ヘッドラインニュース

大規模災害でも事業継続体制

ミヤハラがレジリエンス認証
県で3社目の取得

認証・登録証を持つ松原社長と同社の認証マーク


 周南市栗屋奈切のミヤハラ(松原忠彦社長)が11月30日、大規模な自然災害への備えを積極的に進める企業として、国が定める国土強靭化貢献団体認証(レジリエンス認証)を取得した。
 この制度は、阪神・淡路大震災、東日本大震災、西日本豪雨などの自然災害からの復興を踏まえ、災害や危機に強い国づくりを目指す国土強靭化の趣旨に賛同する企業や団体を認証するもの。2016年の認証開始からこれまでに全国では200以上の企業や団体が認証を受けているが、県内では3社目の認定。
 ミヤハラは社員53人で省力化機械、精密機械部品の設計や製作を手がける。近年では無痛針など医療機器の開発にも取り組んでいる。メーカーとして災害発生時の事業存続、継続を見すえ、調達先や製造場所の整備と確保を進めてきた。
 2018年5月に取引先のすすめでレジリエンスの勉強会に参加。以後、備蓄食料の確保と防災関連用具の保管に着目し、社内外の連絡網を整理して緊急時の役割分担を明確にした。自社だけでなく取引先が被災した時の対応策もマニュアル化し、仕入先からの材料受入と顧客への製品供給を止めないシステムを作った。
 松原社長(49)は「レジリエンス認証の取得で、自社が非常時に取るべき行動が明確になった。いざという時に取引先に安定供給できるよう、今後も備えを固めたい」と語った。

【きょうの紙面】
(2)周南市が消防団員、職員表彰
(3)郵便局巡る「風景印の旅」連載スタート
(4)光市で15日から電子図書館スタート


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15日にワクチン対策室設置

[新型コロナウイルス感染症対策]

[ 周南市]14人体制で住民への接種準備


 周南市は健康医療部地域医療課内に15日から新型コロナウイルスワクチン対策室を設置する。14人体制で市が実施主体となる住民のワクチン接種の準備に取り組む。
 新型コロナウイルスのワクチンは国が費用を負担して2月から医療関係者を優先して接種が始まり、住民には3月から接種する見込み。65歳以上の高齢者、基礎疾患を持つ人、介護職員を優先するなど国が基準を示し、市が接種券を印刷、住民向けに発送して医療機関か集団接種の会場などで接種を受けることになると見られている。
 しかし詳細はこれからで、ワクチンの入手、超低温が求められる移送、保管、接種場所の確保など課題も多く、同市では早めに準備に取り組むことにした。
 同室は、室長は地域医療課長が兼任し、兼務の5人を含めて事務職員9人、兼務の3人を含めて保健師4人の計14人体制で、接種券の印刷・発送▽医療機関との調整▽接種会場の準備・運営▽必要物品の確保▽予算調整▽相談体制の確保を進める。

