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陽性の徳大生、ユーチューバーと接触

[新型コロナウイルス]

友人らは全員陰性
徳大は警戒レベル引き上げ

記者会見で状況を伝える高田学長

 16日に徳山大学の20代の男子学生が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性とわかり、同大は17日、同大学で記者会見を開き、当面の間、学生の学内への立ち入りを禁止するなどの対策を説明した。
 渡部明副学長、元山晃法人本部長と記者会見をした高田隆学長はまず「このたびはお騒がせしたことをお詫びする」と頭を下げた。
 説明によると、同大の男子学生2人が10日に山口市で、ユーチューバーの「へずまりゅう」と名乗る男性と接触し、15日に男性が新型コロナウイルスの陽性者であることを知り、16日に保健所に連絡を入れた。徳山中央病院でPCR検査を受けた結果、1人が陽性で入院し、1人が陰性だった。
 陽性の学生の接触者として友人の同大生5人が17日にPCR検査を受け全員が陰性だったことも説明。友人以外の接触者3人も全て陰性だった。陰性の5人の学生と接触の可能性がある職員は2人いるが、接触の程度が軽いと判断しPCR検査を受けておらず、同大が自宅待機させていることも明らかにした。
 陽性の学生は周南市のアパートで一人暮らしをしていて、10日以降もアルバイトをしていたという。男子学生2人が接触したユーチューバーの男性は2014年3月に同大を卒業していて、お互いが知り合いかどうかは調査中と回答した。
 さらに自宅のWEB環境が整っていない学生向けのオンライン授業受講用の特別開放教室は閉鎖し、部活動などの中止を決めた。学生、学外事業者などの学内への立ち入りを原則禁止として、同大で定めたの危機対応指針に基づき制限レベルを1から2に引き上げたことを報告した。
 8月12日までの前期のオンライン授業は引き続き実施することにしている。
 県によると男性と接触し、16日のPCR検査で陽性と分かったのは同大生と宇部市の医療従事者の女性。18日には、10日に友人と会食中に男性と接触した山口市の10代の学生への感染もPCR検査で確認された。3人とも感染症指定医療機関に入院した。
 「へずまりゅう」と名乗る男性に関連して19日午後3時までに227件のPCR検査を実施したが、陽性はこの3人だけだった。引き続き、接触者の検査を続けている。19日現在、県内の感染者はこの3人を合わせて延べ42人になっている。

【きょうの紙面】
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