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周南市感染拡大で本部会議

移動、帰省も「慎重な行動」を
誹謗中傷、差別、いじめ起こらない冷静さ要請

会議に出席した市の幹部

 周南市は4日、新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・藤井市長)の会議を開き、今後の対処方針を決めた。市民に県境をまたいでの移動や、県外からの家族の帰省も慎重な行動を求めた。一方、イベントなどの取り扱いは国の基準に合わせ、クラシックコンサートなどは定員の100%以内とする判断指針を示した。
 同市ではこの日までの1週間ほどで13人が感染し、感染者が25人と倍増。13人は10歳未満から高校生、60代まで年齢層も幅広い。今回の会議はこの感染拡大を受けて開いた。
 対処方針は6項目。①市民への協力要請では、移動や帰省、会食への慎重な行動、対応▽感染防止対策の徹底▽医療従事者や感染者への誹謗中傷や心ない言動を慎み、冷静な対応を求めている。
 ②事業者、関係団体への協力要請では、周南料飲組合が認定している「安心安全優良店舗」などの推奨、③公共施設、市主催イベントなどの取り扱いはガイドラインを踏まえた感染防止策の徹底などに取り組む。
 ④学校などの対応は、可能な限り学校教育活動を継続▽子どもたちの心身の健康に適切に対応▽いじめや差別を防ぐための啓発活動を強化するとしている。⑤は市民などへの情報発信で「新しい生活様式」の普及・定着へ市民や事業所への周知▽接触感染アプリ(COCOA)のダウンロードと利用の周知に取り組む。⑥感染拡大に備えた対応は「地域外来・検査センター」の活用などPCR検査体制の強化▽インフルエンザ流行期に備えた医療提供体制の拡充をあげている。
 イベントはクラシック音楽、演劇、舞踊、伝統芸能など「大声での歓声・声援がないことを前提としうるもの」は定員の100%以内▽ロック、ポップコンサート、スポーツイベントなど「大声での歓声、声援が想定されるもの」は50%以内としている。
 ただ、全国的、広域的な人の移動が見込まれる祭りや、参加者の把握が困難なイベントは引き続き、中止を含めて慎重に検討するとしている。

市長が2日連続メッセージ

 藤井市長は3日、4日と2日続けて市民向けのメッセージを発表。3日は新型コロナウイルス感染症について「不安を増大させ、感染した方々だけでなく、その家族や近隣の住民に対する不当な差別やいじめなど、人の心まで傷つけるという大きな問題を生み出しています」と述べ「みんなで心をつなぎ、力を合わせてこの困難を乗り越えていきましょう」と呼びかけた。
 4日のメッセージは県外への移動、出張、家族の帰省に慎重な行動を求め「職員や市議会の皆さまとも一丸となって、国や県と連携しながら、これまで以上に対策の強化に取り組んでまいります」と表明。差別や誹謗(ひぼう)中傷、人が人を排除することなどが起こらないよう冷静な対応を求めた。

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