ヘッドラインニュース

西日本最大の規模

東ソー物流 総合物流倉庫を建設

 周南市の東ソー物流は化学製品の保管施設としては西日本最大級の総合物流倉庫を臨海町に建てる。災害時の中継基地の機能も持ち、来年1月の完成を目指す。

倉庫の完成予想図

 倉庫は鉄骨3階で延べ床面積2万4千300平方メートル。常温庫、冷凍庫、冷蔵庫を備える。製品に適する温度で保管でき、急速冷凍の必要なウレタン原料の保管に適する。新南陽公共ふ頭に隣接し、海上、陸上輸送に対応できる。
 トラックが2階に走行移動できるランウェイ方式を導入し、荷の出し入れの時間短縮を図る。災害時は重機の待機所、緊急物資の保管所として使える。
 保管対象は東ソー南陽事業所で生産された化学製品で欧州、北米、東南アジアなどへの輸出、国内47都道府県への輸送基地となる。
 同事業所の生産増強に対応した。新倉庫を含めて5棟の倉庫からなる「りんかい物流センター」の中核施設となる。建設費は50億円。2月に着工し、来年2月の運用開始を予定している。
 佐伯哲治社長(61)は「最新鋭の設備で輸送のコスト削減、時間短縮などの効率化が図れる。災害時の中継基地にもなり、公共性も持たせる」と話している。

【きょうの紙面】
(2)光市が自殺対策計画策定へ
(3)マックスバリュが下松市へ41万円
(4)付属光中の2人が陸上、新体操で全国大会へ
(5)下松、光署がうそ電話詐欺未遂で現行犯逮捕

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銀南街・スーパー銀南は撤退

24日に20%のプレミアム商品券

 周南市の銀南街商店街振興組合(広谷嘉孝理事長)は9日、市役所で藤井市長に地下駐車場の水没で停電となっていた銀南街が仮復旧して営業を再開したことを報告し、「がんばろう銀南街プレミアム商品券」発行への協力を求めた。同時に地下にあるスーパー銀南が閉店のまま撤退することも説明した。

左から小林専務 弘中基之経済産業部長、市長、広谷理事長

 銀南街は7月22日に大雨の影響で地下2階の受電設備が水没し、ビル1、2階の店舗部分が停電したが発電機8台を置いて13日ぶりに4日から営業を再開した。
 しかし送電時間が昼間だけに限られ、冷蔵庫などがあって24時間、電気が必要なスーパー銀南は費用の問題もあり、再開できなかった。本格復旧は受電設備を新たに地上部に建設するため4カ月ていどかかり、再開を断念した。スーパー銀南は以前に入居していたスーパーの撤退後、地元の強い要望で2016年から営業していた。
 プレミアム付き商品券はプレミアム率が20%で600万円分を500万円で販売する。販売は2回に分け、1回目は24日(土)。500円券24枚、1万2千円分を1万円で、購入は1人3セットまで。銀南街の40店舗で11月30日まで使用できる。
 要望はこのプレミアム分100万円分の一部の助成を市に求めるもの。すでに徳山商工会議所は負担することを決めている。
 この日は広谷理事長と徳山商工会議所の小林和子専務理事が商店街2階の通路に掲げている「がんばろう銀南街」の横断幕を手に市長に支援を求めた。市長は助成に前向きで、予算内で別の商店街活性化の補助金を振り替える形で助成する方法を検討する。
 広谷理事長は「停電によって商店の横のつながりが一回り強くなった」と話し、プレミアム商品券販売をきっかけに客足が戻ることを期待していた。

【きょうの紙面】
(2)停電事故の銀南街がプレミアム商品券
(3)下松港にクルーズ客船が初入港
(4)周南市から全国へ、ハンドボール男子に住吉中
(5)下松市から全国へ、ハンドボール女子に下松中

