ヘッドラインニュース

徳山病院 南浦山町に移転

サービス付き高齢者住宅も併設
地域に開かれた病院目指す

完成が近い新病院
1階のカフェのイメージ図


 周南市新宿通の医療法人周友会(高山成吉理事長)が経営する徳山病院(岡芳彦院長)が10月1日に南浦山町の県道沿いに移転する。新病院は5階建てで4階までが病院、5階がサービス付き高齢者向け住宅。地域に開かれた病院を目指している。
 同病院は1952年に徳山曹達健康保険組合が「徳山病院」として開設した歴史があり、2013年から医療法人周友会として診療を始めた。
 しかし開設当時の建物はすでに70年近く建ち、手狭なうえに老朽化したため、新病院を建設して全面移転することにした。
 新病院は延べ5,600平方メートルと現在の3倍の広さ。78床のベッド数は変わらないが、移転を機に療養病棟をなくしてすべて地域包括ケア病棟にする。1階に配置する売店とカフェは患者や見舞い客以外の市民も利用でき、管理栄養士考案の軽食を提供する。
 入院患者が自宅や施設に帰るためのリハビリテーションにも力を入れ、屋外で訓練などができるようウッドデッキも設ける。3、4階が病室。各階にデイルームもある。4人部屋が基本だが、ホテルのような設備のある特別室も用意する。
 サービス付き高齢者住宅は29室。同病院の訪問介護、訪問看護も立ち上げ、介護保険事業の強化を図っていく。現在、サ高住の入居者の募集もしている。
 同病院のスタッフは常勤医師の高山理事長、岡院長、高山成政副院長を含めて常勤、非常勤を合わせて130人。移転を機に介護職を中心に150人に増やす。高山理事長は福岡市の医療法人勢成会井口野間病院の理事長を兼ね、就労移行未来サポートよつばも運営している。
 徳山病院は健診にも力を入れており、「待ち時間の短い健診」と好評で、企業健診と一般健診を合わせて年間2,500人が利用している。
 今後も治療だけでなく地域の健康を守るため、予防医療にも力を入れていく。
 移転前には内覧会も開くことにしている。問い合わせは同病院(0834-21-3750)へ。

【きょうの紙面】
(2)7月1日から国民宿舎大城が営業再開
(3)山口放送が減収減益、新型コロナウイルス影響
(4)愛光幼稚園児童が「花の日」で花束と言葉
(5)浅江小でニジガハマギクの挿し芽作業


▼紙面の購読:試読の方はこちら
https://www.shinshunan.co.jp/contact.html
▼電子版購読はこちら
https://www.shimbun-online.com/latest/shunan.html

おいしい!「笠戸島レモンエール」

下松飲食業協同組合

潮風と無農薬のレモンいっぱいに
「コロナで苦労している人にエールを」

商品化した「笠戸島レモンエール」


 下松市笠戸島で潮風を存分に浴び、無農薬で育ったレモンを使ったビール「笠戸島レモンエール」が商品化され、25日から駅南の贈答品店、駒屋(足立恒夫社長)や、下松飲食業協同組合(原田真雄理事長、127店)の加盟店のうち希望する店で販売が始まった。7月1日(水)から営業を再開する笠戸島の国民宿舎大城(有吉良美支配人)でも販売する。
 レモンは笠戸島特産品開発グループ(守田秀昭代表、38人)が島内の休耕地を利用して栽培。2013年から苗木を約170本植え付け、15年に1400個を初めて収穫した。19年度は約8千個を取り入れた。
 このレモンを使って18年に「笠戸島レモンせんべい」▽19年に「笠戸島レモンサイダー」を商品化。今回の「笠戸島レモンエール」でせんべい、サイダー、ビールと三拍子そろった形になった。
 笠戸島レモンエールは330mlの瓶入りで、税込600円。山口市下小鯖の山口地ビールが製造し、下松飲食業協同組合が販売。
 レモンは3千本当たり100kgの果汁や皮を使用。レモンの渋みやさわやかさと、上面発酵で醸造するエール本来の苦みとの相性が人気を呼びそう。
 25日には同組合の原田理事長(68)や青山健一郎専務理事(39)▽同グループの守田代表(72)が市役所で国井市長らに報告。市長は試飲して「これはうまい!」と絶賛し、ふるさと納税の返礼品に加えられないかを検討する考えを示した。
 原田理事長は「新型コロナウイルスの対策に苦労している人に、このビールを通じてエールを送りたい」と話し、守田代表も「念願の三拍子がそろった。もっともっと笠戸島の魅力をたくさんの人に伝えたい」と笑顔を見せていた。
 問い合わせは同組合(0833-41-3140)へ。

