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届け!街の叫び

終わらぬコロナ禍。
飲食店が現状を訴える。

 県は外出機会の半減、県外との往来の自粛などを求めている新型コロナウイルス感染拡大防止の集中対策期間を20日まで延長した。
 自粛要請と補償はワンセットであるべきだが、街には自粛のみが求められ、飲食店経営者を始めとした多くの市民が苦境に立たされている。今、現実には何が起きているのか。周南市内で集まった街の声を紹介する。

対策を発令した責任を 
周南料飲組合長 みの幸 山中 健太郎さん

 市に対しては周南料飲組合と周南西料飲組合とで幾度となく要望書を提出致しました。その都度多くの支援をいただきありがとうございます。今後、まだまだ現状を回復する事は困難であります。今はワクチン接種が希望の光でありますが、皆さんにワクチン接種が行き届くのは秋までかかりそうです。この期間で多くのお店が閉店を余儀無くされる事が非常に高い状況です。市として取り組んで頂く事は多々ありますが、飲食業への支援を最優先と考えていただき、経営が持ち堪えられる様に早急にさまざまなサポートをご検討下さいます様に何卒宜しくお願い申し上げます。
 又、県に対してはこの度山口県新型コロナ感染拡大防止対策を発令されました事により、外出機会の半減・制限された会食・会合会食の自粛など要請され、発令後は数少ない予約がキャンセルになり街はますます閑散な状態となりました。そして、また延長となりお店としては想像を遥かに超えた厳しい状況におちいっています。私は組合長として発言した事に対して自覚と責任を持って発信しています。県としてこの対策を発令した責任を是非検討していただけたらと思います。活気ある街の要因として1つは飲食業が元気である事だと私は思っています。街の灯を消さない為にも早急に対応措置を講じて、事業の継承も出来る様にご検討下さいますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

先の見えない不安
ふく匠 内山 尚亮さん

 山口県の集中対策期間ってなんなのでしょう?緊急事態宣言ではないから補償をしなくてもいいということなのでしょうか?昨年の時点で借りたり借りかえをされたお店がほとんどで、支払い出来る状況ではないのに借りたお金で支払いをしている状況で、その資金も底をついているのが現状です。今、借りかえも出来ない、支払いもできないとなると、辞めるしかありません。行政の方たちも自分がそんな状況ならどう思うか考えてみてください。先の見えない不安でいっぱいになるはずです。ワクチン接種が県民すべて終わるまで各店舗が生き残れるように、ご支援をお願いしたいと思います。また、お店の売り上げが下がっているという事は、卸業者の売り上げも下がっているという事です。関連業者への支援も合わせてお願いします。

苦しみを分かっていないのか
周南西料飲組合長 寿司やす 安達 浩司さん

 先日の県知事の記者発表で、隣県が緊急事態宣言を6月20日まで延長ということで、山口県も支援なしの『集中対策』を延長するとのこと。山口県はなぜ支援金がないのでしょうか?知事は本当に飲食店の苦しみがわかっていない様です。佐賀県では県独自の緊急事態宣言を出され、1店舗あたり1日25,000円から70,000円の支援があると聞きました。最近、我が街でも廃業された店もあるのに、県によってそんなに違うものなのでしょうか?飲食店は苦しみながらも血税を納めています。それを県は見捨てる事をするのでしょうか?もう県の支援なしでは営業出来ない店ばかりです。

中途半端な支援
竹の第 日和佐 伸秀さん

 国、県、市は飲食店が潰れてもオッケーの判断をしているのでしょう。店がなくなっても新しい飲食店ができるから、いいと思っているのではありませんか?10〜20万ばら撒いて助けてやった気になっているのではありませんか?10万をいただいても店の規模によってはお小遣いにもなりません。さらに、集中対策期間って何ですか?出すなら緊急事態宣言、蔓延防止のどちらかでしょう。飲食店を助けるのか、殺すのかハッキリしていただきたい。殺すのなら中途半端な支援はいりません。