次回のヘッドラインニュースの更新は8月19日(月)となります。

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増税65%、改憲は71%「賛成」

[金曜記者レポート]
参院選に見る3市の民意
盤石な保守地盤反映

 参院選の投開票から20日。与党勝利、野党苦戦、新党躍進の裏側で「消費増税」や「憲法改正」に限ると周南地域の民意はどう示されたのか。3市の比例代表選の結果から分析した。(山上達也)

自民得票率は全国平均上回る47%

 比例代表選には13の政党・政治団体が候補者名簿を提出し、9党が議席を獲得した。初挑戦の「れいわ新選組」は2議席、「NHKから国民を守る党」は1議席を得た。
 党名投票と候補者名投票を合わせた得票を3市合計で比較してみると、自民党が47.8%と有効投票総数の半数に迫る高得票率を見せている。同党の全国平均得票率35.4%と比べても、その高さがうかがい知れる。
 同様に全国平均得票率より高い数値が3市合計で現れたのは公明党、国民民主党、幸福実現党。
 公明党は山口選挙区の自民党公認の林芳正氏との共闘の成果と見られ、国民と幸福は山口選挙区の党公認の大内一也氏、河井美和子氏がともに周南市在住という好条件の表れともいえる。

あり方問われる賛否両派の運動

 この結果を「消費税増税」で見ると、賛成は自民、公明で65.8%▽反対・廃止は立憲、国民、共産、維新、社民、れいわ、幸福、オリーブで32.8%になる。全国では賛成の2党で49.5%▽反対の8党で48.7%ときっ抗し、3市の保守地盤の強さが見える。N国、労働、安楽は選挙戦で消費増税への考えを示していない。
 では「憲法改正」だとどうか。改正に前向きな自民、公明、維新、幸福、労働で71.6%▽改正反対の立憲、国民、共産、れいわ、社民、オリーブで26.8%と差は大きく開いている。N国、安楽は選挙戦で憲法改正ヘの考えを示さなかった。
 消費税増税は10月に迫り、10%の基本税率と8%の軽減税率の複数税率に業界も消費者も混乱している。憲法改正も参院で改正勢力が3分の2を確保できなかったとはいえ、無所属や新興政党の議員を「改正推進」側にどれだけ抱き込めるかで情勢は変わる。
 そこにどれだけ国民の声が反映されるのだろうか。消費税増税も憲法改正も、賛否両派が市民運動をどう展開してきたのか。真価が問われるのはこれからだろう。

【きょうの紙面】
(2)市長、議長も出席して下松市民平和集会
(3)JAちびっこ倶楽部が木工やそうめん流し
(4)ねんりんピック美術展で最高齢者賞
(5)日本生命が小学生の「森の教室」

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「周南市立大」に前進

徳山大が市に公立化要望
藤井市長「ぜひ一緒に」

 徳山大の池田和夫理事長は6日、同大の公立化を求める要望書を藤井周南市長に提出した。藤井市長は4月の市長選で公立化を公約に掲げ、同大の要望を「ぜひ一緒にやりましょう」と歓迎。「周南市立徳山大」の誕生に向けて前進する。

公立化の要望書を藤井市長(左)に渡した池田理事長

 池田理事長は要望書提出後に市役所で記者会見し、「無借金経営で財政的に余裕はあるが、少子化で将来に危機感がある。公立化が最適な運営形態で地域活性化にもつながる」と述べた。市立化で経営基盤を安定させ、ブランド力を高めて入学志願者を増やす考えだ。
 藤井市長は「市立化で学費が安くなって志願者増が期待できる」と利点を強調し、「一生懸命取り組む」と意欲を見せた。
 市、同大ごとにプロジェクトチームを立ち上げて具体的な検討を始め、最終的に共同で協議する。「同大が創立50周年を迎える2021年をめどに道筋を示したい」(藤井市長)としている。
 同大は少子化と学生の都市集中を受けて約5年前から公立化の道を模索した。公立化を公約に掲げた藤井市長が当選し、6月の理事会で公立化の方針を決めた。
 同大は1971年、旧徳山市から土地と建設費など2億8千万円の提供を受けて開学した。学校法人徳山教育財団が運営している。
 経済学部と福祉情報学部があり、1,115人(定員1,120人)の学生が在籍している。全体のうち体育奨学生が44%、留学生が20%を占める。定員割れの年もあったが、体育奨学生と留学生の受け入れを拡大し、15年度から定員を充足している。
 体育奨学生と留学生に対する奨学金の提供が経営の負担になり、同大は経営改革で奨学金対象者の比率を下げる方向で検討している。

