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和田中消える

周南市教委

来年4月に富田中に統合

和田中

 周南市の和田中学校が来年4月から富田中に統合されることがわかった。現在の生徒数は9人で、今後も大きく増えることは見込めず、市教委では保護者の希望も聞いて来年度からは在校生も含めて富田中に通学させることにし、10月30日に同校と和田小学校の児童の保護者に通知した。
 市教委はこの問題にについて昨年9月から和田小、和田中のPTAと話し合いを進めて、保護者の意向も調査して今年10月21日に市教委定例会、29日に市議会教育福祉委員会(岩田淳司委員長、10人)で生徒を富田中に通学させる方針を説明した。統合後、和田中は休校か閉校になる。
 和田中は1947年に和田村立和田中学校として開校した。広島カープで活躍した津田恒美投手の母校として知られている。最近では三作神楽の継承や、コミュニティスクールの活動に力を入れている。
 生徒数は2011年度には50人で、13年度まで40人以上を維持していたが、その後は20人台が続き、今年度は9人、来年度、再来年度も9人で、その後は一時、増えるが20人前後にとどまる見通し。
 小中学校の保護者からの聞き取りでは、80%が「統合」、20%が「統合やむなし」で、時期は来年4月が80%、「急がない」が8%、「いつでも」などが12%だった。統合先では桜田中という希望もあったが、富田中が最も多かった。
 学校の適正配置に関する基本的な考え方として市教委は「児童生徒が集団の中で、多様な考えに触れ、認め合い、協力し合い、切磋琢磨することを通じて、一人ひとりの資質や能力を伸ばしていくことが重要であり、学校は一定の集団規模が確保されていることが望ましい」「一方で、地域の方々にとって、学校はコミュニティの核となる重要な施設であり存続が望ましい」としている。

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