ヘッドラインニュース

総合支所は旧新南陽市役所敷地

2026年度までに建設

西消防署を建設中の旧新南陽市役所敷地

 周南市は新南陽総合支所について、旧新南陽市役所の敷地内に新庁舎を建設する方針を9日に開かれた市議会企画総務委員会(土屋晴巳委員長)で説明した。2025、26年度での建設を目指している。
 1月29日に新南陽自治会連合会(和田和年会長)から市長宛てに旧市役所敷地内が最適とする要望書が出されていた。旧市役所はすでに撤去されて西消防署の建設が21年度のオープンを目指して進められている。これに伴い、同総合支所は18年8月から古市のイオンタウン周南内に移転して業務を続けている。
 予定では20年度に住民説明や整備方針の最終決定、21年度に基本計画作成、22、23年度に基本・実施設計、造成設計、敷地内を通る市道の整備、24年度に造成工事、25、26年度に建設工事がある。
 整備方針では旧新南陽市の区域に総合的な行政サービスを提供できる地域の拠点施設であり、災害発生時には防災拠点になる「行政サービスを効率的に提供可能なコンパクトで機能的な行政事務所を整備する」としている。総合支所単独の施設とし、複合施設にはしない。

【きょうの紙面】
(2)ウイルスで光市が限度額1千万円制度融資
(4)島田小タイムカプセル、おやじの会が代行
(5)ネッツトヨタ山口が「ACT号」寄贈
(6)徳山動物園にアムールトラの雌


▼紙面の購読:試読の方はこちら
https://www.shinshunan.co.jp/contact.html
▼電子版購読はこちら
https://www.shimbun-online.com/latest/shunan.html

「生まれ変わった銀南街」

停電から本復旧、14日に清掃も
7カ月、発電機で営業

本復旧した銀南街

 昨年7月22日の大雨で停電し、その後も大型発電機による仮復旧の状態で営業を続けていた周南市の徳山商店街の銀南街の送電が6日夜、7カ月ぶりに本復旧した。発電機を撤去したあと14日(土)午前8時から店主やスタッフ、有志がアーケード内を清掃し、憩いのスペースの装飾もして再スタートする。
 銀南街は大雨で地下2階にある電気室が冠水したため、配電していたすべての店舗が停電。その後はアーケードの通りに並べた大型発電機から1階の28店舗と2階の5店舗に送電していたが、1日中、発電のエンジン音が響いていた。
 この停電でビルの地下に入居していたスーパーマーケットが休店し、その後、閉店、撤退することになった。
 新たな配電設備は地上に設置した。発電機は8日現在もまだ路上に置かれたままだが、復旧でエンジン音がなくなり、静かな中で買い物が楽しめるようになった。
 同商店街振興組合(広谷嘉孝理事長)は16日(月)には広谷理事長らが藤井市長を訪問して「生まれ変わった銀南街」について報告する。

【きょうの紙面】
(2)新型ウイルスで下松市長選は集会自粛
(3)食品回収ポストから給食ない子どもにも
(4)一斉に卒業式、鼓南中はキャンドルで祝う
(5)YICキャリアデザイン校で卒業式


▼紙面の購読:試読の方はこちら
https://www.shinshunan.co.jp/contact.html
▼電子版購読はこちら
https://www.shimbun-online.com/latest/shunan.html

多子世帯給付10万円は商品券

周南市議会 [会派質問]8会派が施政方針や予算ただす

質問する議員=刷新クラブ

 周南市3月定例議会は5日、会派質問があり、8会派が施政方針、一般会計当初予算案への質疑や一般質問で藤井市長ら執行部をただした。新型コロナウイルス感染症対策で日程を変更し、4日間だった会派質問は時間を短縮して1日で終えた。

「子どもの未来権条例」提案

アクティブ(土屋晴巳、岩田淳司、井本義朗、清水芳将、藤井康弘、山本真吾議員)

 障害福祉施策の推進を取り上げて今後、重要と位置付けるサービスは何かをただした。
 市長は全体的にはサービスを提供する事業所数、定員とも増えているが、グループホームは3カ所、42人で不足していて他市の施設を利用していることから、必要性が高いと述べた。地域生活支援拠点等整備事業を推進する考えを述べた。
 子どもたちが生まれたときの環境によって将来が左右されないことを権利として位置づける「(仮称)周南市子どもの未来権条例」の制定も求めた。市長は貧困対策などの計画推進に重点を置く考えを示した。

