ヘッドラインニュース

会食は3密と多人数を回避

企業が従業員へ呼びかけ

出光と徳山中央病院は自粛

 忘年会の予約シーズンが到来する。今年は新型コロナウイルスの感染を防ぐため、多人数による会食を避ける人も多いと見られるが、周南市の主な企業や病院などに従業員の飲食店での会食について、それぞれの方針を聞いた。
 聞き取り先の大半は、少人数での開催を認めていて、2次会は自粛とし、3密を避け、感染防止対策が取られている飲食店を利用するよう呼びかけている。
 聞き取りをしたのは、東ソー、㈱トクヤマ、日本ゼオン、出光興産、日鉄ステンレス、西京銀行、徳山医師会、徳山中央病院、周南市。
 出光興産と徳山中央病院は会食そのものを自粛としている。
 周南市は7月31日付けで職員に対し、「事務連絡」として、会食はおおむね4、5人を原則として3密を避け、感染防止対策がとられている飲食店を利用するよう呼びかけている。現在はこの「事務連絡」に沿って行動しているが、忘年会などのシーズンに向けては、緩和する方向で新たな方針を近く出すことを検討している。

【きょうの紙面】
(3)笠戸島で改築の江の浦駐在所開所式
(4)日立製作所がサプライズで花火千発
(5)周南西RC支援のラオス留学生が徳大卒業



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市川氏、1,800票差で4選

追いすがる磯部氏振り切る
「組織」が「風」を僅差で制する

光市長選 両候補の論戦かみ合わず

光市議選 共産2議席維持できず




 任期満了に伴う光市の市長選と市議選(定数18)は25日に投開票があり、市長選では自民、公明両党と連合山口が推薦する現職の市川熙氏(73)=光井=が、前市議の新人、磯部登志恵氏(61)=室積松原=を1799票差で振り切って4選を果たした。市議選は現職と元議員、新人各1人が涙をのんだ。投票率は市長選が63.61%で前々回の66.7%より3.09ポイント下がった。市議選も63.61%だったが前回の58.43%より5.18ポイント伸び、接戦に持ち込まれた市長選が市議選を引っ張った形になった。当日有権者数は両選挙とも42,729人▽投票者数は市長選が27,178人、市議選が27,179人。市長、市議とも11月14日から新しい任期が始まる。

 市長選は4選を目指す市川氏以外に立候補の動きがなかった中、告示1カ月前の9月18日に出馬表明した前市議の磯部氏が市川氏にどう迫るかを焦点に展開された。2人の政策論争がかみ合わないことから、選挙戦は「組織」対「風」の戦いという構図になった。
 市川氏は自民党、公明党、連合山口を3本柱に戦い、光市選出の自民党の河野亨県議も全面支援。市議選の候補者13人も市川氏の支持を鮮明にして「市議は○○、市長は市川」と呼びかけるアベック選挙を繰り広げて幅広い浸透を図った。
 磯部氏は自身が会長の光年金受給者協会や磯部氏と親交の深い周南市の藤井市長に近い周南市議や同市長の後援会関係者の支援で戦った。これら支援者による選挙戦術の細かいサポートは、短期決戦の磯部陣営を盛り上げる大きな力になった。
 一方、市議選は新人8人中7人が当選。1位の公明党の仲小路悦男氏、3位の武田薬品労組の小林隆司氏、6位の27歳の西村慎太郎氏、7位の中村譲氏は10位以内に入り、12位は34歳の清水祐希氏。17位の幸福実現党の早稲田真弓氏、18位の日本維新の会推薦の西崎孝一氏は、共に前回の落選を乗り越えて雪辱を果たした。
 半面、2議席維持を目指した日本共産党は新人の岩根洋志氏が次点に泣き、同党の議席は再選された現職の田辺学氏1人になった。
 現職では2位の森戸芳史氏ら8人が前回より得票を増やし、8位の河村龍男氏ら3人が得票を減らした。

「両市立病院守り、災害に強いまちを」
市川候補 4期目に意欲いっぱい

万歳する左から河野県議、能美会長、万智子夫人、市川氏、原田本部長、福島事務局長

 「やった!市川市政を守ったぞ」―4選を果たした市川熙候補の光井の選挙事務所では、午後11時15分にテレビ局の当選確実が報じられると、支持者約30人が万歳を繰り返して喜びを爆発させた。
 事務所には西村憲治市議会議長や、下松市の国井市長や中村隆征市議会議長、柳井市の井原健太郎市長、自民党の河野亨県議、公明党の上岡康彦県議、光商工会議所の藤井勝会頭をはじめ、周南市の田村勇一、福田吏江子、古谷幸男市議も訪れて開票を見守った。
 当確の報を受けて市川候補や万智子夫人、後援会の能美龍文会長や原田健久選対本部長、福島正事務局長らが壇上で万歳を三唱。
 市川候補は「大変苦しく、皆さんにご心配やご苦労をおかけした選挙戦だった。当選は私の政策を信じていただいた市民の皆さんのおかげ。公約を着実に実行し、両市立病院を守り、災害に強いまちづくりに取り組む」と力強く語った。

