ヘッドラインニュース

ボートレース徳山は無観客レース

周南市が中止イベント公表

ボートレース場の無観客レースのポスター

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと全国でイベントの中止などが続いている。スポーツ分野では政府の要請もあって延期の動きが広がり、周南市のボートレース徳山でも全国のボートレース場が足並みをそろえて28日から3月15日まで無観客レースとなった。地域のイベントなども26日以後、中止の判断をする場合が増え、周南市は27日夕、140件の主催イベントの中止・延期をホームページで公表した。
 ボートレース徳山は3月2日まで西日本スポーツ杯、8日から13日までGⅢ防長交通杯争奪戦があるが、いずれも観客は入れず、本場と外向発売所すなっちゃ徳山、銀座のオラレ徳山、オラレ田布施も閉館する。
 電話・インターネット投票は通常通り利用できる。以前は観客がいなければ舟券が販売できず、無観客試合はできなかったが、最近は電話・インターネット投票が増えていることで実現したという。
 安倍首相が26日、今後2週間、多数の観客が集まるスポーツ・文化イベントの開催を自粛するよう要請したことから中止、延期などの動きが急速に広がった。
 周南地域でも多数の人が狭い場所に集まるような場合だけでなく、周南市では29日(土)、3月1日(日)に道の駅「ソレーネ周南」で開かれる「鶴がつないだ友好都市フェア」や秋月市民センター文化祭も中止。下松市でも7日(土)、8日(日)の龍生派県東部支部いけばな展が中止になった。
 周南市は27日、「新型コロナウイルスに関する庁内会議」を開催し、28日から3月31日までの間に市が主催するイベントなどの中止・延期に関する判断指針と中止、延期するイベントを決定し、この日夕、ホームページで公開した。
 判断基準は「不特定多数の参加で濃厚接触が避けられないもの」など4項目。中止、延期のイベントは市主催の中止イベントが131件、延期は3月20日に予定していた動物園開園60周年記念式典など9件。市主催以外に4月中に開かれる大道理の芝桜まつりなど10件もホームページに掲載している。


【きょうの紙面】
(2)周南市3月定例議会が開会、施政方針説明
(3)新型ウイルスで売上減の企業に制度融資
(4)周南市シルバー人材センターが安全推進大会
(5)浅江小がワクチン支援へボトルのふた


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下松市の行事は3週間原則中止に

新型ウイルス会議で決める
卒業式は縮小、民間行事は検討要請

対応を協議する市幹部

 下松市の第2回新型コロナウイルス庁内対策連絡会議が25日、市役所で開かれ、この日から3週間(3月10日まで)は市主催の行事やイベントは原則中止する▽小中学校の卒業式や市立保育園の卒園式は規模を縮小して開く▽民間団体にも行事やイベント開催の是非の検討を要請する―の方針を決めた。
 同会議は今回初めて公開され、国井市長、近藤和彦副市長、玉川良雄教育長、古本清行上下水道局長の特別職と、部長級職員、健康増進課長、総務課防災危機管理担当課長など計21人が出席した。吉次敦生経済部長、小田修教育部長、小林樹代史健康福祉部長、鬼武良光子育て支援担当部長が、所管する計9つの行事やイベントの対応を報告した。
 政府の新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・安倍首相)がこの日に示した基本方針が紹介され、この中で示された「地域や企業に対してイベント等を主催する際には、感染症拡大防止の観点から、感染の広がり、会場の状況等を踏まえて、開催の必要性を改めて検討するよう要請する」の方針に準じ、市内の民間団体にも開催の可否の検討を要請することを決めた。
 中止や中止を検討している行事は公民館単位か、市の担当課が事務局を受け持っている団体のものが多い。会議は2時間近くに及んで、市長ら特別職や各部長が活発な発言を繰り返していた。3月10日以降の対応は、最新の情報を把握しながら同会議で決める。
 国井市長は「不特定多数の人が集まる行事は極力中止し、感染防止を徹底したい。結論を出すには重い課題だが、すべての行事の開催を否定するものではないことも申し上げたい」と話していた。(山上達也)


