っていた動物との思い出、娘や孫のことも書いている。
 贈呈式で中馬好行教育長に手渡した。いじめから子どもが自殺するニュースも執筆のきっかけで「この本を読んで子どもたちがいじめに耐えることができれば」と話していた。
 A5判、104ページ。定価は千円(税別)。ロゼッタストーン(0833-57-5254)で販売している。同社は1昨年、東京から八代に移転してきて自費出版は今回が初めて。県内のすべての小中学校への寄贈を目指すキャンペーンも始めていて100冊分の印刷費が集まりしだい、増刷していくことにしている。

【きょうの紙面】
(2)31日・周南市こども議会、小学生が一般質問
(3)マックスバリュでオリジナル巻き寿司
(4)パラリンピック柔道女子の広瀬選手徳大へ
(5)下松べんけい号年賀状コンクール作品展


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徳山駅前 真・竹取物語

(株)トクヤマ


竹のゲートや竹鳥居大明神
2月14日(金)~24日(月)

竹をカットする野球部員

 (株)トクヤマ(横田浩社長)が周南市の徳山駅前図書館で2月14日(金)から24日(月)まで「徳山駅前 真・竹取物語」を開く。草月流いけばな展や竹のゲートの設置など竹を題材とした、竹の資源としての機能性や多様な用途を「見て、聴いて、体験できる」多彩なイベントを企画している。25日はゲートに使う竹を徳山商工高野球部の部員の協力で用意した。

徳山商工野球部が協力

 竹のゲートは徳山駅前北口広場に設置し、デザインはシゲナガ・デザイン・ケンチクの繁永政志さんと橋本季和子建築照明設計事務所。広場の水盤中央の通路の両側に竹を積み上げて壁を作ってイルミネーションを取り付ける。
 壁は高さ2メートルで長さは8メートルと6メートル。夜市地区で切り出した竹400本をこの日、徳山商工高に運んで37人の野球部員の手で、のこぎりで長さ1メートルほどにカットして2千本のピースを製作した。
 作業は繁永さんと同社経営企画本部経営企画グループの岩井正生主席、中村孝士担当主席らが指導。のこぎりを使う機会がほとんどない部員もいたが、助け合って次々に竹をカット。2年の村川天音主将は「僕たちが切ったものが駅で使われ、いい気分です」と話していた。

使った竹は発電の燃料に

 この日は南北自由通路に作る竹の鳥居などの「駅前竹鳥居大明神」の材料の準備もした。この鳥居は徳山高専5年で昨年、木製の組み立て式の茶室を作った川根翔太さんの設計でこの日も川根さんの指導で作業した。
 このほか、尺八などの演奏会、子ども化学実験教室、竹スウィーツなどの販売、竹のスピーカーづくり体験、竹の折り紙教室などを予定。トクヤマの新しいキャラクター「たぬ助」のキャラクターも披露される。
 同社は徳山製造所の火力発電所の電力を市役所や同図書館に供給している。脱炭素社会の実現へ、この発電所で、繁茂しすぎて問題になることもある竹を燃料として使用する燃焼実験をこのイベントで使用した竹を使って3月上旬から始めることを計画している。
 真・竹取物語は1日(土)から29日(土)まで実行委員会の主催で同図書館で開かれる「第2回周南きさらぎ文化祭」の事業の一つ。持続可能な開発目標「SDGs」に沿った、「ヒトと暮らしと自然を化学する」ことをテーマにしたイベントとして開かれる。

【きょうの紙面】
(2)周南市で住民と市が野犬対策キャンペーン
(3)周南市消防本部が救急の現場再現の訓練
(4)光市国際交流のつどいでスカイプ中継
(5)障害者支援施設、ひかり苑で成人式


