ヘッドラインニュース

ウイルス飛沫対策に効果抜群!

[新型コロナウイルス感染症対策]

梅本商会・透明パーテーション発売
飲食店など用途多彩に

自立型パーテーション(左)とH型パーテーション

 新型コロナウイルスの感染防止に―下松市葉山1丁目の鋼材加工販売業、梅本商会(貞永昌彦社長)が、プラスチック製の透明パーテーション「飛沫ウイルスガード」の販売を始めた。飲食店などお客さん同士の飛沫が気になる場面で重宝されそうで、貞永社長(54)は「今、少しでも必要とされているものを供給することで社会貢献をしようと販売を始めた。テーブルやカウンターなど店舗の形状に合わせて作成可能なので、気軽に相談してほしい」と話している。
 同社は1974年9月に創業。社員は41人で、各種鋼板や一般鋼材の販売、角パイプや一般鋼材の切断と加工を手がけている。取り扱う素材の大半は鋼材だが、生産品の一つである配電盤の窓の部分の材料としてプラスチックも扱っている。
 飛沫ウイルスガードは同社にプラスチックを納入している周南市須々万奥のヤマカタプラスチック(山片房信社長)と同社が開発したもの。素材は塩化ビニールで、厚さは3~5ミリと軽量だ。
 モデルタイプは1枚6千円からのT字型の自立式と、1枚1万3千円からのコの字型の折りたたみ式のほか、多人数のテーブル向きのH型のパーテーションなどお客さんの用途に応じて多彩な形状やサイズで製作可能。価格や納期は大きさや数量に応じて変動する。
 梅本光紀会長(72)は「置くだけで飛沫が防げる、簡単で軽量な商品を目指した」▽貞永社長も「置くところを採寸して製作するオーダーメードなので、どの店舗にもぴったりの商品を提供できる」と話している。
 問い合わせは梅本商会(0833-46-3705)へ。

【きょうの紙面】
(2)周南市美術博物館の林賞記念展が中止
(3)ゆめタウンの専門店が営業再開
(4)11月22日、Linoさんが5周年ライブ
(5)下松スポーツ公園でポピー2万本見ごろ


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2,800万円の期末手当返上は否決

[新型コロナウイルス感染症対策]
周南市議会 最後まで不協和音
議員報酬、市長給与1割削減を可決

期末手当返上に賛成して起立した議員

 周南市議会の臨時会が8日開かれ、新型コロナウイルス感染拡大対策では議員報酬を1割削減する条例制定と、6月に支給の期末手当を返上する条例制定の2議案が議員提案されたが、期末手当削減は否決され、議員報酬を削減する議案が可決した。執行部提案の市長の給料を1割、特別職の給料を5%削減するための議案も可決された。
 影響額は報酬削減が6月から3月までの10カ月で約1,400万円、市長などの給料の削減は10カ月で約270万円。期末手当返上は実現すれば約2,800万円だった。
 議員報酬1割削減の提出者は22人の議員が名前を連ねた。期末手当返上は自民党周南の兼重元、米沢痴達、福田吏江子議員が提出者だった。
 討論ではアクティブの藤井康弘議員が「議員の多数が合意できるほうがいい」、一心会の島津幸男議員も「一日も早く通すことが大切」と報酬削減に賛成意見、兼重議員は提案した期末手当返上に賛成意見を述べた。
 刷新クラブの得重謙二議員は「いずれも議員の思いが現れたもので、反対すべき理由はない」、福田吏江子議員も「市民目線で言えば一緒」と両方に賛成する考えを述べた。
 採決では期末手当返上の賛成は提出者の3議員と刷新クラブの得重、田中和末、田村隆嘉議員、アクティブの清水芳将議員の7人にとどまり、賛成少数で否決された。議員報酬削減は反対がなく、満場一致だった。
 市長のほかに給料が削減される特別職は副市長、常勤監査委員、上下水道事業管理者、モーターボート競走管理者、教育長の5人。執行部は「市民と寄り添い、痛みをわかちあう姿勢を示すため」と趣旨を説明した。

【きょうの紙面】
(2)下松、光市議会がウイルス対策で市に要望
(3)特別定額給付金、光市は今月下旬から
(4)5月いっぱい「母の月」、藤井市長に花束
(5)S.I.新南陽が望みの家などに寄付