「市民の力を自分の力に」
磯部候補 惜敗に前を向く言葉も

磯部候補(右)と山下和恵後援会長

 磯部登志恵候補は午後11時10分、支持者が集まる室積松原の選挙事務所に来たが、その5分後、テレビのニュース速報が市川候補の当確を伝えると落胆のため息が広がった。
 「清水の舞台から飛び降りて」出馬表明をしてから1カ月。惜敗に「僅差まで押し上げてくださった市民の力を誇りに感じる。この力を自分の力にしていきた」と振り返った。
 市川候補には「職員を大切にし、いい仕事ができる環境を作ってほしい」と求めた。政治活動は「白紙」だが、今後の取り組みには「暮らしやすいまちづくりへ、自分なりの活動をせいいっぱいやっていきたい」と前を向いた。


新人7人当選!

「困っている市民の声を届ける」
トップ当選の仲小路候補

万歳で当選を祝う仲小路さんら

 引退する公明党の森重明美さんの後継として出馬した仲小路悦男さんは最多得票で初当選し、同党の議席を守った。浅江の選挙事務所で上岡康彦県議や支持者ら11人と万歳で祝った。
 長年、学習塾と家電修理業を続けてきたが8月中旬に出馬を決めた。この時は同じ自治会の住民が手を叩いて出馬を喜んでくれたという。妻の恭子さんは「66歳で新たな道を選んだ夫の意思を尊重して、応援してきた」と当選を喜ぶ。
 選挙戦を通じて様々な人からの応援を実感したという仲小路候補は「家電の修理や販売を通じて様々な相談を受けた経験を生かして、市民の困っているという声を聞き、市政に届け解決していく」と意気込んでいる。

「若い力で市民のために」
最年少で当選の西村候補

当選を喜ぶ西村氏ら

 今期で市議会議員を引退する父、西村憲治議長の後継者として市議選に臨んだ西村慎太郎候補は最年少での当選。
 選挙事務所で支持者を前に、選挙活動を振り返り「地域を回っているとご年配の方からも、若い力で頑張ってというあたたかい声をいただきました。そういった人たちのためにも、これからも一生懸命に勉強し市民のために働きたい。今からがスタート」ですと述べた。
 母の寿美さんの音頭で憲治さんと並んで万歳を三唱。今後は、選挙に向けて活動する中で年配者から要望を求める声を聞いた「デマンド型乗合バスの実現」や議会の傍聴で紙の資料の多さに驚いたことから「資料のウェブ化・議会のIT化に取り組んでいきたいと」話す。

地盤継承なく初当選
若い力結集の清水候補

当選を祝い万歳する清水さんら

 新人の中で唯一、継承する地盤を持たない清水祐希候補は千票を超える得票で初当選を決め、選挙事務所で若い支持者らと万歳をして当選を喜びあった。
 選対本部長で弟の清水喬太さんを始めとする若い支持者たちにとっては初めての選挙戦。一人でも多くの市民に清水祐希の名前を知ってもらおうと走り回り、日に日に支援者が増えていくことが陣営のやる気にもつながった。
 「地元である島田地区の方々に支持いただいたことと、若年層の票を獲得出来たことが結果に繋がった」と感謝し、税収増など掲げた公約だけではなく選挙期間中に聞いた市民の様々な要望にも積極的に応えていきたいと今後の活動に意欲を見せた。

「次世代のための政策推進」
早稲田候補・幸福の県内2議席目

当選を祝い万歳する清水さんら

 幸福実現党公認で2回目の立候補になった新人の早稲田真弓候補は、前回より314票多い849票を獲得して初当選を果たした。
 早稲田候補の当選で同党は県内では下松市議の山根栄子さんに続いて2議席目を確保した。中国5県では3議席目、全国では39議席目になる。
 和田町の早稲田候補の自宅の選挙事務所には支持者約20人が集まり、得票が800票を超えると「よし、間違いない」と、松岡清司後援会長の発声で万歳を繰り返した。
 「GIGAスクールの推進や若者の就職サポートなど次世代のための政策を進めたい」と意欲を話し、河井美和子党県本部代表や山根下松市議から花束を贈られて目頭を熱くしていた。


解 説

3市連携の今後に暗雲?

