一言進言

明けましておめでとうございます

~まずは徳山大学公立化を~

読者、スポンサーの皆様、明けましておめでとうございます。昨年末以来、周南地区でもコロナ感染者が急増、重苦しい年末、年始を経験した。初詣でも例年とは比べようのない有様で、特別な感覚のお正月となった。成人式もすべて延期になった。

そんな中、各行政も公務始め式が中止になり、各市長の意気込みを直接聞く機会もなくなった。ないない尽くしで縮こまった今年の船出にどんな対処方法があるのだろうか。2月末からワクチン接種も始まるという。今は自粛で仕方がないが、夢を語ることはできる。

周南市だけでなく、周南地区全体では徳山大学の公立化がある。地元からの入学生が極端に少なかった徳山大学に、新学部増設や、学費の大幅値下げなどによって多くの地域の高校生が入学することに期待が膨らんでいる。流れ的には地元で就職する学生が増えることも期待できる。

今多くの周南地区の企業は人手不足で悩んでいる。中堅、幹部候補の若者も圧倒的に足りていない。新商品を作り出すにもそれなりの人材が必要だ。マーケティングや多少のIT関係が理解できるような人材も必要だ。企画力も必要だ。

高齢化に突き進んでいる光市や周南市では、介護、看護の分野での人材は、限りなく足りていない。看護学科の新設は、渇望している高齢者施設、医療関係者にとっては何よりの朗報だ。働く場所は限りなくある、これから高齢者はもっと増えてくる。

具体的な若者定住策となり得る徳山大学公立化だが、中には公立化でまた多くの税金が必要になるのでは?との声もよく聞く。大丈夫だ。奨学金の対象となっているスポーツ入学生や、外国人留学生の1割ていどが一般入試に代わるだけで、健全経営は可能だ。5、6年前から大学改革を提言してきた私たちには大学の中もよくわかっている。

親の近くで生活することが、どれだけ精神的にも、生活面的にも豊かに暮らせるか、高校教育の現場でもっと教えていくことも必要だ。山口県の高校教育は今まで、上へ上へと関東に行くことを進めていた。明治維新の名残のようだ。最近になってようやく山口県も変わってきた。近くに家族が住んでいる幸せ感は、震災やコロナでさらに理解できるようになった。間違いない。

(中島 進