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スマートカメラ「NANDOかな」

周南市のSTVG JAPANが取り扱い

斉藤社長
ポールに取り組付けた「NANDOかな」スマートカメラ
カメラの体温測定記録



 周南市中央の「STVG JAPAN」(斉藤文護社長)が、顔認証と体温測定が同時にできるスマートカメラを販売する。カメラの名前は「NANDOかな」で7月の発売を見込む。
 このカメラは斉藤社長がベトナムに設立したJ・TECH社が研究を進め、現地のAI開発会社STVG社と共同で開発。縦40センチ、横23センチのパネル上部にレンズがあり、赤外線センサーを内蔵する。ポールに取り付けて使い、カメラの前に立つと顔認証と体温測定が同時にできる。
 新型コロナウイルスの感染拡大の影響はベトナムにも及び、感染予防は喫緊の課題。「NANDOかな」はカメラの前に立つだけで体温を測定、顔認証で人物を特定して記録する仕組み。通学や通勤で建物に入る人物の体温を入り口で瞬時に測定することで感染を防ぐことができる。顔認証センサーで不審者の侵入も防ぐことができ、同時に入退室時の記録がそのまま勤怠管理にも使えるメリットがある。
 J・TECH社は現地の大学内にあるベンチャー企業で、電子工学を研究し共同設立者でもあるベトナム人教授が開発の指揮を執った。教授の教えを受けるベトナム人学生が主体となってスマートカメラの研究を重ねた。情報通信技術にも精通した優秀な学生の頭脳が結集したおかげで、開発スピードが格段に早まったという。
 同仕様のカメラは他社でも販売されているが、ベトナムでの開発でコストが抑えられたことで、安く提供できるのが強み。現時点で小売価格を18万円と見込んでいる。
 J・TECH社は、人の動きを追跡し次の行動を予測して問題があれば警告を発信する発展形のスマートカメラの開発も進めており、斉藤社長は「コンビニエンスストアなどの店舗や商業ビルの周辺に設置することで、窃盗や強盗犯罪を未然に防ぐのにとても役に立つ。低価格で提供することで、ベトナムだけでなく日本での普及も目指したい」と話している。

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