【きょうの紙面】
(2)菅野ダム節水強化、工水60%、上水30%
(4)出光興産徳山事業所で成人式、14人を祝福
(5)金輪神社でどんど焼き、無病息災祈願


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空気、接触感染を防ぐフィルム

Future.Hatch.Laboratoryが新発売
銅で効果は半永久

フィルムを張ったキーボード
ロールサイズを手に持つ高田さん
A4サイズフィルム

 小中高生の学習塾、プログラミング教室、新入社員向けの研修などを運営する周南市栄町のFuture.Hatch.Laboratory (フューチャー・ハッチ・ラボラトリー)(高田圭佑代表)が、新型コロナウイルスの接触感染を予防するための銅を使ったフィルム「AntiVirus Zone(アンチウイルス ゾーン)」の販売に力を入れている。
 昨年12月から発売し、同月に徳山商工会議所主催の新商品・新サービス合同プレス発表会で商品を説明した。
 新型コロナウイルス感染症の拡大で緊急事態宣言が出た昨年4月、塾の休業を余儀なくされ、対面式で講義ができる環境づくりを模索。消毒などで除菌を続けることは肉体的、精神的に負担が大きく、費用もかかるため、コストが押さえられて抗菌、抗ウイルス効果が高い銅イオンのフィルムに着目した。
 フィルムはドアノブ、タッチパネル、パソコンキーボード、机など手に触れる箇所やトイレの便座に、切って張ることが可能で、接触感染を防ぐ効果が期待できる。アクリル板、エアコンの送風口の羽根にも張ることで空気の除菌にも対応し、教室の安全を確保した。
 素材は韓国のメーカーが手掛け、Future.Hatch.Laboratoryが熱処理加工をして柔軟性を高め、様々な場所に張れるようにした。湿気や熱にも強くフィルムが摩耗しない限り半永久的に効果が持続するという。韓国、アメリカなどで特許認証も受けている。
 価格はA4サイズが3,300円、長さ10mで幅40cmのロールタイプが6万円(税込)。
 高田さん(36)は「多くの人にフィルムを使ってもらい、安心できる場所づくりを通して周南市の事業継続のお手伝いができれば」と呼びかけている。
 問い合わせは同社(0834-34-0466)へ。

【きょうの紙面】
(2)東ソーで社内成人式、72人を祝福
(4)周南市の各地区でどんど焼き
(5)光市の全小中学生にタブレット配備


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自発的PCR検査の助成は?

新型コロナウイルス感染症対策
[下松市・光市]

周南市先行に市民の混乱危惧
経済圏、生活圏一体に

下松市地域外来・検査センターの入り口

 新型コロナウイルス感染症対策で、周南市が検査を自発的に希望する市民に対してPCR検査や抗原定量検査の検査料助成制度を打ち出したが、同じ周南地域の下松市や光市はどうなっているのだろうか。3市は生活圏や経済圏が一体化しているだけに、1市だけの助成制度の実行は3市全体の混乱が危惧される。両市の現状を探った。(山上達也)

下松市 医師会、周南記念病院と連携
生野屋南に検査センター

 下松市は昨年10月27日から生野屋南の地域交流センターに「下松市地域外来・検査センター」を設けたが、12月末現在でPCR検査の事例はない。地域交流センター全体を関係者以外の立ち入りを禁止し、PCR検査される人のプライバシー保護のためプレハブとテント建ての検査センターは目立たない場所に設けている。
 下松市には光市や周南市のように市立の病院がないため、下松市は下松医師会(山下弘巳会長)や地域交流センター隣の周南記念病院(橋谷田博院長)と連携して検査体制づくりを進めてきた。
 かかりつけ医がPCR検査の必要を認めた患者は、医師会を通じて検査センターの検査を予約する。かかりつけ医がいない場合などは、県健康増進課(#7700、または083・902・2510)が検査の可能な医療機関を紹介する。
 行政検査のため検査料無料。問い合わせは市健康増進課(0833-41-1234)へ。

光市 昨年はPCR検査12件
光総合病院に検査センター

 光市でもかかりつけ医の診察でPCR検査が必要な患者がいた場合、市健康増進課に患者の医療情報を提供してPCR検査の手配を依頼。患者は決められた検査日時に「光市地域外来・検査センター」がある市立光総合病院で、ドライブスルー形式で検査を受ける。
 かかりつけ医がない場合や、相談する医療機関に迷う場合は県健康増進課(♯7700、または083-902-2510)が受診可能な最寄りの医療機関を紹介する。
 行政検査なのでいずれも無料。問い合わせは市健康増進課(0833-74-3007)へ。市によると10月1日の同センター開設以来、12月末までに 計12件の検査をした。

自発的な検査希望者は県予防保健協会へ

 両市とも、県外出張や旅行、帰省の前後に感染の有無を確認したい人や、人と接する機会の多い人など自発的な検査希望者は、県予防保健協会(083-933-0008)に申し出れば、自己負担でPCR検査(2万5千円)や、抗原定量検査(9,800円)が受けられる。

【きょうの紙面】
(2)新型コロナ感染拡大、周南市でクラスター
(4)寒波襲来、平野部も積雪、水道凍結で給水
(5)久米バスケスポ少が全国ミニバス大会出場


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新型コロナ検査を格安に!

