ヘッドラインニュース

水素、バイオ利用でCO2削減

徳山下松港をエネルギー供給拠点港に
CNP検討会で方向性

周南コンビナート周辺の二酸化炭素排出と削減ポテンシャルを示すイラスト


 国交省中国整備局と県は、徳山下松港を対象としたカーボンニュートラルポート(CNP)の検討会の結果を「徳山下松港におけるCNP形成に向けた方向性」としてまとめ、2日に公表した。二酸化炭素(CO2)排出削減に向けたバイオマスの輸入拡大や、新たなエネルギー源として注目される水素の地産地消への取り組み強化などが示されている。
 この検討会は脱炭素社会を目指して開催。2月4日、3月17日、26日に周南市で開かれ、中国整備局、県と出光興産、岩谷産業、東ソー、㈱トクヤマなどが参加した。検討会は今後も続ける。「方向性」は新たなエネルギー供給拠点港として徳山下松港の目指すべき姿、取り組みの方向性を示している。
 検討会では周南コンビナート周辺の燃料・電力の使用状況についてCO2排出量を推計。この使用燃料として水素の使用が進んだ場合の水素の利用量を水素需要ポテンシャルとしてまとめた。
 CO2排出量は、徳山下松港の徳山地区、新南陽地区と周南市だけで、ターミナル外が年間1,140万トン、ターミナル内が0.2万トン、ターミナルを出入りする船舶・大型車両が0.6万トンで合計1,140万トンと推計。このうち20%を水素にすると約23万トン、50%だと58万トン、100%利用で116万トンの水素需要が見込まれるとしている。
 このため、徳山下松港は国際バルク戦略港湾として西日本エリアのエネルギー供給港としての役割を果たすとともに、臨海部では化学品製造過程で副生水素が発生、利用されるなど「今後、新たなエネルギー資源を利用する可能性が高い地域」と指摘している。
 具体的な取り組みでは、増加するバイオマスの取り扱いに向けた港湾施設利用計画の見直しや港湾整備の方向性の検討▽水素需要の掘り起こし、水素パイプラインの設置・拡大など水素地産地消への取り組み強化▽荷役機械・車両の電動化など港湾物流でのCO2ゼロ化▽工場内発電所でのバイオマス・アンモニアなどの混焼拡大▽大規模な水素・アンモニア輸送・貯蔵・供給及びCO2回収・集積・輸送の検討▽水素によるグリーンエネルギー供給への取り組みなどが記載されている。

【きょうの紙面】
(2)コロナ禍の飲食店に架空注文で逮捕
(3)児玉顕彰会が本丁通信、顕彰団体間で連携
(5)周南市交通教育センターが1年ぶりに再開



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防府、宇部市で3人

県内の感染者1,443人に

 県は7日、防府市で2人と宇部市で1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者は1,443人になった。
 防府市は20代の会社員の男性と70代の自営業の女性。宇部市は10歳未満の女児で、すでに感染を公表している女児の学校の関係者。20代の男性は軽症、70代の女性は中等症、宇部市の女児は無症状。

最優秀は谷野、藤下さん

工場夜景フォトコン入賞

最優秀賞の谷野さんの「橋と夜景のコラボ」
藤下さんの「宇宙まで」


 周南市が開いた周南工場夜景フォトコンテストの入賞者が決まった。最優秀賞は、一般の部が山陽小野田市の谷野隆さんの「橋と夜景のコラボ」、18歳以下のU-18の部は周南市の南陽工高生の藤下新史さんの「宇宙まで」が選ばれた。
 一般の部は327点、U-18の部は26点の応募があり、いずれも最優秀賞1、優秀賞3点と一般は入選10点、U-18は5点、両部門で佳作20点を選んだ。
 今回のフォトコンテストは2021年度に「全国工場夜景サミットin周南」があることから開かれ、作品は夜景サミットのチラシなどPR用に使われる。

 優秀賞、入選は次の通り。(関係分、敬称略)
 [一般]優秀賞=「八幡様の工場夜景」末富勝義(周南市)、「夜明け」立野智(同)、「ブルーモーメント」弘中伸治(下松市)▽入選=「伸長」藤沢貴史(周南市)、「闇夜に聳え立つ煙突」田中優太(同)、「えんとつ兄弟」河野雅俊(同)、「満月下の工場」広中作次(下松市)
 [U-18]優秀賞=「色の遊び所」福田翔(光市)、「夜の光」斎藤優人(周南市)▽入選=「宇宙」谷本響(周南市)、「階段」松崎結美(同)、「えんとつ町」国次陽翔(同)、「煌めく深夜労働」橋村悠月(下松市)、「幻光」池本茜衣(同)


【きょうの紙面】
(2)企業の6割が正社員採用予定
(4)日刊新周南連載のエッセーが本に
(5)ACT SAIKYOの柏原主将インタビュー配信



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下関市で1人感染

県内は1,440人に

 県と下関市は6日、同市で10歳未満の1人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。これまでの感染者の同居家族で、県内の感染者は1,440人になった。