周南市
会議3日が最後、文書で指示
イベント中止のHP掲載は27日以後

 周南市は25日、新型コロナウイルス対策として市長名で各部署にイベント開催の必要性の検討や開催する場合のアルコール消毒液の設置などを求める文書を配った。イベント開催は広報戦略課がとりまとめてホームページに掲載することにしたが26日は間に合わず、27日以後になった。
 同市内では27日に山口労働局主催でイオンタウン周南で開かれる予定だった「わたしのためのお仕事フェスタ」が急きょ中止されるなど25日以後、中止するイベントが出てきてる。
 一方、市文化会館は3月18日まで休館中。その後は25日に予定されていた中国の上海歌舞団の舞劇「朱鷺」が、同歌舞団が来日できなくなって中止になった以外は変更などはない。徳山駅前図書館のイベントも26日現在、ほとんどが開催予定となっている。3月20日(金・祝)の徳山動物園60周年式典も開く。
 市は1月29日に庁内連絡対策会議を開いたが、その後は2月3日の幹部会議で情報を共有化しただけで、対策会議は開いていない。市長名で21日と25日に文書で注意を呼びかけたが、各部署が実際にどんな対策をとったか、とりまとめなどはしていない。



【きょうの紙面】
(2)下松市、光市議会一般質問
(3)西京教育文化振興財団が35団体に530万円
(4)40団体と227人に周南市スポーツ栄光賞
(6)光ふるさと郷土館にひな人形の「竹取物語」


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笠戸島トレラン中止に

新型ウイルスの感染拡大受けて
国内外から943人エントリー

P=昨年の大会でスタートするランナー(昨年2月11日)

 3月8日(日)に下松市笠戸島で開かれる予定の「くだまつ笠戸島アイランドトレイル2020」(新周南新聞社など後援)を新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止することが25日に決まった。周南3市では同ウイルスの感染の影響で中止する初の大きなイベントになる。

昨年の大会でスタートするランナー(昨年2月11日)

 この大会は5回目。前回は村岡県知事も出場して完走した。今回も笠戸島の舗装されていない山道を走破するコースで、32キロのロングコースに608人▽19キロのショートコースに335人、計943人がエントリー。全国各地のほか韓国、タイ、米国など海外のランナーもエントリーしている。
 実行委員会(会長・弘中伸寛下松商工会議所会頭)は当初、前日に国民宿舎大城で開く立食形式の前夜祭のみの中止を考えていた。
 しかし参加者の約52%は県外からのエントリーで、感染経路の複雑化で発症者が出る可能性も否定できないことや、厚生労働省が「イベントなどの主催者は感染拡大の防止の観点から、感染の広がり、会場の状況を踏まえ、開催の必要性を改めて検討するようお願いする」と指針を示したこともあり、大会そのものの中止を決めた。順延はない。
 今後、実行委はエントリー者に個別に中止を連絡する。実行委は「苦渋の決断だが、ランナーやボランティアスタッフ、沿道で応援する市民の健康と安全を最優先した」と話している。
 県内では3月1日の美祢市の「Mineジオパークマラソン」や、同15日の宇部市の「くすのきカントリーマラソン」も中止を決めている。
 問い合わせは下松商工会議所(0833-41-1070)へ。

