ヘッドラインニュース

コロナ感染で社名公表

社員、家族に感染者
「日刊新周南」から届ける

 周南市栗屋奈切のプラント工事業、㈱リュウト(林隆人社長)は8日、林社長と社員、家族、知人の計6人が新型コロナウイルスに感染したことで、県周南保健センターに社名を公表する林社長の文書を届けた。
 高熱が出て、混乱している中、県から社名公表を迫られて当初は断ったが、その後感染者が出たことから、公表に踏み切った。
 自社が閉鎖状態で、社内のパソコンも作動できず、相談を受けた新周南新聞社が文書を保健センターに届けることにした。
 文書では混乱に陥ったことへの謝罪と、困難を克服、再起に向けて頑張る気持ちを語っている。
 今回の感染では4日から6日にかけ、林社長ら同社に勤務する4人と家族、知人1人ずつがPCR検査で陽性反応が確認され、感染症指定医療機関に入院した。一方、8日時点で、林社長との接触者一人の感染者が出ており、今後も予断を許さない状態が続いている。
 また、インターネットのSNSで嫌がらせや憶測などが広がっていることから、被害の防止、理解、協力を求めている。
 同社は2009年にリュウト工業として設立し、15年に現在の社名に改称した。配管工事を中心に製缶製作、特殊溶接などを手掛け、溶接などの高い技術で多くの企業に信頼され、技術開発にも積極的に取り組んでいる。

【きょうの紙面】
(2)下松デンタルアカデミー専門学校が開校
(3)周南市が市民センターなど174施設休館
(5)輝き周南大学が中止講座の経費を寄付
(6)徳山中央ライオンズクラブが大和ハウスの協力で桜贈る


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クラスター発生か!

[新型コロナウイルス]
大阪出張、ゴルフで次々拡散
感染4人増加、3市連携強化

小中学校はさらに2週間休校へ

 新型コロナウイルスの感染者が5日夜、下松市で2人、周南市でも新たに2人確認され、4日に確認されていた下松市の1人を合わせて5人になって、両市だけでなく周南3市の一角を占める光市にも衝撃が走った。3市はいずれも対策会議を開いて情報の共有を図って対策を協議し、8日から予定していた小中学校の再開を3市で歩調を合わせて20日(月)からに延期することにした。
 県によると感染した5人は、いずれも同じ事業所に勤務かその知人。40代男性Aさんが3月17日に東京に出張し、25日にはAさんと30代男性のBさん、40代男性のCさんが大阪に出張したほか、29日にはAさんと知人の40代の男性Dさんが周南市の中須ゴルフ倶楽部に行くなどの行動をとっており、50代の女性EさんはAさんの会社の社員。いわばクラスター(集団感染)状態で、その後はAさんが勤務する会社の社員や、その家族の検査も早急に進めている。
 下松市は前日に続いて新型インフルエンザ等感染症対策本部(本部長・国井市長)の第3回会議を開き、8日から19日までの小中学校の臨時休校▽不特定多数が対象の市主催のイベントの5月10日までの中止か延期▽スターピアくだまつの19日までの利用中止▽公民館など公共施設の当分の間の利用中止―などを決めた。
 小中学校の入学式は小学校は8日に、中学校は9日に予定していたが、小中学校ともに20日(月)以降に延期する。
 感染者が発生した事業所名が行政側から公開されないことに、会議終了後の報道陣の取材に応じた国井本部長は「事業所側の理解が得られない以上、事業所名は公表できない」と述べ、今後も県と連携して取り組む考えを示した。
 一方、この事態を受けて周南3市で情報を共有し、連携して対策に取り組むことも明らかになった。国井本部長は「村岡知事からも周南3市で連携した取り組みを要請されている。3市は地理的、経済的に一体であり、連絡を取り合って効果的に対応していきたい」と意欲を示した。

◇        ◇

 光市の対策会議も6日夕方に市役所で開いて、小中学校は下松市や周南市同様、8日から17日まで臨時休校にすることにした。ただし始業式と中学校入学式は8日に、小学校入学式は9日に開く。

