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1中学1小学で“一貫校”

光市立学校の在り方検討会議、新学習指導要領に歩調合わせ
 光市立学校の将来の在り方検討会議(霜川正幸会長、19人)の第4回会議が11日、市教委ホールで開かれ、市教委は人口減と少子高齢化が進む中で、大和地区などの小学校を統合して1中学校に1小学校を置く「一体型小中一貫型学校」とすることを提案する将来のあり方の基本構想案を示した。

あいさつする霜川会長

あいさつする霜川会長

 基本構想案は現状や国の動向、市の学校教育の取り組みや方向性、市がめざす学校像の5章からなり、1中学校1小学校構想は「市がめざす学校像」で取り上げている。
 その前の第4章で中学校単位の取り組みを求める「次世代型コミュニティスクール」を掲げ、小中一貫教育の推進に言及している。
 一体型小中一貫型学校は同じ敷地に同じ校区の小、中学校を置くもの。現在11小学校、5中学があるが、前段階として既存の校舎はそのままに中学校を軸に連携する「分離型」小中一貫型小中学校の発足を想定している。
 案では島田、上島田、三井、周防小と島田中▽岩田、三輪、塩田、束荷小と大和中が一体化の対象で、浅江、光井、室積は各小中学校の校区が一致している。
 市教委は文部科学省の次期小中学校学習指導要領が全面実施される2002年か21年に分離型一貫校への移行を想定したいと説明。委員からは「校区が広くなることが小学生にとって不安」「一貫型のメリットをもっと示してほしい」などの声が出ていた。
 8月23日に開く第5回会議で基本構想の策定を目指す。

光市新田の稲葉地区で小水力発電

7月から農業用水路で、電気柵、LED街灯に利用
 光市塩田の稲葉地区の農業用水路に7月にも市内初の小水力発電設備が設置されることになった。11日には水路の近くで市竹林会(神田公司代表)が現地報告会を開き、住民ら20人に発電した電力を鳥獣対策の田畑の電気柵や新設するLED(発光ダイオード)街灯の電力に使う計画を説明した。

神田代表と発電を実演するピコルくん

神田代表と発電を実演するピコルくん

 同会は塩田を拠点に竹林の伐採、整備活動に取り組んでおり、小水力発電は事業費46万円全額をセブン―イレブン記念財団の助成で設置することにした。県農村整備課によると県内では、これまで周南市の井谷地区を守る会と四熊農地保全会など6団体が同様の小水力発電を始めている。
 発電機は柳井市の大晃機械工業製の簡易型小水力発電機“ピコルくん”で、幅35センチの水車を用水路の水で回し、内臓の自転車のライト用のモーターに動力を伝えて4.5ワットを発電する。稲葉では水路に堰(せき)を設け、固定した塩ビパイプで取水して水車を回す。昼間は電気柵に使う以外は蓄電し、夜間のLED照明に使う。
 現地報告会には導入に尽力した田中陽三市議会議員や県農村整備課、市農業耕地課の担当者も出席。7月中旬に完成する予定で、神田代表(71)は「関係各位の協力に感謝したい。電力の地産地消をさらに進めていきたい」と話していた。

新国民宿舎「大城」好調

半年で10万人に、露天風呂、料理も人気
 下松市笠戸島の国民宿舎大城(有吉良美支配人)の来館者が12日、昨年11月に新築オープンしてから約半年で10万人になり、宿泊者4人とレストラン利用者2人、日帰り入浴客2人の計8人に国井市長から記念品が贈られた。

市長と“10万人目”の人たち

市長と“10万人目”の人たち

 大城は老朽化のため市が総事業費約28億円で建て替えた。10万人は予想を上回るハイペース。定員121人の宿泊は平均稼働率が68%で、週末は満室。現在も7、8月の週末はすでに予約で埋まっている。夕日が美しい温泉の露天風呂や、昼食がバイキング形式のレストランも行列ができる人気。
 10万人目は宿泊者が米国アリゾナ州のウエイン・バントさん(81)と下松市新川出身のカツミ・バントさん(79)夫妻、娘のシェリー・ガーナーさん(52)、ボールさん(59)夫妻▽レストラン客は柳井市の河村千恵子さん(70)と生田ミチ子さん(80)▽入浴客が光市岩田の佐藤勇さん(70)とユリ子さん(67)夫妻。
 バントさんらと一緒にくす玉を割った市長は「来館者の10万人達成は市の人口が過去最高を更新した中で明るいニュース。これからも気軽に足を運んで下さい」とあいさつし、花束や大城の3,000円分の利用券や大城のロゴ入りのタオルやせっけんなどの記念品を贈った。
 バントさん一家は2週間宿泊する予定で、カツミさんは「我がふるさとの大城がこんなにきれいになっているとは思わなかった。みんなに自慢できます」と喜び、夫のウエインさんも「10万人目はラッキー。景色も温泉も食事も素晴らしい。忘れられない思い出になります」と笑顔を見せていた。

