ヘッドラインニュース

創意工夫功労者賞受賞

高村 (こうむら) さん(日立笠戸)
小路口 (しょうじぐち) さん(出光徳山)

 文部科学大臣表彰の「創意工夫功労者賞」の受賞者が決まり、周南では下松市の日立製作所笠戸事業所の車両製造部の主任、高村隆志さん(47)=光市=▽周南市の出光興産徳山事業所の工務課員、小路口卓さん(31)=周南市=が受賞した。職場で科学技術の進歩、改良に役立つ実績をあげた人を表彰する制度。今回は県内から4人が受賞し、14日に山口市の県庁で伝達式が開かれて村岡嗣政知事からメダルが伝達された。


高村さん

 高村さんの実績は「IoT技術を活用した鉄道車両製造業務の改善」で、電線、配線経路の改善策の立案、具現化。最新技術を用いた3Dモデルを活用して配線ルートを決定し、端子やコネクタを組付けたハーネスと呼ばれる部品の製作を可能にした。
 さらにハーネス製作において、従来は電線経路を記述した紙面のシートをもとに製作していたが、デジタルハーネスボードを導入して電線1本1本の敷設指示から進ちょく管理までを一元管理できるようにし、ハーネス作業のIoT化を推進した。そのほかにも電装組立作業の工夫で組立時間の短縮と品質向上にも貢献している。

小路口さん

 小路口さんは「連続肉厚測定によるオフガス配管腐食管理技術改善」。石油化学原料の製造で輸入ナフサをナフサスプリッター装置(NSP装置)で分留する工程で、装置内の配管は1年に4ミリと腐食速度が高く、数カ月ごとに肉厚を測定する定期検査で管理し、約2年周期で配管の取り換えを必要としていた。
 小路口さんは配管の肉厚を連続的に測定できれば運転の諸条件の変化と腐食進展の関係を解明できると考え、連続肉厚測定システムをこの配管に設置し、短期間で急激に腐食が進展するタイミングを見つけ、それが配管を通るオフガスが一定の流量を超えるタイミングと一致することを突き止めた。
 この発見からオフガスの流量の運転上限管理値を設定し、運転調整をすることで、腐食進度を1年に0.4ミリにまで減らし、配管の取替頻度を2年から12年以上に延ばした。

【きょうの紙面】
(2)県市長会、町村会がWEB会議で知事要望
(3)周南市が22日から職員の在宅勤務
(4)光高定時制課程が今年も卒業記念誌「汀」
(6)街路樹のハナミズキが見ごろ


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テイクアウト&デリバリー情報発信

徳山・新南陽商議所が飲食店応援プロジェクト

原田副会頭(左)と赤坂副会頭

 周南市内の飲食店のテイクアウト・デリバリー情報を発信する「飲食店応援プロジェクト」がスタートした。新型コロナウイルス感染拡大防止で来店者が激減したため家庭や職場への持ち帰り、配達を始める飲食店を支援する。
 17日に徳山、新南陽商工会議所などが徳山商議所で記者会見を開いて仕組みを説明し、徳山商議所の原田康宏副会頭が「いつもは出かけなければ食べることができない店の味を家庭などで味わってほしい」と市民に呼びかけた。
 記者会見には徳山商議所の宮本治郎会頭、新南陽商議所から赤坂徳靖副会頭、情報発信サイトTokuyamap(とくやまっぷ)を運営しているまちあい徳山の河村啓太郎社長が同席した。両商議所のほか周南、周南西料飲組合、周南観光コンベンション協会が一緒になって取り組む。
 「とくやまっぷ」では特設コーナーの「おうちぐるめしゅうなん」をすでに開設している。ここに掲載するだけでなく、店舗と商品を掲載したチラシも印刷し、広報しゅうなんや商議所の会報に折り込む。チラシは2回の発行を計画している。
 集めた情報は、市民団体が立ち上げた“SHUNAN OBENTO LIFE PROJECT”が制作するお弁当注文ポータルサイト、そのほかのウエブサイトやSNSでも発信していく。掲載は無料。必要な営業許可、テイクアウト用の容器などテイクアウトの参入に必要な備品、手続きなどもサポートする。問い合わせは徳山商議所(0834-31-3000)へ。
 徳山商議所が3月に実施したアンケートでも、飲食業は90%以上の店で売上が減少し、自粛、営業中止の店もあり、売上の確保・拡大につなげることを目指している。

