ヘッドラインニュース

青空公園、御幸通が幻想の世界に

プラントの全点灯やランプフェスも
12月1~28日・周南冬のツリーまつり

御幸通の植え込み
青空公園

 周南市の徳山駅周辺の御幸通、青空公園、PH通りを100万個の明かりで幻想の世界に変身させる周南冬のツリーまつりが12月1日(火)から28日(月)まで開かれる。26日夕には試験点灯があり、多彩なイルミネーションを帰宅途中の高校生や居合わせた市民が楽しんでいた。
 徳山商工会議所、市、新南陽商工会議所の主催で徳山商議所の主管。御幸通は街路樹のヒマラヤスギ、イチョウや植え込みにイルミネーションを取り付ける。光の花壇のフラワーイルミネーションも登場する。
 PH通りは「サルビアロード」が出現する。青空公園は大型キャンドルツリーを中心に、天空のライティングフラワーショーで訪れる人を楽しませる。
 点灯時間は午後5時半から10時まで。今年は新型コロナウイルスの影響で、御幸通を歩行者天国にする集中イベントは開かれないが、土曜の5日、12日は午後5時半から青空公園でイルミネーションクイズラリー、19日は午後1時から小学生以下対象の青空キッズパークを開き、サンタクロースも登場する。
 イルミネーションクイズラリーは2人1組で定員は150組。応募多数の場合は抽選。会場内のチェックポイントを巡ってクイズシートを完成させる。全員に賞品があり、12月末まで市内で使える食事券1万円分が230組、旅行券2万円分は10組、お菓子など周南のお土産3千円分が60組にあたる。26日から参加者を募集している。
 青空キッズパークは徳山商議所青年部が担当。先着150組で12月7日(月)午前10時から参加を受け付ける。青空巨大迷路、青空縁日、幼稚園、保育園児のダンスの青空ステージなどがある。
 問い合わせは徳山商議所(0834-31-3000)へ。そのほかのイベントは次の通り。
 コンビナート企業の全点灯=12月3、19日、午後5時半~10時、出光興産、東ソー、㈱トクヤマ、日本ゼオンがプラントの照明をすべて点灯させる。
 徳山あちこちポケットマルシェ=19日午後4時半~8時、徳山駅北口広場で開く。
 周南ランプフェス=5日、12日、19日、午後5時~8時、若葉公園。19日は徳山高専デザイン研究部が会場をデザインする。

【きょうの紙面】
(2)新型コロナ、周南市で2人感染
(4)ローリー横転想定、高圧ガス火災の消火訓練
(5)熊毛北高生がファッションショー


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「二升五合サバ」生産成功

「二升五合(ますます はんじょう)サバ」

下松市栽培漁業センター7年がかり
脂のり良好、酒の肴に最適

 下松市栽培漁業センター(久山裕司所長)が7年がかりで開発を進めてきた800g~1kg級のサバ「二升五合サバ」の生産にこのほど成功した。同センターは来年末から本格的に出荷することを目指している。
 同センターは笠戸ひらめ、笠戸とらふぐの養殖に取り組んでいるが、定置網にかかる300g前後の安価なロウソクサバを養殖することで有効活用しようと、7年前から研究を進めてきた。
 試行錯誤を繰り返しながら、エサの配合をくふうすることで昨年度には500~600gの育成魚ができた。さらに今年11月上旬には1kg前後まで大型化でき、うま味と食感を備えた大型のサバの生産に成功した。
 名称は「酒を二升五合も飲みたくなるほどおいしいサバ」という意味を込めて「二升五合サバ」と名付けた。読み方は二升を“升”が二つということで「ますます」▽五合を一升半の意味から「はんじょう」とし、合わせて「ますますはんじょう」にした。
 24日には国民宿舎大城で、国井市長、玉川良雄教育長ら行政関係者▽市議会の中村隆征議長、高田悦子副議長ら議員▽下松商工会議所や市観光協会の役員▽報道機関の記者ら計約30人を招いてお披露目会が開かれた。
 同センターを運営する市水産振興基金協会理事長の近藤和彦副市長は「まだ改良の途中なので、忌たんのないご意見をいただきたい」とあいさつ。二升五合サバを刺し身やしゃぶしゃぶ、カルパッチョなどで味わった。
 久山所長(60)は「7年がかりでようやく理想の形になった。脂ののりもよく、酒の肴(さかな)になる魚として親しまれてほしい」と期待していた。

