ヘッドラインニュース

感染症に配慮した避難所運営を

[新型コロナウイルス感染症対策]

周防で地域と行政の合同研修会
妊婦スペース確保、段ボールベッド

P=段ボールベッドにテントをかぶせる参加者/受付名簿に記入する避難者役の参加者/検温を受ける避難者役

 光市の「避難所の新型コロナウイルス感染症対策合同研修会」が20日、周防小体育館で開かれ、感染症に配慮した避難所開設や運営のポイントを周防地区自主防災会(深来登会長)の会員や同校の教員、市職員など計約40人が共に学んだ。
 同市は2018年夏の豪雨で島田川がはんらん、多くの家屋が浸水するなど大きな被害を受けた。今後は感染症に配慮した避難所運営が想定されるため、周防地区をモデルケースに地元と行政の合同研修会を開いた。
 研修会では市防災危機管理課の職員が換気の徹底、身体的距離の確保、妊婦などに専用スペースの確保など避難所を開設するポイントを説明。自主防災会員や市職員が段ボールを組み立てて仮設ベッドを作り、その上にテントを組み立てて避難所を作るデモンストレーションもあった。
 さらに避難者を受け入れる際の検温、発熱者への対応、避難スペースへの誘導、物資提供など避難所運営の手順も確認した。
 冷房のない体育館で蒸し風呂のような研修会になったが、周防コミュニティセンター館長と周防地域づくり協議会長を務める平田義夫さん(73)=小周防=は「感染症に配慮した避難所運営が今後は必要になる。今回の成果は9月13日に開く周防地区防災訓練で、参加してもらう各自治会の正副会長に伝えたい」と話していた。

【きょうの紙面】
(2)下松市の定額給付金、99.8%に支給
(3)TRUCK-ONE、西京銀行が50万円
(4)櫛浜駐在所が完成、大島駐在所と統合
(5)明治安田生命が周南市に53万円贈る


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現職市川氏が4選出馬表明

光市長選

防災、両市立病院維持、コロナ対策
上関原発「不賛成」は不変

 光市の市川熙(ひろし)市長(72)=光井=は20日、虹ケ浜のホテル松原屋で開いた記者会見で、10月18日(日)告示、25日(日)投票の任期満了に伴う市長選に4選を目指して無所属で出馬することを正式に表明した。市長選に出馬表明したのは市川氏が初めて。(山上達也)

記者会見に臨む左から富永副会長、市川氏、能美会長、福島事務局長

両市立病院「地域に不可欠」

 市川氏は市川ひろし後援会の能美龍文会長(前市教育長)、富永泰寿副会長、福島正事務局長(前市水道局長)と記者会見に臨んだ。4人とも同年齢で、市川、能美、富永各氏は光高の同級生。能美会長は「市川氏の実績、持ち前の情熱と突破力で市政をさらに前に進めてもらえるよう後援会として全力で支援する」とあいさつした。
 市川氏は防災拠点指令施設の建設など防災対策▽光、大和両市立総合病院を中心にした地域医療体制の充実▽新型コロナウイルス感染症対策の推進―を重点公約に掲げた。
 とくに二つの市立病院は厚生労働省が名指しで再編統合の対象に挙げたことに「大和総合病院は黒字化し、光総合病院は新築移転した。両病院とも地域に不可欠。現在はコロナで再編統合の動きは止まっているが、その再開を許してはならない」と批判し「公立病院の使命のために改革すべきは改革し、地域の病院を守る重要な問題として取り組んでいく」と力を込めた。

原発不賛成 「いささかの変わりもない」

 記者の「上関原発建設計画にはこれまで通り“賛成できない”という考え方を貫くのか」の問いに市川氏は「東日本大震災での福島第一原発の悲惨な状況を受け、上関原発には賛成できないことを議会で意思表示した。私に(上関原発に対する)直接の権限はないが、市民の皆さんの安全と安心を守る立場からそう決断した。もちろん今もその思いにいささかの変わりはない」と明言した。
 選挙には無所属で臨み、政党の推薦は申請しないが、前回も推薦を受けた連合山口には推薦を求めるという。
 市川氏は光井小、光井中、光高、早稲田大法学部卒。家業のふとん店「まるみ綿業」経営しながら1994年から合併を挟んで市議を4期務め、市議会議長も経験。市川氏ら市議出身の新人3人が争った2008年の市長選で初当選し、12年も元市議を退けて再選。16年は無投票だった。
 今後の活動に福島事務局長は「コロナ禍で後援会の市政報告会などの集会は自粛し、草の根運動で支持を広げたい」と述べた。
 後援会事務所は光井7-38-7の自宅隣のまるみ綿業。電話は0833-71-1717。