状況を解っているのか?
津々浦々 三浦 晃義さん

 厳しい状況が続いています。地方は宣言もなく給付金や支援金ももらえません。地方の状況を国、県は解っているのか?コロナが悪いのか?飲食業界が悪いのか?頑張って生き残る為に飲食業界も必死です。もっと寄り添って良い策を練って下さい。オリンピックも絶対反対ではありませんが、先ずそれよりやることがあるのではと思います。

存続が危ぶまれる
松ちゃん

 開業から既に35年になる松ちゃんです。去年からコロナで売り上げが激変して、今では赤字状態が続き存続が危ぶまれる状態で今年にも閉店しようかと考えています。今までの支援金ではどうにもなりません。再度、助成金でもあればいいのですが。

飲食業界は限界を迎えています
イタリア食堂Bamboo 竹重 嘉亮さん

 集中対策期間の内容は緊急事態宣言とあまり変わらないですが、緊急事態宣言が発令されているわけではないので何の補償もない。特に山口県は県民性なのか都市部で緊急事態宣言等が発令されると本当に外食自粛、外出自粛を徹底します。報道等を見るとむしろ緊急事態宣言発令地域のほうが街への人出が多く感じられます。毎日のニュースで流れるのは緊急事態宣言発令地域のことばかりですが国にはもう少し地方に目を向けてもらいたいと思います。コロナを抑え込むにはいろんなことの自粛が必要なのはわかります。しかし、それによって飲食業界は限界を迎えています。国、県、市、行政の方たち、政治家の方たちが飲食業界の未来、そこに携わる人たち、そしてその家族のことをどう考えてるのかを率直に聞いてみたいです。

限界は超えています
ふく処 快 渡邊 規夫さん

 緊急事態宣言が延長され、クローズアップされるのは宣言が出ている地域の飲食店ばかり。出てない地域も、出ている地域と同じように収入は減っているという現状をもっと取り上げてほしいです。当店も含めどのお店も店内やスタッフのコロナ対策、テイクアウト商品やお弁当の販売、在庫品のセール、給付金や補助金の活用など、出来る限りのことをして踏ん張ってはいるが限界を超えていると思います。

気持ちに寄り添って
ワンズホーム 憩の里 三宅 恵美子さん

 コロナの感染者数が増える数字を見る度に、先行きの見えない不安を感じているのは皆様も私と同じだと思います。しかし、恐れているだけでは何も出来ませんのでお客様にも感染予防対策にご協力いただきながら、我々スタッフも危機感をもって助け合いながら日々頑張っております。このままコロナが続くと多くの店が閉店の危機に追い込まれる懸念も心配です。そこで、国や県、及び市に少しでも経営者の気持ちに寄り添っていただけるのであれば大変ありがたく、幸せに存じます。

何かアクションを
いかざき

 周南の夜の町、周南市が破綻するけどいいですか?市長。市長、何かアクションを起こしてください。

何かしらの策を
Restaurant & Bar CHARRY’S 菅原 拓郎さん

 補助金は法人規模に見合ったものではないですし、税金や固定費はそのままです。お弁当の利益だけでは賄いきれません。テレワークが出来る仕事ではないので何かしらの策が必要です。Go To Eatが終了したのは、遠回しに飲食店に行くなと言ってるのと同じですよね。営業は抑制されてます。

声を届けて欲しい
FOOD BAR HANDs 山下 章宏さん

 現状はとても厳しい状況で、さらに緊急事態宣言が出てからはお店を開けるほうが赤字です。しかし、去年借りたコロナ融資や、お店・自活の為の借金もある為、お店を辞めて働く方がいいのでは?と思いながら不安な毎日を過ごしています。今はSNS、YouTubeなど気軽に発信できる世の中なのに、県や市からの飲食店に対する応援や声なども聞いてない。飲食店や飲食関連業者は見捨てられているとしか思えません。地方はどうでもいいのかなと。言葉で人の心も動くので、せめてもう一踏ん張りできる県や市の代表の声を届けて下さい。そして支援金、給付金を下さい。