二升五合サバの刺し身


【きょうの紙面】
(2)下松市とナフコが災害時の物資供給で協定
(4)笠戸公民館で笠戸大橋の開通前後の写真展
(5)徳山高が科学の甲子園県大会で3位


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4会場結んで長縄跳び

盛り上がる長縄跳び大会

徳山駅前に竹のオブジェ

周南JC

チアーアップ!しゅうなん~灯せ!希望の光!

 周南青年会議所(周南JC)は21日、分散させた会場をウェブで結んだイベント「チアーアップ!しゅうなん~灯せ!希望の光!~」を開いた。周南市内の4カ所の体育館(徳山大学体育館、鹿野総合体育館、サンウィング熊毛、新南陽ふれあいセンター)と徳山駅前商店街の本部会場をつなぎ、リモートでの長縄跳び大会などがあり、各会場とも盛り上がった。
 長縄跳びは子どもも大人も一緒で1チームが5~7人。32チームが出場した。参加者からは「密を避けつつ、こんな楽しい企画を計画されて、素晴らしいと思いました。ありがとうございました」と感謝が寄せられた。

竹のオブジェ
謎解きゲームを楽しむ参加者

 午後3時から徳山駅前の商店街では100組の小学生と保護者が謎解きゲームに参加した。保護者からも「商店街のお店など、新しい発見がありました。謎解きも楽しくて、いろんなお店を知ることができ良かったです」と好評だった。
 商店街の店主からも「これをきっかけに、こういった商店があるんだということを知ってもらいたいです。子どもたちとふれあい元気をもらいました」と喜ばれた。
 実行委員長の川村直基さん(37)は「参加者にも主催者も感染を予防しながら事業が開催できたことをうれしく思います。閉塞感がある中、親も子も不安な毎日ですが、これが何かのきっかけになり親子のきずなが生まれるとうれしい」と話す。
 このイベントで駅前広場の噴水に設置したオブジェは竹を組み合わせ、そばには小学生がメッセージを書いたペットボトルもたくさん置かれている。12月20日(日)までの毎夕、午後5時から午後10時まで点灯する。

【きょうの紙面】
(3)新南陽駅前にイルミネーション
(4)BS下松第一団が70周年式典
(5)サンデー早朝野球、ベイスターズ優勝


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1カ月で50万歩以上

徳山興産の管田社長(左)と西岡さん

徳山興産グループとシマヤ
健幸チャレンジ月間で共に1位

 県が提供するスマートフォンの「やまぐち健幸アプリ」で毎日の歩数を記録し、企業がグループ単位で従業員の歩数を競い合う「やまぐち健幸チャレンジ月間」の上位チームの表彰式が16日、山口市の県庁で開かれ、周南地域では登録数20人以上の部で周南市の徳山興産グループ、20人未満の部で同市のシマヤがそれぞれ1位になった。
 10月1日から31日までの月間平均歩数で競い、183チームの約4千人が参加。徳山興産グループは徳山興産(管田英男社長)を中心とするチームで23人が登録し、平均歩数は54万1506歩。シマヤは5人が登録し57万2,457歩を達成した。
 徳山興産グループは2位の企業の32万9,355歩を大きく引き離した。同社グループは「自分のため、家族のため、仲間のための健康管理の徹底」を経営方針の1つに掲げ、3月からやまぐち健幸アプリを活用している。
 アプリを登録した社員の歩数データを同社が管理。社員は互いに歩数を競い合いながら、各自が前月よりも歩数を増やすことに努めている。58万歩を歩いた西岡大貴さん(27)は10月の間、退勤時の交通渋滞を避け帰宅前に市内を毎日2、3時間歩いた。体重も1.7キロ減らすことができた。
 同社グループ内で1位の50代の男性社員は、10月の月間歩数が125万歩。朝の起床後と夕方の退勤後にウォーキングの時間を必ず確保して歩くことを習慣化しているという。
 社員には、スポーツウェアやシューズ、大会参加料に当てることができる「健康手当」を年間1万円支給し、全社的な健康づくりを目指している。87万歩を歩いた管田社長(48)は「今後は社内の参加者を増やし、社員が称賛し合う環境のもとで健康増進を図りたい」と話した。