過去最多の56,968人に

【下松市】39年ぶりに更新、流入人口増続く
 下松市の4月末現在の人口が56,968人になり、これまで最多だった1978年2月を7人上回って39年ぶりに更新した。大型店の多さなど利便性、地価、水道料金、家賃の安さなどを背景に流入人口が増えていることが要因と見られ、近く57,000人を突破しそうだ。(山上達也)

市役所に張り出された過去最多更新の表示

市役所に張り出された過去最多更新の表示

 市の人口は1952年に4万人台、高度経済成長期の70年に5万人台に乗って伸び続け、ピークの78年2月以降は微減が続いて90年10月に54,397人になったが、以後は再び微増が続いていた。3月は転出者が多いため前月比で人口が減る傾向があったが今年は減らず、流入人口が上回った。
 男性は27,829人、女性は29,139人で25,719世帯。このうち外国人は679人で、3年前の2倍に増えた。日立製作所笠戸事業所や新笠戸ドック、東洋鋼鈑下松事業所で働くフィリピンや中国などからの外国人研修生の増加が大きいという。
 同市は大型店の占有率も全国有数で、売り場面積1,000平方メートル以上の店は17店。売り場面積に占める割合は全国屈指の84.8%。93年のザ・モール周南のオープンから現在も出店が続き、末武平野を南北に貫く県道下松鹿野線の全線開通や都市計画道路青木線の開通も後押ししている。

建設ラッシュが続く都市計画道路青木線

建設ラッシュが続く都市計画道路青木線

 13日には清瀬町にスーパーマーケットのアルゾー下松店、20日には望町にドラッグコスモス下松望町店、8月には同町にトヨタカローラ山口下松望町店がオープンの予定で、これらを含めると占有率は85.5%に跳ね上がる。
 若い世代の流入も多いことから市は子育て支援策に力を入れ、昨年8月には小学6年まで所得制限なしの医療費無料化に踏み切った。この財源は市立保育園の民営化でねん出した。水道料金は上水のほぼ半分を東洋鋼鈑が一括購入していることや、建設コストがかさむ地下配水タンクの建設見送りで周辺市に比べて安さを維持している。
 県内の自治体で人口増が続いているのは同市と山口市だけ。市は9日、市役所1階ロビーに「下松市の人口が過去最多を記録しました!」と表示した。国井市長は「安全で安心なまちづくりや観光の魅力アップという市政の基本政策を進める上で大きな勇気をいただいた」と話している。

徳山積水工業がメディカル棟増設

本社機能強化認定 プラスチック真空採血管増産
 塩化ビニル樹脂や医療機器などを製造している周南市開成町の徳山積水工業(三宅隆雄社長)に新メディカル棟が完成し、9日、弘中勝久副知事や木村市長、関係企業などの約40人が出席して完工披露式が開かれた。
 同社は積水化学工業の原料部門として1964年に設立。85年に医療機器事業に進出し、世界初のプラスチック製真空採血管を発売。91年に第1期、97年に第2期のメディカル棟を建設して国内や中国、欧米などに輸出もしている。今回の第3期は採血管やその他の医療機器事業の拡大、新製品開発の拠点として昨年3月から建設を進めていた。

完成した新メディカル棟

完成した新メディカル棟

 新棟は鉄骨造の3階建てで延べ床面積は3,341平方メートル。設計は安井建築設計事務所、建築工事は清水建設、電気設備工事はきんでん、機械設備工事は中電工が担当した。
 投資額は約9億8,300万円。地域再生法に基づき、地方の企業の本社機能強化(研究所新設)事業として県から特定業務施設整備計画の認定を受け、国や県、市の助成制度も活用した。
 現在は年間2億5,000万本の採血管を作っているが、今回の増設で年間生産本数は約3億本になる見込み。人員も開発関係を中心に10人以上増やす。
あいさつする三宅社長