【きょうの紙面】
(2)周南市が防災ラジオ、5月1日から受け付け
(3)周南市平和通に@RIKOがオープン
(4)和装まつやでマスク用のさらし切り売り
(5)ちょい乗りバスは大型連休も運行


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県内30人目は東洋鋼鈑グループ社員

[新型コロナウイルス]


防府商工高の感染者の濃厚接触者
下松市は緊急メッセージ発表


 県は17日、下松市の20代男性会社員が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表した。県内の感染確認は30人目で、周南3市では11人目、下松市では5人目になる。下松市に唯一の製造拠点がある東洋鋼鈑は同日、この男性が同社グループ企業の同市の下松運輸の従業員であることを明らかにした。

メッセージを発表する国井市長

家族、職場の濃厚接触者は全員陰性

 県によるとこの男性は、すでに感染が確認された防府市の防府商工高の10代の女性職員の知人。男性は12日に女性に会い、13、14両日は出勤。14日の帰宅後に微熱が出たため以降は自宅待機。
 16日に陽性が判明したため指定医療機関に入院した。17日朝の時点で微熱や軽い咳があるが、容体は安定しているという。
 この男性について東洋鋼鈑は17日午後、下松運輸で港運業務に従事する従業員だと明らかにした。
 それによると男性は客と接する業務にはついていないが、男性と濃厚接触の疑いがある従業員を特定して自宅待機させたという。現時点で自宅待機者の健康状態に異常はなく、同社の消毒作業も終了して県周南保健所の確認を終えたとした。
 さらに「東洋鋼鈑グループは社内外への感染拡大防止と従業員の安全確保を最優先に関係各所と連携し、これまで以上に感染防止拡大に努めていく」と方針を説明した。
 なお17日夕、男性の同居の家族4人と下松運輸の濃厚接触者13人は全員陰性と判明した。県はこの関係を含む一連の感染に「収束に近い形になった」との見通しを示した。

下松市は帰省者、来訪者に自粛要請

 一方、下松市はこの日、国井市長が「新型コロナウイルス感染拡大防止に向けたメッセージ」を発表した。
 もともとこの日は16日に政府が全都道府県に拡大して緊急事態宣言を発令したのを受け、週末を控えて不要不急の外出の自粛を市民に求めるメッセージの発表のために市役所で記者会見を予定していた。しかし16日夜に市内5人目の感染者が確認された事態を受け、自粛を強く求める内容に書き換えて発表した。
 メッセージでは「市が今、取り組むことはこれ以上の感染を拡大させないこと」として5月6日までの間、すべての県外への不要不急の移動を控えるなど自粛を要請。
 さらに「県外から本市への帰省や来訪を考えている方には自粛を働きかけていただき、やむを得ず戻られた方には2週間ていどは健康管理に取り組み、体調がすぐれないときは休養するよう徹底して下さい」と求めた。
 このメッセージや市長会見の動画は市ホームページやフェイスブック「下松市長のくだまつ日記」にアップしている。
 市はこのほか、本庁内の各課に置いていた「名刺受け」を1階ロビーに移して、来庁者や職員との接触機会の軽減を図っている。

本庁1階に集約した名刺受け

【きょうの紙面】
(2)原田、防長鶴、寿、中島屋の新酒が優等賞
(4)市民活動「HAPPY EDUCATION」
(5)須々万ふれあいの森でミツバツツジ見ごろ
(6)「おおたばらどろんこむら」参加家族募集


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TV電話で「面会も会話も自由」

高齢者入居施設・感染防止で新アイデア
IT時代の利便性を活用


 新型コロナウイルスの感染者が周南3市で相次いで確認され、特別養護老人ホームなど3市の大半の高齢者入居施設では感染拡大防止のため家族など外来者と入所者との面会が中止されている。しかし入所者の家族らに安心してもらおうと、各施設でさまざまな取り組みが始まっている。(山上達也)

