ヘッドラインニュース

品質管理と環境保全

アイワテクノがISO認証
同時に社員32人の自信と誇りにも

左から新田さん、石田社長、徳重さん




 周南市須々万のアイワテクノ(石田誠志社長)が2月24日に、国際標準化機構(ISO)が定める品質管理のISO9001と環境保全のISO14001の各規格の認証を得た。
 昨年1月に認証に向けて準備をはじめ、1年越しで取得。鉄骨加工、工事、製缶加工、配管加工を手がける同社では社員32人が働き、同規模の会社のISO取得はあまり例がないという。
 同社は2006年に石田社長(42)が個人で創業、2009年に法人化。日本製鉄、竹中工務店、JFEエンジニアリングなどと取引実績がある。数年前から新規取引先が増えたことで、これまで以上に顧客の品質要求に応えるべく、ISOの認証取得のための仕組み作りに着手した。
 ISO9001は品質を担保するための経営管理の規格で、14001は環境に与える悪影響を減らすための規格。企業はこれに従うことで製品の不良品率の低下と品質の維持・向上、事業上生じる環境負荷の軽減を図ることができる。
 自社の組織やルール、作業手順を見直してこれらを文書化。ルール通りに作業が進められているかを社内でチェックし、チェックの記録を外部の認定機関が審査してISOの認証を得ることができる。
 同社が準備を始めてまもない頃はISOの認証を得ることに主眼を置いていたが、顧客が満足する高品質の製品提供が第一目的だと意識を変え、そのための仕組み作りにまい進した。
 工程ボードを工場に掲げて、人の配置、物の流れ、作業時間を記録し、その通りにできているかを毎日の朝礼、終礼で確認している。工程の標準化が作業の効率化につながり、品質管理の仕組みは資源や時間、エネルギーの浪費を防ぐことに直結する。品質管理と環境保全は車の両輪ととらえ2つの規格の同時認証を得た。
 ISOの認証は社員の自信と誇りにつながり、徳重智子さん(48)は「環境に配慮しながら現在の製作レシピを更に改善し、お客様に喜んでいただける品質の良い製品を提供していきたい」、新田真歩さん(19)は「ISOを取得した会社の一員として、これからも環境や資源を大切にしたい」と話した。
 石田社長は「作業を可視化したことで、無駄をなくし効率を更に高めようという社員の意識変革にもつながった。これからも顧客満足に向けて精進していく」と話した。

【きょうの紙面】
(3)下松市の高齢者集団接種は5月6日開始
(4)光RCがアフガンへランドセル113個
(5)伊藤公資料館に菅首相直筆の書届く



画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: koudoku.gif
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: dokusya.gif

▼電子版購読はこちら
https://www.shimbun-online.com/latest/shunan.html