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1千万部超える大ベストセラー

「サハラの歳月」を翻訳・出版
翻訳家・妹尾加代さん

妹尾さんと翻訳を手がけた「サハラの歳月」

 周南市の翻訳家、妹尾加代さん(78)が昨年12月20日に、自身が翻訳した台湾の作家三毛(サンマウ)の著作「サハラの歳月」(石風社、496ページ、本体2,300円)を出版した。
 高知県で生まれ育ち、大学は京都外大へ進学。そこで選択した第2外国語の中国語に興味を持ち、台湾の台湾省立師範大学(現在の国立台湾師範大学)に1年間留学した。留学中に知り合った台湾人や東南アジアの華僑とは帰国後も連絡を取り合い、結婚後も独学で中国語の勉強を続けた。
 40年前に夫の転勤で周南市に来て、現在は通訳と翻訳をしながら、シビック交流センターで週3回の中国語講座を開いている。
 台湾の知人から30年前、「面白い本がある」と送ってもらったのが、三毛の「サハラ物語」だった。三毛がスペイン留学を経てスペイン領だった西サハラへ移住したときの日々の生活を記録したもので、異文化の砂漠で生活する人たちや土地の風土・文化への温かいまなざしに感動した。
 多くの日本人に読んでもらいたいとの思いで、三毛本人に連絡をとり、翻訳の承諾を願い出て1991年に出版した。三毛も喜んで出版を待っていたが、出版の2カ月前に48歳で亡くなった。
 今回の「サハラの歳月」は、以前の「サハラ物語」に、サハラの生活でのかなしい側面を描いた「泣いているラクダ」やその他の短編を追加したもので、翻訳に約3年を要した。
 三毛の作品の魅力について妹尾さんは「人間に対する深い愛と広い視野」とし「読んでくれた人が、地球上にはいろんな人がさまざまな生き方をしていることに目を向けて、世界に対する視野を広げてくれたらうれしい」と語った。
 三毛の作品は、台湾湾と中国で1千万部を超えるベストセラーで、イギリスやアメリカでも英語版が出ている。今後はスペイン語、イタリア語版も出る予定だ。
 秋月在住。趣味は旅行と読書で好きな作家は石牟礼道子。
 中国語講座は学習経験のある中級者向け。問い合わせは妹尾さん(0834-29-0553)へ。
 周南地区では周南市周陽の宮脇書店徳山店などで販売している。

【きょうの紙面】
(2)文化財防火デーにちなんで防火訓練
(3)フジ桜馬場店オープンに500人の列
(4)熊毛北高ライフデザイン科が課題研究発表会
(5)光L.C.が浅江小で薬物乱用防止教室


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周南市の小中新入生

[金曜記者レポート]

久米や市中心部で増加

周南団地は減少、周陽小わずか22人

 周南市の小中学校では今春の新入生の入学で児童数が区画整理を終えた久米地区や市中心部などで増加する一方、住民の高齢化が進む周南団地などでは減少することがわかった。
 同市全体では今春の児童数は6,933人で昨年5月に比べて118人減る。中学生は3,487人で34人減と微減。新入生は小学校が1,058人、中学校が1,128人。
 27の小学校のうち増加するのは市中心部の徳山、岐山小と大規模な区画整理が進んだ久米地区の久米小、新南陽地区の富田西、和田小、市西部の菊川、湯野小、北部の沼城小、小規模校の鼓南小の9校で、遠石小が前年と同数。このうち久米小は26人増えて550人、富田西小は18人増えて574人になる。
 一方、周南団地の周陽小は185人で18人減。新入生はわずか22人にとどまる。桜木小は337人で16人減、秋月小は320人で28人減。今宿小も市中心部にあるが365人で29人減、富田東小は529人で23人減になる見込み。

 小規模校では須磨小は新1年生がいないため、児童数は10人で4人減、鼓南小は11人で1人増、八代小は9人で2人減。昨年5月時点では児童数が一桁の小学校はなかったが、新年度は八代小が一桁になる。
 14校ある中学では増加は5校。太華中は348人で4人増、岐陽中は645人で19人増、菊川中は216人で17人増、須々万中は110人で3人増、熊毛中は376人で4人増。住吉中は202人で前年と同数と見込まれている。
 周南団地の周陽中は367人で13人減、秋月中は185人で2人減。和田中は10人で8人減、鹿野中も44人で6人減。この2校が生徒数2桁になる。桜田、富田、福川中も減少。鼓南中は9人で、昨年より1人減って1桁になる。