「多子世帯応援は総額90万円に」

六合会(福田健吾、長嶺敏昭、青木義雄、佐々木照彦、福田文治議員)

 一般会計への質疑で第3子に10万円を「多子世帯応援給付金」として支給することに対し、小学校入学時も30万円、中学時に50万円を支給することで長い目でみて定住と子育て支援に効果があるのではと提案した。中村広忠こども健康部長はこの提案を「参考になるもの」と述べた。10万円は市内の商店で使用できる商品券で交付することも明らかにした。
 鹿野小中学校の小中一貫教育の推進では、中馬好行教育長は同じ敷地に2つの独立校を配置する形で進め、鹿野小の空き教室を中学校の教室にし、教員室を一つにする工事をして2022年度から一貫教育を実現する考えを示した。

「公立化で新たな財政負担発生しない」

刷新クラブ(田中和末、田村隆嘉、小林雄二、得重謙二議員)

 周南市は市有施設の削減を進めているが、徳山大学公立化は校舎などが市の所有になり、この流れに逆行するのではとただした。施政方針の「思い切った見直し」とは何かもただした。
 いずれも佐田邦男副市長が答弁して徳山大は授業料などの自主財源もあり、公立化で新たな財政負担は発生しないと述べた。
 思い切った見直しは①ハード事業からソフト事業への政策転換②シビックプライド醸成、市民力向上、パートナーとしての市民の役割重視③人口減少対策、若者の流出防止、関係人口重視への転換だと説明した。

「公立化は市立以外ない」

自由民主党周南(兼重元、米沢痴達、田村勇一、福田吏江子議員)

 徳山大の公立化で期待される国からの交付金額が年々減っている問題や、県立化や組合立など幅広く検討すべきだとただした。
 交付金では佐田副市長が基準額が高い福祉分野、スポーツ、理科学系、保健分野などへ学科を再編して経営の安定化を図る考えを述べた。公立化の手法では市長が「市立化以外考えていない」と断言した。
 防災対策でアマチュア無線用のアンテナ設置など中山間地域への支援を求め、山本敏明行政管理部長は「しっかり勉強したい」と述べた。

家庭教師派遣対象は372人

公明党(相本正利、金子優子、遠藤伸一議員)

 多子世帯応援給付金がなぜ10万円なのか、家庭での学習が困難な中学生への家庭教師派遣など貧困対策をただした。
 市長は10万円はおむつ代とそのほかもろもろであり、ボートレース徳山の益金の子ども未来夢基金を財源としているが「今のところ10万円がせいいっぱい」と述べ、商品券で交付することで温かいまちづくりが広がってほしいと期待を述べた。
 家庭教師派遣は中村こども健康部長が対象者は372人で、優先順位や支援方法などを詰めていると説明した。

「跨線橋工事は子どもたちの安全策も」

一心会(島津幸男、友田秀明、尾崎隆則議員)

 古川跨線橋掛け替え工事の工事開始が遅れた期間の有効利用を求めた。新型コロナウイルス感染拡大防止では中長期的な取り組みを求めた。
 跨線橋では渋滞対策だけでなく、転落防止柵の設置など子どもたちの通学路の安全対策にも取り組むとともに、工期が10年間とされることから「一日も早く完成させたい」と述べた。
 新型コロナウイルス対策では、佐田副市長が中小企業支援などにきめ細かく迅速に取り組むことなどを説明した。

武道館のガラスや国保料

日本共産党(中村富美子、魚永智行、渡辺君枝議員)

 学び・交流プラザの武道館の鏡をガラスにできないか、18歳未満の子どもへの国保料の均等割減免、中学校の卒業アルバム代金補助、技術職員の増員などでただした。
 武道館の鏡はアルミ製だがガラスにすると割れる危険があることを中馬教育長が説明した。国保料の減免は市単独ではなく、県市長会を通じて国に要望し、卒業アルバム代は各校で金額が違うなど複雑多岐で「支援の必要は認識しているが、引き続き検討したい」とした。技術職員は担当の部長らが「今の人数で補えている」と答えた。

成人年齢引き下げ後も式典は20歳

自由民主党政和会(古谷幸男、吉安新太議員)

