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県内30人目は東洋鋼鈑グループ社員

[新型コロナウイルス]


防府商工高の感染者の濃厚接触者
下松市は緊急メッセージ発表


 県は17日、下松市の20代男性会社員が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表した。県内の感染確認は30人目で、周南3市では11人目、下松市では5人目になる。下松市に唯一の製造拠点がある東洋鋼鈑は同日、この男性が同社グループ企業の同市の下松運輸の従業員であることを明らかにした。

メッセージを発表する国井市長

家族、職場の濃厚接触者は全員陰性

 県によるとこの男性は、すでに感染が確認された防府市の防府商工高の10代の女性職員の知人。男性は12日に女性に会い、13、14両日は出勤。14日の帰宅後に微熱が出たため以降は自宅待機。
 16日に陽性が判明したため指定医療機関に入院した。17日朝の時点で微熱や軽い咳があるが、容体は安定しているという。
 この男性について東洋鋼鈑は17日午後、下松運輸で港運業務に従事する従業員だと明らかにした。
 それによると男性は客と接する業務にはついていないが、男性と濃厚接触の疑いがある従業員を特定して自宅待機させたという。現時点で自宅待機者の健康状態に異常はなく、同社の消毒作業も終了して県周南保健所の確認を終えたとした。
 さらに「東洋鋼鈑グループは社内外への感染拡大防止と従業員の安全確保を最優先に関係各所と連携し、これまで以上に感染防止拡大に努めていく」と方針を説明した。
 なお17日夕、男性の同居の家族4人と下松運輸の濃厚接触者13人は全員陰性と判明した。県はこの関係を含む一連の感染に「収束に近い形になった」との見通しを示した。

下松市は帰省者、来訪者に自粛要請

 一方、下松市はこの日、国井市長が「新型コロナウイルス感染拡大防止に向けたメッセージ」を発表した。
 もともとこの日は16日に政府が全都道府県に拡大して緊急事態宣言を発令したのを受け、週末を控えて不要不急の外出の自粛を市民に求めるメッセージの発表のために市役所で記者会見を予定していた。しかし16日夜に市内5人目の感染者が確認された事態を受け、自粛を強く求める内容に書き換えて発表した。
 メッセージでは「市が今、取り組むことはこれ以上の感染を拡大させないこと」として5月6日までの間、すべての県外への不要不急の移動を控えるなど自粛を要請。
 さらに「県外から本市への帰省や来訪を考えている方には自粛を働きかけていただき、やむを得ず戻られた方には2週間ていどは健康管理に取り組み、体調がすぐれないときは休養するよう徹底して下さい」と求めた。
 このメッセージや市長会見の動画は市ホームページやフェイスブック「下松市長のくだまつ日記」にアップしている。
 市はこのほか、本庁内の各課に置いていた「名刺受け」を1階ロビーに移して、来庁者や職員との接触機会の軽減を図っている。

本庁1階に集約した名刺受け

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