健康講座やコンサート
向道湖マラソンも中止

 笠戸島アイランドトレイル以外もイベントが次々に中止されている。このうち4月12日(日)に開かれる予定だった周南市大向の向道湖マラソン(新周南新聞社など後援)は64年の歴史で初めての中止。3月31日までに実施の県主催イベントも原則、中止、または延期になった。
 旧向道村と徳山市との合併を機に始まったこのマラソン大会は、桜並木が続く向道湖畔を走る人気イベント。昨年は小学生から社会人まで500人ほどが参加し、うどんや焼き鳥などのバザーも出て盛況だっただけに、関係者は今回の決定に肩を落とした。
 周南市では7日(土)にサンウイング熊毛で開く第18回ふれあい音楽コンサート▽キリンビバレッジ周南総合スポーツセンターで開くスプリングアカデミー2020が中止。
 8日(日)に徳山小で開くねんりんピック山口2019ヒューストン吹き矢の部は延期、学び・交流プラザの「働く夫婦応援講座」は中止。25日に市文化会館大ホールである舞劇DanceDrama朱鷺も中止になった。
 徳山周南法人会は10日(火)にホテル・サンルート徳山で開く中小企業経営大学公開講座「AI×IoTでつながる、かわる近未来!!」を中止した。
 下松市でも、ゆめプラザ下松などのがんばろう日本フェア!で6日、7日にあるしゅうなんFMキッズフォトコンテストの関連イベント「おひるねアート」など▽7日にスターピアくだまつである周南記念病院の「耳の日」にちなんだ市民健康公開講座が中止になった。
 以上はいずれも25日までに決定したもの。中止か開催かを検討しているイベントも多く、中止の動きはさらに広がりそうだ。


【きょうの紙面】
(2)冬のパラボラ会に150人、業種超えて交流
(3)周南3市の5つのRCがミーティング
(4)光市青少年育成大会「小さな親切」実行章も
(6)樹里杏さんが初アルバム「グラデーション」


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ニュースに島津市議の会社

脱税事件にからんで

 周南市の島津幸男市議(74)が経営していた会社「ビーユー」が、女優、高岡早紀さんの兄で広告会社の社長が法人税の脱税の容疑で逮捕された事件が報道の中で出てきて話題になっている。
 報道によると、逮捕された容疑者は一昨年2月までの2年間に5,900万円を脱税した疑い。別の報道によれば周南市の会社役員、田中弘章容疑者(49)も脱税をほう助した疑いで逮捕された。
 島津議員が社長を務めていた「ビーユー」にコンサルタント費として1億3千万円を振り込み、1億円が容疑者に返されていた。
 島津議員は取材に「会社は田中容疑者に譲ると数年前に契約書を交わしていた。名義は私だが実質的な社長は違っていた。印鑑もみんな渡していた。だから私は逮捕もされなかった。架空発注のやりとりはしたことがない。早くちゃんとしていなかったのは悪かった」と話した。
 島津市議は周南市長を1期務めたあと市議に転じ、現在2期目。


【きょうの紙面】
(2)光市が新型コロナウイルス対策会議を公開
(3)藤井市長が新春のつどい・市政報告会
(4)久保小で15年後へタイムカプセル封入式
(5)光LCが冠山総合公園に梅の苗15本贈る


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全国大会へ初出場!

徳山商工高 男子ハンドボール部

全国大会出場の男子チーム
福島主将

 周南市のキリンビバレッジ周南総合スポーツセンターで8、9日、「第43回全国高校ハンドボール選抜大会中国地区予選」が開かれ、徳山商工の男子ハンドボール部が10チームでのトーナメント戦で優勝、初の全国大会への切符を手にした。
 決勝は県内の強豪校である岩国工とぶつかり、前半12-10、後半13-12とリードを許すことなく25―22で勝利した。
 監督の藤本靖雄教諭(36)は今回の予選の照準を「第1試合の岡山の総社に合わせていた」と語る。昨年の予選では1回戦で岡山理科大附属と対戦し、26 - 37で敗退。今回はハイレベルな岡山勢を攻略することに集中し、総社を前半18 - 13、後半13-10で制した。
 チーム戦略の「失点は24点以下」を徹底し、準決勝でも広島の山陽高に24-11で快勝した。
 ハンドボール経験者が多くそれぞれ実力も備わっている現チームは、「生徒の自主性」が強み。2年の福島悠大主将(17)はメンバー間の話し合いで昨年7月に主将になり、直後に「全国優勝する」「応援されるチームになる」「ハンドボールを楽しむ」の3つの目標をかかげた。
 目標を達成するための練習メニューも福島主将を中心にメンバーが考え実践している。学校内や周辺の清掃活動にも積極的に取り組み応援されるチームを目指す。
 全国大会は3月24日から千葉、埼玉県で開かれる。福島主将は「先ずは初戦突破。このチームは個人がどこからでもシュートが打てるので、それぞれがかみ合えば結果につながるはず」、藤本教諭も「オフェンスがボールを持っていない時の動き方などシステムのバリエーションを増やして全国大会に臨む」と話した。

