ヘッドラインニュース

下松、周南市が避難勧告

大雨で危険水位に
災害対策本部も設置

坂本川の水があふれた久米の市道=6日午後4時半
水位が上がり濁流が流れる菊川地区の富田川=6日午後4時半


 梅雨前線の影響で山口県内は6日、大雨が続き、周南市は午後6時半に災害対策本部を設置した。同市は夜市川、島田川、富田川、末武川流域、下松市は末武川、切戸川、平田川流域で危険が高まったことから避難勧告を出して避難所を開設した。
 県東部では河川の水位が上昇し、島田川、平田川、切戸川、末武川、西光寺川、夜市川などが氾濫危険水位を超え、警戒が続いている。山陽本線の岩国駅と新山口駅の間や岩徳線が運転を見合わせるなど、交通機関にも影響が出ている。
 避難勧告は5段階の警戒レベルのうち上から2つ目の警戒レベル4。周南市の避難勧告の対象は、夜市川流域が夜市、戸田、福川地区の一部807世帯、1,925人▽島田川が三丘地区の494世帯1,045人▽富田川が下上地区の1,584世帯3,983人▽末武川が櫛浜地区の162世帯314人。6時半に市内全域に避難準備情報も出した。
 下松市は3河川の流域。避難所には6日午後から住民が避難している。光市も自主避難のための避難所を8カ所に開設した。
 周南市と下松市の市境を流れる坂本川は6日午後4時ごろからはんらんし、4時半には川の泥水が市道にあふれて、川と道の境目がわからなくなった。このため危険を感じて引き返す車もあった。
 現場は国道2号の坂本バス停の近く。市境の川を挟んで民家が並び、障害福祉サービス事業所・周南あけぼの園もある。家によっては出入りが危険になったケースもあり、激しく流れる川の流れを不安そうに見つめる住民の姿もあった。

【きょうの紙面】
(2)徳山ユネスコ協会の英会話教室スタート
(4)鹿野の「ふらっと食堂」が豚丼
(5)テイクアウト重点に夏期の食品一斉指導
(6)くだまつ総踊り、光まつり中止に


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ダチョウにえさやり体験

小学生8人が挑戦
中特グループのリサイクル工場

えさをえさ箱に入れる子どもたちとダチョウ

 周南市久米の中特ホールディングス(橋本ふくみ社長)は4日、小学生を対象にしたダチョウのえさやり体験と食品ロスなどの教室を開き、市内外の8人が保護者とともに参加した。
 同社は下松市東海岸通りにあるグループ会社のリライフの下松リサイクル工場で、スーパーマーケットなどの野菜くずをえさにダチョウ7羽を飼育している。そのうち5羽が雌で年間200個の卵を産む。卵の卵黄抽出物で黒糖のど飴を作って販売していて、廃棄物の野菜くずを商品製造に使用するという“食品リサイクルループ”を実現している。
 これを生かした小学生向けの環境教育のプログラム「ダチョウによる食品リサイクルループの仕組みと食品ロスについて」が5月20日に県内初の「体験の機会の場」に認定されている。今回はその1回目の教室で、取引先や社員の家族が参加した。
 講師は同社CS営業部の今春入社の河田彩里さん(22)。前半は久米の中特ホールディングスで食品ロスや食品ロスを減らすために不用な食品を回収して必要としている人のもとで役立てるフードバンク事業などについて説明した。

講義する河田さん


 後半は下松リサイクル工場に移動。ダチョウの飼育場で、機械で細かく裁断したキャベツをバケツからえさ箱に移した。えさ箱に移すとすぐにダチョウが寄ってきて子どもたちの目の前でキャベツを食べた。子どもたちは「ダチョウが食べる様子を初めて見た」「いい体験になった」などと話していた。
 同社では今後、年に5回ていど、この体験会を開く計画で、参加希望者を募っている。1回に10人まで参加できる。問い合わせは同社(0834-26-0500)へ。

【きょうの紙面】
(2)優秀安全運転表彰に周南、下松市の7社
(3)北九州市で宇部市の男性が新型コロナ感染
(4)徳山商議所が留学生466人に支援金
(5)12日まで、くだまつ花と緑の祭典絵画展