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屋外施設は11日から開館

周南市[新型コロナウイルス感染症対策]
20万円の休業支援金に関心
10万円の定額給付金も

 周南市新型コロナウイルス感染症対策本部会議が7日開かれた。10日(日)までとしていた公共施設の休館では、運動場など36カ所の屋外施設は11日(月)から利用を再開すると報告があった。緊急経済対策の小規模企業者等店舗営業休業支援金では7日までに段ボール箱一杯分の申請があったことや、市民に一人10万円を支援する特別定額給付金も問い合わせが殺到していると報告があった。

発言する藤井市長


再開は14日めどに判断

 4日に政府の緊急事態宣言の期間が31日まで延長されて初の会議。各部長など本部員が出席し、本部長の藤井市長が徳山中央病院を退院した人の新型コロナウイルス感染が確認されたが、同病院の医療スタッフはすべて陰性で、通常通り、診療していることを説明して「難局を乗り越え、感染の拡大を断ち切りましょう」と改めて呼び掛けた。
 公共施設の利用再開は周南緑地公園の陸上競技場、野球場、庭球場やグラウンド、高瀬サン・スポーツランド、各地区の運動場、テニスコートなど。大規模遊具施設は除く。
 徳山動物園、図書館、総合スポーツセンター、文化会館、各市民センターなど149施設は24日(日)までいったん休館、一部休館、利用休止としているが、14日(木)をめどに予定されている国の状況評価の結果を受けて改めて判断する。

休業支援金は市役所でも

 店舗営業休業支援金は6日以上、感染拡大防止のために休業した飲食店業や宿泊業、小売店などに20万円を支援する。
 申請書はホームページからプリントできるようにして1日から原則として郵送で受け付けるとともに、市役所1階のロビー、2階の商工振興課前に申請書などと受付箱を置いている。10万円のテイクアウト等営業支援金の申請も受け付けている。
 いずれもなるべく早期の支給を目指している。問い合わせは同課(0834-22-8373)へ。

ロビーの休業支援金コーナー


定額給付金は初日300件超

 特別定額給付金は市役所2階の共用会議室Hに新型コロナウイルス感染症特別定額給付金・緊急対策室を設置してオンライン申請は7日から受け付けを始めたが、7日だけで300件を超える申請があった。オンライン申請に対する給付は5月下旬から始める。
 郵送分は5月下旬に申請書の発送を開始し、6月中の給付開始を目指している。問い合わせは同室(22-8839)へ。
 4月22日から勤務する職員の5割削減を目標に始めた在宅勤務は31日まで延長するが、感染症対策、経済対策など多くの分野の対策に迅速かつ機動的に動ける体制を整えるため、11日以後は原則2割削減を目標とする。

【きょうの紙面】
(1)高杉晋作や伊藤博文の書、田中さんがギャラリー
(3)休廃業などの代表者、70代以上が5割超
(4)耐震改修やブロック塀除去に工事費助成
(6)徳山駅で工場夜景写真展、109点出品


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徳山中央病院 外来など通常通り

光、周南市で3人感染
陽性は元入院患者と家族

徳山中央病院

 県は3日に光市の70代の男性、4日に男性の妻の70代の女性、5日に周南市の50代の男性が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表した。70代の男性と50代の男性は徳山中央病院で同室だったが、PCR検査では徳山中央病院の医療スタッフはすべて陰性で同病院は7日以後も通常通りに診察する。
 70代の男性は徳山中央病院に4月20日から24日まで、50代の男性も16日から22日まで入院していて同室だった。PCR検査は6日までに通常より対象者を広げて実施して医療スタッフ60人と同室患者10人、同病棟の20人、家族など4人の計94人の結果が判明したが、陽性は70代の男性、同室だった50代の男性と、70代の男性の妻の計3人だけだった。
 同病院は6日、ホームページに経過を掲載して「現時点ではこれ以上の感染拡大はないと考えられる」と述べている。
 光市の70代の男性は光市で3人目、県内で延べ35人目、妻は光市で4人目、県内で36人目、周南市の50代の男性は周南市で5人目、県内で37人目の感染者。
 70代の男性は25日から自宅に帰っていたが、26日に発熱し、5月1日に同病院を受診して肺炎で入院し、3日にPCR検査で陽性が確定した。妻は5月1日から味覚障害があり、4日にPCR検査で陽性が確定して入院した。
 50代の男性は会社員で4月15日まで広島県内で数日間仕事をしたあと16日から入院し、22日に退院したあとは自宅にいた。症状はなかったが、5日にPCR検査で陽性が確定し、入院した。
 県内の入院患者は5日現在6人だが受け入れ体制は岩国、柳井、周南地域では重症病棟は徳山中央病院、岩国医療センター、周東総合病院、東和病院を合わせて37床▽中等・軽症病棟は岩国医療センター、周東総合病院、東和病院を合わせて37床。県内全体では重症病棟102床▽中等・軽症病棟は218棟に拡充されている。PCR検査は1回当たりの検査可能数が160件になっている。