【きょうの紙面】
(2)明日から10年間、古川跨線橋通行止め
(3)光商議所が会員増強推進委発足へ
(4)東ソーが臭素生産能力30%増強へ
(5)回天記念館の全収蔵品の閲覧が可能に


▼紙面の購読:試読の方はこちら
https://www.shinshunan.co.jp/contact.html
▼電子版購読はこちら
https://www.shimbun-online.com/latest/shunan.html

マウスピースで戦力増強を!

桜ケ丘高

金岡さんが野球部員11人に贈る
夏季県大会へ優勝誓う

マウスピースをした選手(前列)と金岡さん(2列目中央)

 周南市の桜ケ丘高(辻岡敦校長、675人)の野球部(岡嶋徳幸部長、61人)に24日、同校の同窓会・桜雲会の前会長でかねおか歯科クリニック院長の金岡雅浩さん(59)=千代田町=がマウスピース11個を贈った。装着を希望する11人の部員から歯型を取って制作したもので、部員たちは夏の甲子園大会県予選に代わる「やまぐち高校生2020メモリアルカップ・夏季高校野球大会」での優勝を誓いあった。
 マウスピースはスポーツによる衝撃から歯や周囲の組織を守り、外傷を防ぐために口内に装着するラバー製の用具。試合中に歯列をしっかりかみ合わせ、歯の損傷や口内の裂傷を防ぎ、脳への振動を軽減する効果がある。歯と歯がしっかりかみ合うため、着用していると普段以上の筋力を発揮できるという。
 金岡さんは同校の卒業生では初の歯科医師で、これまでも同窓会長として後輩の活動を支援してきた。今回も野球部の選手の増強につながるようにと、マウスピースの寄贈を同校に申し出て、レギュラー選手を中心に希望する部員の歯型を一人一人取り、オーダーメードのマウスピースを贈ることにした。
 この日、校内で開かれた贈呈式で金岡さんは「歯は健康にとってもスポーツにとっても最も大切なところ。このマウスピースで頑張って下さい」とあいさつして、一人一人にマウスピースを渡した。

マウスピースを金岡さんから受け取る部員


 受け取った兵庫県西宮市出身の田口徹宗(てっしゅう)主将(18)は「感謝の気持ちでいっぱい。お礼を込めて夏季高校野球大会では必ず優勝したい」と頭を下げ、辻岡校長も「ご支援いただくだけの値打ちのあるチームになるよう、全校挙げて励みたい」と感謝していた。
 金岡さんは「これまでも同窓会としてバットを贈るなど野球部への支援をしてきた。これからも物心両面で応援していきたい」と話していた。

【きょうの紙面】
(2)㈱トクヤマが株主総会、出席は12人
(4)声掛けで詐欺被害未然防止、感謝状贈呈
(5)富田印刷が思い出をパラパラブックに
(6)東山口信金がアマビエのマスクケース


▼紙面の購読:試読の方はこちら
https://www.shinshunan.co.jp/contact.html
▼電子版購読はこちら
https://www.shimbun-online.com/latest/shunan.html