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夜を楽しむ声もどる

にぎわいがゆっくりと回復

周南の夜の街

 新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言が5月14日に解除され、6月18日に移動制限も解除が発表された後の、周南市の週末の夜の街を訪ねた。
 26日金曜日の午後8時ごろ、飲食店が軒を連ねる平和通で客の入った店の前を往来する人達が散見され、客待ちのタクシーは路面で酔客の乗車を待っていた。この日は雨も上がって天気に恵まれ、扉が開け放たれた居酒屋では、にぎやかに談笑する来店客の声が聞こえ、コロナ後の開放的な夏の夜の始まりを期待させた。
 PH通りの店舗では、常連らしき客がカウンター席に腰を下して、酒と店員との会話を楽しむ様子も見られた。
 昭和通、青空公園周辺、柳町の店舗の看板にも明かりが灯り、街の様子も元に戻りつつあるが、通りを歩く人影は、店の数に比べまだまだ少ない印象。
 ビール、冷酒がおいしいこれからの季節、夜の街に人のにぎわいが徐々に戻るのを期待したい。

【きょうの紙面】
(2)6日から周南市議会一般質問、新人6人も
(4)周南市の「涼みの駅」、180カ所でスタート
(5)笠戸島に「くだまる」などの自販機登場
(6)周南市の図書館が講座、おはなし会再開


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留学生応援に中嶋さんが100万円

徳山商議所

605万円、目標大きく超える
徳大教職員も54万2千円

宮本会頭(左)と中嶋さん
宮本会頭(左から3人目)と小林さん(4人目)、岡本さん(5人目)


 周南市の徳山商工会議所(宮本治郎会頭)は6月1日から30日まで、新型コロナウイルス感染症の影響でアルバイトが減り生活に困窮している留学生を支援するため、会員事業所や市民に支援金を呼びかけ、目標の500万円を上回る605万8千円を集めた。
 30日には100万円を寄付した中嶋富美江さん(72)への感謝状贈呈式も同商議所であった。
 留学生には勉学のかたわら飲食店や小売店のアルバイトで生活している学生も多く、一方で店にとっては欠かせない人材となっている。また人材不足が深刻化する中、今後、地域社会の一翼を担う存在になると期待されていることから支援を呼びかけた。
 中嶋さんは去年1月まで同商議所の女性会に所属し、美容関係の会社を経営していた。同商議所の趣旨に賛同して6月中旬に寄付した。
 中嶋さんは「東日本大震災の時など日本はこれまで困難な時に、台湾など外国からいち早く支援を受けてきた。今回の取り組みで、異国日本で暮らす留学生が“周南市にいてよかった”と思ってもらえたら」と語った。
 またこの日は、徳山大学の小林武生地域共創センター長と岡本直也同センター事務責任者が同商議所を訪れ、同大教職員からの寄付金54万2千円の目録を届けた。
 集めた支援金は周南内共通商品券の購入にあて、徳山総合ビジネス専門学校の300人、徳山大学の164人、徳山高専の2人の留学生にそれぞれ1万3千円分を7月3日に届ける予定。
 宮本会頭は「中嶋さんの大きなご支援、徳山大学の皆さんのご寄付は大変ありがたい。会員企業や市民の皆さんの善意を商品券に変えて留学生に使ってもらうことで、留学生だけでなく地域の事業者の応援にもなれば」と話した。

【きょうの紙面】
(2)周南3市長、周南市議が所得など公開
(3)一関市から学ぶオンライン視察に30人
(4)PH通りに「RAT HOLE」オープン
(5)県LPガス協会が光市に災害時用にガス発電機


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子どもたちと保護者に弁当170食

徳山大の学生支援も
「みんなの久米ハウス」が輪広げる

弁当を配る準備をするスタッフ


 「子どもの居場所づくり」から始まった周南市の久米地区社会福祉協議会(河村保彦会長)の「みんなの久米ハウス」の活動が,子どもだけでなく高齢者や徳山大生も加わり、大きく輪を広げている。活動日は土曜で、7月4日まで児童とその兄弟姉妹、保護者に弁当を配る。6月29日は徳山大学の学生に食料を支援。7月25日からは夏休み勉強会を始める。
 この活動は2018年度から市社会福祉協議会の「子どもの居場所づくり事業」による「周南こどもハウス久米」としてスタート。2020年度から久米地区社協が「みんなの久米ハウス」と名称を変えて引き継いだ。
 引き継いだ当初は子どもたちが集まり、一緒に食事をして勉強や交流をする活動を考えていたが、新型コロナウイルス感染拡大で、6月13日から希望する子どもと保護者に予約制で弁当を無料で配り、家族のふれあいの機会を作る活動を始めた。
 13日と27日は久米市民センター、20日と7月4日は共楽養育園そばのこども家庭センターぽけっとが会場。「くめっこ弁当」と名付け、県共同募金会から「赤い羽根子どもと家庭の緊急支援全国キャンペーン」で27万円の助成も受けた。27日は170食の申し込みがあり、配付時間前から親子連れなどが次々と訪れた。
 購入した弁当をスタッフ6人で手渡したが、市民センターの玄関前には短冊に願い事を書いて七夕飾りに取り付けるコーナーもあり、子どもたちが願い事を書いて楽しんだ。
 河村会長(73)は「子どもだけでなく、高齢者の居場所づくりに結び付けたい」と張り切る。
 7月18日にはお弁当企画第2弾として「まごっちゃ弁当」を計画、久米市民センターで弁当を配るが、祖父母も一緒に弁当を食べようと呼びかけている。
 夏休み勉強会は7月25日と8月1日、8日に同センターで開く予定。午前10時から午後1時までで、小学生と中学生が対象で学生ボランティアや住民が夏休みの宿題を手伝い、一緒に昼食を食べる。