【きょうの紙面】
(2)下松市が飲食業者の持続化へ一律10万円
(3)緊急事態宣言延長、パチンコ店土、日休業
(4)下松市が特別定額給付金の作業加速
(5)周南市のドライブスルーランチが好評


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申請は郵送、大型連休中も

[ 周南市]20万円の店舗休業支援金
テイクアウト支援金も受け付け開始

 周南市は新型コロナウイルス感染症緊急対策の「店舗営業休業支援金」などの申請手続きなどの詳細を4月30日にホームページで公表した。原則として郵送で5月1日(金)から受け付けている。
 休業支援金は感染症拡大防止のために休業した事業者を支援するもの。周南市では4月5日に最初の感染者が確認されたが、4月6日から5月31日までに6日以上休業した小規模事業者、個人事業主に1事業者20万円を1回限り支給する。
 その他の対象要件は①市内に店舗がある②申請日時点で1年以上の事業実績がある③市税を完納している④店舗は看板などで一般消費者が視認できる⑤「3密(密閉、密集、密着)」の状態になり得る店舗でモノやサービスを一般消費者に提供している⑥業種は小売、物品賃貸、宿泊、飲食、洗濯・理容・美容・浴場、娯楽、学習支援業の7業種⑦感染拡大防止を目的とした休業であること。
 感染拡大防止のため、手続きは郵送で受け付ける。書類はホームページからダウンロードできる。提出書類は①申請書兼請求書②確定申告書や営業許可証の写しなど業種、1年以上の事業実績がわかる書類③通帳の写し(口座名義、口座番号が確認できる部分)④6日以上の休業が確認できる書類(休業を告知する張り紙の写真、営業カレンダー、ホームページの写しなど)。締め切りは6月1日(月)(当日消印有効)。
 このための資金は補正予算で1億円、500件分を市長の専決処分ですでに確保している。
 テイクアウト・デリバリー事業を開始した飲食店に10万円を支援する「テイクアウト等営業支援金」▽飲食店のテイクアウト営業促進と利用者の利便性向上を図る新たな事業に最大50万円を補助する「テイクアウト促進事業新規参入業者支援補助金」の受け付けも同時に始めている。
 テイクアウト営業支援金は原則として郵送で申請し、締切は6月1日。テイクアウト促進支援補助金は「まずは相談ください」と呼びかけている。締め切りは7月31日(金)。
 問い合わせはいずれも商工振興課(0834-22-8373)へ。

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5月24日まで小中学校も休校

[新型コロナウイルス感染症対策]


[県]5月24日まで・小中学校も休校
高校、総合支援学校に合わせ

 村岡嗣政知事は28日、高校、総合支援学校などの休校を5月24日(日)まで延長すると発表した。これに合わせ、周南、下松、光市は小中学校の休校を24日まで延長した。いずれも6日(水・祝)までとしていた。小中学校では新型コロナウイルス感染の拡大防止へ、安倍首相の「全国すべての小中高校などの臨時休校」の方針で3月2日から休校になり、延長を重ねたことで2月29日から5月24日まで3カ月近く、休みが続くことになる。
 県立学校は分校を含めて58の高校、13の総合支援学校、中学1校、中等学校1校の計73校で休校なる。登校日などをどうするかは各校が判断する。

