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あさって投票へ両選挙総力戦

[光市長選・光市議選]


市長選「組織」対「風」
攻めの市川候補VS迫る磯部候補

市長選のポスター掲示板
市議選のポスター掲示板

 「組織」と「風」の戦いの行方は―25日(日)投開票の光市長選は前市議の新人、磯部登志恵候補(61)と3期目の現職、市川熙候補(73)が激戦を展開している。
 自由民主党、公明党、連合山口の推薦を受け組織力に勝る市川候補に、草の根の「風」で挑む磯部候補が少しずつ迫る戦いが展開されており、最終盤戦の行方が注目される。
 定数18に21候補が挑む市議選は、涙をのむ3人が誰になるのかが焦点。投票率も市議選単独だった前回の58.43%、前々回の市議選の66.69%▽市長選の66.01%からどう動くかも注目される。(山上達也)

市長選 市川候補を磯部候補猛追

 選挙戦はリードする市川候補を磯部候補が追う展開でスタートしたものの、「風」頼みと思われた磯部候補が次第に力をつけており、磯部候補支持の盛り上がりピークが投票日に間に合うかが焦点だ。
 磯部候補は連日7カ所前後で、支持者に集まってもらう街頭演説を繰り返す。ユーチューブの「いそべとしえチャンネル」で「私が市長に就任したら必ずやること」のタイトルの動画数本を投稿し、新型コロナウイルス対策と返済免除の奨学金の創設を強調する。しかし再生回数は100回前後と多くない。
 磯部候補を支持する市議選の2候補との連動した動きはない。半面、周南市議会の「周南市議会自由民主党」の市議や関係者が連日事務所に詰めて、選挙戦術を細かくサポートして磯部陣営の盛り上げ役を果たしている。
 投票日の夜は室積松原15-25の自宅隣のガレージ内の選挙事務所(0833-57-0950)で開票の行方を見守る。
 市川候補は磯部候補の追い上げが激しくなった告示後も「攻めの戦い」を展開。自民党の河野亨県議が企業への支援要請を徹底し、公明党、連合山口も取り組みを強化。市川候補支持を明確にする市議選の13候補の多くも選挙カーで「市議は○○、市長は市川をお願いします」と繰り返す“アベック作戦”を展開して浸透を図っている。
 アベック作戦は終盤戦でさらに強化。21日夜にホテル松原屋や周南コミュニティーセンターで開かれた市議選の候補者の個人演説会では市川候補自身が駆けつけて支持を訴え、22、23両日も市議選候補者と合同で街頭演説をした。
 投票日の夜は光井7-38-7の自宅隣の店舗内の選挙事務所(0833-71-1717)で開票を見守る。

市議選 21候補が接戦展開

 市長選の磯部候補が前回市議選で獲得した1,418票の行方が焦点。磯部候補と同じ室積の仲山哲男、笹井琢、西崎孝一、大楽俊明各候補に磯部票の一部が流れそう。4候補は前回、ともに当落線上付近に並んだ苦戦組だ。
 仲山候補は上関原発建設計画反対を訴え、田布施町の小中進元県議も来援。笹井候補は地元の室積半島から市内全域に支持を拡大。西崎候補は推薦を受ける日本維新の会の支持層に期待。大楽候補はかつて勤務した武田薬品のOBに浸透する。
 前回苦杯をなめた早稲田真弓候補は地道な票の積み上げで当選圏を伺う。当選すれば幸福実現党として県内2議席目となる。
 現職の田辺学候補、新人の岩根洋志候補で2議席維持を狙う日本共産党は、支持層拡大と票割りに懸命。街頭演説と政党チラシの配布に力を入れる。
 連合山口推薦の武田薬品労組の新人、小林隆司候補は労組票に個人票を上乗せ。現職の木村信秀候補は前議長で、地元の島田地区の支持が厚い。
 田中陽三候補は地元の浅江と妻の出身地の大和地区を軸に全域で支持を拡大している。
 保守系のうち河野亨県議の全面支援を受ける“河野県議公認候補格”は現職の林節子、中本和行、大田敏司、萬谷竹彦各候補▽新人が中村譲、清水祐希、西村慎太郎各候補▽元議員の大楽候補。
 林、大田両候補は大和地区が地盤。ともに地元を中心に支持層を固め、旧光市内の大和地区出身者にも支持を呼びかけて“大和の議席”の死守を図る。
 中本候補は旧市から市議在任34年のベテランで最古参。広い人脈を支持につなげる。萬谷候補は早稲田候補らと支持層が重なるが、議会改革の成果を強調して議席を守る。
 中村候補は亡父賢道氏の支持層を着実に継承し、個人票の掘り起こしを進める。清水候補は21日の個人演説会に150人を集めて勢いをつけた。西村候補は27歳の若さをアピールし、議長の父憲治氏の前回票1,050票を上回りそうだ。
 会派「新風会」の2人は対照的。市長選に2回出馬して知名度の高い河村龍男候補は今回も上位に浮上しそう。前回は最下位で初当選した岸本隆雄候補は、前回の715票が維持できるかどうかがカギだ。
 公明党の仲小路悦男候補は、前回トップ当選の森重明美氏の2,210票を上回る大勝利へ奮闘している。
 前回2位の森戸芳史候補は、地道でこまめな日常活動を票に結びつけて今回も上位当選をうかがう。



期日前投票は順調 Kビジョンが開票速報

 21日現在の期日前投票者数は、市役所と大和コミュニティセンター、21日から始まった牛島コミュニティセンターの合計で市長選が1,893人(投票率4.39%)▽市議選が1,897人(4.4%)で、市議選との前回同期比で584人多い。
 投票日の25日は午前7時から午後8時まで市内33カ所で投票。開票は午後9時20分から市総合体育館で。開票速報は午後10時半ごろからで、市長選は11時か11時半ごろ▽市議選は翌日午前0時過ぎまでには大勢が判明しそう。
 Kビジョンは午後10時から市選管の得票確定まで、市長選と市議選の開票速報を伝える。

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