◇    ◇

 徳山大学の学生への食料支援は周南こどもハウス久米、みんなの久米ハウスとも学生ボランティアが手伝い、そのほかにも地域の祭りなどの行事にも徳山大生が積極的に参加していることから「学生たちのために」と計画した。
 29日に同大学でみんなの久米ハウスが購入した約10万円分のレトルトのご飯、カレー、インスタントラーメンやカップめんが大学に引き渡された。大学では希望する学生に配る予定。
 受け取った経済学部3年の山本悠さん(20)は「地域の方が学生を助けてくれることがすごくありがたい。デザインの勉強をしているので機会があれば地域をお手伝いしたい」と話していた。
 問い合わせは久米市民センター(0834-29-0451)へ。

【きょうの紙面】
(2)最高路線価、徳山署、光署とも前年と同額
(3)TDパワーマテリアルが女性活躍事業者に
(4)ヤマウチクラブが県軟式野球大会で準優勝
(5)子どもの成長祝う曽呂利の「一升餅」人気


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徳山病院 南浦山町に移転

サービス付き高齢者住宅も併設
地域に開かれた病院目指す

完成が近い新病院
1階のカフェのイメージ図


 周南市新宿通の医療法人周友会(高山成吉理事長)が経営する徳山病院(岡芳彦院長)が10月1日に南浦山町の県道沿いに移転する。新病院は5階建てで4階までが病院、5階がサービス付き高齢者向け住宅。地域に開かれた病院を目指している。
 同病院は1952年に徳山曹達健康保険組合が「徳山病院」として開設した歴史があり、2013年から医療法人周友会として診療を始めた。
 しかし開設当時の建物はすでに70年近く建ち、手狭なうえに老朽化したため、新病院を建設して全面移転することにした。
 新病院は延べ5,600平方メートルと現在の3倍の広さ。78床のベッド数は変わらないが、移転を機に療養病棟をなくしてすべて地域包括ケア病棟にする。1階に配置する売店とカフェは患者や見舞い客以外の市民も利用でき、管理栄養士考案の軽食を提供する。
 入院患者が自宅や施設に帰るためのリハビリテーションにも力を入れ、屋外で訓練などができるようウッドデッキも設ける。3、4階が病室。各階にデイルームもある。4人部屋が基本だが、ホテルのような設備のある特別室も用意する。
 サービス付き高齢者住宅は29室。同病院の訪問介護、訪問看護も立ち上げ、介護保険事業の強化を図っていく。現在、サ高住の入居者の募集もしている。
 同病院のスタッフは常勤医師の高山理事長、岡院長、高山成政副院長を含めて常勤、非常勤を合わせて130人。移転を機に介護職を中心に150人に増やす。高山理事長は福岡市の医療法人勢成会井口野間病院の理事長を兼ね、就労移行未来サポートよつばも運営している。
 徳山病院は健診にも力を入れており、「待ち時間の短い健診」と好評で、企業健診と一般健診を合わせて年間2,500人が利用している。
 今後も治療だけでなく地域の健康を守るため、予防医療にも力を入れていく。
 移転前には内覧会も開くことにしている。問い合わせは同病院(0834-21-3750)へ。

【きょうの紙面】
(2)7月1日から国民宿舎大城が営業再開
(3)山口放送が減収減益、新型コロナウイルス影響
(4)愛光幼稚園児童が「花の日」で花束と言葉
(5)浅江小でニジガハマギクの挿し芽作業