周南地域で10位以内の企業は次の通り。
 [20人以上の部]7位=新立電機(下松市)29人で20万8,016歩▽10位=東洋鋼鈑(同)222人で18万7,330歩
 [20人未満の部]5位=キサコフラワーショップ(下松市)8人で37万3,295歩▽6位=光郵便局(光市)5人で36万3,023歩▽7位=ライニングサービス(周南市)11人で34万4,482歩▽10位=九内(同)5人で29万5,182歩。

【きょうの紙面】
(2)光市が避難所のし尿収集で業者と協定
(4)下松市で子どもたちの健康図画・習字展
(5)Linoさんが米泉湖畔で野外ライブ


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「読書で基礎学力を」

感謝状を持つ石川佳世子さん(左)と良興さん

図書館の児童図書充実
1千万円寄付の石川夫妻に感謝状

中央図書館の展示ケース/
石川文庫」のシールが張られた書籍

 周南市栗屋の社会福祉法人栗屋福祉会理事長で徳山クリニック名誉院長の石川良興さん(78)と妻の徳山クリニックを運営する医療法人イオキ会理事で医師の佳世子さん(78)に17日、県図書館協会からの図書館事業功労者としての感謝状が伝達された。2人は2017年度に同市の図書館のために1千万円を寄付した。
 良興さんは透析治療のできる医療機関が少なかった時代に徳山クリニックを設立、運営し、佳世子さんは長く小児科医院を開いていた。今回の寄付は、2018年2月に徳山駅前図書館がオープンしたが、貸し出しが多く、キッズライブラリーの書棚に空きスペースが目立ったことから思い立った。
 市教委ではこの1千万円で、駅前図書館用に児童図書1,500冊と知育遊具、知育玩具、読み聞かせ用の備品など、中央図書館用に児童図書2,600冊と、同館2階にある、同市出身の明治の英語教育のパイオニア、浅田栄次を紹介するコーナーの展示ケースなどを購入した。このうち書籍には背表紙に「石川文庫」のシールを張っている。
 この図書館事業功労者の表彰式は、通常は「図書館振興県民のつどい」の席上であるが、今年は新型コロナウイルス感染拡大で中止になった。このため同市の中馬好行教育長が市役所の教育長室で伝達し、表彰状と花束が2人に贈られた。
 佳世子さんは子どものころ、児童用の本がなく、家にあった本は全部読んだ経験があり、今も電子書籍で週に1冊は読んでいて「本を読むことで基礎学力をつけ、自分の力、自分の頭で考えてほしい」▽良興さんは「子どもたちが本を読むことで成長したことへの恩返し。本を読んで世界に通じる技術を開発してほしい」と話していた。

【きょうの紙面】
(3)光市議会議長に中本氏、副議長は林氏
(4)下松市の瀬戸内ヒラメショー30回で終了
(5)新南陽商議所が飲食店応援チケット


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SDGsで新聞作り

熱心にメモを取る生徒たち

住吉中で「新聞の書き方講座」
講師に新周南新聞社の竹田記者

 周南市住吉町の住吉中(山中博滋校長、201人)で13日、1年生72人を対象とした「新聞の書き方講座」が開かれた。生徒らは実際に新聞記事を書いている新周南新聞社(中島進社長)の竹田咲絵記者(27)を講師として、取材の進め方や原稿の書き方について学んだ。
 この講座は同校が総合学習で取り組んでいるSDGs学習の一環として、今回初めて開かれたもの。
 SDGsとは、国連が定める17のグローバルな目標から成る「持続可能な開発目標」の略称。
 同校では、世界のことを考えることで身近なことにも目を向けてもらおうと、同市が推進するコミュニティ・スクールの理念も取り入れながら、今年度から全校をあげてSDGsについて学んでいる。
 1年生の生徒らは6月からSDGsについて調べ始め、SDGsに対する意識調査のアンケートを500人に実施するなど意欲的に学習に取り組んでいる。
 20日と26日には市内の各企業や店舗、富田川などを訪ねるフィールドワークで、各団体のSDGsに対する取り組みを取材する。取材した内容は生徒自らが記事を書いて冊子にまとめ、SDGsの普及活動に活用する予定で、今回の講座はその事前学習。
 講座の冒頭では、この日のために同社が作成したハンドブック型の資料、「新聞記事作成の手引き」が一人々々に手渡され、生徒らは興味深そうに内容を目で追っていた。
 記事のルールについて講義を聞く前半に続いて、後半は講師の記者が生徒たちの前で同校の竹坂有希子教諭を取材し、質問の仕方やあいづちの打ち方、写真の撮り方などを確認。
 その後、生徒を代表して手島和奏さん(13)と礒部開地君(13)が記者の役を務め、講師を相手に取材の実技練習をした。