 こんな複雑奇怪な選挙戦は珍しい。この選挙戦ほど「郷に入っては郷に従え」ということわざの意味が現実味を持つ選挙戦はなかった。
 4選を目指す市長選の市川熙候補に挑んだ新人、磯部登志恵候補の選挙戦は周南市からの助力なしは盛り上がらないものだった。
 磯部氏は9月17日に西村憲治市議会議長や本紙記者など複数の報道機関の記者に「市長選には出ない。市議選に出る」と明言したが、その数時間後に市長選出馬を明らかにし、ほぼ同時にすでに準備していたと見られる出馬宣言の画像をユーチューブにアップした。このことで磯部氏は他の市議や報道機関の信頼を失い、自身の主張を市民に伝える手段を自ら弱くしてしまった。
 その穴埋め役が磯部氏と付き合いの深い藤井周南市長に近い人たちや周南市議の応援だった。期日前投票に異常なまでの力を注ぎ、高校生の有権者にも積極的な支持を呼びかける徹底した選挙戦術の伝授は、磯部陣営のすそ野をかつてなく広げる役目を果たした。
 半面、期日前投票に積極的に取り組むなど、光市ではなじみの薄かった選挙戦術は、磯部氏を長年支えてきた地元支持者に違和感を抱かせることにつながった。
 藤井市長自身は特定の候補への支援を否定するが、関係者の応援が周南3市の市長連携に今後、影響を及ぼさないか、懸念される。
 一方、市川氏は最後まで「攻め」をあきらめなかったことが、磯部氏の追撃を振り切る力になった。しかし市川氏が記者会見で「この選挙戦で8年ぶりに会う市民が多い」と話したことは日常活動の不足を自ら認めた形。ここが磯部氏が勝機を見出す市川氏のすき間だったのかもしれない。
 それにしても市長を3期12年務めた市川候補が、ここまで磯部氏に追い上げられたことは、今後の市政運営をより市民に寄り添うものにしていく課題が市川氏に突き付けられたと言えるだろう。
 市議選は新人が7人当選し、議員全体の約4割を占めることになった。議会内でどんな新風を吹かせるか、西村議長の下で進められた議会改革が、新人の新風に乗ってさらに推進、深化していくかが注目される。正副議長がともに今期で議員を引退したので、議長選に向けた動きも活発になるだろう。
 市政は市民のもの。選挙では候補者と共に市民も試される。この選挙で市民が託した願いを当選者がどう受け止めて市政に反映していくのか、一票を投じた市民は静かな視線を送り続けるだろう。(山上達也)



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あさって投票へ両選挙総力戦

[光市長選・光市議選]


市長選「組織」対「風」
攻めの市川候補VS迫る磯部候補

市長選のポスター掲示板
市議選のポスター掲示板

 「組織」と「風」の戦いの行方は―25日(日)投開票の光市長選は前市議の新人、磯部登志恵候補(61)と3期目の現職、市川熙候補(73)が激戦を展開している。
 自由民主党、公明党、連合山口の推薦を受け組織力に勝る市川候補に、草の根の「風」で挑む磯部候補が少しずつ迫る戦いが展開されており、最終盤戦の行方が注目される。
 定数18に21候補が挑む市議選は、涙をのむ3人が誰になるのかが焦点。投票率も市議選単独だった前回の58.43%、前々回の市議選の66.69%▽市長選の66.01%からどう動くかも注目される。(山上達也)

市長選 市川候補を磯部候補猛追

 選挙戦はリードする市川候補を磯部候補が追う展開でスタートしたものの、「風」頼みと思われた磯部候補が次第に力をつけており、磯部候補支持の盛り上がりピークが投票日に間に合うかが焦点だ。
 磯部候補は連日7カ所前後で、支持者に集まってもらう街頭演説を繰り返す。ユーチューブの「いそべとしえチャンネル」で「私が市長に就任したら必ずやること」のタイトルの動画数本を投稿し、新型コロナウイルス対策と返済免除の奨学金の創設を強調する。しかし再生回数は100回前後と多くない。
 磯部候補を支持する市議選の2候補との連動した動きはない。半面、周南市議会の「周南市議会自由民主党」の市議や関係者が連日事務所に詰めて、選挙戦術を細かくサポートして磯部陣営の盛り上げ役を果たしている。
 投票日の夜は室積松原15-25の自宅隣のガレージ内の選挙事務所(0833-57-0950)で開票の行方を見守る。
 市川候補は磯部候補の追い上げが激しくなった告示後も「攻めの戦い」を展開。自民党の河野亨県議が企業への支援要請を徹底し、公明党、連合山口も取り組みを強化。市川候補支持を明確にする市議選の13候補の多くも選挙カーで「市議は○○、市長は市川をお願いします」と繰り返す“アベック作戦”を展開して浸透を図っている。
 アベック作戦は終盤戦でさらに強化。21日夜にホテル松原屋や周南コミュニティーセンターで開かれた市議選の候補者の個人演説会では市川候補自身が駆けつけて支持を訴え、22、23両日も市議選候補者と合同で街頭演説をした。
 投票日の夜は光井7-38-7の自宅隣の店舗内の選挙事務所(0833-71-1717)で開票を見守る。