[下松市] 週1回の登校日で学級連絡
各校で「1年生迎える会」

 下松市教委も28日午前に発表した玉川良雄教育長名の記者発表文書で、市内小中学校の休校期間を5月24日まで延長することを明らかにした。
 ただし7日(木)と1週間に1回ていどの登校日を設け、1~2時間ていどの学級連絡をする。休校期間中なので授業はせず、部活動や小学校のグラウンドの開放もしない。
 児童の家(放課後児童クラブ)に在籍する児童の扱いは従来通りで、午前8時半から午後1時半までは学校で受け入れ、その後から6時半までは児童の家で受け入れる。
 小中学校とも入学式は開かないが、例えば「1年生を迎える会」など入学式に代わるものを休校明けの25日以降に開催するよう、市教委が各校に通知した。1学期の始業式は校内放送を使って各教室で開く。
 問い合わせは市教委学校教育課(0833-45-1869)へ。

[光市] 25日中学校、26日小学校入学式
放課後児童クラブは午後のみに

 光市は28日午後、市役所で第7回新型コロナウイルス庁内対策本部会議を開き、能美龍文教育長が5月24日まで市立小中学校の休校を延長することを明らかにした。室積の付属光小、付属光中も同様に休校する。
 入学式は市立中学校は25日(月)午後に、市立小学校は26日(火)午前に開く。始業式は小中とも25日午前に校内放送を使って各教室で開く。半面、24日までの間に登校日は設定しない。
 サンホーム(放課後児童クラブ)は11日(月)以降は午後1時半から6時まで(延長7時)までとし、平日の午前8時から午後1時半までは学校が受け入れて教員が見守る。問い合わせは市教委学校教育課(0834-74-3602)。

車両進入禁止の虹ケ浜海岸(28日)

 一方、同会議では大型連休に人や車の密集が予想される虹ケ浜海岸や室積海岸の対応を話し合った。海岸沿いの市道の一部を車両進入禁止とし「配慮あるご利用をお願いします」と訴える啓発看板を虹ケ浜海岸に11カ所、同海岸近くのわかば公園に3カ所、室積海岸に15カ所立てる。
 市によると虹ケ浜には25日(土)に99台、26日(日)に92台の車が押し寄せた。

[周南市] 登校日、学校判断
7、8日に登校も

 周南市では登校日などは学校の判断で、7日、8日に登校日を設定している学校もある。小学校で教員が続けている午前中の児童の預かり保育も23日(土)まで延長する。問い合わせは学校教育課(0834-22-8452)、こども支援課(22-8457)へ。

【きょうの紙面】
(2)周南市議会議員が議員報酬1割減提案
(3)冨士高圧が福祉施設、高齢者へマスク
(4)日立労組などがアフガンにランドセル
(6)満谷さんが蚕の飼育の後継者募集


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「住みよさ実感、安心なまちづくり」

国井市長2期目へ、臨時議会も
特別定額給付金室設置

特別職や部長らに迎えられる国井市長

 5日告示の下松市長選で無投票で再選された国井益雄氏(70)の2期目の任期が25日に始まり、週明けの27日に初登庁して就任式で職員に訓示した。新型コロナウイルスの感染防止に配慮して初登庁の出迎えは特別職と部長級の計14人のみ、就任式は部次長級までの22人に絞った。
 国井市長は午前8時半、公用車で市役所本庁に到着し、近藤和彦副市長ら幹部職員や市議会の中村隆征議長、高田悦子副議長の拍手を浴びて登庁した。
 5階会議室で開かれた就任式で市長は「市民みんなが住みよさを実感できる、安全で安心なまちづくりに取り組みたい」と抱負を述べ、地域格差の解消を進めることや、思いやりの心で職務に当たることなどを訓示した。
 市長はこの後、市議会の臨時議会でも議案の提案に先立って就任のあいさつをし「市民が主役のまちづくりを政治理念に、暮らしの安全・安心対策の充実強化▽産官民による魅力あるまちづくりの推進を最重点施策とし、住みよさ日本一のまちづくりに全力を尽くす」と決意を表明した。
 さらに市長は「市民力、地域力、企業や団体の産業力を結集した“オールくだまつ”で国、県、他市と連携しつつ市政運営を進める」と決意を述べ、新型コロナウイルス対策も「感染拡大防止に全力を挙げ、さまざまな対策も検討している。この危機を乗り越えて市勢の発展へ使命を果たしたい」と述べた。
 臨時議会では専決処分4件を承認し、議会選出監査委員に中谷司朗議員(新生クラブ)を引き続き選任することに同意した。
 議場は新型コロナウイルス対策で空き議席を利用して議員間の距離を確保したり、執行部も特別職以外は提案議案に関係のある部長のみが出席する形にとどめた。
 続いて開かれた行政説明会で市長は、国が新型コロナウイルス感染対策で国民1人当たり10万円を給付する特別定額給付金の担当部署として、5月1日付で総務課内に「特別定額給付金室」を新設することを明らかにした。

【きょうの紙面】
(2)国井下松市長が2期目の初登庁
(3)まちのポートが「家庭で地酒、特産品を」
(4)(5)疫病退散の妖怪「アマビエ」紙上展


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何とか事業続けて!