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おいしい!「笠戸島レモンエール」

下松飲食業協同組合

潮風と無農薬のレモンいっぱいに
「コロナで苦労している人にエールを」

商品化した「笠戸島レモンエール」


 下松市笠戸島で潮風を存分に浴び、無農薬で育ったレモンを使ったビール「笠戸島レモンエール」が商品化され、25日から駅南の贈答品店、駒屋(足立恒夫社長)や、下松飲食業協同組合(原田真雄理事長、127店)の加盟店のうち希望する店で販売が始まった。7月1日(水)から営業を再開する笠戸島の国民宿舎大城(有吉良美支配人)でも販売する。
 レモンは笠戸島特産品開発グループ(守田秀昭代表、38人)が島内の休耕地を利用して栽培。2013年から苗木を約170本植え付け、15年に1400個を初めて収穫した。19年度は約8千個を取り入れた。
 このレモンを使って18年に「笠戸島レモンせんべい」▽19年に「笠戸島レモンサイダー」を商品化。今回の「笠戸島レモンエール」でせんべい、サイダー、ビールと三拍子そろった形になった。
 笠戸島レモンエールは330mlの瓶入りで、税込600円。山口市下小鯖の山口地ビールが製造し、下松飲食業協同組合が販売。
 レモンは3千本当たり100kgの果汁や皮を使用。レモンの渋みやさわやかさと、上面発酵で醸造するエール本来の苦みとの相性が人気を呼びそう。
 25日には同組合の原田理事長(68)や青山健一郎専務理事(39)▽同グループの守田代表(72)が市役所で国井市長らに報告。市長は試飲して「これはうまい!」と絶賛し、ふるさと納税の返礼品に加えられないかを検討する考えを示した。
 原田理事長は「新型コロナウイルスの対策に苦労している人に、このビールを通じてエールを送りたい」と話し、守田代表も「念願の三拍子がそろった。もっともっと笠戸島の魅力をたくさんの人に伝えたい」と笑顔を見せていた。
 問い合わせは同組合(0833-41-3140)へ。

【きょうの紙面】
(2)明日から10年間、古川跨線橋通行止め
(3)光商議所が会員増強推進委発足へ
(4)東ソーが臭素生産能力30%増強へ
(5)回天記念館の全収蔵品の閲覧が可能に


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マウスピースで戦力増強を!

桜ケ丘高

金岡さんが野球部員11人に贈る
夏季県大会へ優勝誓う

マウスピースをした選手(前列)と金岡さん(2列目中央)

 周南市の桜ケ丘高(辻岡敦校長、675人)の野球部(岡嶋徳幸部長、61人)に24日、同校の同窓会・桜雲会の前会長でかねおか歯科クリニック院長の金岡雅浩さん(59)=千代田町=がマウスピース11個を贈った。装着を希望する11人の部員から歯型を取って制作したもので、部員たちは夏の甲子園大会県予選に代わる「やまぐち高校生2020メモリアルカップ・夏季高校野球大会」での優勝を誓いあった。
 マウスピースはスポーツによる衝撃から歯や周囲の組織を守り、外傷を防ぐために口内に装着するラバー製の用具。試合中に歯列をしっかりかみ合わせ、歯の損傷や口内の裂傷を防ぎ、脳への振動を軽減する効果がある。歯と歯がしっかりかみ合うため、着用していると普段以上の筋力を発揮できるという。
 金岡さんは同校の卒業生では初の歯科医師で、これまでも同窓会長として後輩の活動を支援してきた。今回も野球部の選手の増強につながるようにと、マウスピースの寄贈を同校に申し出て、レギュラー選手を中心に希望する部員の歯型を一人一人取り、オーダーメードのマウスピースを贈ることにした。
 この日、校内で開かれた贈呈式で金岡さんは「歯は健康にとってもスポーツにとっても最も大切なところ。このマウスピースで頑張って下さい」とあいさつして、一人一人にマウスピースを渡した。

マウスピースを金岡さんから受け取る部員


 受け取った兵庫県西宮市出身の田口徹宗(てっしゅう)主将(18)は「感謝の気持ちでいっぱい。お礼を込めて夏季高校野球大会では必ず優勝したい」と頭を下げ、辻岡校長も「ご支援いただくだけの値打ちのあるチームになるよう、全校挙げて励みたい」と感謝していた。
 金岡さんは「これまでも同窓会としてバットを贈るなど野球部への支援をしてきた。これからも物心両面で応援していきたい」と話していた。

【きょうの紙面】
(2)㈱トクヤマが株主総会、出席は12人
(4)声掛けで詐欺被害未然防止、感謝状贈呈
(5)富田印刷が思い出をパラパラブックに
(6)東山口信金がアマビエのマスクケース


