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ライジングホールの支援へ

Yamakatsuが無観客ライブ

ライブ配信の様子


 「苦しい状況ですがみんなで頑張っていきましょー!」
 観客のいないライジングホールに明るく元気な声が響き渡る。鮮やかな照明の下、インターネットのライブ配信で繋がるファンへ向け、Yamakatsuの5人が激しいパフォーマンスを魅せた。

メンバーからの提案で実現

 周南市銀南街のライジングホールで14日、山口県を拠点に活動するアイドルグループYamakatsuがライブ配信による無観客ライブとオンラインサイン会を開催した。この取り組みは新型コロナウイルス感染拡大防止の影響で予定していたライブが立て続けに中止となったライジングホールに貢献したいと、Yamakatsuメンバーからの提案で実現した。
 ライブは1時間で、ファンからの人気も高い楽曲「ONE」をはじめとする11曲を熱唱し、配信を見ているファンを盛り上げた。
 ライブ後のオンラインサイン会ではTwitterの配信機能を使い、各メンバーがそれぞれのアカウントから参加券を購入したファンと会話をしながらメッセージカードにコメントを記入し、ファンとの交流を深めた。カードは後日チェキで撮影した写真と一緒に郵送で届ける。
 350枚用意した参加券は販売開始から1日で完売し、売上の一部はライジングホールへ寄付される。
 Yamakatsuは2011年に山口県の地域活性化を目的に「山口活性学園」として発足。18年にグループ名を「Yamakatsu」へと改めた。この年の11月には周南市文化会館大ホールでのワンマンライブを成功させた。現在のメンバーはYuly(リーダー)、常岡もい、モリワキユイ、藤井澪奈、むぎの5人で、テレビ出演やイベント参加など精力的な活動を続けている。
 Yamakatsuの玉乃井信彦プロデューサーは「ライジングホールのために何かできることはないかとメンバーから相談を受け、やれることをやってみようと企画しました。全国でも有数の施設であるライジングホールは音楽をしている人にとって貴重な場所。この環境で経験を積めるから山口県の音楽のレベルが上がり、全国で戦えるようになる」とライジングホールの復調を望む一人であると語った。

オンラインサイン会でファンと交流

「一日でも早く、音楽を届けたい」

 2月後半から公演中止が続く中、この日は久しぶりにライジングホールに音楽が鳴り響いた。同ホールの兵頭尚吾ジェネラルマネージャー(38)は「スピーカーから音が流れて、ライトがついて、メンバーが出てきた時は思わず涙が出ました。いつもフロアには多くのお客さんがいて、そこには情熱もあった。今日のYamakatsuのライブは本当にエネルギーをもらった。こんな状態でもライブハウスをしていて良かったと思えました。早くこの状況が終息して、演者と一緒になって、皆さんに音楽を届けていきたい」と一刻も早い終息への願いと音楽が持つ力への期待を話した。

【きょうの紙面】
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