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小中学校の臨時休校は5月6日まで延長

各市で新型コロナウイルス対策会議

周南市
ウェブ会議システム導入
感染、事業資金など相談288件

発言する藤井市長

 周南市は15日、第8回新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開いた。19日までとしていた小中学校の休校を5月6日(水・祝)まで延長することや、外部との会議用にウェブ会議システムを導入することなどの報告があった。
 会議は報道機関に公開され、本部長の藤井市長が「感染拡大は予断を許さない状態にあり、よりいっそう気を引き締めて対応する必要がある」と述べた。市長が感染予防を呼び掛けるメッセージを述べる映像を近くシティケーブル周南で放送することも明らかにされた。
 小中学校の休校は3月2日から始まり、当初は春休みが始まる前の26日までで、春休みが終わった4月8日から学校を再開する予定だった。しかし4月になって同市などで感染者が確認されたことから19日まで延長していた。
 ところが、その後も県内の感染者は増加しており、高校の教員の感染者が確認されたことによる知事からの休校の要請もあって延長を決めた。小学校で午前中に実施している預かり保育も5月6日まで延長する。
 職員に対しては公私を問わず、県内外への不急不要な移動や会合などへの参加はひかえ、庁内でも多人数での会議、打ち合わせは極力控える方針も示された。このため、遠隔地と居ながらにして話し合えるウェブ会議システムを5月のゴールデンウィークまでに導入する。同時に、恒久的に使用できるシステム導入の準備も始める。
 新型コロナウイルス感染症に関する相談が1日から13日までで288件あったことも報告された。そのうち健康づくり推進課は104件。94件は電話、10件はメールだった。
 次に多かったのは商工振興課が担当する事業資金などの相談で76件。このうち電話が31件、メールは1件で融資の申請を含めて44件が来庁による相談だった。生活安全課市民相談センターには生活相談が55件、学校教育課に小中学校に関する相談が29件あった。

下松市
20、21日の入学式も中止に
広報車巡回で感染防止呼びかけ

休校延長を説明する玉川教育長

 下松市の新型インフルエンザ等対策本部(本部長・国井市長)の第5回会議が15日、市役所で開かれ、新型コロナウイルスの感染拡大の収束が見通せないため、小中学校の臨時休校を5月6日(水・祝)まで延長▽公共施設の貸し出し停止を5月10日(日)まで延長▽市内全域に広報車を巡回させて不要不急の外出自粛を市民に呼びかける―ことなどを決めた。
 市内の小中学校は20日(月)から授業再開の予定だったが、県が県立学校の臨時休校を5月6日まで延長するのに合わせて歩調を合わせてほしいと知事から各市町に要請があったため、急きょ延長を決めた。
 このため20日に中学校、21日に小学校で予定していた入学式は開かないことにした。始業式も各教室で校内放送を使う形で開く。
 副本部長の玉川良雄教育長は「感染症拡散防止に必要な措置と理解してほしい。ここ2~3週間が感染拡大を防ぐ大切な時期。苦渋の決断だが理解をお願いしたい」と述べた。
 各小学校の放課後児童クラブ「児童の家」に在籍している児童はこれまで同様、午前8時半から午後1時半までは学校で、それから午後6時半までは児童の家で受け入れる。
 貸し出し中止を延長する公共施設は、各公民館やスターピアくだまつ、市民体育館、下松スポーツ公園体育館など市所有のほぼすべての施設。国民宿舎大城と笠戸島家族旅行村も5月10日まで臨時休館を続ける。
 広報車による啓発活動は瀬来輝夫健康福祉部長が提案。不要不急の外出の自粛▽多くの人が集まる集会、イベントの参加を避ける▽手洗いの励行、咳エチケットの徹底を呼びかけるアナウンスをテープで流す。
 国井本部長は「緊急事態宣言対象地域から本市への帰省や来訪を考えておられる方には、皆様からも自粛を呼びかけていただくようお願いします」と要望するなどの市民向けメッセージを発表した。

光 市
入学式は5月7、8日開催
子ども向け市長メッセージ発表

休校延長を説明する能美教育長

 光市の新型コロナウイルス庁内対策本部会議が15日、市役所で開かれ、小中学校の臨時休校を県の要請に基づいて5月6日(水・祝)まで延長することや、入学式を中学校は7日(木)午後、小学校は8日(金)午前に規模を縮小して開くことなどを決めた。
 臨時休校の延長に能美龍文教育長は「学校生活を楽しみにしている子どもたちのことを思うと心が痛むが、子どもたちの健康と安全確保にはやむを得ない対応だと理解してほしい」と述べ、入学式も新入生と保護者、教職員だけで開く方針を明らかにした。
 始業式は小中学校とも7日に開き、校内放送を使って学級単位で開く形にする。こうした対応は付属光小、付属光中も同様という。
 小学生対象の放課後児童クラブ(サンホーム)は臨時休校中にこれまでと同じように平日、土曜とも午前8時から午後6時まで受け入れる。平日は午後7時まで延長できる。
 市川市長は市民と子どもたち向けのメッセージを発表した。とくに子どもたちには「児童生徒の皆さんは、新しい友だちとの出会いや親しい友だちとの再会、授業や学校行事、先生方や地域の方々との交流などワクワクする学校生活を心待ちにしていたことと思います。大変残念な思いをさせてしまいますが、規則正しい生活を心がけながら、健康の維持、増進に努めていただきたいと思います」と呼びかけた。

【きょうの紙面】
(2)周南市議会に徳山大理事会の議事録
(3)下松市役所の窓口に飛沫防止カバー
(4)感染拡大防止へ建装が周南市に100万円
(5)しおかわ薬局が書とアマビエで疫病退散!

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