【きょうの紙面】
(2)野犬対策へ徳山駅で知事、市長が啓発活動
(3)9日から岩徳線16駅の駅カード配布
(4)フグから海の末来、小学生の調査隊が提言
(5)安田の糸操り人形芝居が出雲と共同公演

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サッカーボールで車両破損

周陽中で部活中に2件

 周南市の周陽中(三坂千里校長、382人)で5月30日と6月12日にサッカー部の練習中、ボールが防球ネットを超えて市道を走行していた車両に当たり、車両の一部が破損する事故があった。練習場所の変更や防球ネットを高くすることはすぐには難しく、再発防止へ練習メニューの工夫などを続けている。

ボールが外に出た付近のネット

 この事故は6月定例市議会最終日の7月11日に損害賠償の専決処分の報告として公表された。賠償額は5月30日が3万2,130円、6月12日は車両の車体がへこんだため22万6,973円を学校賠償災害補償保険の保険金で市が支払った。
 同校は周南団地の周南緑地公園中央緑地の北側にあり、グラウンドは東西が約150メートル、南北が80メートル。これを野球部、サッカー部、ハンドボール部、バレーボール部で使っている。サッカー部が使用していた部分の市道側の防球ネットは高さ4.6メートル。野球部が練習する部分は高さが約8メートルでサッカー部の方が低くなっている。
 5月30日は市道側にサッカーゴールを置いていてボールがネットを超えた。このため6月12日はゴールの位置をネットから離していたが再びネットを超えた。このため野球部と練習時間を調整してゴールを東西に置いて練習するようにしている。
 これまでもネットの下をくぐって市道に出たことはあるが、今回のようにネットの上を超えて車両に被害が出た事故は初めて。
 同校サッカー部は昨年まで4年連続して全国大会に出場、全国3位になったこともある。最近の部員は約30人。以前は歩いていける周南緑地公園東緑地のサッカー場で練習していた。
 しかし校外での練習には教員が必ず生徒に同行しなければならず、教員の確保が難しい場合があることから4年ほど前から管理しやすい校内での練習が中心になっている。

【きょうの紙面】
(2)光おっぱいまつりで「ハグ印式」も
(3)特養の「ほしのさと」が20周年式典
(4)手話サークルひまわりの会が50周年
(6)島田人形浄瑠璃奉納、光丘高生も三味線

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自分の命は自分で」確認

鹿野地区女団連が防災研修
「全員避難」のレベル4きっかけに

 周南市の鹿野地区女性団体連絡協議会(岩田キミ会長、6団体)は2日、コアプラザかので自主防災研修を開き、女性を中心に55人が参加、大雨を想定していつ、どの経路で避難するのかを考えるグループワークなどで学んだ

