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周陽小が50周年式典

青空に飛び立つ風船

規模縮小も地域と祝う
多彩な記念事業実現

 周南市の周陽小(國澤尚明校長、184人)の開校50周年式典が14日、全校児童と保護者が参加して開かれ、児童の代表4人が「みんなの心を一つにしたい」「ICTを活用したい」「イベントがたくさんある学校にしたい」「元気いっぱい、思いやりのある学校にしたい」と学校への思いを述べた。最後に校庭から全員で同校の紹介などのメッセージを付けた風船を飛ばした。
 新型コロナウイルスの影響で式典は規模を縮小し、来賓は地域の住民団体の代表などだけにした。50周年事業は実行委員会(委員長・叶太同校PTA会長)が中心になって取り組んだ。開校記念の横断幕設置▽航空写真・全校集合写真撮影▽全校児童の「将来の夢」の掲示▽めざす児童像「夢のある子 品のある子 力のある子」の額の体育館への掲示などがあった。
 式典では、國澤校長(59)は同校が開校以来取り組む花づくりを例に「夢の実現のため、日々のたゆまぬ努力が大切。今をせいいっぱい生きる周陽っ子であって下さい」と式辞を述べた。
 周陽地区コミュニティ推進協議会の加藤洋会長が祝辞を述べて住みよいまちづくりへ「気持の良いあいさつから始めましょう」と呼びかけた。
 児童代表のあいさつは6年の池田陽斗君、5年の羽嶋友愛さん、4年の川戸亮輔君、3年の杉原宇美さんが壇上で発表した。今年4月の「子供の読書活動優秀実践校」の文部科学大臣表彰に貢献したとして、同校読み聞かせの会を功労者として表彰した。式典のあと、児童による周陽太鼓の披露もあった。
 叶さん(52)は「規模は縮小したが、関心は逆に集まった」と記念事業の実現を喜んでいた。

児童代表のことば
式辞を述べる國澤校長
「めざす児童像」の額
周陽太鼓の演奏

周南団地の最初の小学校

 同校は1971年に周南団地の造成に伴って開設された最初の小学校。校舎の建設が間に合わず、9月に遠石小学校の仮校舎から新しい校舎に移った。
 開校時の児童数は329人。その後、増え続けて最も多かった77年には1,307人になった。75年に秋月小、78年に桜木小が分離、開校したあとも千人を超える時期がしばらく続いた。児童数はその後は減少し、2012年度以後は400人を下回り、減少傾向が続いている。卒業生数は来年3月で4,995人になる。
 最初は校舎しかなく、花壇づくりや緑化に力を入れ、全国花いっぱいコンクールでも入賞を重ね、2004年度には緑化推進功労者として内閣総理大臣賞を受賞。
 式典会場の体育館内には地元の大林恵子さんが書いた「めざす児童像」の額が掲げられ、壁には「将来の夢」を掲示し、造成間もない周南団地の航空写真や同校のこれまでの航空写真、卒業記念文集、5年ごとに発行してきた記念誌、大臣表彰の表彰状などが展示され、保護者らの関心を集めた。

【きょうの紙面】
(2)27、28日に故河野博行さんのお別れ会
(4)周南システム産業が創立70周年で車椅子7台
(5)12月3日、野村万作・萬斎狂言の会


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