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羽ばたけ!飛ばし屋3兄弟

悠人君  藍佳さん  俊平君

ジュニアゴルファー柳悠人君、藍佳さん、俊平君
全国大会優勝狙う

俊平君/仲良しの3人



 新型コロナウイルスの影響で延期された東京五輪が開催される2021年。周南市上村の3兄弟がゴルフで切磋琢磨(せっさたくま)しながらトップレベルを目指している。
 長男の高川学園高2年の柳悠人(はると)君(16)は、菊川小2年の時に会社員の父、浩志さん(45)に連れられてゴルフを始めた。団体競技よりも個人競技が好きな性格。すぐにのめり込み、土日に浩志さんに同行しながらめきめきと腕を上げた。浩志さんのスコアを超えたのは6年生の時だ。
 長女で妹の同学園中2年、藍佳(あいか)さん(14)も兄の背中を追うかたちで、小学1年でクラブを握った。5年生で早くも浩志さんを追い越した。同じく小学1年でプレーを始めた次男の菊川小5年の俊平君(11)は浩志さんと腕前は互角。3人とも第1打で飛距離を稼ぐ「飛ばし屋」で、今後の活躍が期待される。
 悠人君と藍佳さんは小学校を卒業後、県内唯一のゴルフ部を持つ高川学園に入学。プレーヤーとしてさらに上を目指し、毎日、周南市上村の自宅から防府市大道まで通う。
 悠人君は高校1年で、全国高校ゴルフ選手権大会と日本ジュニアゴルフ選手権大会という2つの全国大会に初出場を果たした。いずれも順位は100位台と、プレーヤーのレベルの高さを痛感したが、逆にこれが刺激となった。筋力トレーニングを重ね、自分に合うドライバーを何度も試すなど飛距離を伸ばすことに力を注ぎ、全国で通用すべく練習に打ち込んだ。
 自分の実力を発揮しようと意気込んだ矢先、昨年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、予定されていた大会はことごとく中止。通常であれば年間10大会以上の試合に臨むところ、昨年度は10月の2大会と12月の1大会の参加にとどまった。
 試合感覚が鈍ったままでの参戦にもどかしさはあったが、普段できなかった体力づくりに取り組み、同時に体を休ませることができたと前向きにとらえた。ゴルファーに大事な「すぐに気持ちを切り替えられるメンタルの強さ」が悠人君の武器でもある。
 ゴルフの魅力を「自分のがんばりと成長をスコアという数字で確認できるところ」と語る。「さらに飛距離を伸ばし、グリーン周りのショットにも磨きをかけたい」と意欲を見せる悠人君は、今年の目標を日本ジュニア選手権大会での優勝と定めた。
 藍佳さんは小学6年の時に中国小学生ゴルフ大会で優勝して、悠人君より一足早く全国大会に出場した。一般とジュニアが混合の昨年11月の県民大会では、34人中3位に食い込む実力を見せた。これまでのベストスコアは69。試合中に逆境になったときは、声優の江口拓也さんの歌「アンダー・ザ・シー」を口ずさんで気持ちを切り替える。
 今年の目標は、悠人君と同じく日本ジュニアゴルフ選手権などの主要な全国大会での優勝。将来は「みんなに応援してもらえる選手になりたい」と語った。
 末っ子の俊平君も1打目のショットで飛距離を稼ぐタイプ。飛距離はジュニア時代が伸びやすいということもあり、まずグリーンに乗せて前に進めるスタイルだ。昨年9月のタカガワカップジュニアゴルフ大会では7人中3位と好成績を見せた。「いいスコアが出た時が一番楽しい」と言い、今年は藍佳さんが果たした中国小学生ゴルフ大会での優勝を狙う。
 好きなプレーヤーは、悠人君が松山英樹、藍佳さんが鈴木愛。俊平君はローリー・マキロイ。母、敦子さん(46)は「できることをサポートしつつ3人の成長を見守りたい」と微笑んだ。

【きょうの紙面】
(2)~(5)新南陽、徳山、下松、光商工会議所会頭座談会
(8)~(10)プレゼント付き新春クロスワード
(12)~(15)丑年に「一言」
(16)ふるさとへのメッセージ


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