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ノブに触らず足でドア開閉

兼子産業「フット ドア オープナー」新発売
コロナ感染対策、換気促進に効果


 光市室積東ノ庄の梱包資材製造販売、兼子産業(兼子雄輝社長)が、新型コロナウイルス感染症対策が長期化する中、ドアノブに触れずにドアを開閉できるドア補助器「フットドアオープナー」を商品化し、13日から販売を始めた。すでに特許と商標登録を出願ずみで、兼子社長(37)は「企業の衛生管理や感染対策に貢献したい」と話している。(山上達也)


 同社は兼子社長の祖父の行正さんが1951年に創業した兼子杭木店が前身で、創業69年目。64年に法人化して現社名になり、92年に兼子社長の父の義行さんが社長を継いだ。17年に雄輝さんが社長に就任。従業員は35人。
 雄輝社長の代になって特許出願が相次ぎ、フォークリフト用の着脱式滑り止めマット「すべらんマット」▽フォークリフトのフォークに目盛りを刻んで差し込み位置をわかりやすくした「フォークリフトマーカー」など6点を特許出願。今回の「フットドアオープナー」は7作目。
 フットドアオープナーの本体はアルミニウム製。ドアの下部に挟み込む形状で、押す時はウレタンゴム加工した「ゆっくり足で押して!」の部分を足で押せばよく、引く時は滑り防止の丸型のギサギサがあるウレタンゴムの「足で引いて!」の部分に足を置いて引けばいい。
 多数の人が出入りするドアノブの接触防止や、トイレのドアの衛生管理に効果があるほか、フットドアオープナーを装着してできるすき間が、密室を回避する役割を果たす。
 取り付け可能なドアは、押して開ける側と引いて開ける側からなる前後に開閉するドア(スライド式は取りつけ不可)▽ドアを開けた後に手を離しても自然に閉まる「クローザー機能」があるドア▽総厚みが3cm~5cmのドア。
 商品の重さは約2.5kg。押す側プレートは縦24.5cm、横19.5cm▽引く側プレートは縦12cm、横10cm。
 兼子社長は「従業員のアイデアを積極的に特許出願し、商品化してきた。ノブに触らず足でドアを開閉する安心感と、密の回避を同時に実現したい」と話す。顧客からは「手洗いや消毒後にノブを触る不安がなくなった」「ノブの定期的な消毒が不要になった」の声が寄せられたという。
 同社のホームページでフットドアオープナーの使用例を動画で公開している。価格や装着可否などの問い合わせは同社(0833-79-2000)へ。

【きょうの紙面】
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