[周南市]新型コロナウイルス感染症緊急対策を発表
自主休業の500店に20万円・デリバリーも支援

記者会見する藤井市長



 周南市の藤井市長は24日に記者会見して新型コロナウイルス感染症緊急対策として9項目を発表した。そのうち「飲食業・サービス業等自主休業支援金」は4
月6日以降、店舗の営業を6日以上自主的に休業した小規模事業者に1事業者20万円を支給する。総支給額は500件分、1億円を予定している。

市長の給与削減も

 記者会見は山本敏明産業振興部長、道源敏治財政部長らが同席。市長は「市民と寄り添い、痛みを分かち合う市政を示すため」として市長の給与を減額する考えも明らかにした。今回の対策の予算額は3億5,853万2千円で、24日に市長が専決処分し、直近の議会で報告して承認を求める。
 自主休業支援金は店舗での密閉、密集、密着を避けるためで、申請方法などは近く発表し、大型連休終了後の受け付け開始を目指している。
 飲食業者に対しては、新たにテイクアウト、デリバリーなどに取り組む事業者に1事業者10万円▽利用者と飲食店とを橋渡しするテイクアウト弁当等宅配代行業を新たに始める事業者には最大50万円▽徳山、新南陽商工会議所のテイクアウト可能店舗PRの取り組みには165万円を補助する。
 中小企業振興融資制度の預託金を2億円増やし、融資総枠を30億円から40億円へ拡大する。市制度融資の「経営改善資金」は利子を全額補助して据置期間中は無利子化する。

高齢者、障害者施設に

 就学援助世帯には臨時休校に伴う学校給食の休止で家庭の食費の負担が増加するため、休校期間中の学校給食費相当額を支給する。対象は小学生が1329人、中学生は732人。
 感染拡大の防止策では、障害者施設96カ所は規模によって5万円または10万円▽高齢者施設は訪問サービスの50カ所に5万円、通所・入所施設に160カ所には10万円をマスク着用、消毒など感染予防対策の費用として支給する。予算の総額は2384万8千円。
 事業所の感染防止では東ソー、㈱トクヤマから提供された消毒液(次亜塩素酸ナトリウム水溶液)を無償配布する。徳山駅南北自由通路デジタルサイネージなどを使って情報発信も強化する。
 窓口の混雑を避けるため、福祉医療サービス、児童手当などの現況届、軽自動車税の減免などの各種届出、申請の郵政化にも取り組む。

商議所、料飲組合が要望書

 これらの対策決定に先立って22日には周南料飲組合(山中健太郎組合長)、周南西料飲組合(安達浩司組合長)が連名で、飲食店の売上が激減していることから、家賃補助や休業補償などの要望書「新型コロナウイルス対策に関する緊急提言」を市に提出した。
 徳山、新南陽商議所も23日に合同で市内業者への支援を求める要望書を提出した。その中でも①自主的に休業する事業者に対する事業継続給付金支給の検討②雇用調整助成金の上乗せ支給③デリバリー事業への支援④家賃を減額せざる得ない事業者に対する固定資産税の減免と、プレミアム付商品券発行、イベント企画など収束後の消費喚起策の検討を求めていた。
 記者会見で明らかにされた対策は、詳細は未定ながら一部はこれらの要望に応えるもの。ただ今回は感染拡大を防ぐ「緊急対策」が中心で、飲食店などの事業継続への支援が更に必要なことから、山本産業振興部長は「合わせて事業を継続していくための支援を、店を閉店することのないよう検討していきたい」と述べた。


周南市の新型コロナウイルス感染症緊急対策9項目
(補正予算額3億5,853万2千円)

