ヘッドラインニュース

サ高住クラスターの2次感染も

県内で2人が感染

 県は17日、新型コロナウイルスに防府市の10代の女性と宇部市の50代の女性の2人が感染したと発表した。
 このうち防府市の女性は周南市サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)クラスター関連で、感染した病院職員の別居家族。同クラスターの感染者は134人になった。宇部市の女性も同市医療機関クラスター関連で病院の職員。県内の感染者は1,363人になった。

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小学生完全無料に!(医療費)

周南市

高齢者にバス、タクシー助成
一般会計は606億8,100万円、3.8%減

予算案を発表する藤井市長

 周南市は15日、新年度予算案を発表した。一般会計の規模は606億8,100万円で、前年度比3.8%減。発表の席上、藤井市長はハード事業からソフト事業への転換を加速させたと説明した。藤井市長ならではの施策も織り込んでいて「子育て、高齢者を守るという私の思いはかなえられた」と述べた。新型コロナウイルス対策に重点的に予算配分するとともに、2020年度から始まったまちづくり総合計画後期基本計画に基づき「心が通う温かさあふれるまち」を目指した予算案。22日から始まる3月定例市議会に提案する。(延安弘行)



歳出

妊娠期から18歳まで継続的に支援

 606億円は2010年度以降では最小規模。長穂支所・市民センター、遠石市民センター、西消防署の建設、小学校普通教室への空調設備設置などが完了したことから、昨年より約24億円縮小した。
 主な施策では、子ども・子育て支援の「子ども医療費助成」は小学生までの医療費助成の所得制限を撤廃して小学生までの医療費を完全無料化する。同市は中学生にも所得制限は継続するが、医療費を助成している。
 徳山保健センター内の「こども・子育て相談センター」の相談体制を強化、妊娠期から18歳までの子どもと家庭を継続的、総合的に支援する。子育て支援センターにも助産師など専門の職員を配置する。
 小中学校のICT機器を活用した学習展開のために、教員を支援するICT支援員、学習総合支援システム、デジタル教科書も導入する。奨学金制度も拡充して金額を選択できるようにし、定住促進奨学金も増額する。
 高齢者バス・タクシー運賃助成事業も市内全域に拡大し、75歳以上の高齢者、65歳以上で運転免許を持たない人にバス、タクシーの運賃助成券を配る。
 新南陽総合支所、鹿野総合支所整備は設計などの費用を予算に計上。須々万に建設を予定している徳山北部拠点施設は用地取得に向けた調査に取り組む。
 中心市街地では、徳山駅前再開発の支援や、中心市街地活性化事業では新町のアーケードなどの撤去にも支援する。徳山大学公立化検討事業は市民説明会などを開き、公立化について方向性を決定する。徳山下松港100周年記念事業の経費も予算計上している。
 新型コロナウイルス対策はワクチン接種体制の整備などに6億7700万円を予算計上。経済対策は国の補正予算の動きを見ながら補正予算として提案することにしている。

歳入

繰入金、市債大幅減

 歳入では4割を占める市税が8億1,357万円減って246億5,299万1千円。特に法人市民税が7億9286万8千円減で20億2,279万5千円。新型コロナウイルスによる企業の業績悪化を見込む。
 基金からの繰入金は24億141万円で9.6%減。財政調整基金繰入金は2億1681万3千円減って9億5,552万1千円、減債基金繰入金は1億円減って1億円と半減させる。一方、ボートレース徳山からの繰入金を積み立てている子ども末来夢基金繰入金は2億3千万円増えて9億630万円にする。
 市債も西消防署建設など大型公共事業が終わったことから26.12%減の48億6,230万円にとどめる。
 来年度以降も税収などが大きく伸びる要素はない。その中で新南陽総合支所、鹿野総合支所の建設、徳山動物園リニューアル事業、徳山北部拠点施設整備など、必要な事業は少なくない。優先順位をつける「選択と集中」、財源確保、平準化などへ、同市では厳しい財政運営が続く。