 民法の成年年齢が2022年4月から18歳に引き下げられるが、成人式の対象年齢をどうするのかただした。
 市長は今年の成人式が素晴らしかったことを述べ、18歳は高校3年で進学、就職時期にあたることや、引き下げた場合、その年の新成人は3年分4,500人になることなどから20歳を対象に式典を開く考えを述べた。
 一方、時間について現在は午前中に開いているが、着付けなど新成人の準備が早朝になることから、午後に開催したいと述べた。

【きょうの紙面】
(2)ウイルス対策で下松市が融資期間延長
(3)商工会、商議所がウイルス対策相談窓口
(4)YIC保育専門学校卒業式、8人巣立つ
(5)徳山大生が児童クラブを緊急支援


▼紙面の購読:試読の方はこちら
https://www.shinshunan.co.jp/contact.html
▼電子版購読はこちら
https://www.shimbun-online.com/latest/shunan.html

新人出馬も少数激戦?

[周南市議選] 現職の動向に関心

 任期満了に伴う周南市議選(定数30)は5月31日(日)告示、6月7日(日)投開票。昨年12月ごろから新人の動きが活発化し、当初は乱立の様相を見せていたが、ここへきて現職に引退の動きが出てきて少数激戦の可能性も浮上、動向が注目される。(延安弘行)

 現在、立候補が確実視されている新人は公明党の2人と無所属の3人。そのほかにも擁立を目指す動きがあり、選挙戦の構図はまだ固まっていない。
 同市議選は34議席から30議席に減った8年前は40人が立候補して激しい選挙戦が展開され、最下位の当選者の得票は1,492票で次点との差は3票だった。
 4年前は34人が立候補する少数激戦。最下位は1,431票、次点は1,335票だった。死亡と昨年の県議選出馬で2議席の欠員が生じたが、昨年4月の市長選に合わせた補選で新人2人が無投票で当選している。
 人口減少や情報化、高齢化の波の中で商工業振興や中山間地の集落維持、厳しい財政運営などの課題を抱える周南市。昨年の現職と新人が激しく争った市長選の影響も残る中、徳山大学の公立化や、シティプロモーション、子育て支援、福祉、健康のまちづくりなど論点は少なくない。
 選挙まであと3カ月。活発に活動している5新人を追った。

公明党

新人2人を擁立

 公明党は現職3人のうち1人が引退することから4議席の確保を目指し、新人2人を擁立する。

健康寿命を延ばす医療環境
江﨑加代子さん(53)=須々万本郷

 須々万出身で沼城小、須々万中、徳山北高から三萩野臨床医学専門学校を卒業。臨床検査技師として周南市内の病院や下松市の下松中央病院などに勤務しながら3人の子を育てた。夫は会社員。
 沼城小の育友会副会長、須々万中PTA会長、主任児童委員、福祉員など地域での活動に積極的に取り組んできた。党の強い勧めもあって立候補を決意した。
 医療現場の経験を生かし、健康寿命を延ばす医療環境の推進や高齢者、障害者が安心して暮らせる福祉、子どもたちが学びやすい教育環境、安心して子育てができる環境、安心・安全のまちづくりを目指す。「女性の意見を伝えたい」と話している。現在は公明党周南支部副支部長。電話は0834-88-2435。

薬剤師、企業経営も
小池一正さん(61)=新宿通5丁目

 福山市生まれで盈進高から城西大学薬学部を卒業、薬剤師として調剤薬局勤務を経て福山市で薬の配置販売業の小池薬品を起業した。1993年に同社の経営を弟に委ねて妻の実家がある周南市に移り、調剤薬局に薬局長として勤務。その後、小池薬品の社長に再就任した。単身赴任を続けたが同社は2018年に解散した。妻も薬剤師。2人の娘はすでに社会人。電話は0834-31-4340。