少子化の波に勝てず

YICキャリアデザイン専門学校 2022年3月閉校
来年度の募集停止

YICキャリアデザイン専門学校の校舎

 周南市代々木通のYICキャリアデザイン専門学校(須内章雅校長)は15日、2021年度生からの募集を停止すると同校ホームページで発表した。5月末に運営する学校法人YIC学院の理事会で2022年3月末の閉校が決まり、1992年の開校から30年の歴史に幕を下ろす。
 同校では現在、医療事務科で9人、デザイン科で41人、総合デザイン科で5人が学んでいるが、少子化で入学者が減少しており、ここ数年は定員割れが続いていた。3年制の総合デザイン科は既に昨年度の募集を停止していた。
 閉校に伴って、同法人が運営する山口市のYICビジネスアート専門学校へ医療事務科とデザイン科を移転し、YIC情報ビジネス専門学校と名前を変えてスタートする。修学者への支援を充実し、グループ内で教育体制の再構築を図る。閉校後の校舎の利用方法は未定。
 これまでの卒業生は2,400人を数え、主に県内の医療機関、出版社、印刷会社やデザイン事務所などで活躍している。同校は「2022年3月までしっかり学生をサポートし学校を運営していく」としている。
 同法人が運営する光市光ケ丘のYIC保育&ビジネス専門学校は、入学生の減少により2021年3月の閉校が決まっている。

【きょうの紙面】
(2)周南市議会に青木議長、「議員定数も議論」
(3)トクヤマが「先進技術事業化センター」
(4)周南輝き人はボーカリストLinoさん
(5)周南ものづくりブランドに「抹茶洗顔」



▼紙面の購読:試読の方はこちら
https://www.shinshunan.co.jp/contact.html
▼電子版購読はこちら
https://www.shimbun-online.com/latest/shunan.html

プレミアム食事券、ポイント還元

リフォーム補助や飲食店支援
周南市の新型コロナウイルス感染症緊急対策
第3弾に6億円

記者会見する藤井市長

 周南市の藤井市長は22日、新型コロナウイルス感染症緊急対策第3弾を発表した。基金を取り崩す市独自の支援分として4億4,449万1千円、国の補助で実施する支援分として1億6,015万7千円の計6億464万8千円を計上した補正予算案を23日から始まった市議会6月定例会に提出した。

夏休み期間中の給食費は無償に

 第3弾の対策は22日に藤井市長が記者会見して発表した。新しい生活様式対応支援・消費喚起対策は、最大20万円の「店舗等新型コロナ関連リフォーム補助金の創設」(1億150万円)▽最大5万円の「飲食店等の新型コロナ対応支援」(5,350万円)▽料飲組合が計画している最大50%、2,500円相当の「プレミアム食事券の発行」(2,200万円)▽最大20%、5千円相当の「消費喚起ポイント還元キャンペーン」(1億6千万円)。
 感染防止対策は、夏休みを短縮して授業がある小中学生に対する「夏休み期間における学校給食費の無償化」(4,392万9千円)▽「夏休み期間における生活指導員等の配置」(731万円)▽テント、段ボールベッドの購入など「避難所の感染予防対策」(242万3千円)など。
 国の補助事業は「ひとり親世帯臨時特別給付金の支給」(1億6,015万7千円)で、1世帯5万円、子どもが2人目以降は3万円を支給する。

ポイント還元は8月から

 リフォーム補助金は感染症対策や新しい生活様式に対応するための改修工事をした店舗、事業者に支給する。飲食店の新型コロナ対応支援は、テーブル、カウンターへの仕切り板、飛まつ防止シートの設置など新しい飲食スタイルへの転換を図る取り組みに対して補助金を交付する。
 消費喚起ポイント還元はキャッシュレスで現金をやりとりしないことによる感染防止、市内事業者のキャッシュレス決算の推進も狙い、今後、商工会議所などと調整して採用するシステムや対象店舗の選定基準などを決めるため、8月中のスタートを予定している。
 同市では個人事業主、小規模企業向けに、緊急対策の第1弾として20万円の店舗営業休業支援金、テイクアウト等営業支援金を給付している。現在は第2弾として20万円の事業継続支援金(申請期間=7月31日まで)を受け付けている。
 第3弾の具体的な支給方法などは今後、検討していくことから、個人事業主、小規模企業だけでなく中小企業も対象に加えるかどうかも含め「要望を聞いて拡大していく」としている。

