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笠戸島トレラン中止に

新型ウイルスの感染拡大受けて
国内外から943人エントリー

P=昨年の大会でスタートするランナー(昨年2月11日)

 3月8日(日)に下松市笠戸島で開かれる予定の「くだまつ笠戸島アイランドトレイル2020」(新周南新聞社など後援)を新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止することが25日に決まった。周南3市では同ウイルスの感染の影響で中止する初の大きなイベントになる。

昨年の大会でスタートするランナー(昨年2月11日)

 この大会は5回目。前回は村岡県知事も出場して完走した。今回も笠戸島の舗装されていない山道を走破するコースで、32キロのロングコースに608人▽19キロのショートコースに335人、計943人がエントリー。全国各地のほか韓国、タイ、米国など海外のランナーもエントリーしている。
 実行委員会(会長・弘中伸寛下松商工会議所会頭)は当初、前日に国民宿舎大城で開く立食形式の前夜祭のみの中止を考えていた。
 しかし参加者の約52%は県外からのエントリーで、感染経路の複雑化で発症者が出る可能性も否定できないことや、厚生労働省が「イベントなどの主催者は感染拡大の防止の観点から、感染の広がり、会場の状況を踏まえ、開催の必要性を改めて検討するようお願いする」と指針を示したこともあり、大会そのものの中止を決めた。順延はない。
 今後、実行委はエントリー者に個別に中止を連絡する。実行委は「苦渋の決断だが、ランナーやボランティアスタッフ、沿道で応援する市民の健康と安全を最優先した」と話している。
 県内では3月1日の美祢市の「Mineジオパークマラソン」や、同15日の宇部市の「くすのきカントリーマラソン」も中止を決めている。
 問い合わせは下松商工会議所(0833-41-1070)へ。

健康講座やコンサート
向道湖マラソンも中止

 笠戸島アイランドトレイル以外もイベントが次々に中止されている。このうち4月12日(日)に開かれる予定だった周南市大向の向道湖マラソン(新周南新聞社など後援)は64年の歴史で初めての中止。3月31日までに実施の県主催イベントも原則、中止、または延期になった。
 旧向道村と徳山市との合併を機に始まったこのマラソン大会は、桜並木が続く向道湖畔を走る人気イベント。昨年は小学生から社会人まで500人ほどが参加し、うどんや焼き鳥などのバザーも出て盛況だっただけに、関係者は今回の決定に肩を落とした。
 周南市では7日(土)にサンウイング熊毛で開く第18回ふれあい音楽コンサート▽キリンビバレッジ周南総合スポーツセンターで開くスプリングアカデミー2020が中止。
 8日(日)に徳山小で開くねんりんピック山口2019ヒューストン吹き矢の部は延期、学び・交流プラザの「働く夫婦応援講座」は中止。25日に市文化会館大ホールである舞劇DanceDrama朱鷺も中止になった。
 徳山周南法人会は10日(火)にホテル・サンルート徳山で開く中小企業経営大学公開講座「AI×IoTでつながる、かわる近未来!!」を中止した。
 下松市でも、ゆめプラザ下松などのがんばろう日本フェア!で6日、7日にあるしゅうなんFMキッズフォトコンテストの関連イベント「おひるねアート」など▽7日にスターピアくだまつである周南記念病院の「耳の日」にちなんだ市民健康公開講座が中止になった。
 以上はいずれも25日までに決定したもの。中止か開催かを検討しているイベントも多く、中止の動きはさらに広がりそうだ。


【きょうの紙面】
(2)冬のパラボラ会に150人、業種超えて交流
(3)周南3市の5つのRCがミーティング
(4)光市青少年育成大会「小さな親切」実行章も
(6)樹里杏さんが初アルバム「グラデーション」


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