無所属

 無所属では30代が1人、40代が2人と若手3人がリーフレットを作成して後援会活動を展開している。

鍼灸師、健康先進都市に
小林正樹(なおき)さん(32)=久米政所

 梅園町の海風診療所に勤める鍼灸師で「周南市を健康先進都市に」と訴えている。八代の出身で中山間地振興にも意欲を見せる。昨年4月の周南市長選で当選した藤井律子候補を応援したことが政治を志したきっかけ。
 八代小から下松市の末武中、華陵高、大分大学経済学部を卒業、周南農協に2年間勤めたあと、父と同じ鍼灸師を目指して専門学校で学び、卒業後、病気予防などに積極的に取り組む海風診療所に入った。
 華陵高では舞台芸術部に所属、全国大会で優勝も経験し、現在も地元劇団で活動している。社会人になってミュージカルの舞台監督も務めた。父が全盲ということもあり、障害者、高齢者の声を聞ける議員になりたいという。自宅は久米。電話は0834-51-6434。

防災士、障害者福祉も
篠田裕二郎さん(47)=遠石3丁目

 勝間小、熊毛中、熊毛北高を卒業して帝人徳山事業所に入り、2017年に同事業所が閉鎖されるまで25年間勤めた。災害に強いまちづくり、高齢者、障がい者福祉とともに「コンビナートを守りたい。帝人の時と同じ思いをさせたくない」と話す。
 帝人では労働組合の徳山支部の役員も経験した。市議選出馬を決意したのは1昨年12月。それから県議選、市長選のスタッフとして勉強した。防災士、防災アドバイザーの資格も取得した。
 その後、介護家事援助などのケアポート徳山に勤めて放課後等デイサービス事業の指導員も経験。1月から同社を休職して立候補の準備、後援会活動を続けている。「皆さんの声をしっかり聞いて届け、いかせる市政を」と訴えている。電話は090-1354-4647。

「地域の困りごと」解決から
細田憲司さん(49)=桜木2丁目

 桜木小、周陽中、宇部鴻城高を卒業、第一経済大学中退後、寝具販売会社の営業職を経て26歳で役者を志して上京、舞台やVシネマやテレビ、映画にも出演した。両親が倒れたため37歳で帰郷、38歳で寝具販売の「ふとんのワタミ」を起業した。
 選挙運動を手伝う中で「地元にご恩返しをしたい」と昨年5月に市議選への出馬を決めた。「地域の困りごとから解決したい」「自分にしかできないことを見つけたい」と話し、地域のボランティア活動に力を入れ、平日の朝は徳山駅前を清掃している。
 中学、高校時代は陸上競技の中距離で活躍して全国大会にも出場した。市陸上競技場の改修にも取り組みたいなど、若者が来る「まち」へ意欲を見せている。電話は0834-28-4055。

【きょうの紙面】
(2)下松市がウイルス感染症対策本部
(4)国広倉庫運輸に安全運転事業所プラチナ賞
(5)阿米顕彰会が家族支える4人を表彰
(6)8日まで・小中学生の下松市防火作品展


▼紙面の購読:試読の方はこちら
https://www.shinshunan.co.jp/contact.html
▼電子版購読はこちら
https://www.shimbun-online.com/latest/shunan.html

若者定住加速へ経済界と連携

徳山大学
周南創生コンソーシアム設立へ

 周南市の徳山大学(高田隆学長)は地域の若者が、地域の大学に進学、地域の企業で活躍する状況を加速させるため、地元経済界と徳山大学が連携する仕組みとして「周南創生コンソーシアム」と大学側の窓口として「徳山大学地域共創センター」の設立を4日、発表した。

記者会見に臨む左から小野会長、池田理事長、高田学長

 同大学であった記者会見には高田学長、池田和夫理事長、コンソーシアムの構成団体のサマンサジャパンの小野英輔会長が同席した。
 コンソーシアムは徳山大学と同社、徳山商工会議所、新南陽商工会議所、県周南中小企業経営者協会、周南青年会議所、西京銀行が構成団体。今後、周南地域の市やコンビナート企業などにも呼び掛け、近く設立の調印式を開く。地域共創センターは4月に発足させる。
 学生が企業で見学や就業体験をするインターンシップを必修化するための学生の受け入れ、若手人財向けの研修、商品開発の共同研究、研修会や講演会への講師派遣などが期待されている。また、地域の企業が求める人材を輩出するためのカリキュラム変更など、今後、実務者レベルの会合で具体化する。
 コンソーシアム設立は同大学の公立化を含めた大学改革を進める中で気運が高まった。池田理事長は「これまでも地域ゼミや学生のボランティア活動に取り組んできたが、さらに地域貢献を果たしたい」、高田学長は「周南圏域の地域の方に参加してほしい」と、経済界との情報の共有化、人財育成による地域貢献に意欲を見せていた。