【きょうの紙面】
(3)新南陽学校給食センター稼働、4千食提供
(4)飲食店の「魚と地酒の夜ごはんマップ」
(5)12年ぶりに梁観音の御開帳、稚児行列も
(6)日本の文化コラボ、華やかに「春陽に遊ぶ」


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国井氏が無投票で再選

[下松市長選]
ウイルス対応で異例の選挙戦に
選挙カーなし、候補は市長公務優先

当選の喜びを語る国井候補
選挙カーにお祓いを受ける必勝祈願祭

 任期満了に伴う下松市長選は5日に告示され、無所属の現職の国井益雄候補(70)=自民・公明・連合山口推薦=以外に立候補の届け出はなく、国井候補が無投票で2期目の当選を決めた。前日の4日に市内で新型コロナウイルスの感染者1人が確認されたため、国井候補は選挙運動を“返上”して市長の公務を優先させるという異例の展開になった。


 国井候補は届け出前の午前8時、河内の降松神社(神足正己宮司)で開いた必勝祈願祭に運動員10人と共に出席。選挙カーも安全祈願のお祓いを受けた。
 このあと栄町の選挙事務所前で第一声を上げ、選挙カーに乗って遊説に出発する予定だったが、新型コロナウイルスの感染者の発生に配慮して遊説は中止することに決めた。国井候補自身も感染者の発生に伴う対策会議を開くため、本部長を兼ねる市長としての公務を優先して市役所に向かった。
 このため国井陣営の選挙運動は公営掲示板へのポスター掲示ぐらい。国井候補は市役所に在庁して感染者発生の対応にあたった。
 一方、選挙事務所では感染につながる「密閉、密集、密接」を避けるため、来客は事務所前の駐車場に机を出して応対した。
 午後5時に無投票が決まると、国井候補は市役所で報道陣の取材に応じた。マスク姿で「きょうは本当に長い一日だった。2期目は市民の皆さんにより住みよさを感じていただけるよう、市民力、地域力、産業力を結集したオールくだまつで市政を推進していく」と決意を述べた。
 具体的な課題として災害対策の強化▽待機児童ゼロに向けた子育て支援充実▽豊井と恋ケ浜地区の新しい市街地形成を挙げた。
 事務所では無投票が確定した瞬間も万歳はせず、運動員は静かに当選を祝福。当選祝いに守田宗治、森繁哲也両県議や福田良彦岩国市長、杉田水脈衆院議員らが訪れ、森田康夫後援会副会長や中村隆征選対本部長にお祝いの言葉を述べていた。
 同市長選の無投票は4回連続。井川成正前市長が2期目の当選を果たした2004年を最後に16年間も市長選が選挙戦になっていないことになる。

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下松市の40歳代の会社員男性「陽性」

周南で初の新型コロナウイルス感染者
少ない情報、対応限られる?

対策本部会議で指示を出す国井本部長

 県は4日夜、下松市在住の40歳代の会社員男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内では8例目、周南地域では初めてのケースになる。市は5日朝、市役所で第2回新型インフルエンザ等対策本部会議を開き、感染者の情報の共有や今後の対応を話し合った。5日は市長選の告示日だったが、国井市長は第一声や選挙カーでの遊説などの選挙運動を辞退し、同本部長を兼ねる市長の公務を優先して市役所に詰めた。(山上達也)

大阪で感染の可能性濃厚

 県と市の発表によると感染症患者は3月17日に東京に出張、25日には大阪に出張しており、29日に38度の発熱が出た。30日は自宅療養で38度の熱が続き、31日に医療機関を受診。1、2両日も自宅療養したが38度から39度の高熱が続き、3日に同じ医療機関を再診したところ肺炎の所見があった。
 続いてこの日、帰国者・接触者外来で検体を採取し、4日に県環境保健センターでPCR検査の結果「陽性」と確定された。男性はただちに感染症指定医療機関に入院したが、発熱はあるが咳はない状態という。
 男性は東京出張は1人で航空機を使い、大阪出張は新幹線で他に同僚2人が同行。いずれも日帰りという。県は大阪で感染した可能性が高いと見て、大阪出張に同行した同僚2人の検査を検討している。市中感染ではないとしている。
 周南保健所が男性の行動歴や濃厚接触者の有無を調べている。