あいさつする三宅社長

 完工式で三宅社長は「いろんなものを取り入れられるような余地を残した建物。この山口、周南の地で技術を磨き、医療分野にも一層貢献できるよう努力したい」とあいさつし、弘中副知事、市長も祝辞を述べ、駐車場のそばに記念にシダレザクラ一本を植樹した。

世界初の水素製造システム

淡水と海水の塩分濃度差利用、今夏、東部浄化センターで実証
 淡水の下水処理水と、海水の塩分濃度差を利用した世界初の水素製造システムの実用化に向けた実証事業が今年夏ごろから周南市鼓海の徳山東部浄化センターで始まることになった。
 この事業は国土交通省の下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)。県が水素先進県を目指していることから県産業技術センターがコーディネートし、山口大学と福岡市の正興電機製作所の山口営業所、日本下水道事業団の共同研究体を実施者に上限3,000万円でこのほど採択を受けた。

徳山東部浄化センター

徳山東部浄化センター

 このシステムは海水からの食塩製造、しょうゆの脱塩などに利用されていた技術を応用し、下水処理水と海水の塩分濃度差を利用して水素を製造するもの。
 効率的かつ低コストで安定的な水素製造が可能で、高純度の水素ガス以外に酸素ガスも得られ、消化工程を採用していない下水処理場でも海水の取得が容易ならば水素製造が可能、下水処理場はエネルギー消費地に近いため水素の輸送コストが抑えられるなどの利点がある。
 昨年度に福岡市の海水淡水化センター・まみずピアで処理ずみの濃縮海水を使った基礎調査をしており、今年度は徳山東部浄化センターで実際の海水を使って本格的な調査に着手し、水素、酸素製造能力の向上や前処理装置の確立技術を評価する。
 専用の膜製品は周南市のアストムが提供している。
 今後は夏ごろにプレハブの研究プラントを設置し、約1年間、調査・研究を進める。

[インタビュー]この人に聞く

「基幹工場であり続ける」環境に優しいワックス一筋
 周南市大島に基幹工場を置く日本精蝋は創業以来、ワックス一筋に歩み、主力のパラフィンワックスは燃やしてもダイオキシンが発生せず、土に埋めれば分解される、環境に優しい製品で、海外でも高い評価を得ている。同社は1929年に南満州鉄道(満鉄)の子会社として設立され、30年に徳山工場が操業。戦後、GHQの管理下に置かれて閉鎖されたが、51年に現在の形で設立された。1月に就任した、旧徳山市育ちの安藤司社長に現状や今後の徳山工場のあり方などを聞いた。(聞き手・中島進新周南新聞社社長)

170509an 日本精蝋社長 安藤 司さん(57)

