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文武両道のシンボル再び

徳山高
甲子園出場時の新幹線ヘッドカバー修復

左から三分一さん、椎原校長、山縣、村田さん

 周南市の徳山高(椎原伸彦校長、840人)の1987年の全国高校野球選手権大会初出場を記念した新幹線ヘッドカバーが9月29日、塗装などの修復を経て同校に戻ってきた。
 このヘッドカバーは甲子園出場を記念して、同校出身の当時の徳山駅長から同校に寄贈された。強化プラスチック製の円形で直径は約1.4メートル。中心に校章と「カテカテ 徳高号」の文字で甲子園での勝利を祈願し、外周に「祝第69回全国高等学校野球選手権大会 山口県立徳山高等学校」の文字で甲子園初出場を祝い、応援団を乗せた新幹線の先頭車両に取り付けられた。
 甲子園での1勝はかなわなかったが、在校生、卒業生、市民が盛り上がり、記憶に残る出来事になった。
 同校のグラウンドのフェンス横に長らく置かれたまま風雨にさらされ、ひび割れや色あせが進んでいたことから、同校野球部の後援会長の村田正樹さん(73)が、市内でデザイン会社を営む同校出身の三分一幸治さん(58)に修復を依頼して実現した。
 この日は、三分一さんが修復済みのヘッドカバーを持参。村田さん、同窓会の岐山会長の山縣俊郎さん(72)が同校を訪れ、椎原校長(59)と共に「カテカテ」の文字が鮮やかによみがえったヘッドカバーを見て喜んだ。
 新調されたヘッドカバーは訪問する人の目に留まるよう、しばらく玄関入り口に木製のスタンドに立てて飾る。
 村田さんは「カバーが元に戻ったことで、当時応援した人々の気持ちも元に戻れば」と懐かしんだ。
 椎原校長は「在校生も徳山高の文武両道の輝かしい歴史に思いをはせてほしい」と語った。

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