【きょうの紙面】
(4)(5)面に周南3市議会議長座談会


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上限20万円、4カ月で472件

[新型コロナウイルス感染症対策]

緊急小口資金の利用
周南3市で急増

 新型コロナウイルスの感染拡大で収入が減るなどの影響を受けた人が、市社会福祉協議会などが窓口になって20万円まで借りられる緊急小口資金の貸付の利用が全国で活発だが、周南、下松、光各市でも4月から7月までの4カ月で472件の利用があった。
 緊急小口資金の貸付は県社協の事業として以前からある制度だが、低所得世帯などに限定され、金額も10万円以内。利用は周南市の場合で年間10件ていどと多くなかった。それが今年3月、感染拡大を受けてセーフティネットとして機能するよう、要件を大幅に緩和した。
 家族に感染者や要介護者がいる、新型コロナウイルスの影響による休業などで収入が減った、臨時休校になった子どもたちの世話が必要になったなどの場合にも借りられるようになった。据置期間1年以内で、償還期限は2年以内。
 利用件数は、周南市社協が4月118件、5月122件、6月が60件、7月49件で計349件▽下松市社協は4月21件、5月24件、6月18件、7月10件で73件▽光市社協は4月から7月までで50件。3市を合わせると472件にもなった。特に特別定額給付金や企業向けの事業継続などの給付金の給付が進んでいない4、5月に多かった。
 周南市社協によると、学資やローンの支払いにあてた人などがおり、担当者は「ここまで影響が広がると思っていなかった」と話している。対象者の拡充は9月まで。問い合わせは周南市社協(0834-31-4742)、下松市社協(0833-41-2242)、光市社協(74-3020)へ。

【きょうの紙面】
(2)下松市が感染対策企業に50万円
(4)「くだまる」がゆるキャラランク急上昇
(5)夜市川の戸田灯篭流し、幻想の世界に
(6)連日35度前後の猛暑、熱中症の搬送30件



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若い我々が次の世代に語り継ぐ

大津島回天神社で慰霊祭
県青年神職会が開く

慰霊祭の参列者

 県内の神社の40歳以下の若手神職でつくる県青年神職会(西村春樹会長、59人)が17日、周南市の大津島回天神社で戦没者慰霊祭を営んだ。
 回天は太平洋戦争末期に大型魚雷を改造して開発され、搭乗員が乗ったまま敵艦に体当たりする旧海軍の特攻兵器。大津島にその訓練基地があった。
 1944年に回天基地内にほこらが設置され、搭乗員は出撃の時に礼拝して出陣。終戦で回天顕彰会が預かっていた戦没者の御霊は山崎八幡宮に安置され、毎年慰霊祭が開かれていた。一方、帝人徳山事業所内にあった白浜神社に祭られていた御霊は、同事業所の撤退で白浜神社がなくなったため山崎八幡宮が預かり、回天神社創建に合わせて安置することとなった。
 搭乗員の戦没者106柱を祭る同神社は昨年11月、巡航船の桟橋から回天記念館へ向かう途中の道沿いに創建された。
 同会はこれまでに岩国や沖縄などで慰霊祭を開いてきた。終戦から75年の節目に当たる今年は、新しく建てられた同神社で、改めて戦没者に思いをはせ、2度と戦争が起こらないことを誓って開くことにした。
 この日は、同会の会員12人、大津島の氏神の山崎八幡宮の河谷昭彦宮司(84)、児玉倩史権禰宜(74)、回天顕彰会の原田茂会長(82)が出席。参列者は国歌と鎮魂歌の「海ゆかば」を斉唱し、斎主の河谷宮司が慰霊と不戦の誓いを述べた祝詞を奏上した。
 岩国市の宇津神社の権禰宜の山口美貴さん(33)が、戦没者を鎮魂する「みたま慰めの舞」を奉納。河谷宮司が玉串を捧げて拝礼した。
 平生町の沼八幡宮禰宜の西村会長(38)は「大戦で亡くなられたご英霊に寄り添い、若い我々の世代が次の世代に、戦争で亡くなられた方を語り継ぐ橋渡しをすることで、平和への思いを新たにしたい」と語った。
 河谷宮司は「回天神社が建てられて初めての慰霊祭を、青年神職会が率先して開いてくれてありがたい。戦没者に目を向けてもらうため、今後も若い方々の手で続けてほしい」と話した。