市議選 21候補が接戦展開

 市長選の磯部候補が前回市議選で獲得した1,418票の行方が焦点。磯部候補と同じ室積の仲山哲男、笹井琢、西崎孝一、大楽俊明各候補に磯部票の一部が流れそう。4候補は前回、ともに当落線上付近に並んだ苦戦組だ。
 仲山候補は上関原発建設計画反対を訴え、田布施町の小中進元県議も来援。笹井候補は地元の室積半島から市内全域に支持を拡大。西崎候補は推薦を受ける日本維新の会の支持層に期待。大楽候補はかつて勤務した武田薬品のOBに浸透する。
 前回苦杯をなめた早稲田真弓候補は地道な票の積み上げで当選圏を伺う。当選すれば幸福実現党として県内2議席目となる。
 現職の田辺学候補、新人の岩根洋志候補で2議席維持を狙う日本共産党は、支持層拡大と票割りに懸命。街頭演説と政党チラシの配布に力を入れる。
 連合山口推薦の武田薬品労組の新人、小林隆司候補は労組票に個人票を上乗せ。現職の木村信秀候補は前議長で、地元の島田地区の支持が厚い。
 田中陽三候補は地元の浅江と妻の出身地の大和地区を軸に全域で支持を拡大している。
 保守系のうち河野亨県議の全面支援を受ける“河野県議公認候補格”は現職の林節子、中本和行、大田敏司、萬谷竹彦各候補▽新人が中村譲、清水祐希、西村慎太郎各候補▽元議員の大楽候補。
 林、大田両候補は大和地区が地盤。ともに地元を中心に支持層を固め、旧光市内の大和地区出身者にも支持を呼びかけて“大和の議席”の死守を図る。
 中本候補は旧市から市議在任34年のベテランで最古参。広い人脈を支持につなげる。萬谷候補は早稲田候補らと支持層が重なるが、議会改革の成果を強調して議席を守る。
 中村候補は亡父賢道氏の支持層を着実に継承し、個人票の掘り起こしを進める。清水候補は21日の個人演説会に150人を集めて勢いをつけた。西村候補は27歳の若さをアピールし、議長の父憲治氏の前回票1,050票を上回りそうだ。
 会派「新風会」の2人は対照的。市長選に2回出馬して知名度の高い河村龍男候補は今回も上位に浮上しそう。前回は最下位で初当選した岸本隆雄候補は、前回の715票が維持できるかどうかがカギだ。
 公明党の仲小路悦男候補は、前回トップ当選の森重明美氏の2,210票を上回る大勝利へ奮闘している。
 前回2位の森戸芳史候補は、地道でこまめな日常活動を票に結びつけて今回も上位当選をうかがう。



期日前投票は順調 Kビジョンが開票速報

 21日現在の期日前投票者数は、市役所と大和コミュニティセンター、21日から始まった牛島コミュニティセンターの合計で市長選が1,893人(投票率4.39%)▽市議選が1,897人(4.4%)で、市議選との前回同期比で584人多い。
 投票日の25日は午前7時から午後8時まで市内33カ所で投票。開票は午後9時20分から市総合体育館で。開票速報は午後10時半ごろからで、市長選は11時か11時半ごろ▽市議選は翌日午前0時過ぎまでには大勢が判明しそう。
 Kビジョンは午後10時から市選管の得票確定まで、市長選と市議選の開票速報を伝える。

【きょうの紙面】
(2)周南市が予算編成方針、歳入不足30億円
(3)GoToトラベルで宿泊客回復
(4)周南市がお楽しみクーポンの利用店募集
(5)チャリティゴルフで徳山医師会に107万円


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公費チラシで政策浸透

[光市長選・光市議選]

 25日(日)投票の光市長選・市議選で、大半の候補者は公費負担のチラシを作成して、新聞折り込みや街頭演説時の配布で政策の浸透を図っている。(山上達也)

磯部候補「市長変われば市政変わる」

磯部候補のチラシの政策を記載した裏面


市川候補「3つの危機を乗り越える」

市川候補のチラシの政策を記載した表面



 チラシ制作は政策本位の選挙戦を目指す改正公職選挙法に基づくもの。市長選は前回から、市議選は今回から適用された。ただし前回が無投票だったため、市長選も今回が初めての形になる。
 チラシの大きさは市長選、市議選とも同じA4判で、両面に印刷できる。制作枚数は1候補当たり市長選候補者は1万6千枚▽市議選候補者は4千枚と上限が決まっており、すべてのチラシに市選管発行の縦1.5センチ、横2センチの証紙を張らなければならない。
 証紙のバックの市章の色は、市長選候補者は青、市議選候補者はオレンジ色で、両者の混同を防いでいる。
 市長選は、前市議の無所属新人、磯部登志恵候補(61)▽3期目の無所属現職、市川熙候補(73)=自民党、公明党、連合山口推薦=ともにチラシを制作している。