1 市民生活・市経済への影響の緩和

〇就学援助認定世帯に学校給食費相当額を支援(871万3千円) 学校教育課
〇飲食事業者のテイクアウト、テイクアウト弁当等宅配代行事業の事業者への支援(1,265万円)商工振興課
〇1事業者20万円の飲食業・サービス業等自主休業支援金(1億円)商工振興課
〇「中小企業振興融資制度」の預託金増額による、融資総枠の拡充(2億円)商工振興課
〇市制度融資「経営改善資金」の無利子化(据置期間中)による事業者支援(1,170万円)商工振興課

2 感染拡大の防止

〇福祉施設感染予防対策費給付金(2,384万8千円) 障害者支援課、高齢者支援課
〇事業所に対する消毒液(次亜塩素酸ナトリウム)の無償配布 環境政策課
〇新型コロナウイルス感染症に対する情報発信の強化 広報戦略課
〇各種届出、申請の郵送化(162万1千円)課税課、障害者支援課、こども支援課




【きょうの紙面】
(2)永源山公園などの大型遊具の利用中止
(3)光市の繁華街が「光なき光の街に」
(4)笠戸島の海水浴場の駐車場に、にぎわい
(6)櫛浜の堀川に子どもたちのこいのぼり



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半数以上が休業飲食店が悲鳴!

光料飲組合が市に要望書
テイクアウト支援や固定費助成

望書を持つ上原支部長(左)と市川市長

 光市の県飲食業生活衛生同業組合光支部(通称・光料飲組合=上原良一会長、121事業所)は22日、新型コロナウイルスで影響を受けている市内の飲食店を支援する制度創設の要望書を市役所で市川市長に提出した。
 要望書は料理のテイクアウト(持ち帰り)やデリバリー(配達)に小規模事業者でも円滑に取り組めるように助成金の創設▽固定費が変わらない店舗の家賃やカラオケ機器のリース料の一部の助成―の2点を要望。
 仕出しや給食、弁当製造の㈱銀柳社長の上原支部長(54)=浅江=は「どの会員の店舗も来客と売り上げの減少が激しく、半数以上の会員が休業を余儀なくされている。飲食店が閉店すると雇用の場が失われるだけでなく繁華街や地域の荒廃につながる。しかも小規模事業者にとって一度休業すると営業再開は困難なケースが増えるだろう」と見通して「支部員の事業所経営者総意として要望を受け止めてほしい」と頭を下げた。
 要望書提出には市側から太田隆一経済部長や益田圭一商工観光課長が同席。市川市長は「どういう形の支援がいいか、国や県の支援策を参考にしながら制度設計を検討していく」と答えた。

【きょうの紙面】
(2)下松市議会が中村議長、高田副議長再任
(3)感染拡大防止へ、㈱トクヤマが対策強化
(4)武田薬品がペットボトルのふた250キロ
(5)あいぱーく光に幼・保園児のこいのぼり


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現職25、新人8、検討中1

周南市議選
感染拡大の中、出馬準備

 任期満了に伴う周南市議会議員選挙(定数30)は5月31日(日)告示、6月7日(日)投票。現職25人と新人8人が立候補を準備し、1人が検討中。新型コロナウイルス感染拡大予防のため、立候補予定者は集会の開催が難しく、支持者への訪問も感染予防に配慮するという前例のない活動を続けている。
 立候補者のうち最高齢は現職の78歳、最年少は新人で32歳で、全員が昭和生まれ。女性は公明党、共産党から2人と自民党から1人の計5人。今回、コンビナート企業の現職社員の立候補はなく、各予定者とも政党、地域や後援会組織を主な地盤としている。

新人2人が立候補準備
若手1人も検討中

 周南市議選はすでに立候補が確実視されている現職25人、新人6人に加え、熊毛地区から龍泉仁之(たつみ・ひとし)さん(72)、新南陽地区から田中昭さん(59)が出馬の意向を表明し、徳山地区の橋本真治(みちはる)さん(48)が立候補を検討している。

「高齢者、子育て支援、郷土愛」

 3人のうち龍泉さんは30年前に呼坂に自宅を建て、1996年から約20年間、殺菌・消臭剤の製造販売や除菌などの会社を経営していた。「人生の最期に熊毛地域に活気を取り戻すために頑張りたい」と話す。地元の婦人会員や昨年の県議選に出馬した松並弘治さんの支持を受け後援会活動を展開している。
 地元の自治会長を引き受けていたことから勝間地区自治会連合会の設立に尽力して2014年から会長、熊毛地区自治会連合会副会長を務め、松並さんの後援会長を引き受けている。
 松並さんの選挙が終わったころから、熊毛、鹿野をはじめとする中山間地域のために何かしたいと使命感を感じていた。
 今年になって藤井市長と地元の住民との懇談会で、運転免許を返納した高齢者のバス、タクシー利用や子育て世代への支援の必要性や、郷土芸能の継承など郷土愛を育てることの大切さなどを感じ、出馬を決めた。
 後援会事務所は呼坂418-171、電話は0120-374-375。