【きょうの紙面】
(2)光東と光市が災害時の応援協定
(3)高齢者の就労などへブロンズ人財協会設立
(4)ACT SAIKYOが認定NPO法人に
(5)すすま夢プランの5年間の実績報告


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[この人に聞く]

感染拡大防止に迅速審議
徳山大公立化は中立公平に

周南市議会議長
青木 義雄さん(56)

 櫛浜地区で生まれ育った。太華中でハンドボールを初めて下松工高ではインターハイ、国体で優勝した。徳山大時代は社会人チームで活躍して国体にも出場した。現在もマスターズの大会に出場している。
 兄が社長の青木フグ商店に勤め、最高級品の周防灘のフグを広めたいとフグ皮のベストやボールを作った。「ふぐの文化」の著書もある。市選挙管理委員会などが開いていた青年法政大学に参加するなど社会活動にも若いころから関心があった。
 2004年の周南市になって1年後の市議選に「地元の声を市議会に届けたい」と立候補して当選し、現在は5期目。監査委員も務めた。議員になってからはフグのPR活動は封印し、青木フグ商店の役員も現在は退任。周南料飲組合の役員も議長就任に合わせて退いた。


 6月の任期満了に伴う市議会議員選挙(定数30)では新人6人が当選。新しい任期の始まりに合わせて会派の再編もあった。その中で議長に選ばれたのは六合会の青木義雄議員。5期目で、副議長経験はないが、監査委員も務めた。改選後の市議会議員の平均年齢は57歳。青木議員はちょうど、その年齢にあたる。議長に就任して最初の定例会を終えた青木議長にこれからの議会運営などを聞いた。(聞き手・延安弘行)


 ― 初の定例会を無事、終えたところで新議長としての抱負をお願いします。

 青木 就任にあたって「進化する周南市議会」をテーマに進めていきたいと考えています。本会議場にフレッシュな新人の6人が入り、議長席にいてもすがすがしい、クリアなものを感じました。一方で、活発な議論が展開されるのが周南市議会なので、これまで以上の緊張感があり、あっという間の定例会でした。

 ― これまで16年間の議員活動で貫いてきたことは何ですか。

 青木 是々非々でやってきたことが誇りです。その結果、33対1で私だけが反対になってしまったこともありました。

 ― それはどんな問題の時ですが。

 青木 学び・交流プラザの計画を変更して武道場を設置することにした時です。私は将来、周南緑地公園に全国大会も開ける規模の武道場を建設するべきという考えでした。そうなれば選手も強化され、大会運営のノウハウも蓄積され裏方の人材も育ちます。長期的なビジョンを示し、そのためには選択と集中は不可欠であるとの考えでした。様々な議論があり、最終的に武道場は併設しないという考え方を撤回しました。私は考えを貫いて反対しました。

 ― 新型コロナウイルス対策が重要な問題となっています。

 青木 議会としては執行部の対策をしっかりとチェックすることが第一ですが、財源の一助とするため議員報酬の10%カット、委員会視察の中止、政務活動費の使用制限にも取り組みました。また補正予算案の審議では必要に応じてほかの議案に先んじて審査、採決し、議決を通常より早くしました。その分、早く対策を具体化できました。

 ― 感染拡大防止対策によって市民の暮らしも行政の在り方も大きく変わろうとしていますね。

 青木 これをきっかけに周南市をステップアップさせていきたいですね。周南市の重要な産業である飲食業もプレミアム食事券の販売などが始まりますが、活発化に期待したいと思います。