【きょうの紙面】
(2)感染症患者発生、各市で対策会議
(3)徳山動物園60周年ポスターの入賞者決定
(4)下松中央L.C.40周年で太陽光時計など
(5)「地域の課題が魅力に」、関係人口の講演会


▼紙面の購読:試読の方はこちら
https://www.shinshunan.co.jp/contact.html
▼電子版購読はこちら
https://www.shimbun-online.com/latest/shunan.html

地域経済・文化活性化へ提携

周南観光コンベンション協会と東京海上日動

左から浅野支社長、原田GM、原田会長、小林支社長、山田事務局長

 周南市の周南観光コンベンション協会(原田康宏会長)と東京海上日動パートナーズ中国四国、東京海上日動火災保険の地域経済・文化活性化に関する包括的連携協定の締結式が27日、徳山駅前図書館で開かれた。東京海上日動のネットワークを通じた周南市の魅力の発信などに取り組む。
 締結式には同協会の原田会長と山田みゆき事務局長、東京海上日動パートナーズ中国四国から徳山支社の浅野誠一郎支社長、原田賢一ゼネラルマネージャー(GM)、東京海上日動火災保険から徳山支社の小林祐介支社長らが出席した。
 原田会長は「東京海上日動のネットワークを借りて発信できることが大きな強みになる。提携を楽しみにしていた」と述べ、周南市だけでなく県東部の情報発信に期待していた。 
 浅野支社長は「地域を愛するものとして地域を盛り上げたい」、小林支社長は徳山支社が開店して68年になることを紹介して「支援できる最大の力で支援したい」と述べた。
 連携、協力の内容は①地域の観光・物産振興②コンベンション振興③産業振興④各種経営支援⑤文化・教育活動支援など。東京海上日動は全国で都道府県などとの協定締結を進めていて山口県では県、下関市、協会けんぽと提携していて同協会が4件目となる。

【きょうの紙面】
(2)新型コロナウイルスで徳大の卒業式中止
(3)ふるさと周南応援寄付金、18年度は1億円超
(4)フライコのフラメンコ公演で華麗な舞
(5)下松、光市立図書館は通常開館


▼紙面の購読:試読の方はこちら
https://www.shinshunan.co.jp/contact.html
▼電子版購読はこちら
https://www.shimbun-online.com/latest/shunan.html

女子サッカー部員を派遣

徳山大学 レノファ山口と連携協定

左から田中監督、高田学長、女子サッカー部員、河村社長

 周南市の徳山大学(高田隆学長)とサッカーの㈱レノファ山口(河村孝社長)の産学連携協定の調印式が2月25日、同大学で開かれた。スポーツを通して地域社会に貢献することを目指した協定で、徳山大学女子サッカー部所属の選手をレノファ山口FCレディースに派遣するなどの活動を予定している。
 調印式は高田学長、河村社長が協定書に調印し、女子サッカー部の田中龍哉監督や部員も同席した。高田学長は「連携で社会への貢献が促進される」、河村社長は「相互にメリットが出てくる」と協定に期待していた。
 連携は①地域スポーツ活性化の促進②選手・指導層の相互派遣③大学における地域スポーツ教育の促進④その他産学連携活動に寄与する事項の推進の4項目。
 徳山大学女子サッカー部は部員数が45人ほどで、中国リーグの1部に所属している。一方、レノファ山口FCレディースは中国リーグの2部所属だがメンバーが4人だけで直近のリーグはすべて不戦敗だった。
 連携によって希望する徳山大女子サッカー部の部員をレノファ山口に派遣し、部員は同チームの選手として活動できる。田中監督は「卒業生からも入る選手がいるのでは」と山口県の女子サッカーの振興に期待していた。

【きょうの紙面】
(2)卒業前の和田小児童が高瀬湖畔に桜植樹
(3)児童が米泉湖水源のもりにヤマモミジ
(4)下松市吹奏楽団が創立40周年で新曲
(5)光高定時制卒業式で4人が巣立つ


▼紙面の購読:試読の方はこちら
https://www.shinshunan.co.jp/contact.html
▼電子版購読はこちら
https://www.shimbun-online.com/latest/shunan.html

臨時休校、子どもたちはどこへ

春休み終わるまで自宅に?