【きょうの紙面】
(2)外国人労働者、徳山1,011人、下松626人
(4)3月7日・下松市吹奏楽団が定演
(5)中止の笠戸島トレランでメッセージ動画


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サ高住クラスターで1人

感染133人、市長が状況説明
県内は5人が感染

 県などは16日、県内で5人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。周南地域では周南市サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)クラスター関連で病院の入院患者で80代の女性が感染した。このクラスターでの感染者は133人、周南市内の感染者は237人になった。
 この日の感染者はこのほか、宇部市医療機関クラスター関連で入院患者の60代の男性▽岩国市医療機関クラスター関連で病院職員の40代と入院患者の90代のいずれも女性▽下関市で20代の女性が感染した。県内の感染者は1,361人になった。

◇    ◇

 病院の入院患者、職員が多く感染しているサ高住クラスターについて周南市の藤井市長は16日の定例記者会見で現状を説明した。説明によると、1月9日に同市で2つ目のクラスターとして発生し、病院へは県のクラスター対策チームや災害派遣医療チームの医師、感染症管理看護師が感染対策の指導に派遣された。
 負担が大きくなった周南保健所には市からも保健師を派遣。クラスターが発生した病院には新南陽市民病院からも感染症管理看護師を派遣した。市からは病院がある地域の住民に感染状況、対策などの文書を近く配布する。


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接種期日の詳細、会場未定

周南市[新型コロナウイルス感染症対策]

不確実多く「国の指示」待ち
対策室設置から1カ月

 16歳以上の全国民に対する新型コロナウイルスのワクチン接種の準備が進められている。経費は国が負担してワクチンの確保、配分もするが、実施は市町村が中心。周南市では1月15日に地域医療課内に兼任を含めて14人の「新型コロナウイルスワクチン対策室」(室長・貞本昌也地域医療課長)を設置したが、接種までのスケジュールはすべて「予定」で、接種を受ける場所も「検討中」。設置から1カ月たったが、手さぐりで準備を進めざるを得ない状況が続いている。(延安弘行)

ホームページを開設

 同市の人口は約14万1千人。ワクチンは希望者に予約制で接種する。優先的に接種を受ける医療従事者は4千人、65歳以上の高齢者は4万6千人と見られている。
 市は接種に関するホームページをすでに特設。手に入った情報を掲載している。2月下旬に医療従事者に接種開始、3月中旬以降、高齢者への接種券を郵送、同時期に市民向けワクチン接種予約センターを設置、4月に高齢者へのワクチン接種を開始するとしている。次に基礎疾患を持つ人が優先される。
 すべて「予定」の言葉が付けられている。高齢者以外の市民は「4月以降に接種券の郵送、予約開始を予定しています」とだけあり、接種がいつになるのかは記されていない。ワクチン接種は2回。いつ、終わるのかは示されてない。

印刷、受付の委託業者選定進む

 接種券の印刷・発送、受け付け業務、接種委託料など必要な予算は補正予算と新年度予算への計上を保証する債務負担行為で確保している。接種券の印刷は市内の赤坂印刷が受注。市民一人々々に宛てて郵送する接種券を宛て名まで含めて印刷する。
 受け付け業務の委託先の選定も進めている。インターネットのウェブサイトからの申し込みもできるようにする。市内の業者に意向を調査したが引き受ける業者がなく、市外に対象を広げた。間もなく決定する。受付センターは庁内に設けるという。

冷凍庫9台、接種会場6カ所

 同市に配分予定のウイルスを保管するための冷凍庫は9台。いつ到着するかは一部を除いて未定で、配置場所も調整中だ。接種会場は6カ所を想定。体育館のような広い会場が必要で、こちらも選定作業を進めている。誰が接種するのかもまだ決まっていない。徳山医師会に協力を求めるとともに、医療関係の業者も考えている。
 対策室では高齢者に接種券を郵送する3月までに接種場所、時期などを確定させたいという。しかし、国のワクチン供給のスケジュールによって左右される。準備作業の説明にも「国の指示のもとに」の言葉を何度も聞くことになった。
 すべての準備が整ったとしても、どれだけの市民が接種を希望するのかもわからない。強制はできない。接種促進のための啓発にまで手が回るのかもまだわからない。
 光市は対策室だけでなく、すべての部局による「接種連携チーム」を発足させた。1月22日に接種計画も発表している。下松市も5日までに市保健センター内にコールセンター設置の準備を終えて接種計画も発表。市との連携が欠かせない下松医師会の事務局も同センター内にある。
 16歳以上の全市民にワクチンを接種する空前の大事業であり、14人でできる作業でないことは誰もがわかっている。災害対策本部に準じた全庁的な体制づくりが周南市でも必要ではないのか。貞本室長は「関係部署と連携しながら進めていきたい」と話している。