話し合う参加者

 周南市は6月7日朝、土砂災害警戒情報などが出たことから鹿野、須金地区の全世帯に避難勧告を発令した。この勧告は全住民に避難を呼びかける「レベル4」だったが、鹿野地区で実際に避難したのは2世帯2人だけだった。
 このため、なぜ避難した人が少なかったのか、検証が必要という声が6月27日の同協議会の役員総会で出てこの日、研修が開かれた。鹿野婦人会が赤十字奉仕団鹿野分団(有国美恵子委員長)になっていることから講師には日赤県支部から事業推進課の安松幸展主事(28)ら職員2人を招いた。
 前半は安松さんがレベル1~5までの避難勧告の基準や、地震などの災害では発生直後は人命救助を優先するため行政などの支援は3日間は期待できないことから自助、共助の必要性や日ごろからの非常持ち出し品、食料を準備しておくことなどを説明した。
 グループワークは5、6人ずつに分かれ、班ごとに想定された家族構成、自宅の位置、レベル1から全員避難のレベル4まで、時間の経過とともに警戒レベルが上がる中で、いつ、何を準備すべきか、避難はいつすべきか意見を出し合った。
 レベルが上がってから避難しようとしても避難所への道が水に浸かったり、高齢者や障害者は移動できなくなっている場合も多く、早めの準備、避難の必要性も話し合った。
 「避難する時、水路のそばの道は危ない」「車いすの人はどうするのか」「避難を始めるタイミングはどうするのか」「食事はすませてからの方がいいのか」など活発なやりとりがあり、最後は2つの班が発表もした。
 講評した鹿野地区自主防災会の原克己会長(82)は「レベル4をきっかけにと時期もよく、内容もすばらしい。自分の命は自分で守るという大原則にそって行動すれば被害は最少限にできる」と述べた。
 岩田キミさん(83)は「自分の命は自分で守るという意識が芽生えたのではないか。鹿野だから絶対災害がないとは言い切れない」と効果を話していた。

【きょうの紙面】
(2)中央図書館で司書体験、読み聞かせも
(3)藍谷さんが岐山、御幸通活用へ講演
(5)富田西小の豊島君、藤井さんが全全国陸上出場
(6)10日、須々万地区盆踊り&花火で400発

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13日ぶり電気仮復旧

銀南街 本復旧は数カ月先

 周南市の商店街「銀南街」の電気が4日、仮復旧した。13日ぶりに停電が解消され、各店は本格的に営業再開した。しかし、通電時間が制限されている上、電圧が限られ、通常営業には至っていない。本復旧も数カ月先と見られ、完全再起はまだ遠い。

照明を一部落として営業再開した「演奏堂」
各店に電気を送る発電機

 4日の銀南街。午前9時半、路上に置かれた可動式のディーゼル発電機に電源が入り、軒を連ねる約30店の店内に照明がついた。停電後は店内に差し込む外明かりだけが頼りで日中でも薄暗かった各店が明るさを取り戻し、再スタートを印象付けた。
 発電機は7基で仮設の送電線を通じて各店に配電される。発電時間は冷凍、冷蔵設備を持つ一部の店を除いて午前9時半~午後6時半で各店はその時間内での短縮営業を余儀なくされる。
 電圧にも限りがあり、各店は電力使用量を通常より3分の1から4分の1をカットする節電で対応する。CD販売店「演奏堂」は店内の蛍光灯を一部落として店を開いた。
 停電は7月22日に発生。大雨の影響で、各店の入居する銀南街ビルの地下に雨水と地下水が流れ込み、地下2階の受電設備が水没し、電気がストップした。ビルの3~5階の住居部分は翌23日に仮復旧したが、商店街の復旧が遅れていた。
 商店主でつくる銀南街振興組合は仮復旧の状態で当面しのぎ、本復旧の工事に取り掛かる。本復旧は新しい受電設備を地上に設ける計画で完工まで2~3カ月かかるという。
 復旧費は組合の加入する災害保険で賄えるが、停電期間中の休業補償は各店の対応に任される。休業補償の損害保険に入っている店は少なく、営業損失は各店で被らざるを得ないと見られる。
 組合の広谷嘉孝理事長(49)は「課題は山積しているが、とにもかくにも電気が復旧したのは大きい。多くのお客さんに足を運んでもらい、元気を取り戻した商店街を見てほしい」と話している。

【きょうの紙面】
(2)周南市へドイツからスポーツ交流へ10人
(3)光JCの理事長、58年ぶりの続投決定
(4)虹ケ浜海水浴場でサンドアートin光
(5)3市快適環境協が総会、19人と6団体表彰