―徳山と縁があるそうですね。
 安藤 私はほぼ徳山の人間で、生まれは大分県ですが、徳山には小学生の時に来て、高校まで過ごしました。家も戸田に持っていまして、日本精蝋に入って30数年になるうち3分の1が徳山、3分の2が東京勤務で、単身が長く、子どもら家族は徳山にいて、私は1人で東京という期間が多かったです。
―日本精蝋といえばろうそくというイメージで、パラフィンワックスと言っても一般的には馴染みがないように思います。
 安藤 ワックス、日本語で言えばロウです。石油精製する会社では、基本的にはワックスが出てくるんですが、それを日本精蝋のように精製して販売する会社はだんだん減っていきました。需要も減ってはきましたが、日本精蝋のシェアはおのずと高くなり、現在、国内では7、8割のシェアを持っています。
―どんなところで使われるんですか。
 安藤 今はろうそくのシェアは落ちていまして、1番大きいのはゴムのタイヤです。伸びている分野だとトナー、インク、あとは口紅、クリームなど化粧品関係。またチューインガムなどの食品関係もあり、数量は少ないですが、用途的には幅広いです。
―ほかのコンビナート企業がいろいろなものを扱う中、ワックス一筋で、ずっと単品でやってこられた秘訣、要因はありますか。
 安藤 1つの商品でこれだけ長く、というのはなかなかないと思います。ワックスの需要は日本ではろうそくの需要が減って落ちていますが、世界的にはずっと伸びています。1番需要が大きいのはアメリカで、キャンドル文化のため、それだけの量が需要としてはあります。また段ボールをワックスでコーティングするなどの用途も多く、国内だけでなく海外でも苦しいながら進めてきました。ワックス以外に能力がなかったところがよかったのかもしれません。
―特化したことで世界に出られたということですね。
 安藤 今までよりも用途の構造変化も含めて変わってきつつありますし、専門性もあって、日本精蝋が海外も含め、以前より評価を受けつつあるんじゃないかと思います。
―世の中が変わる中、ワックスの世界はどう生き延び、需要を喚起できると思いますか。
 安藤 今、我々も原料の多様化を図っていますが、そういう中でお客様のニーズの変化に対応でき、ご提案できるかどうかが課題です。我々自身がワックスを市場価値のあるものとして、お客さんとの協力関係含め、よりいいものをと継続していくことが重要です。古い用途のキャンドルは世界的にはおそらくなくならないですが、例えばプレミアムがついた、いいキャンドルには日本精蝋のものを使うなど、差別化で生き残る方向性としていきたいです。
―かなり前からグローバル化を図っておられるんですね。
 安藤 輸出は早くからしています。こういうメーカーでは珍しく、直接海外とやり取りをすることに相当エネルギーを入れて取り組み、継続しています。私も国際関係の仕事に携わってきた中で、例えばアメリカ市場など、大きな枠を見ることができました。そういう意味では、日本の小さい市場だけでなく、世界のことを見やすくなっていると思います。
―海外を見てきた中で感じた日本のよさはありますか。
 安藤 海外は量が多く、アメリカには日本精蝋の製品の約半分がいっています。ただ、国内は用途の幅広さがあり、小さな数量を含めると相当いろんな用途が開拓されています。おそらく世界の中でも珍しく、日本の強さだと思います。世界レベルの仕事をしているお客さんもおり、そういうところに提供させていただくことは素晴らしいという感じもします。
―徳山工場は今、何人いるんですか。今後、投資の計画などはありますか。

徳山工場に建設中のプラント

徳山工場に建設中のプラント

 安藤 220~230人です。私が入ったころは400人いました。現在、ワックスとしては特殊品を製造するための設備を建設中です。現在、3つの工場がありますが、徳山以外は約10年前にスタートした茨城県のつくば事業所、2014年に設立したタイの工場でそれぞれ特殊品を作っていますが小さく、大きいのはすべて基幹工場の徳山です。今作っているのもつくばにある設備の約1.5倍。今後も徳山が基幹工場であり続けます。
―社長として若い人へメッセージはありますか。
 安藤 今、言っているのがchange(変化)、conviction(信念)、challenge(挑戦)の“3C”です。自分自身が変われると信念を持ってチャレンジし続ける、という意識を私自身も持っていますし、やりがいのある仕事をして、若い人にもよかったということを味わってもらえるような会社にしたいです。
―徳山出身で新社長。地元の人間としてうれしく思います。地域とともに頑張っていただけたらと思います。

【安藤 司さんプロフィール】
 大分県臼杵市生まれ。旧徳山市で戸田小、桜田中、徳山高で学んだ。高知大学人文学部卒。1982年に日本精蝋に入社し、初任地をはじめ会社生活の3分の1は徳山工場。2001年に貿易部長、04年に国際部長、07年に執行役員国際部長、10年に取締役、15年に常務となり、今年1月から現職。最近の趣味はゴルフ。東京在住。

世界最大のTV賞で銅メダル

【山口放送】戦時の性暴力描く「奥底の悲しみ」 NYフェスティバルで受賞
 周南市の山口放送が制作したドキュメンタリー番組「奥底の悲しみ」海外版が国際的メディアコンクール「ニューヨークフェスティバル2017」の社会問題を扱うドキュメンタリーテレビの部門で銅メダルに選ばれた。
 このコンクールはテレビ、ラジオ番組や広告などを対象に優れた作品が選定される世界最大のテレビ賞で、1957年にドキュメンタリーから始まり、60回目の今回は世界50カ国から約6,000作品の応募があった。同社の受賞は初めて。

授賞式の佐々木さん=山口放送提供

授賞式の佐々木さん=山口放送提供

「奥底…」の一場面=山口放送提供

「奥底…」の一場面=山口放送提供

 「奥底の悲しみ」は昨年1月16日に放送。太平洋戦争後、41万人の引き揚げ者を受け入れた長門市・仙崎港の引揚援護局の記録に見つけた「特殊婦人」という言葉を発端に、旧満州などでのソ連軍による戦時の性暴力の悲惨さや、日本の戦争の実態を、これまで語られなかった数々の証言によって明らかにした。
 同フェスティバルでは戦争の実体験を生存者から細かく取材したことが評価された。
 授賞式は日本時間の4月26日にアメリカのラスベガスのウエストゲートホテルで開かれ、ディレクターとして同番組制作にあたった佐々木聰さん(46)が出席した。

