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周南市内の高校クラスターは600人検査へ

部員と家族5人感染

 周南市内の高校でクラスター(集団感染)が発生したが、27日はこのクラスター関連では10代の剣道部員3人と感染した部員の家族2人の計5人の感染がわかった。26日にクラスター発生を公表した県は27日から29日まで3日がかりで、この高校の1、2年生全員など600人の検査を進めている。
 この日の感染者は県内全体で18人。高校のクラスター関連は周南、岩国、山口市在住の部員1人ずつと周南市に住む部員の家族の50代と40代の女性。周南市ではサービス付き高齢者向け住宅クラスター関連で90代の病院の入院患者の男性が感染した。周南市の感染者は4人増えて173人になった。
 このほか、山口市が7人で10代、60代、70代2人の女性と60代2人、70代の男性▽美祢市が60代の男性の1人▽下関市で50代の女性2人▽宇部市で医療機関のクラスター関連で70代の入院患者と20代の二次感染者の計2人が感染した。県内の感染者は1,169人になった。


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感染防止へ部活動を総点検

[新型コロナウイルス感染症対策]

周南市 高校クラスター発生で本部会議
休止の判断は学校に

相談を呼び掛ける藤井市長

 周南市は27日、市新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・藤井市長)を開き、市内の高校でクラスター(集団感染)が発生したことへの対応を協議した。その中で市教委が市内の小中学校の部活動について感染防止のための「総点検」を各校に依頼したことを明らかにしたが、部活動を継続させるかなどは学校長に判断を委ねる形となっている。
 今回のクラスターでは剣道部員の間で感染が広がったことから、部活動の取り組みに関心が集まっている。県教委も26日付けで部活動の感染症対策の徹底を高校など県立学校に文書で依頼している。
 周南市教委は27日付けで小中学校長に「部活動等における集団感染リスクへの対応について」と題した文書で対策の徹底を依頼。その中で「屋内で多数の児童生徒が集まり、呼気が激しくなるような運動や大声を出すような活動等は絶対に避けること」とし、練習試合や合同練習は「当面、避けること」とした。
 各教科についても、体育の授業は屋外で実施することや、児童生徒同士の2メートル以上の間隔の確保▽理科は児童生徒同士が近距離で活動する実験や観察の実施は慎重に検討▽音楽は合唱、リコーダー、鍵盤ハーモニカなどの管楽器演奏は避けること▽図画工作、技術・家庭でも近距離で活動する実習などは避けるよう求めている。一方で部活動の休止は可能な限り感染を防止したうえで検討するとしている。
 中馬好行教育長は市教委の立場について「主体的に子どもたちの安全を守っていく学校の取り組みをサポートする」と述べ、同市では学校の規模など状況に違いがあることから一律に中止させることはしない考えを明らかにした。

家庭内の感染防止呼び掛け

 藤井市長は会議の冒頭や会議終了後の記者会見で、今回が同市で3例目のクラスターの発生となり、1月の感染者が110人にのぼっていることなどを説明して「危機的状況でまさに非常時だ」と訴えた。特に家庭内での感染者が多いことから、自宅でもマスクを着用することなど、防止策を呼び掛けた。
 会議では「今後の対処方針」を協議、決定し、市民への協力要請では、会食する時も飲食する時以外はマスクを着用すること▽発熱、せきなど体調に不安を感じる場合の相談を呼び掛けた。
 事業者、関係団体への協力要請はガイドラインを踏まえた感染予防策の実践、料飲組合認定の「安心安全優良店舗」などの推奨▽学校の対応では子どもだけでなく、家族全員の状況を的確に把握することを求めた。
 県からの要請で周南保健所に保健師2人を派遣することや、ワクチン接種は今年度中に開始することも説明した。

【きょうの紙面】
(2)徳山花卉商組合が小中学校にギフト券
(4)アニメグッズ専門店「アニホビ」オープン
(5)文化財防火デーで、各地で消火訓練


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