抗原定量 10,780円→4,000円

PCR 27,500円→7,500円

周南市が検査料金助成
65歳以上、基礎疾患ある人など

 周南市は6日、同市に在住する①65歳以上②糖尿病など基礎疾患がある③妊婦の家族のうち1人を対象に、新型コロナウイルス感染の検査に対し検査費用の1部を助成すると発表した。27,500円かかるPCR検査を7,500円▽PCR検査より検出率が劣るが、少ない時間で判定が出る抗原定量検査を10,780円を4,000円の自己負担で受けることができる。
 検査日時は18日(月)から3月30日(火)まで。完全予約制で、希望者は12日(火)から3月26日(金)までの午前9時から午後5時までに、検査を担当する県予防保健協会(083-933-0008)に電話で申し込む。1人1回まで。妊婦の家族は市外在住の人も対象になる。発熱などの症状がある人は受けることができない。
 検体採取はドライブスルー方式で、会場は周南緑地公園東緑地の第2駐車場(旧徳山自動車学校跡地)。祝日を除く月、火曜の午前9時から正午まで。結果は本人と陽性の場合は保健所にも連絡する。
 新型コロナ感染症の感染拡大や重症化を防止するための感染症対策第5弾の一環で事業費は2,400円。県内では妊婦自身の検査は県が取り組んでいる。
 問い合わせは市地域医療課(0834-22-8377)へ。

【きょうの紙面】
(2)㈱トクヤマでリモート成人式
(4)新南陽高で伝統の凧揚げ大会、連凧舞う
(5)30日まで、パレット画廊で睦月展


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全国のトップへ快進撃!

全国大会出場を喜ぶ部員と奥本顧問(後列左端)

10年ぶり4回目の快挙
華陵高舞台芸術部・中国地区代表に

 10年ぶりの快挙だ―下松市の華陵高(山田芳彦校長)の舞台芸術部(12人)が8月4日(水)から6日(金)まで和歌山県田辺市の紀南文化会館で開かれる「第45回全国高校総合文化祭演劇部門・第67回全国高校演劇大会」に中国地区代表で出場する。同部の全国大会出場は10年ぶり4回目。部員たちは「全国のトップを目指して全集中で快進撃だ!」と意気込んでいる。(山上達也)

次年度開催のため3年生は後輩にエール

 同部は昨年12月19、20両日に岡山市民文化ホールで開かれた第58回中国地区高校演劇発表会に部員全員で創作したオリジナル脚本「この星はブルー」で出場して、最優秀賞と創作脚本賞を受賞した。同発表会では山口県代表の華陵と下関中等教育学校など中国5県の代表11校が出場して競い、華陵と広島県の広島市立広島商の2校が全国大会に進むことになった。
 「この星はブルー」はごく普通の高校が舞台。若手のカガリ先生が保健室を訪ねると、地球の生活にあこがれて移住してきた異星人という奇妙な格好の少女ミチがいた。しかし養護教諭のホシイこそ地球人に擬態した異星人。ホシイ先生の発案でカガリ先生を巻き込み、保健室で「地球人として振る舞うレッスン」が始まる…。
 今後、同部は8月の全国大会に向けて練習を重ねていくが、問題は現在の3年生の服部咲来さん、アメミヤ・ロバート弘希君、松橋和正君は3月で卒業するため全国大会の晴れ舞台を踏めないこと。3人は「自信を持って舞台を踏んでほしい」「全国大会には必ず応援に行く」「舞台を楽しむことを忘れないで頑張って」と後輩にエールを送っている。
 半面、2年生と1年生には、4月に入学する新1年生の部員と一緒に全国大会に臨む重責がのしかかる。とくに1年生の有川菜々美さん、藤井咲希さん、藤田彩夏さんはキャストと照明、音響、道具というスタッフを兼ねてきており、貴重な経験が生かせそう。