「30年先のために今すべきこと」

 田中さんは3月末で定年まで2年残して教員を富田西小の教務主任で退職し、立候補を準備中。「30年後の周南市のためにできること、今すべきことを一緒に考えていきませんか」と訴えている。小中学校時代の同級生らが活動を支えている。
 福川生まれで南陽幼稚園、福川小、福川中、徳山高から山口大を卒業し、小学校の教員になってからは須磨、桜木、戸田、富田東、秋月、高水、富田西小とほとんど周南市内で勤務した。勤務先では児童に陸上競技を教えて全国大会にも出場させた。
 市外はオランダのロッテルダム日本人学校と、16年前から4年間、県教職員団体連合会の委員長、全日本教職員連盟の副会長として専従した時だけ。専従の4年間、国や県、市町への陳情などを経験する中から政治を志した。
 後援会の事務所は福川3-14-8の自宅。電話は0834-63-8890。

「若い世代とのパイプ役に」

 周南市大島の会社役員の橋本さんも立候補を検討中。「選挙に行かない若い世代が政治に興味、意識を持ってもらうためのパイプ役になりたい」と立候補を検討している。「スタイリッシュなおしゃれなまち、住みたくなるようなまちに変えていきたい。Iターン、Uターン率が高い街にしていきたい。」と話す。
 高校時代に打ち込んでいたサッカーを30歳になって再開。働きながらサッカーなどのイベント開催にも尽力して周南フットサルリーグの委員長、中国フットゴルフ協会の会長を引き受けている。
 新型コロナウイルス感染拡大もあり、ポスターは張るがフェイスブックなどSNSで主張を若い人に伝えていきたいと話し、従来とは一味違った選挙手法を考えている。
 ただ、感染症の拡大で関係していたフットサルなどのイベントはすべて中止になり、練習もできない状況。立候補は検討中としている。 


周南市議選立候補予定者

(年齢は投票日現在、政党名の記載がない場合は無所属、敬称略、50音順)
※検討中を含む。

◇徳山[現職]
青木義雄(56)=栗屋=/岩田淳司(51)=久米=/魚永智行(62)共産党=西松原4=/遠藤伸一(43)公明党=城ケ丘5=/金子優子(56)公明党=夜市=/小林雄二(68)社民党=下上=/佐々木照彦(55)=周陽1=/清水芳将(56)=銀座=/田村勇一(78)=城ケ丘4=/土屋晴巳(63)=戸田=/福田吏江子(38)自民党=松保町=/藤井康弘(66)=須々万本郷=/古谷幸男(71)=中須南市=
◇徳山[新人]
江崎加代子(53)公明党=須々万本郷=/小池一正(61)公明党=新宿通5=/小林正樹(32)=久米政所=/篠田裕二郎(47)=遠石3=/玉井伸昌(60)国民民主党=梅園町2=/橋本真治(48)=大島=検討中/細田憲司(49)=桜木2=

◇新南陽[現職]
井本義朗(43)=宮の前1=/兼重元(73)=米光=/島津幸男(74)=中央町=/友田秀明(64)=古泉2=/中村富美子(64)共産党=中畷町=/福田健吾(44)=福川3=/福田文治(69)=上迫町=/山本真吾(35)=三笹町=
◇新南陽[新人]
田中昭(59)=福川3=

◇熊毛[現職]
尾崎隆則(68)自民党=新清光台1=/吉安新太(40)=呼坂中勝間=/渡辺君枝(71)共産党=大河内=
◇熊毛[新人]
龍泉仁之(72)=呼坂=

◇鹿野[現職]
長嶺敏昭(64)=鹿野下=

【きょうの紙面】
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(4)光商議所青年部がネット上で総会
(5)光市が千葉県の横芝光町とコラボポスター
(6)徳山巨峰ワインは5月3日解禁


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