夜空いっぱいにシャボン玉

ゆめ風車前で披露

次々に生まれるシャボン玉

 周南市の「TOSOH PARK 永源山」(永源山公園)のゆめ風車前で3日夜、ライトアップされた風車の前でたくさんのシャボン玉を飛ばすパフォーマンスがあり、“シャボン玉お姉さん”2人が直径1メートルもある大きなシャボン玉や、夜空をおおう小さなシャボン玉を次々に作って子どもたちを喜ばせた。
 ゆめ風車は2日から8日までは、発達障害啓発週間に合わせ、日没から午後9時まで癒やしや希望を表す青色にライトアップされている。
 シャボン玉を飛ばしたのは県内各地でシャボン玉のイベントを展開している「ヤマグチソープバブルチーム」。音楽に合わせながら、2本のさおの先端を結ぶように輪にしたロープを取り付けた器具などを使い、さおを大きく振ることで次々にシャボン玉が生まれていた。
 風車の前や周囲には黄色や白、赤い花のチューリップのプランターが並び、桜の花もまだ残る中、ライトに照らされたシャボン玉が空いっぱいに舞い、幻想の世界になっていた。

【きょうの紙面】
(2)山口経済研が「山口県の工場マップ」
(4)新南陽商議所で新入社員マナー研修
(5)徳山中央LCが周南緑地に桜植樹



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下関市で1人感染

県内は1,439人に

 県と下関市は5日、同市の30代の介護職員の女性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。この日の感染者はこの1人だけで県内の感染者は1,439人になった。
 女性は4日に公表された同市の感染者の濃厚接触者だった。

教え子3人が技能優秀者に

佐々木さんの珠算塾から3年連続
「楽しく」をモットーに40年

 周南市遠石で40年以上、珠算塾を開いている佐々木小夜子さん(77)の教え子で、今春に防府商工高を卒業した清水舞さん(4段)が全国珠算教育連盟から珠算技能優秀者の表彰を受けた。同塾からの受賞は3年連続になる。

佐々木さん

 この表彰は、継続して珠算に取り組み段位を取得した高校3年生と高専5年生が対象。同連盟山口県支部が毎年3月、対象者が通う学校に表彰状とトロフィーを送り、学校から卒業式の日に本人に授与されている。
 同塾からはこれまでに、2019年は新南陽高の金重みゆさん(3段)、2020年は徳山高専の岡歩望さん(初段)が選ばれた。佐々木さんの長年の珠算の指導の中で、教え子が3年連続で受賞したのは初めてのこと。3人はそれぞれ小学校に上がる前から同塾に通い、コツコツとそろばんを続けてきた。
 佐々木さんは高校で珠算の2段を取得した後、一般企業に勤務。経理として業務をこなしている時に、高校時代の恩師から塾を開くことを勧められ、子どもたちへの指導を始めた。現在は珠算教育段位の9段を保持する。
 塾生全員が昇級、昇段の喜びを感じ、楽しんで珠算を続けられるよう、それぞれのペースに合わせて教えるのが佐々木さんの指導方針。これまでにバス遠足、クリスマス会なども開いてきて、塾生同士の親ぼくを深めることにも努めてきた。親子2代にわたって通う生徒もいる。
 現在は、若草町の遠石市民センター「万葉プラザ」で火、金曜の午後4時、速玉町の徳山社会福祉センターで月、木曜の午後5時から珠算を教え、社会福祉センターでは珠算の後に中学生向けの学習塾も開いている。佐々木さんは「これからも子どもたちの上達を支え、楽しくソロバンができる場所として塾を続けたい」と話した。
 塾の問い合わせ佐々木さん(0834-31-4519)へ。

【きょうの紙面】
(3) 光市のYIC専門学校跡は障害福祉施設に
(4) 東ソー、東洋鋼鈑、西行銀行で入社式
(5) 光市の身障者作業所つつじ園が閉園



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ワクチン対策室を強化

[新型コロナウイルス感染症 ワクチン接種対策]

周南市・18人体制で準備

 周南市は1日、定期異動に合わせて新型コロナウイルスワクチン対策室を充実、強化し、専任6人と兼任の地域医療課、健康づくり推進課の職員12人を合わせて18人体制にした。地域医療課長が兼任している室長も異動で課長に就任した福谷直氏になった。
 同室は地域医療課内に設置。専任6人のうち2人、非常勤のうち4人は保健師。同市では3月31日に約4万8千人の65歳以上の高齢者に接種券を発送。ワクチンは県から1日現在、まだ届いていないが、4月17日と5月8日に大津島の全島民を対象に先行接種を予定している。
 集団接種会場としてキリンビバレッジ周南総合スポーツセンター、新南陽地区のイオンタウン周南、熊毛地区のゆめプラザ熊毛、鹿野地区のコアプラザかの、須々万地区の沼城小体育館を予定。個別接種を受けられる医療機関も4月中旬の公表を目指して調整している。
 接種相談センター(0834-22-8838)を2月22日から、ワクチン接種予約センター(32-0567)を3月15日から開設している。ただ接種の日程などが確定しないため、予約は受け付けていない。