市民相談窓口は総務課に一本化

 同本部会議には国井本部長と副本部長の近藤和彦副市長、玉川良雄教育長▽部長級職員▽健康増進課、総務課の担当者が出席。出席者から「感染者の住所は」「受診した医療機関はどこか」「市民からの問い合わせ窓口は一本化すべきだ」「学校の再開はどうするか」など質問や意見が続出した。
 藤田巨樹防災危機管理担当課長は「県から情報の開示を待っている」と答えた。玉川教育長は「小中学校は予定通りに新学期から再開するか、早急に判断する」▽玉井哲郎企画財政部長は「何らかの(財政面の)対応には予備費の活用を考えている」など具体的な発言が相次いだ。
 市民からの問い合わせ窓口は総務課(0833-45-1832)に統一することも申し合わせた。国井本部長は「担当課が違うなどと言って市民からの相談をたらい回しにしてはいけない。総務課に健康増進課の職員を詰めさせるなど(ワンストップで)相談に応じることができる体制が必要だ」と指示した。
 今後は感染者に関する具体的な情報の開示と、それをもとにした対策が必要になるが、5日時点では感染者の家族構成すら県から公表されておらず、効果的な対応が迅速にとれるかは微妙だ。
 国井本部長は「市民の安心を確保する先端に立って行動を」と出席者に要請した。さらに手洗いや咳エチケットの励行、風邪の症状がある場合に外出を控えることや、東京都、大阪府、福岡県など現在、感染が拡大しつつある地域への訪問自粛などを求める市民向けの本部長メッセージを発表し、市ホームページにアップした。

公民館など市施設を一斉閉館

 市は一方、感染者発生を受けて市施設を当面、閉館することにした。対象は市立図書館▽市民体育館▽市民運動場▽恋ケ浜緑地庭球場▽下松公園庭球場▽市民武道館▽下松スポーツ公園体育館と管理施設▽温水プール全館▽すべての公民館▽小中学校の体育館、武道場▽勤労者総合福祉センター▽きらぼし館▽栽培漁業センター。

[拡がる感染!! 4人増加]

 県は5日午後11時、下松市と周南市でさらに2人ずつ新型コロナウイルスの感染者が発生したと発表した。6日午前1時から県庁で村岡知事らが記者会見して説明した。
 それによると計4人は、いずれも5日に感染が明らかになった40代の会社員男性Aさんの同僚等。下松市在住者は40代男性Bさんと50代女性Cさん▽周南市在住者は30代男性Dさんと40代男性Eさん。DさんとEさんは、Aさんと一緒に感染源とみられる大阪に出張していた。

【きょうの紙面】
(2)下松市長選は国井氏が無投票で再選
(3)周南市の藤井市長が児童クラブ視察
(3)里の厨の買い物客が200万人突破
(5)普賢まつりが中止、江戸時代から初


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国井氏の無投票再選か?

[5日告示・下松市長選]

ウイルス対策で「静かな選挙戦」に
「密閉、密集、密着」避けて

 任期満了に伴う下松市長選は5日(日)に告示される。立候補を表明しているのは2期目を目指す現職の国井益雄氏(70)=西柳=だけ。国井氏の無投票当選が予想される。(山上達也)

告示を待つポスター掲示板

4回連続の市長選無投票に?