健闘した女子チーム

 女子も同時に開かれた12チームによる新人大会で決勝に進出。対戦相手の岩国に22-32で破れたものの健闘を見せた。新人大会は、県大会での3位から5位までのチームが出場した。
 2年の田村麻陽主将(17)は「元気で声をたくさん出すこと、メンタルが強いこと、きつい練習も明るく乗り越えていけることがチームの強み。4月中旬の中国選手権大会の予選では、今回負けた岩国にリベンジする」と闘志を見せた。

【きょうの紙面】
(2)下松市長選に新人出馬、現職と一騎打ち?
(3)新型コロナウイルスで銀行など特別融資
(4)愛隣幼児学園、平田保育園で卒園児の似顔絵
(6)写真の全国公募「光展」、華やかに

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島田川改修、徳山下松港の整備拡充

新年度予算案6741億円、2年ぶり減

一般会計当初予算案歳出の性質別内訳
記者会見をする村岡知事

 県は18日、総額6,741億円の2020年度一般会計当初予算案を発表した。前年度当初比1.7%減で、2年ぶりに減少。金額は11年度以降では18年度の6,730億円に次ぎ2番目に小さい。
 5GやAIなどの教育、医療、ビジネスなどへの活用、地域活性化や将来の地方移住につなげるための「関係人口」の創出・拡大などを盛り込んだ。
 主な新規事業では、子育て支援として第3子が生まれた多子世帯へ県産米60キロを贈る事業に6,400万円▽保育士確保緊急対策事業として返済免除がある県内保育士養成施設在学生への貸付金事業に8,400万円▽へき地医療支援として民間の医師専門人材紹介会社を使った常勤医の確保事業などに1億1,300万円▽外国人介護留学生の奨学金支援事業に7千万円、などを計上している。
 周南地区関連では、観光クルーズ船の誘致に1,120万円を計上した。光市と周南市を流れる島田川の河川改修などに29億1,400万円、徳山下松港などの港湾防災整備に5億3,600万円、同港などの機能強化に2億900万円を盛り込んだ。
 全体的には、やまぐち維新プランの3本柱「産業維新」「大交流維新」「生活維新」に、第2期総合戦略案の「社会減の流れを断ち切る」「少子化の流れを変える」「住みよい地域社会を創る」を追加したものとなっている。
 歳出は、人件費、公債費、税関係交付金、扶助費などの義務的経費が59.6%を占める。普通建設事業費は905億円で前年当初より11.1%減少した。歳入では県税が1,792億円で0.3%増。借金にあたる県債は231億円で変わらず。県債残高は1兆2,200億円となる見通しで、11年以降で最も小さい。
 村岡知事は「歳入と歳出の収支ギャップの解消は進んでおり、進ちょくとしては順調」と話した。
 25日開会の県議会2月定例会に提出する。

【きょうの紙面】
(2)食品関係営業施設の一斉監視指導がスタート
(3)ステンレス光がHIKARI開運ベル
(4)林忠彦賞に写真集「私の知らない母」
(5)室積小で中庭にある光市の立体地図を再生


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周南市「関係人口100万人ネットワーク構想」

徳山大公立化検討も
新年度予算・一般会計630億8,100万円(0.1%減)

 周南市は17日、新年度当初予算案など26日(水)から始まる3月定例議会に提案する議案を発表した。当初予算案の規模は一般会計が630億8,100万円で前年度比0.1%減。藤井市長が就任して初の本格的な予算編成で、この日、記者会見した市長は「未来につなぐ心のかようまちづくり実感予算」と説明した。市長選の争点にもなったシティプロモーション事業では「関係人口100万人ネットワーク構想」を打ち出した。