地方にも補償を
ととや 桑田 直幸さん

 現在のコロナ禍における影響で様々な業種の方が苦しい状況にあると思います。特に夜間営業の飲食店を名指しで規制しています。現在、飲食店は感染対策をしているので職場内感染、家庭内感染に比べるとはるかに低い割合だと思います。飲食だけ規制しても意味ないのではないでしょうか。本当に感染を抑えたいならそれ以外のところも規制して、その代わり補償をセットで実施してほしい。大都市圏は補償が手厚く地方には補償は手薄。あまりにも不公平だと思います。コロナ収束後に予想される増税は地方の企業も一律に負担することになるだろうからコロナで影響受けた地方の全企業にも事業規模に見合った補償をしてもらいたい。

もう限界です
九州居酒屋 克 山本 治彦さん

 補助金、支援金も売り上げ規模に見合ったものではなく、コロナ融資の返済も始まり、新たな借り入れも出来ず、この1年で借り入れ額も数倍になりました。もう限界です。新たな支援金もしくは、せめて公務員の皆さん、飲食店に行けないのならどこかの飲食店でテイクアウトをしてください。

なるべく前向きに
Dining Bar Bottai 野村 允也さん

 コロナが正直ここまでの影響があり、ここまで長引くとは思ってませんでした。経営努力不足などコロナだけのせいにはしたくないですが、終わりが見えず不安もあります。そんな中でも感染症対策に協力していただきながら、変わらず来ていただける方たちにはとても感謝しており、モチベーションになります!現状は、オードブルの販売、自分一人での営業で人件費、経費をかけず営業しております。近い将来コロナ前の日常と活気が戻り、安心して営業出来ることをイメージしながらなるべく前向きに営業しようと思います!

今の状況が続くと…
トレス F.B.C. 岡野 正尚さん

 いつ収束かわからないものを相手にして商売するのは正直きついですね。周南、下松に感染者が出ていない時はお客様の動きはいいですけど感染者が出だすと来店客数は減っていってきつい状態になっていきます。夜営業のお店ではないのでまだやりようがあると思いますが今の状況が続けばいつかは…ってこともあると思います。ワクチン接種も地方より大きい都市の若い行動力のある人達から打っていったほうが感染拡大の防止につながると思います。高齢者のほうが慎重に行動してると思うのでその辺を政府の人達は理解する必要があると思います。

政治家はどこに 
ジェラテリア クラキチ 藤井 蔵吉さん

 支援が充分か否かは各店の考えがあるだろうが、ある施策の際には理解の乏しい僕のために市職員の方が根気強く奔走くださり本当にありがたく、印象的だった。昨今の流行りなのか、自粛期間なのか、街中で市井の声を吸い取ろうとする政治家の方は一人も見ない。飲食店はリモートワーク出来ないが、政治はリモートワークできるのだろうか。

もう少し頑張りたい 
ラウンジv

 胸の詰まる思いは多々あります。我が店も一生懸命きてくださる方はお一人の身の方。やはり家族が厳しいのでお出掛けは厳しいようですね。私はいつ辞めても良い様な店ですが、もう少し皆さんと頑張りたい気持ちです。

納得できません 
肉バル サンゴリアス 磯崎 省三さん

 昭和通で商いをして今年11月で30年になります。様々な好不況の波は飲食店を営んでいる以上ある程度覚悟してますが今回の状況は全く想定外です。問題発生の初頭に報道された感染拡大の主因が「飲食店由来」の考え方は今も尾を引いていると思います。どこの店ではなく十把一絡げに「飲食店」由来です。さらに、緊急事態宣言や蔓延防止等重点措置の発令された都市には日額定額で補償措置が執られています。残念ながら、ここ周南市のような地方都市は全くその類の補償措置はありません。隣接する広島、福岡となんら変わりない状況であるにもかかわらずです。東京や大阪の比較的小さな店では給付金バブルなる言葉もあるとか。われわれは周南市市民であると同時に日本国民でもある筈です。この不公平さは到底納得できません。行政には即刻現状を正しく把握頂きスピーディな対応お願いしたく、陳情申し上げます。