【きょうの紙面】
(2)定額給付金、周南市は7月7日までに
(4)下松市観光協会の事務局を商議所に移管
(5)周南ものづくりブランドに梅みつジュース
(6)25日からコロナに負けるなアマビエ様展


▼紙面の購読:試読の方はこちら
https://www.shinshunan.co.jp/contact.html
▼電子版購読はこちら
https://www.shimbun-online.com/latest/shunan.html

ライジングホール再開

ライブビューイングで演者たちが想い伝える

 周南市銀南街にあるライジングホールで19日、全国7カ所のライブハウスに演奏の様子が同時に生配信される「SUPERBAR」が開催され、約3カ月半ぶりにライブハウスの場内で観客が音楽を楽しんだ。
 「SUPERBAR」は東京都渋谷区にあるライブハウスのTSUTAYA O‐Crestで演者が奏でる音と映像を、全国7カ所のライブハウスへ同時に生配信するライブビューイング形式のイベントで、ライブハウスにファンを呼び戻すきっかけとして企画された。この日は4組の演者が出演し、観客はライブハウスの音響設備で生配信される演奏に聴き入った。
 演者の河内健悟(ircle)さんはライブ終盤に配信先である7カ所のライブハウスの各店主へメッセージを贈り、ライジングホールの兵頭尚吾ジェネラルマネージャー(39)や、ライブ後の打ち上げで使用されることの多い周南市昭和通に店を構える「ぶんなげ」「魚なげ」にもエールが贈られた。
 ライジングホールのスタッフは全員ゴム手袋を着用し、会場入口には体温がわかるサーモグラフィが設置された。体温測定や問診票の記入など新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ガイドラインに則って万全の体制で臨んでいた。
 公演延期になるライブもまだ多くあるが、今回のライブを皮切りに観客を動員するライブを順次開催していく予定。
 ライブの詳細は同ホールのホームページ(http://www.shuan-rise.com)で確認出来る。

【きょうの紙面】
(2)テレワーク導入は中小企業で28%
(3)IMAYA総会、今年度中にベトナム訪問
(4)しゅうなんブランド、地産地消推進店認定
(5)駐車場で78歳男性の車が暴走


▼紙面の購読:試読の方はこちら
https://www.shinshunan.co.jp/contact.html
▼電子版購読はこちら
https://www.shimbun-online.com/latest/shunan.html

留学生支援に10万円

周南ドライブスルーの売上から
徳山商議所
総額500万円の目標到達

贈呈式に出席した左から原田、小林、山中さん、宮本会頭

 周南市の周南観光コンベンション協会、周南料飲組合、「SHUNAN OBENTO LIFE PROJECT」は19日、「周南ドライブスルーランチ」の売上金から10万円を徳山商工会議所の「留学生応援のための支援金」に寄付した。この寄付で支援金は目標としていた500万円に達した。
 周南ドライブスルーランチは大型連休の3日間は徳山動物園の駐車場、その後の5月の週末の4日間は周南緑地公園東緑地の駐車場を会場に、周南西料飲組合の協力、新周南新聞社の後援で開いた。7日間で延べ77店舗の3,485個を販売した。最終日の5月24日は900食を販売して感染拡大に伴う1日の弁当販売では県内最多となった。
 19日は同協会の原田康宏会長、周南料飲組合の山中健太郎組合長、「SHUNAN OBENTO LIFE PROJECT」の小林克敏さんが同商議所を訪れて宮本治郎会頭に贈った。
 この事業について原田会長は「周南の飲食店を応援しようと買う人が多かった。この応援に応えたい」▽山中組合長は「お客さんの笑顔から勇気をいただいた。飲食店も一生懸命吟味して日々進化した内容にしていた。一生懸命、できることをしっかりやっていきたい」と話していた。
 ほとんどの飲食店が感染防止対策を取りながら営業を再開し、個人客は戻ってきている店もあるが、企業など団体の利用はまだこれからで、テイクアウト、デリバリーを続けている店も多い。

