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学業継続へ求められる支援

徳山総合ビジネス校の留学生
アルバイト先休業で360人がSOS

徳山総合ビジネス専門学校

 周南市本町の徳山総合ビジネス専門学校(景山秀美校長)は学生の中心がアジア各地からの留学生。アルバイトで生活しながら学ぶ学生が多いが、新型コロナウイルス感染拡大で主なアルバイト先の一つだった居酒屋などが休業に追い込まれて働く場を失った学生も多い。このため同校では災害時用に備蓄していた米などを支給するなど援助しているが、生活に困る学生も出てきそうだ。
 同校は360人が在学し、日本語学科と4年制で高度専門士の資格を取得できる総合ビジネス学科、2年制の情報経理専攻科があり、最長では6年間学ぶことができる。最近は卒業後に地元の中堅企業に採用される留学生も増えている。今年度は11日からオンライン授業を開始し、日本人学生が受講している。
 アルバイト先は居酒屋など飲食店、コンビニエンスストア、運送関係などで、半数が飲食店。すでに働いていた学生もアルバイトができなくなり、4月に入学してきた学生は最初からアルバイト先がない状態。
 このため3月と4月に米と小麦粉を5kgずつとカップめん、トイレットペーパー、果物、お菓子などを配った。アルバイト先が用意した宿舎に入っていて仕事と同時に住む場所がなくなる学生もおり、学生寮に移れないか、同校で調整している。
 今後は定額特別給付金の支給を申請する予定だが、時間がかかりそうなため、5月から6月にかけ、貯えが底をついて苦しくなる学生も増えそう。
 景山校長は「解雇されてもお世話になっているからと“自分からやめました”としか言わないような学生たち。なんとか日本で勉強を続けさせたい。そのためにせめて食べ物と住まいを確保したい」話している。

【きょうの紙面】
(2)周南市が屋外のスポーツ施設の利用再開
(3)周南市の図書館が1カ月ぶりに貸し出し
(4)徳山大は前期、オンライン授業
(5)市民グループが感染拡大防止のポスター


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