ひだまりの家
「地球上どこでもリアルタイム」


 光市三井の住宅型有料老人ホーム・ひだまりの家(富樫美香施設長)では、8日から無料通話アプリのLINEのテレビ電話機能を使って、入所者と家族が動画で会話する“にっこりおしゃべりサービス”を始めた。
 同施設では感染を阻止するため3月1日から外来者と入所者の面会を禁止してきたが、入所者や家族から「元気な顔を見たい」と要望が多くなったため、LINE機能を使ったサービスを始めた。
 同施設を運営する㈱わが家の福永健太郎社長(52)や富樫施設長らスタッフのスマートフォンを使うため、初期投資はゼロ。水曜と土曜のみ1回15分で利用してもらう。事前予約が必要で、1日4組まで受け付ける。
 福永社長は「このサービスにより国内外を問わず、地球上どこにいる家族ともリアルタイムでお互いの元気な姿が確認できる」と話す。近々、スマホよりも画面が大きいタブレットを導入して、利用者に大きな画面で会話をしてもらうことにしている。

福永社長(右)のスマホで家族と会話する入所者(ひだまりの家)



グループホーム新南陽
写真や職員直筆の手紙で近況報告


 周南市宮の前のグループホーム新南陽(塚間由美施設長)では、入所者の近況を撮影した写真と担当職員の直筆の手紙を入所者の家族に郵送している。
 写真は食事をしたりリラックスした様子を写したもの。手紙には「ひな祭りには甘酒とひなあられで、カラオケを楽しんでいただきました」など入所者の様子を紹介している。
 塚間施設長は「これからも入所者にもご家族にも安心していただける取り組みを考えていく」と話している。

入所者家族に届いた写真と手紙(グループホーム新南陽)


松寿苑などもテレビ電話導入準備中


 4日に周南地域では初めて下松市で感染者が確認されたことで、対応が変わった施設も多い。
 下松市来巻の特別養護老人ホーム・松寿苑(古殿雄二施設長)では、基本的に面会は自粛を求め、面会希望者は検温して37.5度以下なら短時間の面会を認めてきた。
 しかし5日以降は全面的に禁止した。古殿施設長は「ご家族に不自由をおかけして申し訳ないが、入所者の生命や健康には代えられない。今後は写真や動画をご家族のスマホに送る対応を考えている」という。
 下松市生野屋南の特別養護老人ホーム・ほしのさと(佐藤亮施設長)も5日から面会を全面禁止。それまでは“3密”が避けられる広い面会室で、1日4組限定で面会をしてもらっていた。
 佐藤施設長は「少しでもご家族に安心してもらえるように、LINEのテレビ電話機能を活用した面会に代わる対応を検討している」と話す。
 こうしたテレビ電話機能を使って入所者と家族が対話できる対応は光市三井の特別養護老人ホーム・ひかり苑(内冨昭施設長)▽同小周防のNPO優喜会(冨田勝久理事長)の住宅型有料老人ホーム・シェアホームきららも導入を準備中だ。
 周南市栗屋の特別養護老人ホーム・くりや苑(石川良興施設長)は電話を入所者に取り次いで直接家族と話してもらうなど、入所者が通常の安定した暮らしを維持できるように努めている。

【きょうの紙面】
(2)周南市がマスクの作り方、手洗いの動画
(3)光市が国勢調査推進本部を設置
(4)山口銀行周南支店がリニューアルオープン
(5)うそ電話詐欺被害防止へ、高齢者宅を訪問