 ― その中で緊急対策のための予算補正などの迅速な議案審議は大切なことですね。これができる周南市議会は情報公開などの面で全国的に見ても進んでいると言われています。

 青木 活発な議論を積み重ねてきました。議会報告会はありませんが、委員会と市民が懇談するミニコンが開かれています。議員提案条例も昨年「周南市の地酒で乾杯を推進する条例」を制定しました。この16年間、議会改革を重ねてきたことがうちの議会の特徴です。

 ― 議案の可決にあたっても付帯決議をつけ、市の計画策定に対しては各会派を通じて議員の意見をまとめ、提言していますね。一方、これからの議会の課題として議員定数の問題があります。

 青木 選挙広報で定数削減を訴えた議員や、日刊新周南のアンケートでも議員定数削減を主張した議員が多かったですね。議論をやりましょうという話がおのずと出てくるのではないでしょうか。議論を始めなければという認識はある程度の議員が持っていると思います。

 ― 徳山大学公立化の問題で特別委員会を設置しました。議長自身も徳山大学出身ですがどう取り組みますか。

 青木 公立化は大きな街づくりの核ですが、議会としてはフラットな立場で議論していきます。もちろん、議長の立場にあるうちは中立公平でなければと考えています。
 執行部は有識者会議を開き、今年度中にも方針を出します。いずれ予算計上され、議会が判断することになります。今は公立化の是非のコメントは控えたいと思います。

 ― 議会の“顔”である、30人の議員のまとめ役の議長。活躍を期待しています。今日はどうもありがとうございました。

【きょうの紙面】
(2)山口放送が測定器開発で放送文化基金賞
(3)東ソーが子どものために周南市に100万円
(4)医療従事者に感謝、光市民ホールをブルーに


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周南市シティプロモーション発進

メンバーは市民と若手職員34人
“応援団”づくりへワークショップ

テーマごとの話し合い

 「周南市らしさ」とは何だろう。7日夕方、周南市役所で第1回市民ワークショップが開かれ、同市の新たなシティプロモーション事業が始まった。市民と若手を中心とした市職員を合わせて27人が同市の魅力や特色、市の“応援団”を全国で増やすための手法などを話し合った。今後、10月までに5回のワークショップを開き、市民と職員が一緒になって新たなシティプロモーションを考える。(延安弘行)

「周南市らしさ」を話し合うメンバー

目標は「関係人口100万人」

 同市のシティプロモーションの目標は「関係人口100万人ネットワークによる応援団づくり」。関係人口は市出身者や勤務経験者、周南市に関心を持つ人など縁やゆかりのある人たちのことだ。
 同市は木村健一郎市長時代、トップダウンで「しゅうニャン市」を掲げ、合併によって誕生した同市の知名度を上げる活動を展開した。大手新聞の全面広告、職員による全国キャラバン、市民も巻き込んだしゅうニャン市グッズの制作などに取り組んだ。
 しかし、市民の理解を十分に得られず、昨年4月の市長選では継続か、廃止かが争点の一つに浮上。廃止を主張した藤井市長が現職だった木村氏を破って当選し、就任後に同事業を打ち切った。

熱意あふれる話し合い

 今回のシティプロモーションはトップダウンから一転、市民と市職員が一緒になって考える方法が採用された。業務の委託先を決めるプロポーザルによる選考で選ばれた中国四国博報堂(広島市)が提案していた進め方だ。
 ワークショップの参加者は市民18人と市職員16人。市民のうち公募が4人。10人の応募があり、いずれも熱意を感じる人たちで担当者は選考に苦心した。この日のワークショップの前に事前説明会があったが、ここでも参加者の熱意を感じさせられたという。
 ワークショップは新型コロナウイルスの影響で、進行役のファシリテーターは広島にいて画面からのウェブ会議でのリモート参加。時々、映像や音声が途切れることもあった。ワークショップのメンバーも全員はそろわなかった。
 その中、参加したメンバーは、前半、グループに分かれてのキーワードの話し合いでは周南らしさや特徴を大判紙に書き出した。後半はデザイン、SNS、イベント、記者発表、商品開発の5つのテーマから希望を選んで話し合い、最後に発表もした。次回は19日夕に徳山健康センターで開く。