市長選 両候補の特徴くっきり

 磯部候補は表面がポスター風。候補の大きな写真から吹き出しで「市長が変われば、市政はかならず変わります!」と記した。
 裏面には「医療・介護の提供」「健康寿命の延伸」「市民が幸せを感じるまちづくり」の見出しの下に、大きな字で簡潔に主張をまとめている。
 磯部候補が演説で訴える「新型コロナウイルス対策」「周南3市長の連携」の文字は見られないが「光市民のみなさまに寄り添えるまちづくりを女性の視点で取り組みます!」と結んだ。プロフィールの記載はない。
 市川候補は表裏とも政策を列挙したスタイル。表面では災害、地域医療、新型コロナウイルスの「3つの危機を乗り越え、輝ける未来へ!」と強調。厚生労働省が両市立病院を含む全国424の病院を名指しで再編統合を求めたことに「県市長会会長として他の市町と連携して国に再考を促す」と今後の具体策に触れている。
 裏面は現職らしく1期目からの成果と、今後の政策を5項目に整理して記し、新型コロナウイルス対策の成果や政策は別項目で取り上げて力を入れている。プロフィールも記した。

市議選 チラシの証紙張りに奮闘

 市議選ではチラシを作成しない候補者もいるが、作成する候補者も告示日は4千枚の証紙張り作業に奮闘。ある陣営は「スタッフ10人で流れ作業で取り組んだが、疲れた分、全員の連帯感が強まった」と話していた。
 市長選の候補者と違って、ユーチューブやラインにアクセスできるQRコードを載せている候補者が多いのが特徴。
 配布方法は市長選の候補者同様、新聞折り込みが大半。本紙にも複数の候補者が折り込みを申し込んだ。

【きょうの紙面】
(2)光市議選立候補者アンケート プロフィール編
(3)食品衛生功労者に田中さん、リヨンの森
(4)周防工務店が下松市に運動用品130万円分
(5)遠石会館が初の特製おせち販売



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被害農家に「特段の支援を」

下松市議会

トビイロウンカで市に要望書
「農家が耕作意欲失う」

左から高田副議長、中村議長、国井市長
被害を受けた水田=市農林水産課提供

 稲刈りの時期の最中に、水稲を吸汁して収量を低下させる害虫「トビイロウンカ」の被害が大量発生している下松市で19日、市議会(中村隆征議長)が被害農家に支援を求める要望書を国井市長に提出した。
 要望書は市議会の会派代表者会議で全5会派(新生クラブ、鐵、政友会、公明党、日本共産党)が合意したもので「耕作農家が自家消費米すら失う過酷な状況に追い込まれ、耕作意欲を失い始める事態になっている」として、被害農家に特段の支援策を講じる▽国や県に被害防止策と農家への支援策を早急に講じるよう要望することの2点を求めた。
 要望書は中村議長、高田悦子副議長が手渡した。市長は「どんな支援策が適切かを市議会や県農業共済組合など関係機関と相談したい」と応じていた。
 トビイロウンカは中国大陸から東シナ海を渡って飛来する害虫。多く発生すると田の水稲が円形に突然倒れ込む〝坪枯れ〟を引き起こす。
 県農林総合技術センターは8月3日に「水稲のトビイロウンカ警報」を発令し、幼成虫数が1株当たり5匹以上いる場合は防除するように呼びかけている。

【きょうの紙面】
(2)(3)光市議選立候補者アンケート 政治活動編
(4)野犬対策キャンペーンに住民ら85人
(5)周南緑地公園で自転車のクリテリウム



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100万球の周南冬のツリーまつり

集中イベントは中止
12月1~28日・御幸通、青空公園

青空公園の準備作業

 周南市の冬の風物詩となっている周南冬のツリーまつりが今年も12月1日(火)から28日(水)まで、徳山駅前の御幸通、飲食店街の青空公園で開かれることになった。同公園ではイルミネーションの準備が始まっている。
 徳山駅周辺を100万個の電球の点滅で幻想の世界に変えるイベント。徳山、新南陽商工会議所と市の主催。青空公園では巨大なロウソク型のイルミネーションなどの設置作業が進められている。
 今年は新型コロナウイルスの影響で、御幸通を歩行者天国にして市民団体などの飲食物のブースが並ぶ集中イベントは中止するが、土曜の5日、12日、19日には歩道にサンタクロースなどが登場するウイークエンドイベントは開く。
 問い合わせは徳山商工会議所(0834-31-3000)へ。

【きょうの紙面】
(2)(3)光市議選立候補者アンケート 政策編
(4)定修の企業へ新型コロナ対策徹底を要請
(5)笠戸島で「発掘!!ふるさとの古写真」


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防災、コロナ、市立病院

[光市長選・市議選]