記者会見する藤井市長

財調基金からの繰入減少

 一般会計の当初予算額はこの10年間では最少。継続事業が重なったため建設事業費は81億2,778万7千円で15.2%増だったが、人件費の減少や生活保護扶助、児童扶養手当を減額して計上して全体の規模を縮小した。
 特別会計は7会計を合わせて312億円2,392万千円で2.1%増、モーターボート競走など5事業の企業会計は685億円3,320万円で7.8%増だった。
 歳入では、制度改正による法人市民税の減額で市税は254億6,656万千円で1.9%減額。基金からの繰入金は財政調整基金からは前年度から7億9,440万9千円減らして11億7,233万4千円としたが、ボートレース事業からの繰入金を積み立てている子ども未来夢基金からは3億3,025万円増やして6億7,615万円を繰り入れて子育て関連事業などの財源としている。市債発行は5.7%増の65億8,670万円を計上している。

子育て関連に厚く配分

 事業では少子高齢化、人口減少社会の対応を優先し、子ども・子育て関連、市民の安心安全などに関する事業に重点的に予算を配分し、ハード事業からソフト事業を重視した政策への転換を図っている。
 こども・子育て関連では、「不妊治療費等助成」事業は1,108万5千円を計上、所得制限を撤廃、がん治療前に生殖機能を温存するための費用を助成する。「子どもの明るい未来サポート」は949万千円で、ひとり親家庭の中学生への家庭教師派遣、子どもの居場所づくりなどに取り組む。
 「多子世帯子育て応援」は2千万円で第3子以降の子どもを出産した場合に10万円を支給する。「病児保育」は9,261万5千円で、徳山東部地区に病児保育施設を新たに1カ所整備する。
 安全・安心では「ハザードマップ整備」は1,091万3千円で西光寺川、末武川のハザードマップを作成する。「通信指令強化充実」は2,725万9千円で、聴覚や言語に障害がある人がスマートフォンなどのボタン操作で119番通報できる緊急通報システムを導入する。
 旧新南陽総合支所跡の「西消防署整備」は9億7,911万千円で2020年度中の完成を目指す。「野犬対策」は881万6千円で、「しゅうなん通報アプリ」に野犬の目撃情報などの項目を追加する。

櫛ケ浜駅のトイレも

 「シティプロモーション」は1,712万4千円で、周南市と縁のある人と市をインターネットなどで結ぶ仕組みづくりなどの「100万人ネットワーク構想」に取り組む。「観光振興」は2,912万5千円で「日常をときほぐす観光」の調査などの費用を計上している。
 「徳山大学公立化検討」は1,384万7千円で、新たな学部学科の設置などの情報収集、外部有識者会議の開催などを予定している。
 この予算は債務負担行為として補正予算案に計上して12月議会に提案したが予算案は僅差で修正、削減されている。市長は「12月と今ではこの間に動きが出てきている」と述べ、今回の議会で改めて必要性を説明する考えを述べた。
 徳山駅前地区の「再開発推進」は9億2,139万8千円、「中心市街地活性化事業」は7,385万円を計上している。「交通結節点環境整備」は6,752万円でJR櫛浜駅のトイレ、スロープ設置を実現させる。「古川跨線橋整備」は3億1,911万5千円を計上している。

鹿野総合支所移転は減額

 3月定例議会は3月18日(水)までの22日間。提案される議案は42件で、人事関係1件、19年度補正予算4件、当初予算13件、条例関係20件、富田地区の住居表示などその他4件。
 一般会計補正予算案は9億7,576万9千円の減額。鹿野総合支所整備はコアプラザかのへの移転が計画されていたが、藤井市長の就任後、現在地での建て替えなど、さまざまな意見が市民から寄せられたため、事業を進めることができず、1,014万6千円を減額する。
 プレミアム付商品券も購入に必要な引換券の申請は対象者の4割強にとどまったことから5億6,668万2千円を減額する。

【きょうの紙面】
(2)「新聞」テーマに周南市エコフェスタ
(3)久保小でボトルふた収集、徳山東R.C.へ
(4)カニ20キロ、ひかり苑でバイキング
(5)「最期どう迎えるか」、小野医師が講演会