 市長選は国井氏の1期4年の実績を市民がどう評価するかが焦点だ。さらに国井氏本人にとっても、過去3回の県議選と前回の市長選でともに全面支援を受けてきた井川成正前市長(90)から独り立ちし、初めて「自前の選挙戦」を展開する形になっている。
 そのため後援会長に井川前市長はとどまるものの、実質的には後援会副会長の森田康夫前副市長と、選対本部長の中村隆征市議会議長を柱に運動が進められている。
 それだけに具体的な票数が出ることが国井市政2期目の大きな力になるはずだが、国井氏以外に出馬を表明する人がいない以上、実に4回連続で無投票の市長選になりそうだ。
 2月20日に市選管が市役所で開いた立候補予定者説明会には国井氏の陣営幹部のほかに、下関市在住の男性(81)も出席し、報道陣の取材に出馬の意向を示した。しかしそれ以降、下松市内で同氏の具体的な動きは見えず、市選管が3月18日から25日に設定した立候補届け出書類の事前審査にも現れなかった。正式な出馬表明もしないままだ。

出陣式なく「静かに第一声」

 そんな中でも国井陣営は、4年間の実績と2期目の公約を掲載して後援会入会申込書も刷り込んだ「国井益雄後援会だより」を全世帯数にほぼ匹敵する2万5千部を制作し、後援会員や団体を通じて幅広く配布中。半面、新型コロナウイルスの感染症対策で集会を開かない方針のため、陣営は「これを配るのが唯一の活動」と力を入れている。
 国井陣営は告示後も「静かな運動」に徹する構え。告示日の5日は降松神社で必勝祈願の後、栄町2-1-14の選挙事務所前で第一声を上げる。盛大な出陣式は開かない。選挙戦になった場合も大規模な決起集会や地区単位の個人演説会は開催しないという。
 中村本部長は「新型コロナウイルスで市民の皆さんに不自由をおかけしている中で、選挙運動だけ例外とはいかない。密閉、密集、密着を避ける形で運動を展開したい」と理解を求めていた。選挙事務所は0833-44-1666。
 市選管(相本尚志委員長)のまとめでは、3月2日現在の選挙人名簿登録者数は4万7055人。立候補受け付けは5日午前8時半から午後5時まで市役所5階で開く。選挙戦になった場合、期日前投票は6日(月)から11日(土)までの午前8時半から午後8時まで市役所1階で受け付ける。
 投票は12日(日)午前7時から午後8時まで市内28カ所で。開票は同日午後9時20分市民体育館で。問い合わせは市選管(0833-45-1875)へ。

下松市長選立候補予定者(4月2日現在=本社調べ)

国井 益雄 70 無・現①
=自民・公明・連合山口推薦
 市長、周南地区衛生施設組合長(県議、県議会農林水産委員長、市生活環境部次長、豊井小PTA会長)青山学院大経営卒、西柳



【きょうの紙面】
(2)周南市の図書館や美博が開館
(3)笠戸ひらめメニューを冊子で公開
(4)山口スケーティングクラブが発表会
(5)鹿野の弾正糸桜が見ごろ

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下松市長選立候補予定者に聞く

2期目も「オールくだまつ」で!

 下松市長選の告示が5日(日)に迫ってきた。立候補を表明しているのは2期目を目指す現職の国井益雄氏(70)=西柳=だけで、4回連続の無投票が予想されている。国井氏に1期4年の市政運営と、2期目への抱負を語ってもらった。

(聞き手・山上達也)

国井 益雄(くにい ますお) 氏(70)

無所属・現① =自民党、公明党、連合山口推薦

[プロフィール]

 1949年生まれ。豊井小、下松中、下松高、青山学院大経営学部卒。下松市職員になり、2007年から県議を3期務めて16年に市長選に初当選。趣味は1967年の全国高校総体に出場した腕前のソフトテニスや、ゴルフ、将棋。尊敬する人物は吉田松陰、座右の銘は孟子の「天の時は地の利にしかず、地の利は人の和にしかず」。家族は牧代夫人、東京で会社員の長男、北海道で高校教員の二男。孫は3人いる。