【きょうの紙面】
(2)時盛建設に日赤社長感謝状
(4)中特グループの6社が健康経営企業に
(5)通学バス運転手にバレンタインチョコ


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周南地域は感染なし

県内はクラスター関連で2人

 県は15日、2人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者は1,356人になった。周南地域の感染者はなかった。
 感染者は宇部市医療機関クラスター関連の80代の入院患者の女性と、岩国市医療機関クラスター関連の二次感染の30代の男性だった。

鹿野総合支所は旧公民館跡へ

周南市

現在地に観光交流拠点
藤井市長が決断、住民に説明

 周南市の鹿野総合支所施設整備基本方針の説明会が9日、鹿野小体育館で開かれ、藤井市長は総合支所を旧鹿野公民館跡地に建設する方針を明らかにした。現在の総合支所は解体して「人を呼び込む新たな観光拠点」を整備する。そのため鹿野地域の観光振興プランを今後、作成する。鹿野地区が新たな一歩を踏み出した日となった。(延安弘行)

 同総合支所をめぐっては、旧鹿野町役場を使っている現在の総合支所は老朽化で長く使用できず、移転先を検討。コアプラザかのを増築、移転する方針だったが、一昨年末、県の洪水ハザードマップで錦川の河岸侵食地域に一部が含まれていることがわかり、計画の見直しが必要になった。
 市は昨年8月から35回の住民説明会を開き、現在の総合支所敷地内かコアプラザかの隣接地、鹿野中の駐車場の3カ所を中心に説明。昨年12月28日には現在地での建て替えに賛成する団体と反対する団体がそれぞれ市役所を訪れ、千人前後の署名とともに市長に要望書を手渡した。鹿野婦人会も「鹿野地区の総合的なまちづくりを考える会」の開催を求める陳情書を提出していた。

鹿野観光振興プラン作成へ


 説明会は当初、コアプラザかので開く予定だったが、参加希望者が多く、鹿野小体育館に会場を変更した。
 市長はこれまでの経緯を述べたうえで、同地区最大の課題である人口減少を食い止めるためにも、地域の核が必要だとした。その核としてあげたのが現在の総合支所敷地と、コアプラザ、小中学校、図書館などの周辺の2カ所。旧公民館跡地に総合支所、旧鹿野町役場である現在の総合支所敷地に市北部の観光交流拠点を建設する方針を説明した。
 公民館敷地は以前から総合支所の候補地にあがっていたが、駐車場の確保が難しいとされてきた。そのため、中学校の駐車場と一体的に整備することで駐車場などを確保し、周辺を教育・行政ゾーンとして位置づけ、その中核施設とする。
 建設費は現在の総合支所、旧鹿野公民館の解体を含めて8億円。2023年度の完成を目指す。
 総合支所跡地の整備は21年度以降、観光振興プランを作成後、基本・実施設計にかかり、総合支所の移転・解体後に整備工事に着手する。
 出席した住民からは「すべての施設を一つの屋根の下にするなど効率化してほしい」「これからの鹿野の進むべき道が見えてきた」「鹿野は周南市の資源。大事にしたい」「鹿野の魅力を生かした産業を作れるのではないか」などの意見が出された。
 最後に藤井市長が「鹿野は周南市の掛け替えのない財産。子どもや孫の世代が誇りを持って住み続けられる鹿野になるよう全庁をあげて取り組む」と決意を述べて協力を求めた。