 新型コロナウイルスの感染拡大対策として安倍首相が2月27日、全小中高に春休みまでの臨時休校を要請。突然だったが県や周南、下松、光市も28日に対策会議を開くなどして3市は3月2日から26日(木)まで一斉に休校に入った。休校の間、子どもたちの“居場所”はどうなるのか、学習や学校行事なども確定しないままの見切り発車だった。

周南市
午前中は教員が預かり保育
部活動、スポ少も自粛へ

 周南市では前日に続いて28日、幹部職員による庁内対策会議が開かれた。席上、この日、小中学校の児童、生徒の保護者へメール配信された教育長名の文書が示され、各小学校にある児童クラブの児童への対応も説明された。

対策連絡会議に集まった幹部職員

 同市の休校は2日から春休みに入る前日の26日(木)まで。この間、卒業式を除いては学校に登校することはなく、修了式もない。同市の小中学校は規模に違いがあるため卒業式の内容は校長会で決める。
 休校の要請には幼稚園、保育園は含まないため同市では通常通りに開所する。卒園式は感染を防ぐため、参加人数を極力抑え、会場の椅子の間隔をあけ、時間を短縮、予行などはしないなど工夫することが報告された。
 保護者が日中、仕事の関係で保育できない子どもを対象に各小学校ごとに開設されている放課後児童クラブは休業中も開所し、登録している子どもたちは午後1時から6時まで土曜と春休みは午前8時から午後6時まで過ごすことができる。
 午前中は児童クラブに登録している児童と、登録していないが保育が困難な1年から3年までの児童、特別支援学級の全児童も学校で教職員が預かり保育をする。登録していない4年以上の児童や中学生、高校生は自宅で過ごすことになりそう。
 臨時休校の間、中学の部活動はなく、小学生のスポーツ少年団活動も自粛するが、教職員は通常通り、勤務する。休校による授業時間の不足をどうするかなどは未定。中馬好行教育長は「昨日の朝と今朝では状況が変わってきている。これからも日々変わっていく」と述べ、事態の変化に柔軟に対応する必要性を話した。
 市長はこの日、市のホームページにイベントの中止など感染予防の取り組みへの理解を求める市長メッセージも掲載した。 (延安弘行)

【きょうの紙面】
(2)小中学校の休校へ下松、光市の対応
(3)小中高校の休校で中小企業向け制度融資
(4)聖光高3年が夢「創造」の歩みの発表会
(5)周南市老連が「男の料理教室」3品作る


▼紙面の購読:試読の方はこちら
https://www.shinshunan.co.jp/contact.html
▼電子版購読はこちら
https://www.shimbun-online.com/latest/shunan.html

ボートレース徳山は無観客レース

周南市が中止イベント公表

ボートレース場の無観客レースのポスター

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと全国でイベントの中止などが続いている。スポーツ分野では政府の要請もあって延期の動きが広がり、周南市のボートレース徳山でも全国のボートレース場が足並みをそろえて28日から3月15日まで無観客レースとなった。地域のイベントなども26日以後、中止の判断をする場合が増え、周南市は27日夕、140件の主催イベントの中止・延期をホームページで公表した。
 ボートレース徳山は3月2日まで西日本スポーツ杯、8日から13日までGⅢ防長交通杯争奪戦があるが、いずれも観客は入れず、本場と外向発売所すなっちゃ徳山、銀座のオラレ徳山、オラレ田布施も閉館する。
 電話・インターネット投票は通常通り利用できる。以前は観客がいなければ舟券が販売できず、無観客試合はできなかったが、最近は電話・インターネット投票が増えていることで実現したという。
 安倍首相が26日、今後2週間、多数の観客が集まるスポーツ・文化イベントの開催を自粛するよう要請したことから中止、延期などの動きが急速に広がった。
 周南地域でも多数の人が狭い場所に集まるような場合だけでなく、周南市では29日(土)、3月1日(日)に道の駅「ソレーネ周南」で開かれる「鶴がつないだ友好都市フェア」や秋月市民センター文化祭も中止。下松市でも7日(土)、8日(日)の龍生派県東部支部いけばな展が中止になった。
 周南市は27日、「新型コロナウイルスに関する庁内会議」を開催し、28日から3月31日までの間に市が主催するイベントなどの中止・延期に関する判断指針と中止、延期するイベントを決定し、この日夕、ホームページで公開した。
 判断基準は「不特定多数の参加で濃厚接触が避けられないもの」など4項目。中止、延期のイベントは市主催の中止イベントが131件、延期は3月20日に予定していた動物園開園60周年記念式典など9件。市主催以外に4月中に開かれる大道理の芝桜まつりなど10件もホームページに掲載している。