「市民と一緒に」

 担当者は「今回のシティプロモーションはずっと続くものを」と話し、一過性ではない活動を目指す。予算面では今年度分だけしか確保されていないが、今年度は基盤づくりで、来年度以降の展開も今後、視野に入ってきそう。
 担当者は「進め方はすべて公開、市民と一緒に作ったものにしたい」と張り切る。同市の今年度の施政方針に掲げた「認知度向上や本市の愛着や誇りを育む取り組みも、市民の皆さまのアイデアやご意見をおうかがいしながら推進する」活動が始まった。
 ワークショップのメンバーは次の通り。(敬称略)
 [市民]岡寺政幸、三分一幸治、杉原トヨ子、角成明(公募)池脇信一(徳山夜喫茶雫)沖本道代(リコネデザイン)木村修太郎(シティケーブル周南)国兼裕司(ふるさと振興財団)斉藤寛和(node/ノード)信太秀斗(徳山駅前図書館)須田加弥子(fu do kan bambo)長谷鞠(徳山大経済学部3年)中野宏之(ロータス)中原成美(周南観光コンベンション協会)中村孝士(㈱トクヤマ)広沢和己(徳山商工会議所青年部)松浦竜介(Sizuku Films)三牧ちひろ(しゅうなんシビックマルシェ)
 [市職員]青木佑介(長穂支所)市子原玲菜(生涯学習課)今井努(道路課)大竹新人、野村恵子(観光交流課)越智華連、山本陽子(高齢者支援課)金近和博(次世代政策課)酒井菜奈(広報戦略課)目昴幸、藤井ひなこ(住宅課)柴田寛(リサイクル推進課)那須大輝(市民課)橋本千尋(動物園)原田妙子(市民の声を聞く課)半田卓也(須金支所)

【きょうの紙面】
(2)下松市が感染予防へ横断幕、回覧板
(3)S.I.徳山、下松、新南陽の新役員就任
(4)上遠石町にCafe海オープン
(5)回天記念館で「平和の鐘を鳴らそう」


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定数4超の熱い激戦に

光市議選

現職14、新人7、元議員1
新規、継承、再起入り乱れて

 任期満了に伴う10月18日告示、25日投票の光市議選(定数18)まで2カ月余りに迫った。11日現在で出馬を予定しているのは現職14人、新人7人、元議員1人の計22人と見られ、定数を4人上回る激戦が予想される。新人が立候補予想者全体の3割を超えるのは珍しい。新人と元議員の動きや背景を追った。(山上達也)


 新人7人と元議員1人計8人は、継承する地盤のない「新規型」1人▽現職や任期中に死去した議員の「継承型」4人▽前回市議選で落選し今回再挑戦する「再起型」3人に大きく分けられる。党派別では日本共産党と幸福実現党各1人、無所属6人。無所属の1人は連合山口が推薦。
 このほか現職1人が引退の予定で、新人が地盤継承の見通し。この場合、新人は計8人、現職が13人になる
 新人の各陣営は後援会入会を呼びかける活動や、1陣営当たり12カ所まで設けられる後援会連絡所の看板の設置など知名度や政策の浸透に余念がない。



【新規型】

 新人のうち唯一、継承する地盤なしで挑む清水祐希氏は自民党県連「山口政治塾」を修了。企業4社の経営で苦労した経験を市政運営に生かすと訴える。

【継承型】

 日本共産党新人の岩根洋志氏は現職で今回は市東部が地盤の田辺学氏の地盤だった市西部の党組織を継承し「若い力で光の未来を拓く」をスローガンに支持拡大を図る。 
 武田薬品労組出身の畠堀計之議員は同労組光支部の小林隆司前執行委員長と交代。組合員やOBに浸透し、出身地の島田や現在住む三井で支持を広げる。
 現職議長で死去した故中村賢道氏の地盤は長男の譲氏が継ぐ。自身の支持拡大が注目される。自民党県連の「山口政治塾」の修了生。浅江中PTA会長も務める。
 今季限りで引退する西村憲治議長は長男の慎太郎氏を後継指名。親子であいさつ回りをして地盤を引き締め、若さを前面に浮動票の獲得も視野に入れる。