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小中学校の臨時休校は5月6日まで延長

各市で新型コロナウイルス対策会議

周南市
ウェブ会議システム導入
感染、事業資金など相談288件

発言する藤井市長

 周南市は15日、第8回新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開いた。19日までとしていた小中学校の休校を5月6日(水・祝)まで延長することや、外部との会議用にウェブ会議システムを導入することなどの報告があった。
 会議は報道機関に公開され、本部長の藤井市長が「感染拡大は予断を許さない状態にあり、よりいっそう気を引き締めて対応する必要がある」と述べた。市長が感染予防を呼び掛けるメッセージを述べる映像を近くシティケーブル周南で放送することも明らかにされた。
 小中学校の休校は3月2日から始まり、当初は春休みが始まる前の26日までで、春休みが終わった4月8日から学校を再開する予定だった。しかし4月になって同市などで感染者が確認されたことから19日まで延長していた。
 ところが、その後も県内の感染者は増加しており、高校の教員の感染者が確認されたことによる知事からの休校の要請もあって延長を決めた。小学校で午前中に実施している預かり保育も5月6日まで延長する。
 職員に対しては公私を問わず、県内外への不急不要な移動や会合などへの参加はひかえ、庁内でも多人数での会議、打ち合わせは極力控える方針も示された。このため、遠隔地と居ながらにして話し合えるウェブ会議システムを5月のゴールデンウィークまでに導入する。同時に、恒久的に使用できるシステム導入の準備も始める。
 新型コロナウイルス感染症に関する相談が1日から13日までで288件あったことも報告された。そのうち健康づくり推進課は104件。94件は電話、10件はメールだった。
 次に多かったのは商工振興課が担当する事業資金などの相談で76件。このうち電話が31件、メールは1件で融資の申請を含めて44件が来庁による相談だった。生活安全課市民相談センターには生活相談が55件、学校教育課に小中学校に関する相談が29件あった。

下松市
20、21日の入学式も中止に
広報車巡回で感染防止呼びかけ

休校延長を説明する玉川教育長

 下松市の新型インフルエンザ等対策本部(本部長・国井市長)の第5回会議が15日、市役所で開かれ、新型コロナウイルスの感染拡大の収束が見通せないため、小中学校の臨時休校を5月6日(水・祝)まで延長▽公共施設の貸し出し停止を5月10日(日)まで延長▽市内全域に広報車を巡回させて不要不急の外出自粛を市民に呼びかける―ことなどを決めた。
 市内の小中学校は20日(月)から授業再開の予定だったが、県が県立学校の臨時休校を5月6日まで延長するのに合わせて歩調を合わせてほしいと知事から各市町に要請があったため、急きょ延長を決めた。
 このため20日に中学校、21日に小学校で予定していた入学式は開かないことにした。始業式も各教室で校内放送を使う形で開く。
 副本部長の玉川良雄教育長は「感染症拡散防止に必要な措置と理解してほしい。ここ2~3週間が感染拡大を防ぐ大切な時期。苦渋の決断だが理解をお願いしたい」と述べた。
 各小学校の放課後児童クラブ「児童の家」に在籍している児童はこれまで同様、午前8時半から午後1時半までは学校で、それから午後6時半までは児童の家で受け入れる。
 貸し出し中止を延長する公共施設は、各公民館やスターピアくだまつ、市民体育館、下松スポーツ公園体育館など市所有のほぼすべての施設。国民宿舎大城と笠戸島家族旅行村も5月10日まで臨時休館を続ける。
 広報車による啓発活動は瀬来輝夫健康福祉部長が提案。不要不急の外出の自粛▽多くの人が集まる集会、イベントの参加を避ける▽手洗いの励行、咳エチケットの徹底を呼びかけるアナウンスをテープで流す。
 国井本部長は「緊急事態宣言対象地域から本市への帰省や来訪を考えておられる方には、皆様からも自粛を呼びかけていただくようお願いします」と要望するなどの市民向けメッセージを発表した。