たくさんの人が利用したドライブスルー=5月24日

市民からも多額の支援金

 一方、寄付金を受け取った宮本会頭は「ありがたい思いでいっぱいです。みなさんの気持ちを留学生に伝えたい」と感謝していた。
 この支援金は飲食店でアルバイトをしながら学ぶ留学生の収入が新型コロナウイルス感染の影響で激減して生活が苦しくなっていることから、飲食店を支える人材でもある留学生のためにと呼びかけ、市民団体、同商議所の会員企業と一般市民からも多額の寄付があり、目標額に達した。
 30日まで同商議所で受け付けて、市内共通商品券に換えて7月初旬に徳山総合ビジネス専門学校と徳山大学、徳山高専で学ぶ留学生527人に贈る。問い合わせは同商議所(0834-31-3000)へ。

【きょうの紙面】
(2)トヨタがRAV4の最上級モデル新発売
(3)光市の虹ケ浜、室積海水浴場の開設中止
(4)行政相談委員の冨永さんに藍綬褒章伝達
(5)東洋鋼鈑の職域団体が下松市に180万円


▼紙面の購読:試読の方はこちら
https://www.shinshunan.co.jp/contact.html
▼電子版購読はこちら
https://www.shimbun-online.com/latest/shunan.html

スタッフ不足や運営のきずな

笠戸島イカダレース記念誌発行
30回開催の歩みつづる


 下松市笠戸島の夏の風物詩、笠戸島マリンイカダレース大会が昨年8月で第30回になったことを祝う記念誌が発行された。同大会は今年、新型コロナウイルス感染防止のため中止が決まっている。
 記念誌は下松商工会議所青年部が中心の実行委員会(小益信二委員長)が発行。市制施行50周年記念で開かれた1989年の第1回から昨年の第30回までの内容を記録に残し、次の世代につなげようと編集した。
 巻頭には同青年部の初代会長の足立恒夫さん(73)▽第3代会長の柳井貞美さん(66)▽第20代会長の上村正剛さん(35)▽同商議所事務局長の原田裕章さん(48)が、元同青年部副会長の新周南新聞社の山上達也記者(56)の司会で開いた座談会の様子を掲載。
 岩国市の錦川のイカダ川下りをヒントに始めたことや、スタッフ不足に悩まされたころに市職員や市民のボランティア参加を募ってすそ野が大きく広がったこと、イカダレースの運営のきずなが現在の「くだまつ笠戸島アイランドトレイル」の盛況につながったことなどを語り合った。
 第1回から第30回までのチラシやポスター、上位入賞のチーム名を掲載。日刊新周南に掲載された第1回(1989年)▽第10回(98年)▽第20回(2008年)▽第30回(19年)の記事も掲載している。
 足立さんは「若い人にバトンをつないで30回になったことは本当にうれしい。その記録としてこの記念誌発行の意義がある」と話している。
 A4判29ページ。非売品。問い合わせは同商議所(0833-41-1070)へ。

【きょうの紙面】
(2)光市で小規模高齢者施設の投票検討へ
(3)ねんりんピック写真の金賞に藤本さん
(4)「#周南ほろよい便」がスタート
(5)周南市環境館が見学、体験教室呼び掛け

▼紙面の購読:試読の方はこちら
https://www.shinshunan.co.jp/contact.html
▼電子版購読はこちら
https://www.shimbun-online.com/latest/shunan.html