 ―4年間を振り返っていかがですか。

 国井 長いようであっという間の4年間でした。たくさんの市民や職員、議員に支えられて務められた1期目だったと思います。

 ―どんなことに心がけてこられましたか。

 国井 職員をどういう形で使うか、その点でしょうか。私もかつて一職員でしたから、みんな知っているんですよ。公平な人事を心がける一方、井川前市長が道筋をつけてくれた国民宿舎大城、栽培漁業センター、消防本部は順調に完成させることができました。

 ―民間との連携にも取り組みましたね。

 国井 安全安心対策は行政の主導でやり、まちの魅力づくりは民間との連携でやるべきだというのが1期目で得た教訓でした。昨年の「道路を走る高速鉄道見学プロジェクト」や大型クルーズ船の初寄港は下松商工会議所を中心に経済界と連携してやりましたが、これほど民間活力がたくましいものとは驚きましたよ。ここから「オールくだまつ」の真価が発揮されました。

 ―井川市政の継承における苦労はありませんでしたか。

 国井 ないですよ。すでに井川前市長の手でレールが敷かれた大型事業が多く、精神的な負担はありませんでした。井川市政の方向性は正しかったと思うし、だからこそ苦労はありませんでした。

 ―市長選だけでも無投票が過去3回も続いています。

 国井 過去には合併問題で市を二分する激しい市長選がありました。合併慎重派の井川氏の圧勝という形で単独市政が選択できたことは正しかったし、市民が今の市政に満足していることが無投票につながっているのではないかと思います。

 ―無投票は現市政が信任され理解されているととらえますか。

 国井 本来なら選挙をやるべきです。各候補が下松の将来を語り合う政策論争は必要です。候補者としても選挙がないと、どれぐらい信任されているのかわかりませんからね。怖いですよ。

 ―再選された場合、2期目はどんなことに取り組みますか。

 国井 バランスの取れたまちづくりに取り組みます。末武、花岡地区で人口増が続くように、豊井地区など市東部でも新しい市街地形成に取り組みます。昨年の公民館単位の「井戸端会議」でいただいたいろんなご意見を生かしていきます。

 ―市民の皆さんへのメッセージをどうぞ。

 国井 新型コロナウイルスの感染症対策で市民の皆さんには休校や集会自粛でご負担をおかけしている中、市長選挙を戦わざるを得ないことをお許しいただきたいと思います。オールくだまつで下松をもっと元気で豊かにするため、2期目もぜひ働かせて下さい。


[おことわり]下松市長選に国井氏以外に立候補者が現れた場合は、告示後、その候補者のインタビュー記事を国井氏と同様に掲載します。

【きょうの紙面】
(2)シティプロモーションを中国四国博報堂に
(3)徳山コーヒーボーイが共同募金の売上の一部
(5)下松の梁観音堂で12年ぶり御開帳
(6)緑と文化のプロムナードに桜のトンネル


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エコレールマーク認定

㈱トクヤマ

環境に優しい鉄道輸送推進

 ㈱トクヤマ(横田浩社長)は3月9日、公益社団法人鉄道貨物協会エコレールマーク事務局から鉄道輸送に積極的に取り組む企業を対象とする「エコレールマーク取組企業」に認定されたと発表した。
 エコレールマークは地球環境に優しい鉄道貨物輸送を定期的に利用している商品、企業を認定し、マークを表示することで消費者に判断基準を提供する制度。
 同事務局のホームページによると鉄道貨物輸送はトラックに比べ、二酸化炭素排出量が11分の1と環境負荷が少ない。500kg以上の陸上貨物輸送で、企業単位の場合は15%以上の鉄道利用がある場合に認定を受けることができる。
 同社は融雪に使われる塩化カルシウムなどの製品輸送に鉄道貨物輸送を利用していて「今後も新たに発生する案件を中心に、地球環境への配慮や輸送手段の多様化を目的として、鉄道貨物輸送の利用の検討を行うとともに、、今後も積極的にモーダルシフトを推進する」としている。