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県教委、検証委の結論否定

[金曜記者レポート]
周南市の高2生いじめ自殺
教諭の言動「いじめに当たらず」

 周南市の県立高2年の男子生徒がいじめを苦に自殺した問題で、県教委は、当時の部活動顧問教諭の言動をいじめと事実上認めた県いじめ調査検証委員会の報告書と異なる見解を示し、教諭の懲戒処分を見送った。法的機関に当たる第三者委員会の結論を否定したと受け取れ、委員会制度の趣旨が骨抜きになる可能性がある。(井藤進吾)

 顧問教諭の言動とそれを巡る検証委と県教委の結論は表の通り。検証委が教諭らの5つの言動を「いじめに類する行為に当たる」と認定したのに対し、県教委は教諭の処分を決める調査で「いじめに類する行為に当たらない」と否定する結論を出した。
 県教委は7月、教諭の懲戒処分を見送り、生徒が熱中症で気分を悪くした時や他の運動部から転部してきた際に保護者、管理職への報告が不十分だったとする別の理由で厳重注意とした。 
 県教委は「検証委の報告書は尊重するが、複数の教職員に聞き取り調査をして得た証言に基づき、県教委の指針に照らし、懲戒処分には至らなかった」と述べている。
 検証委はいじめ防止対策推進法に基づいて村岡知事の付属機関として設けられている。委員は学者ら識者5人で知事が任命した。今年2月、生徒が同級生らからいじめを受けて自殺に追い込まれたと認定した上で教諭の言動を事実上いじめと認める報告書をまとめた。
 県教委の判断が検証委の認定と食い違うことについて、県教委、県とも「調査の目的が異なる」として矛盾しない立場を崩していない。
 関係者の一人は「法律の要請で設置された知事の付属機関の出した結論が、県の教育行政を担う県教委に否定され、第三者の意見を行政に反映させる委員会制度が形骸化し得る」と指摘する。
 報道によると、生徒の遺族も「報告書で指摘された教員への処分がなく、憤慨している」とするコメントを発表した。
 生徒は2016年7月、JR櫛ケ浜駅で線路に飛び込み、列車にはねられて死亡した。当時の校長(60)は監督責任を問われ、減給10分の1(1カ月)の懲戒処分とされている。

【きょうの紙面】
(2)周南市野犬対策本部が初会合
(3)新南陽商議所青年部がキャッシュレス化宣言
(4)自然豊かな須金で小学生80人が民泊も
(5)お網代駆ける、鹿野天神祭にぎやかに

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県、市が野犬対策強化

捕獲檻増やし、監視カメラも

 「周南地域の野犬問題に関する連絡協議会」(会長・武林正治県環境生活部次長)の2回目の会議が7月30日、周南市の県周南総合庁舎で開かれ、野犬の捕獲体制の強化や5日にJR徳山駅の南北自由通路で村岡嗣政知事や藤井市長も参加して啓発イベントを開くことを決めた。

会議の内容を説明する白銀課長(左から3人目)ら

 同協議会はかまれたという市民も出ている周南市の野犬対策を解決しようと県と市、市教委、県警で構成され、7月4日に1回目の会議を開いた。今回は周南緑地公園での野犬の捕獲強化、野犬の増加につながっていると見られるむやみやえさやりを防ぐ対策、捕獲などの活動に対する県民の理解促進と機運醸成に向けた取り組みの3点を話しあった。
 会議は非公開だったが、結果は県生活衛生課の白銀政利課長らが説明した。このうち捕獲は主に県が担当。周南以外の6つの保健所と市にも応援を求め、2人1組の捕獲斑を現在の1班から2班に増やす。
 捕獲用の檻も現在は4メートル四方が3基だが、新たに6メートル四方の檻1基を導入する。檻には捕獲の妨害に備えて監視カメラを設置し、扉を開いて捕獲された犬が逃がされたことがあったため、一度、扉が閉まるとロックされる仕組みにする。
 捕獲妨害行為が発生した時の警察との連携も強化する。捕獲された犬は希望者に譲渡されていて殺処分される犬はほとんどなくなっている。
 えさやり行為への対策は主に市が担当し、現在も平日は毎日、防止のためにパトロールしているが、これに加えて夜間、市職員が見回るようにし、えさやりの現場を見つけた場合は市の条例違反になることを説明して中止するよう求め、警察にも通報する。
 気運の醸成では、5日は啓発グッズを徳山駅の利用者に配るが、これをスタートと位置付けて自治会と連携したキャンペーンを実施する。
 えさやりは連日のように大量の残飯などが複数の犬に与えられており、その結果、人を見かけると近づいてくる犬もいて「犬と人の距離が近くなっている」という指摘もある。
 県や市では野犬がいなくなることではなく、市民が不安を感じない状態にすることを目指し、捕獲頭数などの目標は掲げず「実効性のあることをしていきたい」としている。