社員の精神状態を数値化

メンタルヘルスと組織づくりを同時解決
光・PaCが新サービス

1分間停止状態の撮影


 光市虹ケ浜の合同会社PaC(岡村光浩代表)が、個人の精神状態や資質を客観的に数値化してメンタルヘルスなどに役立てるサービス「パーソナル・ディスカバリー」を始めた。社員の健康管理だけでなく人材活用、組織づくりなどの応用が見込め企業向けの売り込みを図る。
 その時々の精神状態の“心持ち”の判定では、カメラで1分間静止した状態で個人の顔を撮影しその間に発生する表情の微妙な変化や顔のゆれを観測。コンピュータがこれまでの観測データとフィードバックさせAIで心理状態を判定して数値化する。
 個人に備わる資質の“心根”の診断では、オンラインで出される140の質問に答え、現実主義か野心家か、内向的か外向的かなどパーソナリティをAIが数字で判定する。
 数値化された判定結果を使って、社員のメンタルヘルスを管理し、モチベーションやストレスの原因を判断して離職を防止することができる。組織に必要な人材の採用や、社員の行動特性の理解に役立ち、個々の強みや弱みを把握して適正な指導につなげる。
 「パーソナル・ディスカバリー」では、本人も気づかない精神状態と行動特性を自分と相手が知りお互いが理解することで、世代を超えた円滑なコミュニケーションができるようになること、変化に適応した新しい形式の組織を作ることを目指す。
 社名のPaCはPATROL and Counterplanの略で「パトロールと対応」という意味。心身が不調になる手前の人を拾い上げて解決策を示すことで、より良い社会生活を送ってもらいたいという願いが込められている。
 岡村代表は「個人がストレスを溜めずに活躍できる社会を作りたい。その人らしさを引き出して個人とチームの能力を最大限発揮できる環境をつくることで、ひいては人手不足の解決にもつながれば。」と話した。
 料金は依頼内容により異なるので都度相談。問い合わせは岡村代表(080-1931-1158)、メール(pac.mental@gmail.com)へ。

【きょうの紙面】
(2)改選で周南市議会が7会派に再編
(3)光・熊毛郡法人会が総会、事務局強化へ
(4)下松市が33位、全国住みよさランキング
(5)周南市が医療機関にフェイスシールド


▼紙面の購読:試読の方はこちら
https://www.shinshunan.co.jp/contact.html
▼電子版購読はこちら
https://www.shimbun-online.com/latest/shunan.html

徳山海陸が木質ペレット

国内最大のバイオマス燃料基地へ
荷揚げから発電所に輸送まで

新設の連続式アンローダー=徳山海陸運送提供


 周南市の徳山海陸運送(山田多加司社長)が発電所のバイオマス燃料用木質ペレットの港湾荷役業務の取り扱いをすることになった。17日に晴海ふ頭にカナダから到着する木質ペレットを荷揚げする予定。今年は年間取扱量5万トンだが、22年以降は54万トンに増やす。
 木質ペレットは木くずを固めて作られ、鉛筆ほどの太さで長さは3センチから5センチ。貨物船で運ばれてくる。晴海ふ頭では新設した連続式アンローダーを使い、船から専用コンテナに移す。今回は1万トンを荷揚げする。
 この装置は1時間に400トンを移す能力がある。コンテナもこの事業のために750基を用意し、今後、増やす。これまでは大規模な倉庫が必要だったが、今回、コンテナによる保管、移送システムを開発した。コンテナを使用することで、陸上ではトレーラーでコンテナごと運べるようになり、火災のリスクも減らせた。
 同社は商社が輸入した木質ペレットの晴海ふ頭での揚荷役、コンテナ収納、公共ふ頭での保管、さらに国内各地の発電所へ運ぶ内航船の積み込み、海上輸送まで一連の港湾荷役業務を担当する。
 植物由来のバイオマス燃料は二酸化炭素の削減対策としても注目されている。同社は㈱トクヤマの100%子会社。パームヤシ殻も年間43万トンを扱い、こちらも22年以後は55万トンに増やす計画。木質ペレットと合わせて国内最大のバイオマス燃料基地の構築を目指している。

【きょうの紙面】
(2)光市の瀬戸風線の2027年完成積極姿勢
(3)下松市教委が成人式の企画運営メンバー
(4)林忠彦の「世界と日本のこころ旅」延長
(5)トヨタFC発電機、㈱トクヤマで実証運転


▼紙面の購読:試読の方はこちら
https://www.shinshunan.co.jp/contact.html
▼電子版購読はこちら
https://www.shimbun-online.com/latest/shunan.html