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徳大、徳山高専、周南支援校

“共生社会”実現へ協定締結

 周南市久米の周南総合支援学校(小野倫代校長)、学園台の徳山大学(高田隆学長)、徳山高専(勇秀憲校長)は「個性を尊重しあい、多様な在り方を相互に認めあえる共生社会の形成・実現」に取り組む協定の締結式を13日、徳山大学で開いた。新商品の開発や障害者などの支援機器の開発に協力して取り組む。

協定書を持つ左から高田学長、小野校長、勇校長

 締結式は小野校長、高田学長、勇校長が担当者とともに出席して署名した。共生社会の実現に特化した協定で、出席者は「商品、サービス、産業を生み出したい」「共生社会を作るため地道に取り組みたい」などと意欲を述べていた。
 協定の内容は共生社会実現に向けた「人的交流」「仕組みの開発・支援・教育」「装置や道具などの技術開発・支援」など。
 周南総合支援学校は小学部から高等部まで主に肢体不自由の障害がある96人が学び、教員は90人。徳山大学、徳山高専とも距離が近いこともあり、同校学校運営協議会にも徳山大学、徳山高専にも委員を依頼している。これまでも大学生が同校の行事をボランティアとして支援したり、毎週、定期的に訪問する活動も続けている。
 徳山高専は障害者を支援する機器の開発を研究している教員もいて周南総合支援学校とはこれまでも協力してきたが、今回の協定締結がニーズの把握など研究に役立つことが期待されている。
 徳山大学と徳山高専もすでに周南市を含めた3者の連携協定を結んでいる。徳山大学ではこれまでも学生が商品開発に取り組んでいるが、今回の協定でより活発になると見込まれている。

【きょうの紙面】
(2)下松市栽培漁業センター完工式
(3)募金百貨店で寿司やすが8回目の寄付
(4)島田中が地域清掃で全国表彰
(5)徳高徳山北分校の通学バス運転手にチョコ


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㈱トクヤマ「化学で環境に貢献」

24日まで・真・竹取物語

キャラクター「たぬ助」も披露


北口広場の「竹のゲート」
あいさつする横田社長
たぬ助

 周南市の徳山駅前図書館で14日から㈱トクヤマ(横田浩社長)の竹を使ったイベント「真・竹取物語」が始まった。この日、夕方からはオープニングと2500個の竹のピースを積み上げたゲートのイルミネーションの点灯式や餅まき、竹の楽器の演奏会などがあった。同社のキャラクター「たぬ助」も披露された。草月流いけばな展も始まった。24日(月)まで。
 同図書館では2月中、周南きさらぎ文化祭を開催中で、その一環で㈱トクヤマが地域と連携して取り組んだイベント。竹のゲートのそばであったオープニングは300人が参加した。横田社長は「化学で環境にも貢献していきたい」と強調し、藤井市長も来賓あいさつで「トクヤマの挑戦に期待している」と述べた。

「竹の杜」
草月会の「竹の大作」
草月会の会員の作品


 竹のゲートは噴水の中央にある歩道の両側に竹を積んで高さ2メートルの壁を作り、イルミネーションを取り付けた。製作には徳山商工高の野球部、ハンドボール部が協力した。23日までの毎夕方午後6時から10時まで点灯する。
 同社の徳山製造所では火力発電所があり、近く竹をその燃料にするための実験が始まる。今回、使われた竹もその実験に使われる。
 草月会県支部の草月流いけばな展では期間中、合同の「竹の大作」と会員の竹を使った作品が館内の階段の手すりや書架、柱、出入り口などに飾られている。
 南北自由通路には竹の鳥居を立て、竹紙で背景などを作った「竹の杜」が設置された。この作品は徳山高専5年の川根翔太さんが設計した。
 たぬ助は「化ける」ことから茨城県つくば市で生まれたタヌキという設定。誕生日は2018年1月1日、性別は男。性格はのんびりしている。特技は魔法のはっぱを使って実験をすること。トクヤマのマークが入った腹掛けをしている。オープニングでは横田社長から「経営企画本部広報・IRグループ宣伝部長」の辞令が渡された。今後は地域のイベントなどに登場する。