取材の練習をする手島さん

 この日の授業について手島さんは「写真を撮るときには脇を締めてひじを固定するなど、実際に体験した人でないとわからないことが学べてよかったです」、礒部君は「今日学んだことをまずはフィールドワークで活かし、中学校を卒業してからも役立つ機会があったら活用したいです」と話した。
 講座を企画した竹坂教諭は「休みの日に自主的に町へ調査に出かけたり、訪問する企業に自分でアポイントを取ったりと、生徒たちはとても能動的にSDGs学習に取り組んでいます。今回の講座は、易しい表現がたくさん使われていて生徒たちも学びやすかったと思います」と笑顔を見せた。
 講座の最後には講師に対する質問コーナーが設けられたが、10人近い生徒が挙手をするなど講座は盛況のうちに終わった。


【きょうの紙面】
(2)下松市で3カ月ぶりに新型コロナ感染
(3)徳山商議所が優良商工従業員表彰
(4)れいわの山本氏が徳山駅前に、トラブルも

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創立からの会員企業に感謝状

徳山商議所

紹介される創立以来の会員企業の代表

100人参加で80周年式典
感染を防ぎながら祝う

感謝状を贈られた小野さん(右)、藤井さん(写真左)と式辞を述べる宮本会頭
乾杯する出席者
上映される新周南新聞社制作の映像

 周南市の徳山商工会議所の創立80周年記念式典・祝賀会が17日、遠石会館で開かれた。新型コロナウイルスの影響で、出席者は同商議所の常議員、議員を中心に100人に限ったが、1940年の創立時からの会員の企業18社への感謝状の授与などがあった。
 宮本治郎会頭は式辞で創立時から続く天然の良港の徳山港やコンビナート企業などによる潜在力の高さを強調して「新南陽、光、下松商議所と連携を強固にし、会員、地域の課題解決に取り組みたい」と決意を述べた。
 藤井市長が来賓として祝辞を述べ、歴代会頭への感謝状授与では第14代会頭の徳山海陸運送顧問の藤井英雄さん、第15代会頭のサマンサジャパン代表取締役CEOの小野英輔さんに宮本会頭から感謝状が手渡された。
 創立時からの会員企業の感謝状授与は各社の代表が壇上に並び、共栄産業の林克彦社長が代表して宮本会頭から感謝状を受け取り、謝辞を述べた。
 同商議所監事で山縣本店社長の山縣俊郎さん、議員で松田税理士事務所長の松田明さんの今秋の藍綬褒章受章も披露され、2人に花束が贈られた。
 祝賀会は青木義雄市議会議長の発声で乾杯。大声を出さず、話す時は1メートル以上離れるなどの感染防止策を取りながら歓談した。同商議所のあゆみを紹介する、新周南新聞社制作の映像「地域一丸 新しい未来へ!」も上映された。
 創立以来の会員企業は次の通り。
 共栄産業、国辰、西京銀行、住福燃料、関戸屋、トクヤマ徳山製造所、徳機、服部製作所、はつもみぢ、林写真館、東山口信用金庫、福田塗装店、富士事務器、防長交通、毎日興業、三菱UFJ銀行徳山支店、山口銀行徳山支店、山口合同ガス徳山支店

