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起業アイデアを形にした3日間

スタートアップウィークエンド周南初開催

マスク姿で真剣に

チームごとのディスカッション

 周南市の徳山駅前図書館交流室2で20日から22日まで、起業アイデアを形にする方法を学ぶ「第1回 Startup Weekend(スタートアップウィークエンド)周南」が開かれ、県内外から学生や社会人23人が参加し真剣に議論をしてアイデアを磨き上げた。
 NPO法人 Startup Weekend の主催で、中特グループ、周南マリコム、徳山大学、山口銀行、弥生㈱がスポンサーとして後援した。新型コロナウイルスの感染防止のため、参加者全員が会場で支給されたマスクを着けてイベントに臨んだ。
 初日は参加者が持ち時間1分で自分の創業アイデアを紹介し、互いがそれぞれ気に入ったものに投票。得票数が多く3人以上の参加協力者を獲得したアイデアごとに参加者を振り分け、消火器の定期点検、高齢者の持つノウハウの活用などのテーマ別に5つのチームに振り分けた。
 2日目は、各チームがテーブルごとに分かれて活動。チームメンバーの役割を、市場調査をするハスラー、お客へ提供する物やサービスを考えるハッカー、ハッカーが考えたものをお客向けにさらに洗練させるデザイナーに分担し、各テーブルでは活発に議論して、ふせんにアイデアを書き出したり、パソコンで意見を取りまとめた。外出してお客のニーズの有無を実地で聞き取り調査するチームもあった。
 県立大学准教授でもあるNPO法人フードバンク山口の今村主税理事長、光市岩田のNPO法人森林の里の吉田正富代表らによるコーチングもあり、各チームは起業テーマについて起業経験者の視点から様々なアドバイスを受けていた。
 最終日は、各チームが3日間の成果を発表。女性創業応援やまぐち㈱の杉山敏美社長、ひびき精機の松山功専務らの審査員による審査があり、消火器の定期点検アプリの開発をテーマにしたチーム「火事のお守り」が優勝した。
 顧客と解決すべき課題がはっきり見え、専門性の強い業界で大手企業が入りにくい点が評価された。
 参加した和田大毅さん(23)は「様々な人と意見交換しながら起業のアイデアを形にする体験がとても面白そうなので参加した。普段なかなかできない経験だったので、今後に生かしたい」と話した。

3日間の日程を終えた参加者


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