【再起型】

 前回次点で4年ぶりの市政復帰に燃える大楽俊明氏は武田薬品のOB。地元室積の地盤と、自身と同世代の武田薬品のOB票固めに余念がない。
 2015年の県議選と16年の市議選に出馬、落選した西崎孝一氏は「三度目の正直」を狙う。元県職員の経験から「市民無料相談所」を開設している。
 幸福実現党公認の早稲田真弓氏は「前回は準備期間が短く不完全燃焼だった。今度は必勝の覚悟で臨む」という。党派を超えた支持拡大で雪辱を期す。

【きょうの紙面】
(2)マルキュウ浅江店が販売協力店に
(3)光JCが総会、周南JCとの合併提案
(4)防長建材がログハウスのセルフビルド講座
(5)戦没児童悼んで光井小で平和考える集会


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この夏はコロナだけで終わらない!

旧粭島小学校で小学生向けイベント開催!
22日、23日の予約制

 周南市の旧粭島小の校舎などで22日(土)、23日(日)の2日間にわたり「ハイコーサマーin粭島」が開催される。SHUNAN OBENTO LIFE PROJECTと、周南地域で親子向けイベント等を開催するOhanaの共催、新周南新聞社の後援。昼の部ではワークショップ、夜の部では夕涼み会として出店や遊戯場などがそろう。両日とも催しの内容は同じでいずれも小学生の子を含む家族が対象となっている。
 昼の部のワークショップは午前10時から午後2時までで昼食付き。廃校となった校舎の教室を活用して、親子でマスクを藍染めするモノづくり教室や、ライジングホールのスタッフや地元のアーティストがギターやドラムなどの楽器の楽しさを教える音楽教室など、趣向を凝らした4つのワークショップが開催される。両日とも30組の事前予約制となっている。参加費は1組2,500円。
 夜の部は午後4時と6時半の各2時間の2部構成で、希望の時間に事前予約をして参加をする。こちらも各回30組が定員となっている。校庭には趣向を凝らしたかき氷や、お面、焼き鳥など10店の出店が並び、校舎内では廃校の雰囲気を活かしたお化け屋敷や、ステージを活用した射的なども楽しめる。日が暮れる時間には、学校前の海に面した遊歩道にキャンドルロードも設置する。参加者は各店で使える10枚つづり3,000円のチケットを購入する。
 校舎内や校庭からも海が一望できる粭島小は2012年度末に閉校となったが、周辺住民の憩いの場として定期的に活用され、校内の黒板には当時の子どもたちが描いたメッセージが今も大切に残されている。
 新型コロナウイルス感染拡大防止策のため人数制限を設けて事前予約制で開催し、受付時の検温や消毒の徹底、飛沫防止のパーテーション設置やマスク着用など、各所に感染防止策を講じる予定。「今年はコロナの話題ばかり。しっかりと感染対策に取り組み、参加した子供たちにはひと時でもコロナのことを忘れて楽しんでもらいたい」と主催者の佐伯裕子さん(Ohana代表)は話す。
 イベントの参加方法は①氏名(保護者、子)②子の学年③その他参加者の有無④住所⑤電話番号⑥参加希望日時、回(昼、夜1部、夜2部)を第2希望まで記載し、haiko@shinshunan.co.jpにメールする。定員を超えた場合は抽選となる。詳細は主催団体のinstagramでも確認できる。



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緊急対策第4弾は6億7千万円

[ 周南市 新型コロナウイルス感染症対策]