【きょうの紙面】
(2)下松市に建設の新斎場PFI説明会に40社
(4)県産和牛、ハモがコロナ対策で学校給食に
(5)周南料飲組合が青空公園清掃

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金峰の松室大橋の生誕100年祝う

松室大橋

建設した日本橋梁も
日本最古・登録有形文化財

 周南市金峰の錦川にかかる松室大橋で15日、1920年の完成から100周年を祝い、橋に感謝する「紀寿橋梁生誕祭2020 in 周南 橋にねがいを」が開かれた。橋を建設した日本橋梁(本社・大阪)の坂下清信社長も訪れた。

神事で玉串を捧げる参加者
橋を清掃する高専生ら

 このイベントは紀寿橋梁生誕祭2020実行委員会(松永昭吾委員長)の主催。新型コロナウイルスの影響で、オンライン形式で開かれ、建設から100年を迎える全国各地の橋の紹介などがあった。松室大橋はそのメーン会場となった。
 同橋は長さ41.5メートル、幅4.1メートル。建設されてから移設がなく、現存する鋼単純トラス形式の車道橋では国内で最も古く、登録有形文化財、近代土木遺産に指定されている。橋げたが赤く塗られたトラス橋の部分は30.5メートル。建設当時、ボルトや高度な溶接技術がなく、リベットを打ち込む方式で接合されている。
 今回のイベントでは、全国から寄せられた、願い事を書いた3千羽近い折りヅルが飾られた。近くの住民や橋を研究している徳山高専の学生、卒業生など50人が集まり、午前中は高専生や日本橋梁の社員が橋を清掃した。午後は近くの八坂神社の村上道成宮司(85)による、橋の長寿、安全を祈願する神事があった。
 同橋は水力発電所の錦川第一発電所の建設のために建設されたが、日本橋梁は建設の前年の1919年、㈱トクヤマの創設者でもある実業家、岩井勝次郎によって設立されたばかりだった。
 この日、訪れた同社神戸事業所の松田大介部長・営業グループ総合企画チームチームリーダー(52)は父親が周南市出身。リベットによる接合や「大正九年製作」の銘板を見ながら感慨深げだった。
 徳山高専はこれまで数人がこの橋を卒業研究で取り上げているが、2016年に最初に卒業研究のテーマにした、福川出身で現在は県内企業に勤める小山諒子さん(26)も参加。卒業研究では歴史を調べ、住民にアンケートを取り、強度の解析もした。「これからも大事に使ってほしい」と話していた。
 同橋は菅野ダムと須金の間の国道434号近くの市道にある橋で、須金に向かう時は左手に見える錦川にかかっている。錦川第一発電所もそばにある。

【きょうの紙面】
(2)周南地域の9県議、4商議所が意見交 換会
(3)車いす陸上の福場さんら、県選奨に8人
(5)全国新酒鑑評会の周南市の入賞酒味わう会


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周陽小が50周年式典

青空に飛び立つ風船

規模縮小も地域と祝う
多彩な記念事業実現

 周南市の周陽小(國澤尚明校長、184人)の開校50周年式典が14日、全校児童と保護者が参加して開かれ、児童の代表4人が「みんなの心を一つにしたい」「ICTを活用したい」「イベントがたくさんある学校にしたい」「元気いっぱい、思いやりのある学校にしたい」と学校への思いを述べた。最後に校庭から全員で同校の紹介などのメッセージを付けた風船を飛ばした。
 新型コロナウイルスの影響で式典は規模を縮小し、来賓は地域の住民団体の代表などだけにした。50周年事業は実行委員会(委員長・叶太同校PTA会長)が中心になって取り組んだ。開校記念の横断幕設置▽航空写真・全校集合写真撮影▽全校児童の「将来の夢」の掲示▽めざす児童像「夢のある子 品のある子 力のある子」の額の体育館への掲示などがあった。
 式典では、國澤校長(59)は同校が開校以来取り組む花づくりを例に「夢の実現のため、日々のたゆまぬ努力が大切。今をせいいっぱい生きる周陽っ子であって下さい」と式辞を述べた。
 周陽地区コミュニティ推進協議会の加藤洋会長が祝辞を述べて住みよいまちづくりへ「気持の良いあいさつから始めましょう」と呼びかけた。
 児童代表のあいさつは6年の池田陽斗君、5年の羽嶋友愛さん、4年の川戸亮輔君、3年の杉原宇美さんが壇上で発表した。今年4月の「子供の読書活動優秀実践校」の文部科学大臣表彰に貢献したとして、同校読み聞かせの会を功労者として表彰した。式典のあと、児童による周陽太鼓の披露もあった。
 叶さん(52)は「規模は縮小したが、関心は逆に集まった」と記念事業の実現を喜んでいた。