光 市
入学式は5月7、8日開催
子ども向け市長メッセージ発表

休校延長を説明する能美教育長

 光市の新型コロナウイルス庁内対策本部会議が15日、市役所で開かれ、小中学校の臨時休校を県の要請に基づいて5月6日(水・祝)まで延長することや、入学式を中学校は7日(木)午後、小学校は8日(金)午前に規模を縮小して開くことなどを決めた。
 臨時休校の延長に能美龍文教育長は「学校生活を楽しみにしている子どもたちのことを思うと心が痛むが、子どもたちの健康と安全確保にはやむを得ない対応だと理解してほしい」と述べ、入学式も新入生と保護者、教職員だけで開く方針を明らかにした。
 始業式は小中学校とも7日に開き、校内放送を使って学級単位で開く形にする。こうした対応は付属光小、付属光中も同様という。
 小学生対象の放課後児童クラブ(サンホーム)は臨時休校中にこれまでと同じように平日、土曜とも午前8時から午後6時まで受け入れる。平日は午後7時まで延長できる。
 市川市長は市民と子どもたち向けのメッセージを発表した。とくに子どもたちには「児童生徒の皆さんは、新しい友だちとの出会いや親しい友だちとの再会、授業や学校行事、先生方や地域の方々との交流などワクワクする学校生活を心待ちにしていたことと思います。大変残念な思いをさせてしまいますが、規則正しい生活を心がけながら、健康の維持、増進に努めていただきたいと思います」と呼びかけた。

【きょうの紙面】
(2)周南市議会に徳山大理事会の議事録
(3)下松市役所の窓口に飛沫防止カバー
(4)感染拡大防止へ建装が周南市に100万円
(5)しおかわ薬局が書とアマビエで疫病退散!

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「ものづくり」なら下松!

58社紹介のガイドブック発行
機械、金属、建設、鉄鋼、電気など多彩

ガイドブックの一部

 下松市は市内のものづくり企業58社を紹介する冊子「ものづくりのまちくだまつ~企業ガイドブック」を千部発行した。市内外の関係機関や市内の小中学校、下松工高、徳山大、徳山高専に配布するほか、市役所4階の産業観光課の窓口でも希望者に渡している。
 市内の産業の振興と雇用の確保につなげることを狙いに発行したもので、1企業あたり1ページ単位で紹介。各社の事業内容や企業理念、独自の技術や自社の強みを紹介し、作業風景や製品の写真も掲載している。
 掲載内容は市ホームページにもアップしている。制作費用はガイドブックとホームページの合計で約80万円で、全額市費負担。A4判63ページ。問い合わせは市産業観光課(0833-45-1745)へ。掲載企業は次の通り。(順不同)

 輸送用機械器具製造業=晃洋産業、三和産業、新笠戸ドック、スミヨシ下松工場、清和工業、日立製作所笠戸事業所、兵庫ボルト、弘木技研、弘木工業、山本産業

 金属製品製造業=アリマ工業所、金井金属工業、河三鉄工所、黒磯製作所、山永興産、三友鋳造、山陽技研工業、新栄テクノ、竹和工業、山下工業所

 生産用機械器具製造業=上原製作所、岡本産業、日柳製作所、フジテツ、増田工作所、山県精巧

 建設業=オーシャンテック、周防建材、中電プラント下松事業所、日東建設工業、日本海装、藤井産業、富士建設工業所、三矢

 鉄鋼業=高畑鉄工、東洋鋼鈑下松事業所

 電気業=中国電力下松発電所、中電環境テクノス下松炭カル事業所

 電気機械器具製造業=鋼鈑工業、新立電機

 その他の製造業=浅海畳材、アサヒ工業、多機能フィルター、日立ハイテク、不二産業

 化学工業=住化アグロ製造

 精密機械器具製造業=山陽計器製作所

 非鉄金属製造業=東洋パックス

 道路貨物運送業=日立物流笠戸営業所

 印刷・印刷関連業=睦美マイクロ

 その他=梅本商会、近藤商事、JXTGエネルギー下松事業所、辰起非破壊検査工業、ニッコーエンジニア、日進工業、マルミ自動車、ものさし

【きょうの紙面】
(2)行事の中止拡大、川崎観音御開帳法要も
(3)周南市議選書類配付、現職25、新人9陣営
(4)「ふしぎ荘で夕食を」の第2弾出版
(6)「ありがとう…佐々部清監督」追悼文


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イオン光店で感染者確認

[新型コロナウイルス]
岩国市の10代女性勤務
県は感染者の「居住地」のみ発表

 新型コロナウイルスに光市浅江のイオン光店に勤務する岩国市在住の10代の女性が感染していることが12日、わかった。これまでも居住地と勤務先が異なるケースの感染者が多い半面、県の発表は居住地の市町名だけの公表にとどまっており、今後の対応の改善が求められそうだ。