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少子化の波に勝てず

YICキャリアデザイン専門学校 2022年3月閉校
来年度の募集停止

YICキャリアデザイン専門学校の校舎

 周南市代々木通のYICキャリアデザイン専門学校(須内章雅校長)は15日、2021年度生からの募集を停止すると同校ホームページで発表した。5月末に運営する学校法人YIC学院の理事会で2022年3月末の閉校が決まり、1992年の開校から30年の歴史に幕を下ろす。
 同校では現在、医療事務科で9人、デザイン科で41人、総合デザイン科で5人が学んでいるが、少子化で入学者が減少しており、ここ数年は定員割れが続いていた。3年制の総合デザイン科は既に昨年度の募集を停止していた。
 閉校に伴って、同法人が運営する山口市のYICビジネスアート専門学校へ医療事務科とデザイン科を移転し、YIC情報ビジネス専門学校と名前を変えてスタートする。修学者への支援を充実し、グループ内で教育体制の再構築を図る。閉校後の校舎の利用方法は未定。
 これまでの卒業生は2,400人を数え、主に県内の医療機関、出版社、印刷会社やデザイン事務所などで活躍している。同校は「2022年3月までしっかり学生をサポートし学校を運営していく」としている。
 同法人が運営する光市光ケ丘のYIC保育&ビジネス専門学校は、入学生の減少により2021年3月の閉校が決まっている。

【きょうの紙面】
(2)周南市議会に青木議長、「議員定数も議論」
(3)トクヤマが「先進技術事業化センター」
(4)周南輝き人はボーカリストLinoさん
(5)周南ものづくりブランドに「抹茶洗顔」



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プレミアム食事券、ポイント還元

リフォーム補助や飲食店支援
周南市の新型コロナウイルス感染症緊急対策
第3弾に6億円

記者会見する藤井市長

 周南市の藤井市長は22日、新型コロナウイルス感染症緊急対策第3弾を発表した。基金を取り崩す市独自の支援分として4億4,449万1千円、国の補助で実施する支援分として1億6,015万7千円の計6億464万8千円を計上した補正予算案を23日から始まった市議会6月定例会に提出した。

夏休み期間中の給食費は無償に

 第3弾の対策は22日に藤井市長が記者会見して発表した。新しい生活様式対応支援・消費喚起対策は、最大20万円の「店舗等新型コロナ関連リフォーム補助金の創設」(1億150万円)▽最大5万円の「飲食店等の新型コロナ対応支援」(5,350万円)▽料飲組合が計画している最大50%、2,500円相当の「プレミアム食事券の発行」(2,200万円)▽最大20%、5千円相当の「消費喚起ポイント還元キャンペーン」(1億6千万円)。
 感染防止対策は、夏休みを短縮して授業がある小中学生に対する「夏休み期間における学校給食費の無償化」(4,392万9千円)▽「夏休み期間における生活指導員等の配置」(731万円)▽テント、段ボールベッドの購入など「避難所の感染予防対策」(242万3千円)など。
 国の補助事業は「ひとり親世帯臨時特別給付金の支給」(1億6,015万7千円)で、1世帯5万円、子どもが2人目以降は3万円を支給する。

ポイント還元は8月から

 リフォーム補助金は感染症対策や新しい生活様式に対応するための改修工事をした店舗、事業者に支給する。飲食店の新型コロナ対応支援は、テーブル、カウンターへの仕切り板、飛まつ防止シートの設置など新しい飲食スタイルへの転換を図る取り組みに対して補助金を交付する。
 消費喚起ポイント還元はキャッシュレスで現金をやりとりしないことによる感染防止、市内事業者のキャッシュレス決算の推進も狙い、今後、商工会議所などと調整して採用するシステムや対象店舗の選定基準などを決めるため、8月中のスタートを予定している。
 同市では個人事業主、小規模企業向けに、緊急対策の第1弾として20万円の店舗営業休業支援金、テイクアウト等営業支援金を給付している。現在は第2弾として20万円の事業継続支援金(申請期間=7月31日まで)を受け付けている。
 第3弾の具体的な支給方法などは今後、検討していくことから、個人事業主、小規模企業だけでなく中小企業も対象に加えるかどうかも含め「要望を聞いて拡大していく」としている。

【きょうの紙面】
(2)定額給付金、周南市は7月7日までに
(4)下松市観光協会の事務局を商議所に移管
(5)周南ものづくりブランドに梅みつジュース
(6)25日からコロナに負けるなアマビエ様展


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