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一時は黒煙、ゴムが焼ける異臭

㈱トクヤマ ソーダ灰プラントで火災

散水が続く炭酸化搭=19日午後1時45分ごろ撮影


 周南市の㈱トクヤマ徳山製造所(野村博製造所長)の徳山工場のソーダ灰プラントで19日午前11時ごろ、火災が発生して黒煙が上がり、ゴムのこげるような異臭が同製造所の外までただよった。このため、市の防災無線放送や広報車、㈱トクヤマの広報車で外出を控えるよう呼びかけた。
 同社や市消防本部、周南署によると火災があったのは塩化ナトリウム、アンモニア、二酸化炭素から粗重曹、塩化アンモニウムを作る炭酸化塔。重曹からはガラスの原料などになるソーダ灰ができる。
 この塔は直径3m、高さ28mで3基あり、そのうち1基が火災にあった。7月14日から29日までは年に一度の定期修理の最中で、装置を停止し、装置内は空の状態。内部は厚さ5mmのゴムでコーティングされている。このゴムが焼けたと見られているが、出火原因や設備の被害状況は不明。負傷者は出ていない。
 11時ごろの火災発生直後に市消防本部に報告、11時15分には同本部の消防車が放水を開始。同社では11時半から近隣住民への広報を開始した。同じころに市は海岸部の防災無線7カ所のスピーカーで注意を呼びかけた。
 同社の消防隊の4台と同本部から7台の消防車が出動し、午後2時58分に同本部が鎮圧を宣言したあとも放水を続けた。
 取材に応じた野村製造所長は、火災の状況を説明し、周辺住民に不安を与えたことを陳謝した。 

取材に応じる野村所長



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