市長選2候補、市議選21候補立つ
25日の投票日へ舌戦火ぶた

 任期満了に伴う光市の市長選と市議選(定数18)が18日に告示された。市長選には3期目の現職で自由民主党、公明党と連合山口が推薦する無所属の市川熙候補(73)と、前市議会副議長の無所属新人、磯部登志恵候補(61)▽市議選は現職12人、新人8人、元議員1人の計21人が立候補を届け出て、投票日の25日(日)に向けた7日間の選挙運動が始まった。
 この選挙は2004年の旧光市と旧大和町の合併による新市発足以降、5回目になる。市長選は前回が無投票だったため8年ぶりの選挙戦になった。
 市長選、市議選とも3期12年間の市川市政の評価▽豪雨などの防災や新型コロナウイルス感染症対策▽厚労省が再編統合対象に名指しした両市立病院の存続策▽上関原発建設計画の是非などが争点になると見られる。
 両選挙とも各候補は候補者本人や代理人が市役所3階で立候補を届け出て、選挙事務所などで出陣式を開いて気勢を上げ、選挙カーで遊説に繰り出した。
 コロナ禍のため市長選の両候補は個人演説会を開かない考えで、市議選候補でも個人演説会の開催は数陣営の見通し。投票率が市議選単独だった前回の58.43%(市議選とダブル選の前々回市長選は66.70%)からどう動くかも注目される。
 両選挙とも期日前投票は19日(月)から24日(土)までの午前8時半から午後8時まで、市役所3階(24日のみ市役所1階)▽大和コミュニティセンターで受け付ける。牛島地区の住民は、牛島コミュニティセンターで22日(木)から24日(土)までの午前10時から午後3時まで投票できる。
 市選管がまとめた17日現在の選挙人名簿登録者数は、男20,245人、女22,843人、計43,088人。問い合わせは市選管事務局(0833-72-1597)へ。

「市民の目線、寄り添い」
磯部陣営 300人が気勢

エールで盛り上げる磯部候補

 磯部候補の出陣式は地元室積の海水浴場そばの結婚式場「マリーズヴィル光」の前庭で開かれ、300人が参加した。磯部候補は「市民の目線で、市民に寄り添い、市民を思いやる心を大切にすることで市政を正しく運営できる」と訴えた。当選後は市民からの市役所への意見などに3日以内に回答する「3日ルール」導入も明言した。
 会場にはピンク色のぼりが立てられ、選挙カーの看板の文字、スタッフのユニホームやマスクもピンクでそろえた。早くから磯部候補自身が集まってくる支持者を出迎えた。
 出陣式では山下和恵後援会長が「大切な大切な市長選で無投票2回なんてとんでもないと大きな決断をした。ゴールで一歩だけ追い越せるよう力強い支援を」と呼びかけ。周南市の友田秀明、島津幸男、吉安新太市議と田布施、平生町の町議が紹介された。
 磯部候補の“ファン”を代表して「フレッシュとしえの会」の二十八(つちや)昭子代表が「くじけない、一生懸命な磯部さんのリーダーシップが必要だ」と訴え。Vボードの Vの字の片側をはがし、後松原自治会長の作花雅隆さんの発声によるエールで盛り上げ、支持者とエアタッチを繰り返した。この日は市内全域を遊説した。

ムード選挙警戒「正々堂々と」
市川陣営 3期の実績と展望強調

気勢を上げる市川候補

 市川候補の出陣式は午前9時から虹ケ浜のホテル松原屋2階ホールで開かれ、支持者約250人が気勢を上げた。続いて地元の光井で開いた出陣式にも約250人が集まった。
 後援会の能美龍文会長と原田健久選対本部長、来賓の国井下松市長、井原健太郎柳井市長や、市川候補を推薦する自由民主党の河野亨県議、公明党の先城憲尚県議、連合山口の伊藤正則会長が次々に登壇してあいさつ。
 さらに自由民主党の岸信夫防衛大臣や林芳正、江島潔、北村経夫、阿達雅志各参院議員の秘書が紹介された。周南市議会の「自由民主党周南」の古谷幸男、田村勇一、福田吏江子各議員も出席した。
 市川候補は「両市立病院の存続や子どもの医療費無料化拡大、島田川工業用水の完成で周南市への給水開始などの取り組みを誠実にぶれずに進めてきた。しかし一昨年の豪雨災害、厚労省が両市立病院を名指しした公立病院再編問題、コロナ対策を乗り越えるにはあと4年の時間が必要」と続投を訴えた。
 さらに「厳しい戦いだが相手候補の争点がわからない中、ムード選挙にしたくない。正々堂々と戦う」と強調。支持者が振るイメージカラーの萌黄色のハンカチに送られて遊説に出発した。

[光市議選] オンライン型導入の陣営も

 光市長選と同日程の市議選(定数18)には予想された21候補が立候補を届け出た。
 コロナ禍での選挙戦を反映して屋内で個人演説会を開くのは数陣営に限られる半面、ユーチューブによる動画配信などオンライン型の運動を取り入れる陣営が多くなっており、QRコードを法定チラシや本紙などの新聞広告に刷り込むケースが増えている。
 両市立病院の存続や上関原発建設計画の是非、コロナ対策などで政策論争の深まりが期待される。

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市長選は一騎打ち、市議選21陣営

18日告示、25日投票へ
公費負担の法定ビラ初登場

市長選と市議選のポスター掲示板(虹ケ浜)