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周南市で1人感染、249人に

県内は3日間で17人

 県などは2日に6人、3日に8人、4日に3人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。周南地域では3日に周南市で1人が感染した。同市の感染者は249人、県内は1,438人になった。
 [2日]宇部市で4人、岩国市、下関市で1人ずつの計6人。宇部市の4人のうち、40代の医療従事者の女性、20代の病院職員の男性は1日に発表があった医療従事者の感染者の同僚、50代の男性は家族。10歳未満の女児は別の感染者の家族。
 岩国市の感染者は10代の学生で、滋賀県の陽性患者の関係者。下関市の感染者は20代の男性で学生。
 [3日]下関市で3人、岩国、周南、防府、山口、宇部市で1人ずつの計8人。周南市の感染者は30代の自営業の男性で、3月27日に発熱、せき、のどの痛みの症状があり、2日のPCR検査で陽性が確定した。3日現在も発熱、頭痛の症状があり、軽症。最近、大阪府を訪れていた。
 岩国市は20代の公務員の男性、防府市は50代の会社員の男性。感染経路はわかっていないが、岩国市の男性は広島県、防府市の男性は北九州市を訪れていた。
 山口市は40代の男性の会社員で、防府市の男性の同僚。宇部市は30代の会社員の男性で以前に発表があった感染者の家族。下関市は20代の教職員の男性と、いずれも80代の男性と女性が感染した。
 [4日]下関市、宇部市、和木町で1人ずつ。下関市は30代の飲食店勤務の男性、和木町は10代の女性で学生、宇部市は60代の病院職員の男性。この男性はこれまで感染が発表されている医療従事者の同僚。



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キャンプ楽しもう!

[金曜記者レポート]

高瀬サン・スポーツランドのテント

休業期間明けから増加
コロナ禍の日常からキャンプ場へ
ひとりで楽しむ人も

 長引くコロナ禍の日常を離れ、自然の中でキャンプを楽しむ人が全国的に増えているという。ここ周南地域でもキャンパー人口が増えていることが、地元キャンプ場への聞きとりでうかがえた。(山根正)


 調査したのは周南市高瀬の高瀬サン・スポーツランド(高瀬)、八代の烏帽子岳ウッドパーク(烏帽子岳)、鹿野のせせらぎパーク鹿野オートキャンプ場(鹿野)、長野山緑地公園(長野山)、下松市の笠戸島家族旅行村(笠戸島)、光市室積村の冠山オートキャンプ場(冠山)の6カ所。各施設を管理する市支所、公園管理事務所などにたずねた。
 利用状況は表の通りで、いずれのキャンプ場も利用者の絶対数は減少。ただし、2020年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のためほとんどのキャンプ場で4月から5月に休業を余儀なくされたことを差し引くと、減少率は低くむしろ増加傾向にあると言える。
 休業期間明けの利用状況をたずねたところ、高瀬では9月から利用者が増え10月以降は週末の利用者が多くなった。烏帽子岳は11月から利用者が増え、特に土日の利用と日帰りのデイキャンプが多いという。
 鹿野では8月以降が前年と比べて増加傾向にある。曜日別の前年比で見ると土曜が135%、日曜は90%、平日は103%、祝日は230%と高い割合を示した。
 長野山は利用者数がほとんど変わっていない。6、7月に利用者が増え、8月以降は例年の1.5から2倍になった。日曜の利用者は減ったものの、平日、土曜、祝日の利用が増えた。
 笠戸島は、オートキャンプは土曜の利用者増に支えられ、19年の3,401人から20年の3,248人へ微減にとどまった。日帰りのデイキャンプは特に日曜が活況で、1,172人から1,456人に大幅増。
 冠山は利用者が大幅に減ったが、休業明けに徐々に利用者が増え、特に今年2月に利用者増が目立った。

人気のソロキャンプ

 1人でゆっくり時間を過ごすソロキャンプは全国的に人気のスタイルで、今回調査したいずれのキャンプ場でも「多く見られるようになった」という声だった。中でも笠戸島は「夜間に警備員がいるため安心して利用できる」と女性にも好評だ。
 高瀬では平日に仕事終わりにキャンプを楽しむ人も見られるという。
 下松市のサンリブにも店舗を構えるスポーツ、アウトドア用品の小売チェーンのヒマラヤは今年上期の業績予想を上方修正しており、キャンプの人気はしばらく続きそうだ。

【きょうの紙面】
(3)日本精蝋の研究・試験棟が完成
(4)光東と光地区消防組合が災害時協定締結
(5)下松商議所が97人を永年従業員表彰



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