ヘッドラインニュース

市長「検討じゃない!今すぐ決めよう!」

「市民へのお願い」を発表する国井本部長

下松市

感染者が過去最多

31日まで・コロナ感染で集中対策

運動会、修学旅行は延期

 下松市は18日に過去最多となる8人の新型コロナウイルスの新規感染者が確認されたのを受け、19日に市役所で新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・国井市長)の第13回会議を開き、この日から31日(月)までを「集中対策期間」として感染拡大防止対策を強化することを決めた。(山上達也)

公民館利用など自粛を要請

 同対策は、県外との往来自粛▽外出機会の半減▽感染予防対策の徹底―を市民に要請。事業者にも県外出張の自粛や、メールやオンラインでの会議開催を求める。市は市主催のイベントを中止や延期とし、公共施設の利用自粛を市民に求める。
 学校関係は、今月中に予定していた公集小と東陽小の運動会は延期▽5~6月に予定していた3中学校の修学旅行は8月下旬から9月上旬に延期▽小中学校の部活動は他校との交流試合を中止し、活動自体も感染対策を徹底した上で時間を短縮する―とした。小中学校とも休校はしない。
 公民館は主催事業や講座は中止し、一般利用も自粛を要請。スターピアくだまつも期間中は新規利用を受け付けず、すでに予約のあるものは実施の可否を再検討してもらい、開催の場合は一層の感染予防対策を求める。

市長「今は非常事態」危機感前面に

 こうした提案に原田克則建設部長が「せっかくの集中対策も市民に周知しないと意味がない。市役所本庁や公民館など公共施設に大きな紙にプリントして張り出すことも必要だ」と指摘し、防災危機管理課の職員が「検討します」と答えた。
 すると国井本部長が「検討じゃないよ。今すぐ決めないといけないことだ」と語気を強め「今は過去最多の感染者が出た非常事態であり、あす、あさってと、さらに多数の感染者が出ないことを祈るように願っている。市民にコロナ対策の協力を呼びかける広報車も今は1台だが、これを2台、3台に増やすとか、新たな対策も必要だ」と問題提起。これを受けて職員も「早急に対応します」と言葉を改めた。

本紙記事で救急隊員ワクチン接種81%に

 原田保寿消防長は、17日付の本紙1面の周南3市の消防本部の救急隊員に対するコロナワクチン接種の状況の記事を手に「大変インパクトのある記事だった」と紹介した。
 この時の記事では49.1%だった1回目の接種率がこの日現在で81.8%まで伸び、2回目接種率も32.7%と報告。1回目接種は24日に終了の予定で、2回目の接種も6月14日に完了する見込みと報告した。
 さらに原田消防長は「広報車を増やすのなら、消防本部のスピーカー付き広報車を提供できる」と提案した。
 高齢者へのワクチン接種は中山知美新型コロナウイルスワクチン対策室長が報告し、この日までの7日間で、5会場で計3,489人が1回目の接種を終えたと明らかにした。
 瀬来幸雄健康福祉部長も「電話予約ができず、インターネットも使えない高齢者向けのサポートコーナーを今後も市役所本庁に設けて“予約弱者”の手助けをしていく」と方針を示した
 このほか副本部長の玉川良雄教育長や、原田幸雄地域政策部長、大野孝治総務部長、河村貴子教育部長、鬼武輝明経済部長も所管事項を報告した。
 最後に国井本部長は「市民の皆様には、これまでとは違う、極めて深刻な事態と認識していただき、これまで以上の感染拡大防止に向けて、集中対策期間中の取り組みにご理解とご協力をお願いいたします」とする「市民の皆様へのお願い」を発表した。

【きょうの紙面】
(2)26日~・1万5千人分の接種受け付け
(4)下松中、下松、豊井小が合同でカレンダー
(5)光ふるさと郷土館で鉄道唱歌、書の3人展

 

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: koudoku.gif
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: dokusya.gif

▼電子版購読はこちら
https://www.shimbun-online.com/latest/shunan.html

周南、下松市は6月14日

2回目完了、光市は2日
救急隊員、独自接種も

 消防署の救急隊員へのワクチン接種は、独自の接種も導入している光地区消防本部(対象者104人)は6月2日(水)に2回目の接種を終え、主に県の計画に従って接種を進める周南市消防本部(同182人)、下松市消防本部(同58人)は6月14日(月)の完了を見込んでいることがわかった。
 1回目の接種の完了は光市が5月12日に対し、周南市、下松市は24日。2回目はそれから3週間後に接種できる。
 周南市も県が日程、会場を指定しての接種以外に一部は市内の医療機関の医療従事者分の余剰分も使用。19日までに対象者の4分の3にあたる136人に接種し、そのうち50人は2回目の接種を終えている。
 下松市はほとんどが県の調整による接種。20日現在で52人と9割が接種を終え、そのうち27人は2回目の接種を終えている。

 

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: koudoku.gif
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: dokusya.gif

▼電子版購読はこちら
https://www.shimbun-online.com/latest/shunan.html

周南市4人、下松市3人、光市1人

県内で47人が感染

 県などは20日、新型コロナウイルスに感染した47人を公表した。周南地域は周南市が4人、下松市3人、光市1人の計8人。感染者の累計は周南市が396人、下松市が104人、光市は36人、県内は2,609人になった。
 周南市は20代のパート、70代の無職の女性と、30代と60代の会社員の男性。20代の女性は友人、70代女性と30代男性は家族、60代男性は同僚からの感染。70代女性と30代男性は無症状、20代女性と60代男性は軽症。
 下松市は40代の会社員、30代の自営業の女性、10代の会社員の男性。40代女性は柳井地域の親族クラスター関連で家族から感染した。
 30代女性、10代男性は19日に感染が公表された同市の10代女性からの感染で、女性は10代女性の知人、男性は友人にあたる。30代女性は無症状、40代女性と10代男性は軽症。光市の女性は家族からの感染で、軽症。
 下関市は13人で、10歳未満と10代の子ども1人ずつと、10代から60代までの女性7人、30代、50代の男性4人▽防府市は10人で、30代から70代の男性8人、60、70代の女性▽宇部市は8人で、10歳未満から80代の女性7人と10代の男性が感染した。
 山口市は2人で40代の男女▽岩国市も2人で、50代の男性と30代の女性▽山陽小野田市も2人で、50代の女性と40代の男性▽柳井市は20代の女性▽萩市は60代の女性がそれぞれ感染した。

 

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: koudoku.gif
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: dokusya.gif

▼電子版購読はこちら
https://www.shimbun-online.com/latest/shunan.html