 合併から16年たって今後のまちづくりの政策や進路が問われる光市の市長選と市議選(定数18)が18日(日)に告示され、投票日の25日(日)に向けて選挙戦の火ぶたを切る。
 市長選は3期目の現職で自民、公明両党と連合山口が推薦する市川熙氏(73)に、前市議の新人、磯部登志恵氏(61)が挑む。市川氏は18日午前9時から虹ケ浜のホテル松原屋2階ホール▽磯部氏は同9時半から室積松原の結婚式場「マリーズヴィル光」で出陣式を開く。
 市議選は現職12人と元議員1人、新人8人の計21人が出馬する。地域別では旧光市19人、旧大和町2人▽党派別は日本共産党2人、公明党、幸福実現党各1人、無所属17人で、無所属のうち1人は日本維新の会が推薦。全員が市選管で立候補手続き書類の事前審査を終えている。
 立候補の届け出は18日午前8時半から午後5時まで市役所3階で受け付ける。期日前投票は19日(月)から24日(土)までの午前8時半から午後8時まで、市役所3階(24日は1階ロビー)と大和コミュニティセンターで受け付ける。
 離島の牛島の住民は牛島コミュニティセンターで、22日(木)から24日(土)までの午前10時から午後3時まで投票できる。
 今回から候補者の政策や経歴などを記した法定ビラが1候補当たり市長選は16,000枚、市議選は4,000枚制作でき、作成費用の一部は公費で負担。新聞折り込みなどで配布できる。
 個人演説会や決起集会は、新型コロナウイルス感染症に配慮して開く陣営はないと見られ、選挙戦が低調にならないか懸念される。
 候補者の顔写真や経歴、公約を掲載した選挙広報は全戸配布し、市のホームページでも公開する。問い合わせは市選管(0833-72-1597)へ。
 9月1日現在の選挙人名簿登録者数は男20,221人、女22,837人、計43,058人で、4年前より1,235人少ない。



【きょうの紙面】
(2)第2回徳大公立化検討会議に学長も出席
(3)光署の6団体が通学路見守り隊
(4)岐陽中生が人口流出防止へアイデア発表
(5)大河内幼稚園、室積小で稲刈り

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実績の現職か? 新風の新人か?

[光市長選]18日告示へ前哨戦活発
原発、大和病床が争点に

 手堅い実績を誇る現職か、女性の新しい風を吹かせる新人か。光市議選と同日程の市長選は18日(日)に告示され、25日(日)の投票日に向けた選挙戦が始まる。立候補を表明している現新2人を取り巻く告示直前の市内の情勢を追った。(山上達也)

現職・市川陣営

「囲む会」で気勢を上げる市川氏(左から3人目=11日・ホテル松原屋)

緩み、上滑りを警戒

 3期目の現職、市川熙氏(73)=光井7=は自由民主党、公明党、連合山口の推薦で優位な前哨戦を展開。昨年7月の参院選比例区では、光市で自民党は10,398票、公明党は3,243票を獲得。連合山口は市内の15労組が加盟する光地区会議に4,020人の組合員がいる。
 11日にはホテル松原屋で「市川ひろしを囲む会」を開いて約250人が出席したが、6割は女性。能美龍文後援会長や来賓の自民党の河野亨県議、公明党県本部幹事長の上岡康彦県議、連合山口光地区会議の小西泰行代表があいさつした。
 市議選の立候補予定者は21人のうち11人が出席。現職が大田敏司、中本和行、林節子、萬谷竹彦議員(こう志会)、笹井琢、森戸芳史議員(彩り)、木村信秀議員(至誠会)▽新人は小林隆司、中村譲、西村慎太郎氏▽元議員は大楽俊明氏が顔を見せた。今期で引退を表明している西村憲治議長や森重明美議員(公明党)も出席した。
 一見、盤石な体制に見える市川陣営だが、4年前が無投票だったことによる緩みや上滑りを陣営は警戒している。コロナ禍で選挙期間中の屋内の集会は自粛することにしており、街頭演説や電話作戦など地道な「地上戦」でどこまで磯部氏の攻勢を交わせるか。
 3期12年の実績や4期目に向けた公約を強調し「女性だから」「新人だから」と磯部氏に流れがちな浮動票のせき止めを図る。
 推薦政党や労組を通じた「組織戦」と組み合わせて、8年前の得票の16,242票を1票でも上回る得票を目指し、4選を確実なものにしようと意気込む。

新人・磯部陣営

事務所開きで乾杯する磯部氏(右から2人目=9月20日・磯部氏事務所)

