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“紙”で受け付け、職員が手作業

[新型コロナウイルス感染症ワクチン接種対策]

周南市が「接種日おまかせ予約」
“怒り”“不安”解消へ1歩

「接種日おまかせ予約」のポスターと申し込み用紙

大混乱の受け付け第1弾

 新型コロナウイルスのワクチン接種の予約受け付けで、周南市は7日から「紙」による申し込みの受け付けを始めた。この「接種日おまかせ予約」は、「接種日時はいつでもいい」という人のための申し込み方法。集団接種会場を指定し、接種券番号など4つの必要事項を記入して郵送、FAX、または市役所や総合支所、支所、市民センターなどに持参することで申し込める。接種日は市が決める。
 同市は4月26日から電話とインターネットで高齢者の接種の予約の受け付けを始めた。ところが、高齢者4万8千人に対し、用意できたワクチンは9千人分。24時間受け付けをうたっていたネット予約分は50分で一杯になり、11回線を用意した電話回線は申し込みに数分かかるため、つながらない状態が続いた。
 2日目からは電話予約だけになったが、27日に745人、28日に904人を受け付けたが終わらず、29日に286人、5日目の30日にも64人を受け付けた。
 混乱している状況を市民に知らせる手段が限られ、予約センターに電話をかけ続ける人、市役所を訪れる人などが続出し、職員が説明など応対に追われた。市民からはなぜ、十分に電話回線を用意しなかった、電話、インターネット以外の申し込み方法はできなかったのかなどの疑問、怒り、苦情が寄せられた。
 12日(水)正午からの電話とインターネットの受け付け第2弾は1万5千人だが、予約センター(0834-32-0567)の電話回線を17回線に増設▽オペレーターを増員して受け付け時間を短縮▽電話の受け付け時間を延長▽ホームページなどでの予約情報周知▽ネット予約を拡大する。
 同時に26日(水)正午からの第3弾では1万人を受け付け、希望者すべてに接種できることも周知することにした。

郵送、FAX、持参も

 これらに続く「接種日おまかせ予約」新設の発表は6日。申し込み時に記載する項目は、接種券番号、希望する集団接種会場(複数会場記載可)、住所・氏名・生年月日、連絡先の電話番号。
 予約開始の1日目はネット、電話予約を優先するが、2日目以降に空きがあれば「接種日おまかせ予約」で申し込んだ人を入れ、接種日を郵便で知らせる。ただ、予約が定員に達した場合は、次回の予約受け付け後になるため、通知が遅くなる場合がある。
 電話での受け付け時、希望日時、場所とも「どこでもいいから」と言う人も多く、日時や接種場所をあらかじめ決めていた人に比べて時間がかかったこともあり、今回の“紙”による予約方法を導入した。
 受け付けた“紙”は新型コロナウイルスワクチン対策室の職員14人がシステムへの入力などの処理をする。一方で、10日からは集団接種が本格的にスタートする。現在の人員だけでは連日、残業が必要になる事態も想定している。
 予約の用紙はホームページにも掲載しているが、必要事項が記入されていれば様式は問わない。郵送の送付先は〒745-8655・周南市岐山通1-1、周南市役所新型コロナウイルスワクチン予約センター▽FAX、市役所へ持参の場合は同対策室(FAX 0834-22-8266)で受け付けている。

【きょうの紙面】
(2)新型コロナ感染拡大、大学でクラスターも
(4)衆院選に向けて23日、野党が合同街宣
(5)光市でソレイユトリオが「竹取物語」

 

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大学部活動でクラスター

3日間で周南18人、県内112人

 県などは7日から9日までの3日間で新型コロナウイルスに感染した112人を公表した。クラスターの確認、拡大で、周南地域では、周南市が10人、下松市、光市が各4人。累計は周南市が367人、下松市が86人、光市が33人、県内全体は2,063人になった。9日に80代の女性と70代の男性の死亡も公表した。死者は48人になった。
 [7日]県内全体で31人が感染した。周南地域では、光市で40代のアルバイトの男性、周南市で60代の無職の女性が感染。いずれも感染経路はわかっていない。
 防府市では10人が感染。そのうち10代から80代までの男性が7人、50、80、90代の女性が3人▽岩国市は7人で、20代の男性4人と、10代と60代の女性2人▽下関市が5人で30、50、60代の男性と20代、50代の女性▽山口市が3人で30、50、60代の男性▽柳井市で20代の男性▽宇部市で10代未満の男児▽広島県在住の30代の男性▽居住地不明の20代の男性が感染した。
 [8日]県内で39人が感染。周南地域は下松市が1人で50代の会社員の男性▽周南市が2人で、10代の学生の男性と70代の自営業の女性。女性は友人からの感染。男性2人の感染経路はわかっていない。
 防府市は16人で、このうち6人が医療機関のクラスター。80、90代の女性3人、70、80代の男性3人が感染した。そのほか20、40代の男性、10、20、40、60、70、80代の女性が感染した。
 岩国市は9人で、10代未満の男児、10、20、40、50、70代の男性、40、70、50代の女性が感染した。山口市は5人で、30代、40代の女性は防府市の医療機関クラスター関連。30代の男性2人、50、60代の女性も感染した。
 下関は3人で20、30、70代の男性。柳井市は50代の女性▽山陽小野田市は60代の女性が感染した。下関市で居住地不明の30代の男性も感染している。
 [9日]県内で42人が感染した。周南地域は周南市が7人、下松、光市はそれぞれ3人。周南市で大学部活動クラスターが確認された。感染者はこの日だけで5人、公表ずみの1人を合わせて6人になった。
 周南市の10代の学生の男性4人が大学部活動クラスターの感染者。20代の会社員の男性は友人からの感染。別の20代の会社員の感染経路は不明。20代の女性はこの男性の知人。
 下松市は大学部活動クラスターの20代の学生の男性と、いずれも60代の同居家族の会社員の男女2人が感染した。男女2人への感染経路は不明。
 光市は40、50、60代のいずれも会社員の男性で、40代の男性と60代の男性は同僚からの感染。50代の男性の感染経路はわかっていない。
 防府市は10人で、このうち30代から80代の女性4人は新たに確認された通所介護施設クラスターの感染者。70代3人と80代の男性、70、50代の女性が感染した。
 下関市は6人で、20、30、40、60代の女性、20、40代の男性▽岩国市は3人で30代の男女、20代の男性▽柳井市も3人で10、20、40代の男性▽山陽小野田市も3人で40代と70代2人のいずれも男性▽周防大島町は2人で40代の男性と60代の女性▽山口市は40代の女性▽美祢市は10代の男性が感染した。

 

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