【きょうの紙面】
(2)共同漁業権の下松、周南市が種苗放流
(3)メープルヒルにスーパーカー30台集合
(4)香耀書道会社中展、下松市制80周年作品も
(5)花岡ふれあいの夕べ、浴衣の子どもたちも

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クルーズ客船で560人来訪!

8月9日・ぱしふぃっくびいなす下松初入港
行政と経済界一体で歓迎盛り上げ

 下松市制80周年記念事業の一環で8月9日(金)に同市に初寄港するクルーズ客船、ぱしふぃっくびいなす(2万6,518トン)の受け入れ事業を担うくだまつクルーズ振興協議会(会長・竹島克好下松商工会議所副会頭)の第2回協議会が29日、下松商工会議所で開かれ、この日朝の歓迎行事や日中のオプショナルツアー、夕方の見送り行事の取り組みを確認した。

あいさつする竹島会長
クルーズ船歓迎のポスター
オリジナルステッカー

 ぱしふぃっくびいなす号には乗客560人が乗船し「夏休み 屋久島・徳山下松クルーズ」として8日午後5時に神戸市の神戸港を出港。9日午前7時半から午後4時まで徳山下松港の下松第2ふ頭に着岸する。10日は鹿児島県の屋久島を観光し、11日に神戸港に帰港する。
 9日は午前7時45分からふ頭で歓迎セレモニーを開く。ふ頭には「きつねのお面絵付け」や「ひらめちょうちん絵付け」「紅蘭の中華そばと朝日屋のロースハムの試食コーナー」など多くのブースを設ける。
 オプショナルツアーは7コースを用意し、最多は日立製作所笠戸事業所や市栽培漁業センターを見学する「車両工場特別見学とヒラメ餌やり体験」の70人。笠戸島の国民宿舎大城や、はなぐり海水浴場のフリープランも人気を集めそう。
 一方、市民から一般公募した船内見学は定員80人に対して5.7倍の461人が応募。当選者のみ10時から船内に入れる。抽選で外れた人も来場者にはオリジナルステッカーをプレゼントし、ふ頭で歓迎や出港のセレモニーを見たり、バザーを利用することは自由。
 出港セレモニーは午後3時半からふ頭で開き、末武中吹奏楽部の演奏やヨシムラダンスセンターのダンスがあり、4時に屋久島に向けて出港する。
 29日の協議会では国井市長、下松商工会議所の弘中伸寛会頭、竹島会長があいさつして行政と経済界の連携をアピール。近藤和彦副市長は「船内見学の抽選に外れた人に“残念賞”でオリジナルステッカーなどのグッズを贈ったり、当日のセレモニーの参加を呼びかけてはどうか」と提案し、実現に向けて準備することになった。
 問い合わせは下松商工会議所内の同協議会事務局(0833-41-1070)へ。

【きょうの紙面】
(2)周南市からデルフザイル市へ中高生訪問団
(3)光市の建設技術者が島田中、島田小で奉仕
(4)米泉湖サマージャンボリー、5千人で盛況
(6)中央図書館で空襲前後の徳山市街地写真展

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