【きょうの紙面】
(2)山口銀行周南団地支店がリニューアル
(3)光ライオンズクラブがボーイスカウトに助成金
(5)カードだまし取られ、1,050万円被害
(6)高校生シンガーソングライター誕生


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周南市議会現職議員アンケート

若者定住、中山間地・人口流出に危機感
徳大公立化には冷静



 新周南新聞社では6月に任期満了にともなって改選される周南市議会議員に市政などについてのアンケート調査を実施し、30人全員から回答を得た。この4年間の市政への満足度では福祉分野に比べ、若者定住、中山間地振興・人口流出対策への不満が大きいことなど同市議会の特徴が浮かび上がってきた。
 同市議会の現在の勢力分野は自民党支持と見られるアクティブ(6人)、六合会(5人)、自由民主党周南(4人)、一心会(3人)、自由民主党政和会(2人)を合わせて保守系議員が20人、労組の推薦を受ける刷新クラブが4人、公明党、日本共産党が3人ずつで計30人。
 30人のうち、6月の市議選への立候補を明確にしたのは25人。公明党の相本政利議員、刷新クラブの得重謙二議員、議長も経験したベテランの自由民主党周南の米沢痴達議員、刷新クラブの田中和末議員の4人は立候補しない意向。刷新クラブの田村隆嘉議員は無回答だった。
 この4年間、力を入れてきたことは道路、トンネル整備などハード面から子どもの教育や子育て支援など回答が分かれた。一般質問の回数は3月定例会などの会派質問を合わせて16回すべて登壇という議員が11人もいた。
 そのほかの議員も申し合わせで一般質問をしない議長、副議長、監査委員に就任していた期間以外は登壇しており、同市議会では一般質問は当然、登壇するものという雰囲気が感じられた。
 この4年間の周南市政については、若者定住対策、中山間地・人口流出対策への「不満」「おおいに不満」が目立ち、いずれも過半数を超え、この問題に対する危機感が現れた。一方「子育て以外の福祉政策」は6人にとどまっていた。
 藤井市政への評価では、公約でもあった徳山大学の公立化に「期待する」「大いに期待する」は10人、「関係人口100万人構想」のシティプロモーションは12人にとどまった。「見守る」という回答が多く、市長選のしこり、市長派、反市長派といった対立は同市議会では見られず、新市政の動きを冷静にとらえていることがわかった。

(延安弘行)

周南市議会議員アンケート質問項目

一、議員活動について

 1.力を入れてきたこと、主張してきたこととその成果
   (1項目だけ項目名と達成できたかを記載して下さい)
   事業・施策名(       )
   イ、達成できた ロ、達成できていない ハ、その他  ( )
 2.一般質問の回数(   回)
 3.この4年間の市議会での主な役職(       )

二、この4年間の周南市政について

 (イ、十分満足 ロ、満足 ハ、満足だが不満もある
  ニ、不満 ホ、おおいに不満 いずれかに〇をつけてください)
 1.若者定住対策( )
 2.子育て以外の福祉政策 ( )
 3.中山間地振興、人口流出対策 ( )  
 4.少子化対策、子育て対策 ( )
 5.商工業振興 ( )

三、藤井市政について

 1.徳山大学公立化による地域活性化
   イ、おおいに期待している ロ、期待している ハ、見守りたい
   ニ、あまり期待していない ホ、まったく期待していない 
 2.シティプロモーション事業「関係人口100万人構想」
   イ、おおいに期待している ロ、期待している ハ、見守りたい
   ニ、あまり期待していない ホ、まったく期待していない
 3.藤井市政についての評価、あるいは提言があればお願いします。
   (     )

四、政治活動について

 1.支持している政党(     )
 2.任期満了に伴う市議会議員選挙について
   イ、立候補を予定 ロ、検討中 ハ、立候補しない

 ※アンケート回答は4、5面に掲載

【きょうの紙面】
(2)周南市の市営住宅で連帯保証人が不要に
(3)WAHAHA本舗の梅垣さんがツアーPR
(4)(5)周南市議会議員アンケート
(6)KRYのさわやかモーニングに新人アナ