【きょうの紙面】
(2)野党共闘の5党が下松市で合同街頭演説
(3)下松商議所が募集した小学生環境作文表彰
(4)下松市で地元食材の「まるごと下松」給食

(5) 大城の温泉くみ上げ管が破断

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ソフト中心、4月スタートへ

中心市街地活性化計画説明会

説明する重岡部長ら

 周南市は第2期市中心市街地活性化基本計画の市民向けの説明会を21日、市役所で開いた。計画は民間の徳山駅前地区再開発以外は既存の施設の活用やイベント開催などソフト事業が中心。3月中の内閣総理大臣による認証、4月からのスタートを目指している。
 同計画の1期計画は2013年度から17年度までの5年間で、徳山駅前図書館の建設、駅前広場の整備などハード事業に取り組んだ。
 2期計画は2020年度から24年度までの5年間の計画。区画面積は1期計画は徳山駅周辺を中心に102ヘクタールだったが、2期計画は北側を徳山動物園、市文化会館にまで広げ149ヘクタールにする。
 目指す都市像に「まちの資源を活かした、誰もが主役になれるまち公園都市(パークタウン)周南」、基本方針に「“賑わい”と“楽しさ”のあるまちづくり」「“利便性”と“快適さ”のあるまちづくり」を掲げている。
 計画に盛り込んだ事業は93件で一期工事の77件より増やす。しかし、そのうち施設の建設などハード事業は駅前地区再開発と、周南市のすでに取り組んでいる駅南口広場整備、徳山動物園リニューアル事業、公共下水道長寿命化対策事業、県の徳山下松港フェリーターミナル再編整備事業など数件。そのほかは駅前図書館、徳山駅南北自由通路の活用や「とくやまっぷ」など情報発信メディアと、徳山夏まつり、周南冬のツリーまつりなどのイベントが占めている。
 説明会は午後2時からと7時からの2回開き、会わせて16人が参加し、中心市街地整備部の重岡伸明部長らが説明した。市民対象の説明会は今回だけで、今後、計画をまとめて内閣府に申請する。

【きょうの紙面】
(2)周南市が工場夜景ロゴの市民投票
(3)NPOと企業のマッチングフォーラム
(4)大和ハウスが富田西小で桜植樹イベント
(5)2月1日、原さんが丸木舟の航行報告


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昼食需要にも対応のスーパー

25日・周南市にフジ桜馬場店オープン

準備中の新店舗


 周南市桜馬場通3丁目のホテル「ザ・グラマシー」跡に25日(土)、スーパーマーケットのフジ桜馬場店(俣野忍店長)がオープンする。食料品や日用品、家庭用品を扱うが、企業などのオフィスが多いエリアのため、昼食などに適した弁当、お好み焼き、サラダなど総菜を充実させる。
 敷地面積は3,278平方メートル。建物は鉄骨平屋一部2階建て。延べ床面積2,437平方メートル、店舗面積1,238平方メートル、駐車場は74台。テナントとしてベーカリーのパリクロアッサン、周南クリーニングが入る。営業時間は午前9時から午後10時まで。
 ㈱フジ(山口普社長、本社・松山市)として市内でフジ新南陽店に続いて2店目、県内では10店目の店舗。投資額は約7億5千万円、年商予定は10億円。電話は0834-34-0111。
 商圏内の人口は微増傾向で単身世帯の割合が50%と高く、年齢構成は男女とも40、50代の割合が高いことから、30、40代のファミリー層の需要も見込み、「昼食需要の対応を強化するとともに簡便・即食・時短商品の品ぞろえを充実させる」としている。
 単身世帯向けの小容量や、健康、美容などの機能性商品、ブランド肉、地魚、地場野菜など付加価値の高い商品をそろえる。買ったものをその場で食べることができるレストスペースは21席を設け「ココカフェ.f」も導入している。清算はセルフレジもある。
 同市はこの数年、中小の地元スーパーの閉店が続いている。中心市街地への出店が地元の商業にどう影響するかも注目されている。25日は午前8時45分からオープニングセレモニーを開く。

【きょうの紙面】
(2)徳山駅前図書館で古新聞のバッグづくり
(3)下松市へコカ・コーラが聖火リレーバッジ
(4)下松駅伝で東洋鋼鈑が8連覇
(5)周南市聖火ランナー、鈴木、近藤さん意欲


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市民と連携、2年目も元気

徳山駅前図書館、貸し出しも順調

2月には入館者400万人に

徳山駅前図書館

 周南市の商店街など中心市街地の賑わい創出のために建てられた徳山駅前図書館(桜沢圭一館長)が2018年2月3日の開館から間もなく丸2年になる。入館者は昨年12月までで378万8016人で、2月中には400万人を超える勢い。毎月の貸し出し冊数も3万冊を維持して中央図書館を大きく上回っている。「市民が行きたい、集まりやすい場所」を目指し、図書館サポーターなどと協力し地道に市民との連携に努めてきたことが期待以上の結果に結びついている。(延安弘行)

桜沢館長

公設民営で大きな成果

 同館は中央、新南陽、福川、熊毛、鹿野に続く同市の6番目の市立図書館だが、初めて指定管理者制度を導入して運営はカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が担当する公設民営の図書館。蔵書は約7万冊。館内には同社の運営する蔦屋書店やスターバックスコーヒーなどがあり、大半は地元採用のスタッフ70人が365日、午後10時までの開館を支えている。3階に市の市民活動支援センターもある。
 入館者は18年7月に100万人、昨年2月に200万人、8月に300万人を超えた。2年目になっても入館者は減少せず、周南冬のツリーまつりが開かれた昨年12月は19万7,827人で過去最多を記録。集中イベントがあった21日は1日当たりとしては過去最多の18597人が訪れた。
 書籍の貸し出し数も中央公民館が耐震工事のため閉館していた18年9月から昨年2月までは4万冊前後。3月からは減少したが、それでも3万冊以上を継続し、12月は30,231冊。一方、中央図書館は18,434冊、新南陽図書館も16,958冊にとどまっている。
 同市立図書館の年間の総貸し出し冊数は2017年度は85万4,419冊だったが、駅前図書館開館後の18年度は104万8,469冊に増え、19年度も12月までの9カ月間ですでに78万6,506冊。駅前図書館の開館で図書館の利用が増えている。

