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「読書で基礎学力を」

感謝状を持つ石川佳世子さん(左)と良興さん

図書館の児童図書充実
1千万円寄付の石川夫妻に感謝状

中央図書館の展示ケース/
石川文庫」のシールが張られた書籍

 周南市栗屋の社会福祉法人栗屋福祉会理事長で徳山クリニック名誉院長の石川良興さん(78)と妻の徳山クリニックを運営する医療法人イオキ会理事で医師の佳世子さん(78)に17日、県図書館協会からの図書館事業功労者としての感謝状が伝達された。2人は2017年度に同市の図書館のために1千万円を寄付した。
 良興さんは透析治療のできる医療機関が少なかった時代に徳山クリニックを設立、運営し、佳世子さんは長く小児科医院を開いていた。今回の寄付は、2018年2月に徳山駅前図書館がオープンしたが、貸し出しが多く、キッズライブラリーの書棚に空きスペースが目立ったことから思い立った。
 市教委ではこの1千万円で、駅前図書館用に児童図書1,500冊と知育遊具、知育玩具、読み聞かせ用の備品など、中央図書館用に児童図書2,600冊と、同館2階にある、同市出身の明治の英語教育のパイオニア、浅田栄次を紹介するコーナーの展示ケースなどを購入した。このうち書籍には背表紙に「石川文庫」のシールを張っている。
 この図書館事業功労者の表彰式は、通常は「図書館振興県民のつどい」の席上であるが、今年は新型コロナウイルス感染拡大で中止になった。このため同市の中馬好行教育長が市役所の教育長室で伝達し、表彰状と花束が2人に贈られた。
 佳世子さんは子どものころ、児童用の本がなく、家にあった本は全部読んだ経験があり、今も電子書籍で週に1冊は読んでいて「本を読むことで基礎学力をつけ、自分の力、自分の頭で考えてほしい」▽良興さんは「子どもたちが本を読むことで成長したことへの恩返し。本を読んで世界に通じる技術を開発してほしい」と話していた。

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