人口減少の“歯止め”へ前進を


 2つの署名運動で鹿野地区が二分されてしまうことも危惧された鹿野総合支所問題は、旧鹿野町役場、コアプラザかの隣接地以外の〝第3の候補地〟を選択する決断によって一応、落着した。藤井市長が最終的に旧公民館跡地に決めたのは説明会の前日だったという。
 説明会の会場では合併時の新市建設計画の実現されなかった「ファンタジアファーム」を持ち出して、観光交流拠点整備の「担保」を求める市民もいた。
 市長自身、説明の中で、1955年には9千人だった人口が3分の1になり、合併後の現在も毎年100人近く減少している現状を述べた。
 総合支所建設、観光振興プラン策定、観光交流拠点の建設。説明会では住民から今後の今回の市の方針に期待する意見が続いた。一連の事業によって鹿野地区だけでなく市北部、市境、県境を越えた広域に新たな産業を生み出すきっかけにすることが求められている。

【きょうの紙面】
(2)周南市議会の委員会で鹿野総合支所問題
(4)遠石八幡宮の建国祭に200人
(5)コロナ禍のベトナム選手激励DVD公開


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周南市でクラスター関連の3人

12~14日・県内の感染は10人

 県は12日から14日までの3日間で、10人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち3人が周南市。同市の感染者は236人、県内の感染者は1,354人になった。
 [12日]県内で5人が感染。周南地域は周南市サービス付き高齢者住宅関連クラスターで病院の70代と90代の女性の入院患者が感染した。 
 宇部市医療機関クラスター関連は60代と70代の男性の入院患者▽下関市で80代の女性が感染した。
 [13日]県内の感染者は3人。宇部市医療機関クラスター関連で60代2人、70代1人の入院患者の男性が感染した。
 [14日]県内の感染者は2人。周南地域では周南市サービス付き高齢者向け住宅クラスター関連の1人だけで、病院に入院している患者の100歳以上の女性が感染した。このほか下関市で50代の男性が感染した。
 また100歳以上の女性と80歳代の女性が死亡した。県内の感染者の死亡は35人になった。

18日に超低温冷凍庫を配置
ワクチン接種へ、まず3施設に

 県は12日、新型コロナウイルスのワクチンの保管に必要な超低温冷凍庫18台の配備日程を発表した。周南地域では下松市健康増進課(市休日診療所)、周南市の新南陽市民病院、光市総合福祉センター・あいぱーく光の3施設に18日に届く。
 この冷凍庫はマイナス75度で保管しなければならないファイザー製のワクチンのためのもの。6月までに105台が割り当てられる予定で、今回が第一弾。県東部には18日、西部には19日に配置する。一方、ワクチンが届く時期はまだ明確になっていない。


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周南初!中3まで医療費完全無料化

新年度予算案を発表する市川市長

光 市

一般会計206億円・新年度当初予算案2.1%増
コロナ対策は22事業、3億7千万円

 光市は10日、新年度の当初予算案を発表した。県企業局を通じて周南市や下松市のコンビナート企業に供給する年間約9千万円の島田川工業用水の売却益で、中学3年生までの子どもの医療費を、周南3市で初めて所得制限なく完全に無料化するなど、市川市長の4期目の意欲を鮮明にした予算編成になった。予算案は17日(水)に開会する3月定例市議会に提案する。(山上達也)