100キロワット純水素燃料電池の実証開始

やまぐち水素成長戦略推進協議会・周南市鼓海の地方卸売市場の冷暖房で
 やまぐち水素成長戦略推進協議会(会長・弘中勝久副知事)が4月27日、周南市鼓海の周南地域地場産業振興センターで約50人が出席して開かれ、今年度から鼓海の地方卸売市場で100キロワット級の純水素燃料電池を使った実証実験を始めたことなどが報告された。
 同会は水素ステーションを核とした周南地域の取り組みをモデルに、水素エネルギー社会の実現を進めようと県や各市町、関係団体で2014年11月に発足。会議は今回で3回目になる。

地方卸売市場の純水素燃料電池

地方卸売市場の純水素燃料電池

 地方卸売市場での実証実験は環境省の委託事業で、隣接の水素ステーションから水素を供給して電気は同市場の保冷庫など、熱は花き市場の花き保管庫など冷暖房に利用する。この規模の燃料電池で発生した熱を冷暖房機器に利用するのは全国でも初だといい、経済性やCO2削減効果などを検証していく。
 会議では商工振興課の宮崎正臣企業活動戦略室長が同実証実験など市の取り組みを説明し、現在の水素ステーションは市役所、県、個人、事業者、ディーラーの燃料電池自動車とフォークリフト、ごみ収集車の計20台が利用していることも示された。
 同ステーションを設置している岩谷産業水素ガス部の神野元伸さんによると、昨年度の水素充てん回数は延べ820回だった。

イオンタウン周南久米に全25店

グランドオープンに行列1,000人 使いやすい店づくり、福祉車両贈呈も
 周南市久米の市道櫛浜久米線沿いの大型ショッピングセンター「イオンタウン周南久米」の2期工事が終わり、大型連休初日の4月29日、全区間がグランドオープンした。昨年11月オープンの1期分13店を含めて全部で25店が並び、開店時には約1,000人が行列を作ってにぎわった。

ドローンで撮影した全景(手前が2期分)=イオンタウン提供

ドローンで撮影した全景(手前が2期分)=イオンタウン提供

 イオンタウン(本社・千葉市)の運営。1期、2期あわせて敷地面積は約35,900平方メートル、鉄骨造り平屋建て(1部2階建て)7棟の店舗は延べ床面積約12,880平方メートル。駐車台数は約470台、駐輪台数は約235台。
 核店舗はスーパーマーケットのマックスバリュで、25店の雇用人数は約350人。車で15分以内の周南、下松市内の約5万1,700世帯を基本商圏としている。
 オープン前には徳山高吹奏楽部が演奏やダンスを繰り広げ、オープニング式典ではイオンタウンの寺田謙次専務、マックスバリュ西日本の加栗章男社長、木村市長、久米地区自治会連合会の藤井一宇会長、地権者代表の見月啓(ひろし)さんがテープカットした。
 先着1,000人に紅白まんじゅうも配られ、訪れた人たちはこの日オープンしたカジュアル衣料のGUやアミューズメントのアミパラ、喫茶の倉式珈琲店などに足を運んでいた。
 イオンタウン周南久米では6月1日に焼肉彩苑じゅうじゅう亭が開店して全店がオープンすることになる。
 寺田専務は「店の前に車を置ける便利さと、すべてを見渡せる使いやすい店づくりが特徴。通学路なので警備にも力を入れており、地域の人に楽しく訪れてほしい」と話していた。
 この日は式典の前にイオン社会福祉基金から久米の障害者支援施設、鼓澄苑(中村正昭苑長)への福祉車両の贈呈式もあった。2006年度から全国で続けて76台目となり、イオンタウンユニオンの小田桐誠中央執行委員長から中村苑長に目録が手渡された。
テープカットする寺田専務や加栗社長ら

テープカットする寺田専務や加栗社長ら

紅白まんじゅうを受け取って入店する人たち

紅白まんじゅうを受け取って入店する人たち

福祉車両の贈呈式

福祉車両の贈呈式

徳山高吹奏楽部の演奏とダンス

徳山高吹奏楽部の演奏とダンス