【きょうの紙面】
(2)周南市3月定例議会が開会、施政方針説明
(3)新型ウイルスで売上減の企業に制度融資
(4)周南市シルバー人材センターが安全推進大会
(5)浅江小がワクチン支援へボトルのふた


▼紙面の購読:試読の方はこちら
https://www.shinshunan.co.jp/contact.html
▼電子版購読はこちら
https://www.shimbun-online.com/latest/shunan.html

下松市の行事は3週間原則中止に

新型ウイルス会議で決める
卒業式は縮小、民間行事は検討要請

対応を協議する市幹部

 下松市の第2回新型コロナウイルス庁内対策連絡会議が25日、市役所で開かれ、この日から3週間(3月10日まで)は市主催の行事やイベントは原則中止する▽小中学校の卒業式や市立保育園の卒園式は規模を縮小して開く▽民間団体にも行事やイベント開催の是非の検討を要請する―の方針を決めた。
 同会議は今回初めて公開され、国井市長、近藤和彦副市長、玉川良雄教育長、古本清行上下水道局長の特別職と、部長級職員、健康増進課長、総務課防災危機管理担当課長など計21人が出席した。吉次敦生経済部長、小田修教育部長、小林樹代史健康福祉部長、鬼武良光子育て支援担当部長が、所管する計9つの行事やイベントの対応を報告した。
 政府の新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・安倍首相)がこの日に示した基本方針が紹介され、この中で示された「地域や企業に対してイベント等を主催する際には、感染症拡大防止の観点から、感染の広がり、会場の状況等を踏まえて、開催の必要性を改めて検討するよう要請する」の方針に準じ、市内の民間団体にも開催の可否の検討を要請することを決めた。
 中止や中止を検討している行事は公民館単位か、市の担当課が事務局を受け持っている団体のものが多い。会議は2時間近くに及んで、市長ら特別職や各部長が活発な発言を繰り返していた。3月10日以降の対応は、最新の情報を把握しながら同会議で決める。
 国井市長は「不特定多数の人が集まる行事は極力中止し、感染防止を徹底したい。結論を出すには重い課題だが、すべての行事の開催を否定するものではないことも申し上げたい」と話していた。(山上達也)


周南市
会議3日が最後、文書で指示
イベント中止のHP掲載は27日以後

 周南市は25日、新型コロナウイルス対策として市長名で各部署にイベント開催の必要性の検討や開催する場合のアルコール消毒液の設置などを求める文書を配った。イベント開催は広報戦略課がとりまとめてホームページに掲載することにしたが26日は間に合わず、27日以後になった。
 同市内では27日に山口労働局主催でイオンタウン周南で開かれる予定だった「わたしのためのお仕事フェスタ」が急きょ中止されるなど25日以後、中止するイベントが出てきてる。
 一方、市文化会館は3月18日まで休館中。その後は25日に予定されていた中国の上海歌舞団の舞劇「朱鷺」が、同歌舞団が来日できなくなって中止になった以外は変更などはない。徳山駅前図書館のイベントも26日現在、ほとんどが開催予定となっている。3月20日(金・祝)の徳山動物園60周年式典も開く。
 市は1月29日に庁内連絡対策会議を開いたが、その後は2月3日の幹部会議で情報を共有化しただけで、対策会議は開いていない。市長名で21日と25日に文書で注意を呼びかけたが、各部署が実際にどんな対策をとったか、とりまとめなどはしていない。



【きょうの紙面】
(2)下松市、光市議会一般質問
(3)西京教育文化振興財団が35団体に530万円
(4)40団体と227人に周南市スポーツ栄光賞
(6)光ふるさと郷土館にひな人形の「竹取物語」


▼紙面の購読:試読の方はこちら
https://www.shinshunan.co.jp/contact.html
▼電子版購読はこちら
https://www.shimbun-online.com/latest/shunan.html