感染者の陽性確認と閉店時間切り上げの掲示
臨時休業しているパン店


 県は12日夜、新たに感染が確認できた20例目から23例目までの4人を発表したが、このうち21例目がイオン光店に勤務する女性。岩国市の実家に帰省した福岡市の専門学校生の19例目の男性の家族で、県によると症状はないという。
 県はこの女性の職業を「製造業」としているだけで、職場は発表していない。しかしイオン光店は12日夜に「当店の従業員につきまして検査の結果、新型コロナウイルスが陽性であったことが判明しました。これを受け店内(売り場・共有スペース等)の清掃消毒を実施いたします」と文書を店内に掲示して店内から感染者が出たことを明らかにし、閉店時間を本来の午後10時から9時に繰り上げた。同様の文書は同店のホームページにも掲載した。
 13日朝には同ホームページで「店舗の清掃消毒を実施し完了しましたので、13日(午前)7時に通常通り営業を再開させていただきました」と発表し、女性が勤務していたパン店を中心に清掃消毒作業をしている写真8枚も公開した。
 なおパン店には「店舗の都合上、臨時休業させていただきます」の表示があり、当面は休業する。店の周囲をセーフティーコーンとバーで囲んで立ち入り禁止にしている。
 こうした動きに市も柔軟な姿勢を見せ、これまでは市ホームページに市内在住者の感染情報しか掲載していなかったが、今後は市外在住者であっても市内の事業所に勤務する感染者が出た場合は、必要に応じてその情報もアップする方針だ。
 市健康増進課の田中満喜課長は「市民が不安を抱くことのないように対応していきたい」と話している。県は今後、住民が不安にならないよう、必要な場合は勤務地の公表も求められるだろう。
 なお県が12日に発表した新たな感染者は21例目のほか、20例目は岩国市の30代の介護職の女性▽22例目は下関市の70代の公務員の男性▽23例目は山口市の30代の会社員。13日は24例目の同市の30代の主婦も発表した。
 20、21例目は19例目の家族だがともに症状はない。22例目は発熱はあるが容体は安定、23例目は発熱と全身のけん怠感がある。24例目はその家族。

【きょうの紙面】
(2)大道理の「もやい便」に燃料電池車
(4)障害者施設の作品、作家報告書に周南の7人
(5)聖光高通信制課程の新入生24人の入学式
(6)17~19日、自然素材の「うさとの服展」

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大手企業の感染拡大防止策

体温、渡航歴をチェック
定修迫るプラントも

 もし社内で感染が広がれば業務の一時停止などに追い込まれる可能性もあるだけに、大手、中小を問わず、企業にとって新型コロナウイルス拡大防止対策は欠かせない。周南の大手企業に感染拡大地域などへの出張、訪問者の制限、業者の入構時のチェック、法定の定期修理(定修)時の対応について聞いた。
 取材した中で最も厳しい対応をしているのが医薬品の供給に携わる光市の武田薬品光工場。不要不急の出張は禁止し、最初に緊急事態宣言の対象になった感染拡大地域の東京など7都府県からの来訪は原則禁止としている。
 出入りの業者に対しても検温、消毒があり、体温が37.5度以上や体調不良を申告した人は構内に入れない。定期修理も近くあるが、マスクは必ず着用してもらい、検温、消毒、健康チェックを徹底する方針だ。
 周南市に周南エリア、光市に光エリアがある日鉄ステンレス山口製造所も国内外を問わず出張は禁止。構内で作業する業者は検温、体調チェック、海外渡航歴の有無を確認する。29日から5月25日まで定期修理があるが、感染拡大地域からの業者は避けることにしている。
 下松市の東洋鋼鈑下松事業所も、出張者の来訪も自粛を要請。構内に入る際には守衛所で検温と体調の聞き取りがあり、構内の動きは一人一人にICカードを渡して把握し、海外渡航歴の有無、体調の異変は誓約書も出してもらっている。定修は11月。対応はその時点で適切な方法を検討するとしている。
 日立製作所も出張は原則禁止。来訪者も感染拡大地域からは自粛を求める。出入り業者は地元に限定されているが、入構時のチェックは欠かさない。定修はない。