歳出

光市駅伝中止、非公道のリレーマラソンに


 予算案は10日に市役所で開かれた記者会見で市川市長が発表した。一般会計は前年度比2.1%増の206億7千万円▽3特別会計も2.2%増の121億9,493万7千円と、いずれも微増。
 歳出のうち新規事業の目玉は中学3年生までの所得制限のない医療費の無料化。これまでは一定の所得制限のもとでの制度だった。これに伴う経費は昨年7月に開通した島田川工業用水を県企業局に売却して得られる年9千万円の収益を充てる予定。市川市長は「この収益は市民の目に見える形で生かしたいと考えていた。すべての子育て家庭が安心して子どもを生み、育てられる環境を整備したい」と話した。
 新型コロナウイルス感染症関連は22事業の6億7,345万8千円。うち2億3,449万1千円はワクチン接種事業、2億7,627万3千円は市民1人5千円の市民生活・地域経済応援商品券発行事業。商品券発行は今年度に続いて2年連続になり、地域経済の一層の浮揚が期待される。発行時期は今後検討していくという。
 そのほかの事業では2年連続で中止になった光市駅伝に代わる「HIKARIリレーマラソン」を大和総合運動公園の周回コースで開催するために99万7千円を計上。国道188号をコースに含んで開催するには警備や整理の人員配置に限界があるためという。合併前から64年の歴史を刻んだ光市駅伝は、一昨年1月開催が最後になった。
 ほかに三島コミュニティセンター整備計画策定(1千万円)▽塩田コミュニティセンターと塩田小の複合化へ改修工事(2,230万円)▽防災指令拠点施設の基本・実施設計と土地購入(1億5,028万1千円)▽QRコードつきカード配布の徘徊高齢者等見守りネットワーク事業(55万4千円)▽外国人児童の日本語学習支援事業(37万1千円)▽胃がん・前立腺がん検診の初年度自己負担無料化(307万2千円)▽地域公共交通計画策定(900万円)▽市営バス車両更新(523万2千円)▽徳山下松港開港100周年記念事業負担金(49万8千円)などがある。
 特別会計は国民健康保険57億2,779万2千円▽介護保険53億6,325万7千円▽後期高齢者医療11億388万8千円。

歳入

財調基金残高は19億7千万円に

 歳入のうち自主財源が占める比率は43.9%。個人市民税が個人所得の減少などで前年度比2.6%減の24億8,434万4千円▽法人市民税も企業収益の悪化や法人税割の税率引き下げなどで24.3%減の3億3,082万6千円。いずれも新型コロナウイルス感染症の影響が大きい。
 これに対して基金からの繰り入れは73.4%増の4億9,646万8千円に達した。新年度末の財政調整基金の残高は19億774万1千円の見込み。
 市債は16億8,500万円で1.7%減。市債残高も2.3%減の233億7,520万円を見込んでいる。
 財政指標は経常収支比率が103.9%で前年度比0.2ポイント悪化。単年度の財政力指数は65.1%で1.3ポイント低下している。その一方で実質公債費比率は7.0%で1.3ポイント改善された。

【きょうの紙面】
(3)久米にホテルルートイン、来年度完成予定
(4)徳山大から塩田選手がWEリーグ入り
(5)豊井小が資源ごみ回収で全国表彰


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周南市で2日間で8人

クラスター関連の感染続く

 県などは新型コロナウイルスに10日は15人、11日は6人が感染したと発表した。周南地域では10日に周南市で5人、11日に3人が感染した。8人は同市のサービス付き高齢者住宅クラスター(サ高住)関連の病院の入院患者や職員。周南市の感染者は233人、県内は1,344人となった。
 [10日]15人の感染者のうち8人がサ高住関連。感染者は病院の30代の女性職員▽90代の男性1人、女性2人の入院患者計3人▽二次感染の10歳未満、70代の男性、40代と60代の女性の4人。
 このうち職員、入院患者3人、二次感染のうち60代の女性の5人が周南市居住、そのほかの3人は防府市。
 宇部市医療機関クラスター関連では60代、70代の男性、80代の女性の入院患者▽岩国市医療機関クラスター関連では60代と70代の女性の入院患者が感染した。下関市では90代の男性と70代の女性が感染した。
 またクラスター関連の70代の男性、100歳以上の女性が死亡した。県内の死者は32人になった。
 [11日]周南市のサ高住クラスター関連は20代の女性の職員と、90代の女性の入院患者2人。このクラスターの感染者は129人となった。
 宇部市医療機関関連クラスター関連は60代と80代の男性の入院患者▽岩国市医療機関クラスター関連は30代の女性職員が感染した。
 また80代の女性の感染者が死亡し、県内死亡は33人になった。