希望が見えません 
某飲食店 店主 A

 この山口県周南市の飲食店は地獄です。希望の光も見えません。この一年耐えに耐え仲間と共に頑張ってきましたがこの補助もなし、自粛はお願い状態が続けばどうやっていけば良いのか賢い政治家や行政の方々に教えてもらいたい。

必死にもがいています 
某飲食店 店主 B

 とにかく厳しい!時短や休業をうながすが何の保証もなく、じり貧の一途をたどってます。先の事を考えると不安でしょうがありません。ただ、家庭があるのでやるしかないので先の見えないトンネルを必死にもがいてる状態です。

心が折れました 
某飲み屋 ママ A

 山口県知事の発信により益々夜の街は閑散としています。まん延防止等重点措置でもなく、緊急事態宣言でもなく、中途半端な人流抑制により協力金もなし!命を守る為に自粛要請!私たち経営者は従業員と自分自身、家族も含めて命を守る為にリスク承知で、赤字覚悟で店を開けるしかありません。このままだと廃業か鬱のどちらかです。感染拡大防止にかなりの出資もし、正直これ以上何をやればいいのでしょうか…。感染防止協力店のステッカーを貼っても意味なく、県はワクチンが行き届けば経済も上向きになるとお考えかもしれませんが、それまでもつかも分かりません。なら、ワクチンが行き届くまで補償できないものでしょうか!知り合いのお店さんが次々と廃業され、対岸の火事ではありません!大企業さんの自粛もかなり重くのしかかってきています。出かけないで下さい!ではなく、このようにして出かけて下さい!という発信はできないものでしょうか?一生懸命に従業員の事や感染対策に真面目に取り組んでいる店にマスクをしてご来店ください、などの発信はできないものでしょうか。正直心が折れました。

周南の灯を消さないで 
某飲み屋 ママ B

 新型コロナウイルス感染拡大、そして近隣の県での緊急事態宣言が発せられるということが、日々飲食業を営む私たちにとって、ここまで大きな落胆と不安を抱えることになるとは思ってもみませんでした。コロナ禍でお客様に少しでも寛ぎと楽しい時間を提供するのが私たちの使命。3密を避けるための様々な対策もして参りました。でも、会食の自粛等で夜の飲食業界はとても厳しいのが現実です。行政の皆様にはもう少しこうした私たちに目を向けて頂けたら有難いです。飲食業は周南の発展に微力ながら貢献してきた自負もあります。是非、周南の灯を消さないでください。

市民の声を聞いて 
某飲み屋 ママ C

 4月にケーブルテレビ様よりお店の取材を受けて、1日ママさん募集もピーアールさせて頂き、予約も入りだしたと思ったらクラスターが出始め、全てキャンセルになり店は開けてはいますが全然ダメで家賃も稼げない状態です。自粛、自粛と言われるのはいいですが、言われる以上何だかの給付金や家賃保証など出して下さい!今からの事を考えると寝れなくてどうしていいのか分かりません。一度でもいいので市民の声を聞いてもらえたら幸いです。

耳をかたむけて 
某飲み屋 ママ D

 周南は工業地帯なので、今まで(コロナ以前)は出張のお客様などで街も賑わっていましたが、昨年以来、夜の街はゴーストタウンとなっています。このままではお店を維持していくことも大変厳しいです。飲食店ばかりが悪く言われています。昨年から感染対策などお金をかけてしているにもかかわらず、補助金も少なくとても生活できません。県と市は食べ歩くな、飲み歩くなとテレビで言われますが、それこそ飲食店へのいじめではないかと思ってます。この先、このままだと死活問題です。県知事、市議、市長に人の心があるのならば、どうか私たちの声に耳をかたむけてください。

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