脚本を改善、洗練し体力増強も

 最上級生になる2年生の役割は大きい。工藤大和君、野村理仁君、山本しいなさん、渡辺穂乃佳さん、岩崎優さん、酒見英子さんは「後輩に頼られる存在になりたい」「全国の舞台に恥ずかしくない役を演じたい」など一人一人が具体的な目標をはっきりさせている。
 今後は中国大会での反省点を話し合い、脚本もさらに洗練して完成度を高めていく。体力の保持も演劇には必要なので、腕立て伏せなど基本的な体力づくにも力を入れる。部員たちは中国大会での感想を「他校のクオリティーの高さに驚いた」「いい刺激になった」と話しており、改善点を洗い出す原点にしていく。
 顧問の奥本泰河教諭は「中国大会ではみんで力を合わせてよく頑張った。全国大会でもきっと全力でやり切ってくれる」と期待を込めている。


【きょうの紙面】
(2)市長が放送、Eメールで公務始めの訓示
(4)家族で同じ本読む「うちどくコンテスト」
(5)レノファ山口応援動画コンビナート編制作


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周南、下松、光市でも感染拡大

[新型コロナウイルス]

年末、クラスター発生
12月26日~5日・3市で47人が感染

 山口県でも年末年始、新型コロナウイルスの感染は拡大するばかり。県内では12月26日から5日までに129人の感染が発表され、632人になった。129人のうち周南市が26人、下松市が17人、光市が4人で計47人と4割を占めた。ゴルフのあとカラオケ、飲食店を訪れたグループから周南地域で初のクラスター(集団感染)が発生し、この関係者だけで5日までに26人が感染した。

周南、下松市が対策本部会議




 クラスターの発生がわかったのは12月28日。27日に感染が発表された下松市の50代の会社員の男性と一緒にゴルフなどをした周南市の6人、下松市の3人の感染がわかった。
 このクラスターの発生を受けて、周南市と下松市は28日夕、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開いた。周南市の藤井市長は「更なる感染拡大が懸念される。改めて気を引き締めて不測の事態に備えなければならない」と指示し、市民に不要不急の外出を控えることなどを呼び掛けるメッセージも発した。
 下松市でも、感染急増地域との間の帰省を含む移動は慎重に判断することを呼び掛け、31日まで広報車を巡回させる感染予防広報を実施した。

クラスター関係26人に

 不安は的中し、29日以後も感染は拡大。29日は周南市でクラスター関係の5人、下松市でも2人、光市ではクラスター関係1人とそのほかに1人の計9人の感染が公表された。
 クラスター関係はゴルフなどに参加した本人だけでなく、家族や経営する企業の従業員にも感染が広がった。
 そのほかの感染も合わせて、30日は周南、下松、光市で1人ずつ▽31日は周南市で5人、下松、光市で1人ずつ▽1月1日、2日は周南市で1人の感染があり、3日になってようやく感染者ゼロとなった。
 しかし4日には周南市、下松市で3人ずつの感染が公表された。このうち周南市では2人がクラスターの関係者。20代の飲食店勤務、40代の会社員の女性の陽性が確定した。一度は検査で陰性だったが、健康観察期間中に発症した。そのほか同市では40代の自営業の男性も感染した。
 下松市では50代の介護施設に勤める女性とその家族の80代の女性、20代の会社員の男性の感染が公表された。
 5日は周南市で3人、下松市で2人の感染者が公表された。周南市の3人のうち1人は陰性確認後に発症したクラスターの関係者で、30代の会社員の女性。同市ではこのほか20代の会社員の男性2人も感染した。3人とも軽症だった。
 下松市の2人は4日に感染が公表された50代の介護施設に勤める女性などの家族で、20代の医療従事者の女性と80代の男性。2人とも無症状だった。
 5日までの周南市の感染者は67人、下松市は31人、光市は12人になった。
 5日はこのほか下関市で8人、岩国市で5人、田布施町で3人、山口、柳井市で1人ずつの感染が公表された。入院患者は、県内全体では入院調整中も含めて103人、宿泊療養者が26人になった。入院患者の症状別では重症が3人、中等症が23人、軽症・無症状が77人になっている。