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敬老祝い金の全員支給廃止に

下松市

一般会計213億円・新年度当初予算案は1.6%減

コロナ対策は3億8千万円

新年度予算案を発表する国井市長

 下松市は8日、16日開会の3月定例市議会に提案する新年度の当初予算案を発表した。一般会計は前年度当初予算案に比べて1.6%減、3億5千万円少ない213億円で、新型コロナウイルス対策関連予算は3億7,967万4千円。一方で井川成正前市長時代の2001年から続いてきた75歳以上の市民全員に毎年5千円を贈る「敬老祝い金」は、新年度から喜寿の77歳、米寿の88歳、100歳以上の「節目の支給」に変更し、これにより浮く財源4千万円は高齢者の公共交通対策やコロナ対策などに有効活用する。(山上達也)

歳出

経済面のコロナ対策支援充実

 予算案は市役所で、国井市長が記者会見して発表。「新総合計画のスタートの年であり、市民力、地域力、産業力を結集した“オールくだまつ”で政策実現に鋭意取り組む」と方針を示した。
 歳出のうちコロナ対策は総額3億7,967万4千円。健康福祉関係がワクチン接種事業2億9,049万3千円▽地域外来・検査センター運営費2200万円など。
 産業経済関係が店舗のコロナ感染対策費を支援する〝中小企業応援!感染症そなエール補助金〟3,600万円▽経営支援の“業界団体支援!経営ささエール補助金”1,400万円など。財源は健康福祉関係が国費や県費なのに対し、産業経済関係は全額市費。
 新規事業41件を含む主要事業は51件。第2久保児童の家建設(5,036万5千円)▽救助工作消防車更新(1億5千万円)▽豊井地区まちづくり整備(1億2,359万3千円)▽都市計画道路大海線道路新設(1億3918万4千円)▽旗岡市営住宅B棟建設(1億6,550万円)▽下松小建設第2期工事(1億140万9千円)などがあり、コロナ関連の予算増の中でも一般事業を並行して進める構えだ。
 一昨年4月からの休館中の笠戸島ハイツは1,600万円で解体し、跡地の活用策を探っていく。

特別会計

大城の市民債一括償還へ

 特別会計は国民健康保険52億1,400万円▽介護保険55億8,500万円▽後期高齢者医療9億9,800万円▽国民宿舎2億8千万円。国民宿舎特会は国民宿舎大城の建て替えの際に公募した「くだまつ市民債」の一括償還のため、前年度の7,800万円から大幅に増額している。
 国民健康保険は医療分の税率を引き下げることにしており、1人当たり年間千円の負担減になるという。
 企業会計は水道事業25億6218万8千円▽工業用水道事業2億8,837万6千円▽簡易水道事業3,017万3千円▽公共下水道事業24億1,368万7千円。

歳入

税収減ながら自主財源比率は県内最高

 歳入は市税が91億9,290万円で、前年度当初比3.3%減。市民税の減少はリーマンショック翌年の2009年度以来。個人市民税は5.9%減の28億9,900万円▽法人市民税も18.1%減の5億8千万円。軽自動車税以外は軒並み減少した。それでも自主財源比率は県内の市でトップの55.5%だ。
 基金・積立金からの繰入金は12億708万円▽市債は18億6,760万円。これで各基金・積立金残高は、財政調整基金14億2,346万8千円▽減債基金3億2,672万5千円▽その他の基金・積立金9億2,995万4千円。合計26億8,014万7千円の見込みで、前年度比11億5,054万4千円減。
 2013年に80億円だった基金・積立金の残高は、わずか8年間で3分の1に大きく減ることになる。
 市債などの地方債残高は342億39万2千円。前年度比1億707万3千円減で、大きな変化はない。
 財政指標は実質公債費比率が4.4%で、前年度比で0.7ポイント悪くなったものの県内の市で最良の数値を維持。財政の弾力性を示す経常収支比率は104.4%で0.7ポイント改善したが、5年連続で100を超えた。財政力指数は2020年度の数値として0.895とした。
 このほかの主要事業は次の通り。
 新斎場周辺環境整備4,300万円▽小中学校新入学花いっぱい事業92万円▽徳山下松港開港記念行事負担金66万4千円▽花岡公民館講堂建設6,800万円▽市史編さん準備309万7千円

【きょうの紙面】
(2)光市の伊藤が防府天満宮に「滑らない階段」
(4)銀座の「カメラのワタナベ」が3月に移転
(5)梅まつり中止でも冠山総合公園に2千人


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