従業員5人以下→20人以下
事業継続支援金を拡充
赤ちゃんにも特別定額給付金

記者会見する藤井市長

 周南市は7日、藤井市長の定例記者会見で新型コロナウイルス感染症緊急対策第4弾を発表した。経済支援、市民生活への支援を合わせて規模は6億6,924万円で、17日(月)、18日(火)に開かれる臨時議会に必要な補正予算を提案する。
 経済支援のうち事業継続支援金の対象の拡充の予算は1億4,150万円。個人事業主、小規模企業に20万円を支給してきた同支援金は飲食業、サービス業などはこれまで従業員5人以下の事業者が対象だったが、これを20人以下に引き上げた。700件分の予算を計上している。
 この拡充は市民の要望が強く、6月定例市議会の一般質問でも複数の議員が取り上げた。藤井市長は、テイクアウトやデリバリーなど飲食業界の新たな取り組みを引っ張る店に支援が届かないなどの声が寄せられたことから盛り込んだと説明した。
 農林漁業者に対しても1事業者10万円の支援を想定して1億6,493万9千円、消費需要喚起のため、市内の宿泊者に2千円のクーポン券を配布することとし、5790万9千円を計上した。クーポン券が利用できる店は今後、募集する。
 市民生活の安定では、国の特別定額給付金の対象にならなかった、4月28日以後に生まれた赤ちゃんにも10万円を給付する。ひとり親家庭などへの臨時特別給付金、県事業による支援の対象にならない保育施設などへの応援給付金も市として独自にも支給する。

 補正予算案は総額6億6,924万円だが、歳入では臨時交付金など国庫支出金を第3次までの緊急対策の費用も合わせて15億6,546万4千円確保。これまで財源にあてていた財政調整基金などからの繰入金を8億9,622万4千円減額する。この結果、今回までの緊急対策の財源の9割近くを国庫支出金で賄う形となる。
 臨時議会は17日に補正予算案の提案説明と予算決算委員会、18日に委員長報告、討論、採決がある。議案はこの補正予算案だけだが、市ふるさと振興財団、市文化振興財団、市医療公社などの2019年度決算の書類提出8件と交通事故の損害賠償の額を定める専決処分の報告がある。

【きょうの紙面】
(2)8~10日で14人の新型コロナ感染確認
(3)15日、大津島の回天記念館で「平和の鐘」
(4)感染防止の「取組宣言飲食店」に升吉
(5)降松星太鼓が徳山中央病院で感謝の演奏


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22日からプレミアム食事券

安心安全優良店舗にステッカー
周南市緊急対策で料飲組合

優良店舗ステッカー

 周南市の周南料飲組合(山中健太郎組合長)と周南西料飲組合(安達浩司組合長)は新型コロナウイルス感染防止対策に取り組んでいる店舗に「安心安全優良店舗ステッカー」を張る活動と、「がんばろう周南プレミアム付食事券」の販売を準備している。食事券は一般向けには22日(土)から徳山駅前の「周南駅近弁」とみなみ銀座の「まちのポート」で販売する。
 プレミアム付食事券は1千円券12枚つづりを1万円で販売する。食事に使える「グルメ食事券」と酒などの「ナイト料飲券」があり、いずれも5千セットを準備する。
 表紙のナンバーで抽選して豪華賞品が当たる抽選会が9月20日(日)にある「ダブルプレミアム」になっている。食事券が使用できる店はすべて「安心安全優良店舗」で、周南料飲組合のホームページにも掲載する。 
 21日(金)午後6時から青空公園で開かれる徳山商工会議所会員交流会「周Go!とくやま応援隊。」で先行販売する。
 本町一丁目の甘栗天津閣の周南駅近弁での販売は平日午後5時から9時までと土、日曜の午前10時から午後4時まで。徳山駅そばの観光案内所「まちのポート」での販売は平日、土・日曜とも午前9時から午後6時まで。
 1人1セットずつ、計2万円まで。いずれも9月6日(日)まで販売する予定だが売り切れた場合は終了する。
 問い合わせは周南料飲組合新型コロナウイルス感染予防対策室(0834-22-1279)へ。
 優良店舗ステッカーは飲食店に密閉、密集、密接回避、施設の清掃・消毒、お客様・従業員の体調管理などのガイドラインを配布し、基準を満たした店にステッカーを配る。備品購入にかかった費用に対しては補助金(上限4万円)を支給する。
 いずれも感染拡大の影響で売上が落ち込み、休業に追い込まれた飲食店を支援するため、周南市が緊急対策第3弾として助成する。感染防止対策は5,350万円、プレミアム券はプレミアム分として2千万円を予算計上している。

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