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「元気」育む森林公園


コロナ禍で利用激減も施設維持
ふれあいの森なんでも工房

村田さんと大きく育ったヘチマ



 周南市須々万本郷の国道315号近くに広がる20ヘクタールの森林公園。「元気な子ども、元気なおとなを育む森」。この森を運営してきたのは市民団体のふれあいの森なんでも工房(村田真博世話人代表)。新型コロナウイルスの影響で、利用者は激減したが、子どもも大人も森の中や手づくりの遊具で自由に遊べる活動を続けている。(延安弘行)

 この森の開設、運営の中心となってきた村田真博さん(78)と、立派に育ったヒョウタン、ヘチマが迎えてくれた。村田さんが森の開設を思い立ったのは20年前。市有林を借り、仲間たちとログハウスを建て、遊具をそろえてきた。

 森に囲まれた広場やその周辺には八角堂、楽々庵、悠遊館、森の食菜館呑太、森の交流館俥座、森の職人館野風堂や、立木を利用したタイヤのブランコ、斜面を使ったすべり台、鉄棒、ソーメン流し用にくりぬかれた丸太、ピザ窯などが並ぶ。竹とんぼ作りや木工を楽しむ設備もある。

 コロナ禍前は年間7千人から8千人が訪れていたが、昨年はスポーツ少年団など団体利用が減り、数百人になった。今年も夏休みには予約も入り、竹とんぼ作りなど体験活動の準備もしてきたが、この1カ月ほどの感染拡大でほとんどがキャンセルになった。

 このため、利用者に呼びかけている「心づくしの一人200円」や食事作りによる収入は激減。収入は減ったが、市民団体の活動に対する行政からの補助はまったくなかった。木工工房の収益などで光熱水費などをまかない、体験活動などができる環境を維持し、いつでも子どもたちなどの受け入れができるように準備してきた。

間もなく紅葉、仲間も募集

 間もなく周辺の森が色づく紅葉の季節。以前のように子どもたちの歓声が聞こえ、緑の中で元気を取り戻す大人の姿が見える日が待ち遠しい。村田さんはインターネットの利用など「若い人の知恵が必要」と話し、スタッフとなる若い世代の仲間も求めている。問い合わせ、利用の申し込みも村田さん(090-7370-2848)へ。

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