【きょうの紙面】
(2)「周南市!お年玉食事券」受け付け中
(3)新春インタビュー「村岡知事に聞く」
(4)~(11)企業トップ、商議所会頭年頭所感


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羽ばたけ!飛ばし屋3兄弟

悠人君  藍佳さん  俊平君

ジュニアゴルファー柳悠人君、藍佳さん、俊平君
全国大会優勝狙う

俊平君/仲良しの3人



 新型コロナウイルスの影響で延期された東京五輪が開催される2021年。周南市上村の3兄弟がゴルフで切磋琢磨(せっさたくま)しながらトップレベルを目指している。
 長男の高川学園高2年の柳悠人(はると)君(16)は、菊川小2年の時に会社員の父、浩志さん(45)に連れられてゴルフを始めた。団体競技よりも個人競技が好きな性格。すぐにのめり込み、土日に浩志さんに同行しながらめきめきと腕を上げた。浩志さんのスコアを超えたのは6年生の時だ。
 長女で妹の同学園中2年、藍佳(あいか)さん(14)も兄の背中を追うかたちで、小学1年でクラブを握った。5年生で早くも浩志さんを追い越した。同じく小学1年でプレーを始めた次男の菊川小5年の俊平君(11)は浩志さんと腕前は互角。3人とも第1打で飛距離を稼ぐ「飛ばし屋」で、今後の活躍が期待される。
 悠人君と藍佳さんは小学校を卒業後、県内唯一のゴルフ部を持つ高川学園に入学。プレーヤーとしてさらに上を目指し、毎日、周南市上村の自宅から防府市大道まで通う。
 悠人君は高校1年で、全国高校ゴルフ選手権大会と日本ジュニアゴルフ選手権大会という2つの全国大会に初出場を果たした。いずれも順位は100位台と、プレーヤーのレベルの高さを痛感したが、逆にこれが刺激となった。筋力トレーニングを重ね、自分に合うドライバーを何度も試すなど飛距離を伸ばすことに力を注ぎ、全国で通用すべく練習に打ち込んだ。
 自分の実力を発揮しようと意気込んだ矢先、昨年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、予定されていた大会はことごとく中止。通常であれば年間10大会以上の試合に臨むところ、昨年度は10月の2大会と12月の1大会の参加にとどまった。
 試合感覚が鈍ったままでの参戦にもどかしさはあったが、普段できなかった体力づくりに取り組み、同時に体を休ませることができたと前向きにとらえた。ゴルファーに大事な「すぐに気持ちを切り替えられるメンタルの強さ」が悠人君の武器でもある。
 ゴルフの魅力を「自分のがんばりと成長をスコアという数字で確認できるところ」と語る。「さらに飛距離を伸ばし、グリーン周りのショットにも磨きをかけたい」と意欲を見せる悠人君は、今年の目標を日本ジュニア選手権大会での優勝と定めた。
 藍佳さんは小学6年の時に中国小学生ゴルフ大会で優勝して、悠人君より一足早く全国大会に出場した。一般とジュニアが混合の昨年11月の県民大会では、34人中3位に食い込む実力を見せた。これまでのベストスコアは69。試合中に逆境になったときは、声優の江口拓也さんの歌「アンダー・ザ・シー」を口ずさんで気持ちを切り替える。
 今年の目標は、悠人君と同じく日本ジュニアゴルフ選手権などの主要な全国大会での優勝。将来は「みんなに応援してもらえる選手になりたい」と語った。
 末っ子の俊平君も1打目のショットで飛距離を稼ぐタイプ。飛距離はジュニア時代が伸びやすいということもあり、まずグリーンに乗せて前に進めるスタイルだ。昨年9月のタカガワカップジュニアゴルフ大会では7人中3位と好成績を見せた。「いいスコアが出た時が一番楽しい」と言い、今年は藍佳さんが果たした中国小学生ゴルフ大会での優勝を狙う。
 好きなプレーヤーは、悠人君が松山英樹、藍佳さんが鈴木愛。俊平君はローリー・マキロイ。母、敦子さん(46)は「できることをサポートしつつ3人の成長を見守りたい」と微笑んだ。

【きょうの紙面】
(2)~(5)新南陽、徳山、下松、光商工会議所会頭座談会
(8)~(10)プレゼント付き新春クロスワード
(12)~(15)丑年に「一言」
(16)ふるさとへのメッセージ


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