【きょうの紙面】
(2)下松市3月議会が開会、「施策の概要」発表
(3)ほしらんど学習室の利用時間延長
(4)冠山総合公園で梅まつり、花は見ごろ
(5)聖光高サッカー部が県大会優勝、中国出場


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光市新年度当初予算案

国保税さらに引き下げで県内最安に
新年度予算案1.3%増の202億5千万円
福祉、医療、環境面充実


 光市は12日、新年度の当初予算案を発表した。規模は一般会計が202億5千万円で、前年度比2億6千万円増(1.3%増)になり、2年ぶりに200億円台を回復した。目玉は2016年度から引き下げてきた国保税の税率のさらなる引き下げで、2人世帯では年額1万円の減額になる。県内の市町では最も安くなるという。


予算案を説明する市川市長

市外保育士の市内私立園就労に給付金

 予算案はこの日、市役所で開いた記者会見で市川市長が発表。市長は「将来に渡って質の高い市民サービスを継続的に提供するために、事業の選択と集中に徹底的に取り組み、市民サービスに影響を及ぼさない経費を中心に予算の削減に職員一丸となって取り組んだ」と説明した。
 主な事業のうち、市内の私立保育園に市外から就労する保育士に就労促進給付金5万円支給(135万円)▽国保加入の18歳未満の子どもが3人以上いる世帯の3人目以降の均等割を全額減免(150万円)▽光、大和両総合病院に繰出金(6億2,853万3千円)▽エコライフ補助金の補助率引き上げ(600万円)のように福祉、医療、環境面の政策充実が目立つ。
 国保税の税率引き下げは国保基金から1,700万円を繰り出して実現する。
 さらに市民ホール改修(2億6,800万円)▽中国語、韓国語、ベトナム語、インドネシア語版のごみ分別事典作成(34万1千円)にも取り組む。市民ホールは改修工事で今年12月から来年3月まで閉館の予定で、毎年同ホールで開いてきた1月の成人のつどいは別の会場で開く。
 特別会計の財政規模は、国保が56億5,641万5千円(前年度比0.9%減)▽介護保険51億8,028万7千円(4.1%増)▽後期高齢者医療10億9,674万9千円(7.2%増)。

市長「任期満了まで全力で市政運営」

 財政指標は経常収支比率が103.7%で前年度より0.4ポイント改善▽財政力指数は66.4で0.9ポイント悪化▽実質公債費比率は8.3%で0.7ポイント改善した。
 記者会見では「市川市長は11月で任期満了になるため、これが3期目最後の当初予算案になるが、この予算案を持って市民に公約したことはすべて形になったという認識はあるか」の質問に「市政は常に動いており(予想できない)突発的なこともある。いつの時点でも〝すべてやり切った〟という思いはない。任期満了まで全力で市政運営に努めていく」と答えた。
 一方、日本製鉄が7日、大分製鉄所光地区のチタン溶接管製造ラインを来年9月末をめどに休止すると発表したことに、森重正一副市長は「日本製鉄から市に具体的な説明はない。今後も情報収集に努め、市の対応を考えていく」と答えた。
 予算案は19日開会の市議会定例会に提案する。その他の主な事業は次の通り。
 三島、周防両コミュニティセンターの建て替え検討ワークショップ開催(54万4千円)▽束荷コミセンを束荷小と複合化する同校改修工事(2,230万円)▽防災行政無線の聞こえにくさを解消する固定電話通知サービス(34万1千円)▽企業立地推進(5,056万9千円)▽光駅拠点整備基本計画策定(694万6千円)▽伊藤公資料館映像リニューアル(2,070万円)▽音声認識ソフトによる議事録作成システム(172万7千円)▽県企業局に中山川ダム分割水利権の工業用水売却(歳入7,240万5千円)

【きょうの紙面】
(2)福川駅前に福川中美術が原画描いた看板
(3)国民宿舎大城の来館者が50万人に
(4)遠石八幡宮建国祭、史跡めぐりウオークも
(5)日本ハンドボールリーグ周南大会に2千人


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