地域の文化の底上げも

 駅前図書館では著名な作家などを招いてのトークショーも開いているが、一方で力を入れているのが市民と一緒になってのイベントや行事。図書館の活動に協力し、一緒になってイベントを開く図書館サポーターは60団体になり、現在も増え続けている。
 昨年12月13日から1月13日までは図書館1階の共有スペースにグランドピアノを置いて「ライブラリー・ミュージック・ラウンジ」を開き、フィンランドのピアノ、バイオリン奏者などプロ、アマチュアの多彩な演奏があった。
 2月1日(土)からは昨年に続いて周南きさらぎ文化祭を開き、毎週末を中心に多彩な行事がある。定期的に同図書館や市民が定期的に開く講座、演奏会も多くなっている。
 同館の開館に伴って着任した桜沢館長(41)が配慮しているのが、同館を設計した建築家、内藤廣さんから言われた「年寄りを排除する建物にはしないでほしい」という言葉。このため、きさらぎ文化祭でも若者向けだけでなく、年配の人にも敷居が高くないイベントも用意するなどバランスをとっている。
 「周南というまちの資源、ストックはたくさんある」という桜沢館長。同館の活動をきっかけに地域の団体、市民の間に新たなつながりができたことが「地元の文化の底上げになっている」と話し、3年目も市民と一緒に歩もうとしている。

【きょうの紙面】
(2)㈱トクヤマが地震想定で防災訓練
(3)30日、鹿野で6次産業化セミナー
(4)東洋鋼鈑社内駅伝大会で88チーム力走
(5)下松市のコンビニ強盗未遂の犯人逮捕

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素材を生かして和・洋・中に

笠戸ひらめレシピコンテスト

各店舗のレシピ6種

 下松市中央町の保健センターで14日、笠戸島特産の「笠戸ひらめ」を使ったレシピコンテストが開かれ、同市内の和洋中の料理店6店が素材をいかした料理を披露した。

 同市が主催。同市飲食業協同組合と連携して、下松市の特産品のPRとブランド化、新メニューの開発を狙って企画された。
 この日は、岩国市出身の料理評論家の飯田和子さん、弘中佑児下松市観光協会長、安野政行下松商工会議所特産品ブランドプロジェクト委員長、福田順子市食生活改善推進協議会長、原田美保子下松消費者連絡会長、吉次敦生市経済部長が審査した。

料理の審査

 参加店と料理は、笠戸島の国民宿舎大城が「パエリア風釜めし」▽古川町の和食工房にしだが「来巻ニンニクみそのホイル焼き」▽北斗町の洋MASUYOSHIが「パピヨット地中海の香りサフランソース」▽栄町の和食処花水木が「西京焼きウニソース添え」▽東柳の和食処はらだが「ユッケ風漬け二味丼」▽駅南の北京料理第一飯店が「スイートレモンチリソース」。
 パエリア風釜めしは、ヒラメのほかにムール貝やエビも入って風味豊かで見た目も鮮やか。パピヨットは歯ごたえのあるヒラメにタマネギとサフランのソースをかけた紙包み焼きでヒラメのだしを活かしている。
 審査員と各店の料理人が試食し、見た目、味、原価率、店舗での再現性、食材活用性の観点から審査していった。

 この料理は31日(金)まで各店舗で食べることができ、店舗に設置された投票用紙の審査と合わせて総合判定する。結果は2月中旬に「笠戸ひらめレシピコンテスト」のフェイスブックなどで発表する予定。
 洋亭MASUYOSHIのシェフ、秦野秀和さんは「ヒラメの食感をやわらかくするために早い段階で水分をとり除いた。味も凝縮されていいものができた」と話した。
 笠戸ひらめは市栽培漁業センターで養殖しており、2018年度は2万4千尾を出荷した。

【きょうの紙面】
(2)徳山大でアンチエイジング教室
(4)全国小学生バドミントンで下松市から3位
(5)末武社協が下松市社協に3万1千円
(6)25日・新南陽郷土史会例会で会員が発表

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