児童代表のことば
式辞を述べる國澤校長
「めざす児童像」の額
周陽太鼓の演奏

周南団地の最初の小学校

 同校は1971年に周南団地の造成に伴って開設された最初の小学校。校舎の建設が間に合わず、9月に遠石小学校の仮校舎から新しい校舎に移った。
 開校時の児童数は329人。その後、増え続けて最も多かった77年には1,307人になった。75年に秋月小、78年に桜木小が分離、開校したあとも千人を超える時期がしばらく続いた。児童数はその後は減少し、2012年度以後は400人を下回り、減少傾向が続いている。卒業生数は来年3月で4,995人になる。
 最初は校舎しかなく、花壇づくりや緑化に力を入れ、全国花いっぱいコンクールでも入賞を重ね、2004年度には緑化推進功労者として内閣総理大臣賞を受賞。
 式典会場の体育館内には地元の大林恵子さんが書いた「めざす児童像」の額が掲げられ、壁には「将来の夢」を掲示し、造成間もない周南団地の航空写真や同校のこれまでの航空写真、卒業記念文集、5年ごとに発行してきた記念誌、大臣表彰の表彰状などが展示され、保護者らの関心を集めた。

【きょうの紙面】
(2)27、28日に故河野博行さんのお別れ会
(4)周南システム産業が創立70周年で車椅子7台
(5)12月3日、野村万作・萬斎狂言の会


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不法投棄の洗濯機、自転車

自転車の引き上げ

ボランティア28人で撤去
県産廃協会周南支部主催

 周南市戸田の旧桑原処分場付近の道路にかかる橋の周りで12日、県産業廃棄物協会周南支部(支部長=長田聖士徳山オイルクリーンセンター社長)の会員企業の代表や社員、県と市の職員が不法投棄廃棄物の撤去作業をした。
 このボランティア活動は同支部の主催。2004年から毎年、周南、下松、光の各市や関係団体と協力し、山間部の道路沿いや空き地などの不法投棄が多い場所を選んで取り組んでいる。
 不法投棄は夜間に車で廃棄物を運んで、高い所から投げ捨てる事例が多く、今回は橋の下と海に面した道路脇の斜面に捨てられたゴミを28人の参加者が回収に当たった。
 ヘルメット、長靴、手袋をつけ作業服を着た参加者は、橋の下の谷まで降りて、空き瓶、空き缶、ペットボトルを手で拾い、土のう袋に入れて持って上がった。タイヤやバッテリーなどは大袋に入れて橋の上からロープで引き上げ、自転車、洗濯機、ベッドのマットなどは直接ロープでしばって引き上げた。
 橋の近くの停車スペースにブルーシートを広げて、回収した廃棄物を分別。燃えるゴミはゴミ収集車に入れ、缶・瓶の収集袋とペットボトルの収集袋、廃プラスチック類と金属は、同支部会員企業のタダオが用意した4トントラックに積んだ。廃棄物を載せたトラックは同市臨海町のリサイクルプラザに向かった。

洗濯機の積み込み
撤去ボランティアの参加者


 参加した周陽インダストリアの川元正社長(51)は「橋の上からではわからなかったが、実際に降りるとたくさん投棄されているのを見て残念に思う。今回の活動できれいにすることで、不法投棄をする人がいなくなれば」と話した。
 長田支部長(59)は「協会は社会貢献を行動指針に掲げていて、県と市との連携が大事。撤去ボランティアを続けていき、不法投棄がなくなってほしい」と語った。
 県によれば、県内の不法投棄の件数は横ばい傾向にあるものの、パトロールや監視カメラの設置などで引き続き不法投棄の防止に努めるとしている。

【きょうの紙面】
(2)周南市社協が148人と6団体を表彰
(4)光・熊毛郡法人会が「税に関する絵はがき」コンクール
(5)周南市議会が手話条例制定で手話研修会


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