◇        ◇

 周南市のコンビナート企業などでも各社とも新型コロナウイルス感染拡大防止へ、東京など感染拡大地域への出張は自粛、社内で原則禁止し、拡大地域からの出張も受け入れないようにしている。
 出入りする業者に対しては入構時に体温や海外への渡航歴をチェックし、感染防止策の徹底を要請している。ただ、どこから来たのかまではチェックできず、今後、定修を予定している企業にとっては課題になりそうだ。
 ㈱トクヤマ徳山製造所は作業のための入構時には感染防止をしっかりと通達している。日本ゼオン徳山工場は通常は常駐の業者がほとんどだが、秋ごろには法定の定修を予定している。
 東ソー南陽事業所は毎年、春と秋に定修があり、最も近い定修は5月から6月中旬にある。出光興産徳山事業所は8月中旬から4年に一度の定修がある。

【きょうの紙面】
(2)下松、光市でイベントや行事中止相次ぐ
(3)周南市議選に国民民主党公認の新人
(4)7月豪雨被災の下松市の市道瀬戸線が復旧
(5)景気づけへ、富田川にこいのぼり


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お父さんにうつさないで!

速玉町の孝女阿米像にマスク

マスクをつけたブロンズ像

 周南市の速玉町にある藩制時代の孝女、阿米とその父のブロンズ像にマスクがプレゼントされた。阿米が病気の父を背負って四国遍路をしている姿の像で、見る人の気持ちをなごませている。
 このマスクはブロンズ像などの世話を続けている速玉自治会の服部幸子さん(69)が自宅で見つけた古い学校給食用に作ったマスク。「捨てるのはもったいないので阿米さんにつけてもらうことにした。くすっと笑ってもらえれば」と9日に取り付けた。
 阿米は寛政3年(1791)に徳山の橋本町に生まれ、12歳から42歳まで31年間、独身のまま父の看護を続け、徳山藩主からも孝女として何度も賞された。嘉永5年(1852)に62歳で亡くなった。
 ブロンズ像のそばには小さいころ、体重が軽いため、石を腰に結んで米をつく姿のレリーフと阿米を賛える石碑がある。墓は川端町の徳応寺にあり、阿米顕彰会によって毎年、法要と家族に孝養を尽くす子どもの表彰も続けられている。

飲食店に自粛の波

[新型コロナウイルス] 感染拡大に新たな懸念も

人通りの少ない飯島町周辺(午後11時頃)

 4日からの周南地域の新型コロナウイルス感染の広がりを受けて周南市の昭和通など飲食店街の居酒屋やバー、ラウンジなどの飲食店が感染拡大の予防を目的に相次いで営業自粛を表明している。
 休業期間は3日や1週間、2週間と様々で期間未定の店舗もある。例年4月は歓迎会などで毎夜賑わいを見せる昭和通をはじめとする飯島町周辺も人通りが少なく閑散としている。
 営業自粛を決めた店舗の経営者は「誰がウイルスを持っているか分からない。少しでも拡大を予防する一助になれば」と話している。一方で営業を継続している店舗に話を聞くと「常連のお客はほとんど来なくなりましたが、他県からの出張者は変わらず来られます。知らないお客ばかりなので怖さを感じています」と周南地域内での意識の高まりを実感しつつも、いまだ県を跨いだ人の動きが止まらないことに驚きを隠せない様子で、感染拡大防止に向けた新たな課題がうかがえる内容だった。
 県内では8日に17人目の新型コロナウイルス感染者が光市で確認されており、周南3市ではさらに警戒感が高まっている。飲食店の営業状況については各店舗のホームページ、またはLINEのタイムラインなどで随時配信されている。

【きょうの紙面】
(2)周南市が総合計画後期基本計画を策定
(3)光市初のコワーキングスペースがオープン
(4)新・光高で開校式、入学式
(5)県が新型コロナ情報をツイッターで発信


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