草の根で市川氏追撃

 新人の前市議、磯部登志恵氏(61)=室積松原=は9月18日に出馬を表明し、1カ月の短期決戦を展開。市川氏に大きな失政がない中で、上関原発建設計画と市立大和総合病院の一般病床のあり方が争点に急浮上した。磯部氏が出馬表明や報道各社共同取材の記者会見で言及したことがきっかけだ。
 周南市や下松市に比べて原発に敏感な土地柄の光市は自民党籍の市議でさえ「原発推進を言えば票が減る」と尻込みをするほど原発への警戒感が強い。その中で磯部氏は「原発は是か非かを論じるべきではない」「原発に反対ではない」と明言し、議会で「現状では上関原発に賛成できない」と答弁する市川氏と一線を画している。
 市立大和総合病院の一般病床も磯部氏が記者会見で「見直し」に言及。有権者数約5,800人の大和地区住民の反発は必至だ。
 磯部氏を支援する市議は1期目の岸本隆雄氏だけ。市議時代に磯部氏と同じ会派「彩り」だった他の4議員のうち、2議員は市川氏支持を鮮明にし、残り2議員は態度を保留しているが磯部氏支援の考えはないと明言する。
 磯部氏のチラシ配布などの支援活動は、磯部氏が会長の光年金受給者協会の有志、周南市議の友田秀明、吉安新太氏ら「周南市議会自由民主党」の複数の議員が連日展開。組織力のある市川氏に及ばないが、若年層に浸透を狙うSNS戦略では市川陣営を圧倒する。
 磯部氏はまだ当選すれば同市初の女性市長になることなど女性の強みを生かし切れていない。草の根戦術で政策が市民にしっかり伝われば市川氏に「追いつき、追い越す」ことが射程距離に入る。15日には市民ホール会議室でミニ集会を開いた。


【きょうの紙面】
(2)周南市の大山さんが全国防犯功労者金賞
(3)チューケンの指定で徳山中央病院へ20万円
(4)鹿野でイタリア人画家の作品展
(5)共同産業の中所さんが「建設マスター」に



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激戦区を歩く(下)

浅江地区

大票田に現職2人、新人4人

 浅江地区(12,136人)は市内最大の票田で、光駅や海水浴場、商店街、大型店、住宅団地、中小企業の工場など多彩な顔を持つ地域。現職2人、新人4人が出馬する。

岩根洋志氏

 岩根洋志氏(40)=浅江5=は日本共産党公認の新人。浅江や島田、三井など島田川以西が地盤だ。名前と政策の浸透に「若い力」のタスキをかけて各地で街頭演説を繰り返しており、若さを強調して初当選に奮闘する。

田中陽三氏

 田中陽三氏(46)=虹ケ浜3=は2期目。前回は1,113票で10位だった。議会では広報広聴特別委員長を務め、一般質問の動画配信など議会公開に奮闘した。浅江地区子ども会会長や光丘高PTA会長を務めている。

仲小路悦男氏

 仲小路悦男氏(65)=浅江2=は公明党公認の新人。前回2,210票で1位の森重明美氏の地盤を継ぐ。浅江商店会会長を経験するなど地元住民の信頼が厚い。4日には太田昭宏元公明党代表が訪れて決起集会を開いた。

中村譲氏

 中村譲氏(53)=丸山町=は一昨年、議長在職中に死去した故中村賢道氏の長男。賢道氏は前回、1,642票で4位だった。父の地盤の継承と譲氏の個人票の拡大が初当選への課題だ。浅江中PTA会長も務めている。

萬谷竹彦氏

 萬谷竹彦氏(54)=虹ケ丘7=は2期目。前回は981票で15位だった。議会では議会改革推進特別委員長として奮闘した。元市小中学校PTA連合会長で、現在は軟式少年野球のスポ少代表や監督も務めている。

早稲田真弓氏

 早稲田真弓氏(56)=和田町=は幸福実現党公認の新人。前回は535票で最下位当選者に180票届かなかった。前回は5人いた女性候補が今回は2人になった。党派を超えた徹底したあいさつ回りで雪辱を期す。


三島・周防地区

ベテラン2人に労組推薦新人

 三井と上島田からなる三島地区(6,445人)は、上島田の現職2人と三井の新人1人が立つ。三井在住者の出馬は故縄重進氏以来12年ぶり。周防地区(1,584人)からの立候補予定者はいない。

小林隆司氏

 小林隆司氏(44)=三井5=は前回は1,090票で11位だった武田薬品労組推薦の畠堀計之氏の後継者。連合山口推薦で、同社労組や自治労など傘下の労組票を固める。島田出身、三井在住の縁で個人票も掘り起こす。

中本和行氏

 中本和行氏(72)=上島田4=は立候補予定者のうち最長の9期目のベテランで、議長も経験した重鎮。現在は監査委員や自民党光支部幹事長を務める。前回は1,235票で8位。今回も幅広い人脈で支持拡大を図る。

森戸芳史氏

 森戸芳史氏(50)=上島田4=は4期目。前回は1,713票で2位だった。今回もこまめな日常活動の積み重ねを支持拡大につなげていく。現在は市議会議運委員長で、市バドミントン協会長、市林業研究会長を務める。

※地区名の次の人数は市選管の9月1日現在の選挙人名簿登録者数。
(山上達也=おわり)

【きょうの紙面】
(2)故人しのぶ「思い出観音」、大林さんが制作
(3)平和通の@RIKOでキルト展
(4)酒米で米みそ、ソレーネ周南で発売
(5)久保小5年生が稲刈り体験



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