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五輪延期でボード撤去

下松市

ベトナム選手の受け入れは継続

東京五輪の表示をはずす市職員

 下松市は政府などが東京五輪の1年ていどの延期を決定したのに伴って、市役所玄関ロビーに置いていた「東京五輪カウントダウンボード」を26日、撤去した。当面は4月5日告示の市長選の投票日までの日数を表示する。
 同市は東京五輪のベトナム女子バドミントンチームの事前キャンプ地。五輪出場が有力視されるベトナムのグエン・トゥイ・リン選手(21)が昨年9月17日に同市を訪問し、受け入れに協力する西京銀行の女子バドミントンチーム「ACT SAIKYO」の選手と交流試合をした。
 このときにこのボードが設けられ、国井市長とリン選手らが除幕して祝った。
 リン選手は五輪出場選考を兼ねるオーストリアンオープン大会を順調に勝ち抜いて2月22日に準優勝した。しかし新型コロナウイルスの感染拡大で今後の大会自体が成立せず、選手選考の先行が不透明になっていた。
 ボードに張ってあった「東京オリンピックまであと」の幕は「下松市長選挙まであと」の表示に張り替えた。市教委生涯学習振興課の中村一雄スポーツ推進係長は「延期は残念だが仕方ない。延期されてもACT SAIKYOとは連携し、ベトナム女子バドミントン選手の受け入れに万全を期したい」と話している。

【きょうの紙面】
(2)県教委、県職員異動=関係分
(3)下松市は1日から図書館再開
(4)新型ウイルスで成年海外協力隊員も帰国
(5)ほうえい堂が下松市に外郎、ぼうろ贈る


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超電導リニア改良型試験車

新車両の先端部分
取材陣に囲まれる寺井本部長

夢の時速500km「超電導リニア」
日立製作所笠戸事業所で公開

 東京と大阪の間を時速500kmで走り、1時間7分で結ぶ中央新幹線の超電導リニア改良型試験車が25日、下松市の日立製作所笠戸事業所で報道機関に公開された。同事業所で製作、5月末ごろから山梨県の山梨リニア実験線で走行試験に使われる。最先端技術を凝縮した下松市生まれの車両で、公開には新聞、テレビ、雑誌など30数社が集まった。
 超電導リニアが出る中央新幹線はJR東海が建設中で、東京から山梨、長野、岐阜、愛知県を経由して大阪まで伸びる。実験線はその一部を利用し、距離は42.8km。この日の公開もJR東海が主催した。
 改良型試験車は長さが28mで、そのうち15mが空気抵抗を減らすため長く突き出した先頭部。現在、走行試験に使われているL0(エルゼロ)系の先頭車両に比べ、先頭部の形状を変えて左右へ空気の流れを分け、先端部の最適化で空気抵抗を13%下げた。
 L0系は客室の照明や空調など車両で使用する電力を得るためガスタービン発電装置を搭載しているが改良型はこれがなく、誘導集電方式で、地上ループに電流を流して磁界を発生させ、車両の集電コイルで電力を得る。この結果、発電装置の燃料を積む必要がなく、排気ガスがなくなり、軽量化もできた。
 公開ではJR東海リニア開発本部の寺井元昭本部長らが、改良したところや、高速化を追究した結果、先頭部が丸みをおびて可愛くなったこと、開業に向けてすでに技術面はほぼ完成していて快適性の向上を目指すことなどを説明。笠戸事業所の技術を高く評価していた。
 同事業所はこれまでもJRの新幹線や英国の高速鉄道などさまざまな鉄道車両を作り続けている。今回の車両は今月下旬に搬出、来月上旬に山梨リニア実験線に搬入される。

【きょうの紙面】
(2)光市の定期異動・女性4人が課長昇格
(3)光駅拠点は2027年、防災拠点は23年
(4)共創プロジェクトでマルシェ用出店セット
(6)下松市のきらぼし館で美術のコルニエ展


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